「そもそも自分はプログラマーに向いている人なのだろうか?」
「いくらプログラミングを勉強してもプログラマーの適性がなかったらどうしよう」
「自分がプログラマーに向いているかどうか知りたい」
これからプログラミングの勉強や独学を始めようとしている人の中には、適性に関して不安を抱えている人も多いはずです。
そこで本記事では、プログラミング初心者の方に向けて、プログラマーに向いている人・向いていない人の特徴を紹介。また文系出身でもプログラマーになれるのか、才能は関係あるのかなどについても解説しています。
この記事を読めば、自分にプログラマーの適性があるかが分かり、プログラミング独学の原動力になるでしょう。
この記事の目次
プログラマーに向いている人の13の特徴
プログラマー向きな人の特徴や資質は、以下の13項目です。
- 集中力がある
- 想像力がある
- 好奇心がある
- 体力がある
- 論理的思考力がある
- 規則やルールを素直に受け入れる
- 妥協しない
- いつでも学習する意欲がある
- 柔軟な思考力がある
- 協調性がある
- 調べたり質問することにためらいがない
- 効率化を考えられる
- ものづくりが好き
当てはまる項目が多いほど、プログラマーの適性があると判断できます。
集中力がある
プログラマーの主な作業は椅子に座ってパソコンに向かい、コードを書き続けることです。長時間椅子に座って作業できるだけの集中力は欠かせません。
勉強、スポーツ、ゲームでも良いのですが、何か物事に集中して取り組める人は、プログラマーとしての資質を一つ持っていると言えます。
椅子に座って作業をするというのは誰にでもできそうなことのように感じます。しかし、実際やってみると、集中力が途切れ、作業がなかなか進捗しないものです。
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想像力がある
プログラマーには想像力(イマジネーション)が必要です。
プログラムを構築する中で「このコードを入力したらどのような動作が可能になるのか」を想像しながらコーディングをすると、ミスも少なくなります。
自分の行動の結果がどうなるのかを想像する能力があると、プログラマーとして働く上でとても役に立ちます。
もっとも、プログラミングは「ただ指示に従ってシステムの仕様を作り上げていけばいい」と考えていた人にとっては意外かもしれません。
しかしプログラマーは想像力を働かせ、「誰がコードを見るかわからないから、もっとシンプルに記述できないか」なども模索しているのです。
好奇心がある
IT業界は常に情報が新しいものにアップデートされています。今こうしている間にも、新しい技術の研究が進んでいるのです。そして理想的なプログラマーとは、積極的に情報を集めて自分の能力を高めていくもの。
新しい技術を身につけ、新しい分野の開発に積極的に乗り出す好奇心を持っている人はプログラマーの適性があるでしょう。
一方で、知識をアップデートしていく意欲がないと、プログラマーとして長い間活躍し続けるのは難しい可能性があります。
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体力がある
プログラマーの仕事は、繁忙期だと長丁場になりやすいです。連日残業しなければならないこともあるでしょう。実際ITの世界全体で慢性的な人手不足が続いており、一人のプログラマーにかかる作業の負担も大きい現状があります。
以前はプログラマーといえば忙しい職業だと考えられてきました。現在は改善しつつあり、プログラマーに長時間の残業を強いる企業は減少しています。
しかし、どうしても繁忙期は残業が避けられない場合も。残業ゼロは難しいので、やはり長時間の仕事を乗り切れる体力があると望ましいです。
そしてプログラマーの仕事は忙しい分、効率化も求められます。いかに残業を減らして仕事ができるかも大事な要素といえるでしょう。
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論理的思考力がある
プログラマーの適性として、論理的思考(ロジカルシンキング)も重要です。
例えばエラーが発生した原因は何か、どこを修正すればエラーは解消できるのか。これらを論理立てて考えられると、トラブルが発生しても冷静かつ迅速に対処できます。
プログラマーも人間ですから、どれだけ気をつけてもミスをします。エラーやバグといった問題はプログラマーにとっては日常茶飯事です。
ミスをしないに越したことはありません。しかしエラーの原因は突き止めて対処できる能力はそれ以上に重要。論理的思考は、プログラマーとして活躍するなら必ず身につけるべきです。
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規則やルールを素直に受け入れる
プログラミングはルールや規則によって成り立っています。自分が扱うプログラミング言語の規則を理解することで、プログラミングを理解しやすくなります。
そして規則やルールを素直に受け入れることができる人はプログラミングも学習しやすく、身につくのも早いです。
開発現場においても、プロジェクトが定めるルールに則った設計・コーディングが必須。場合によっては属人化やエラーの温床を招き、プロジェクトの進行を妨げてしまいます。
規則を守らず感覚だけで学習を進めると、挫折にもつながることも。自分が規則やルールを素直に受け入れられるタイプかどうか、考えてみてください。
妥協しない
プログラミングにエラーはつきもの。そのためプログラム構築が完了した後は、あらゆる動作を想定したバグチェックを行います。
もし納品後にバグが見つかった場合、クライアントとの信頼関係にも関わってしまいます。バグチェックは非常に重要な作業工程です。
バグチェックもプログラマーの重要な仕事なので、徹底調査する気構えが必要。プログラミングが終わったとしても、そこで満足して納品することのない、妥協しない強い気持ちを備えていることが適性の一つになります。
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いつでも学習する意欲がある
IT業界は常に進歩していて、新しい技術が生み出されています。優秀なプログラマーは、IT時代の波に乗るため、情報収集やスキルアップに努めるのです。
今こなしている仕事が達成できるレベルのプログラミングスキルを身につけるだけでは、プログラマーとしての成長の限界がすぐにきてしまいます。どの企業のどんなプロジェクトでもこなせるスキルを身につけようと、プログラミングを学習し続ける意欲は大切です。
すべてのプログラミング言語を学ぶことは難しいです。しかし、学ぼうとする意欲や姿勢はどんどん新しい情報を吸収することにつながります。
着実なスキルアップとなり、評価の高いプログラマーに成長できる適性となるでしょう。
柔軟な思考力がある
完成したシステムにエラーが発生したら、その原因は何か探らなければならないことは、先ほど説明した通りです。論理でもって、自分の書いたコードを見直しますが、「正しく書けている」という先入観からミスを見落としやすいです。
自分がどこを間違えていたのか、思考を柔らかくして、様々な角度から物事を見れる力があると、ミスも見つけやすいでしょう。
人間誰しも、ミスが発生すると、少なからずパニックにも陥りやすいです。その状況で柔軟性を発揮するのは難しいかもしれません。新人のうちは特に難しいでしょう。
しかし、もともと柔軟な思考力を持ち合わせている人ならば、仕事に慣れていくうちに発揮できるようになるでしょう。
協調性がある
プログラマーは、個人で黙々とコードを書くことが主な仕事。しかし、それはプロジェクトの一端に過ぎません。大きくみれば自分の作業はグループによって行われている場合が多いです。多くの人間が関わってきます。完全に一人で作業をするわけではありません。
グループ全体で共有するべきことがあれば会議をしたり、連携を取りやすくするためにコミュニケーションを取ることもあります。
企業での仕事の多くが複数のグループ単位で行われる以上、作業を滞りなく進めるために、プログラマーの適性として協調性も含まれます。
ずっと一人で作業をしているのがプログラマーではないのです。
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調べたり質問することにためらいがない
プログラミングをしていく中で、予想できないエラーが発生したり、自分の知識では対応できなかったりすることも多いです。この場合は、Google検索したり詳しい人に質問する必要があります。
自分でわからないことは、いくら悩んでも正解が見つからないかもしれません。すぐにネットで調べたり、質問をためらわずにできる人は適性があると言えます。
同じグループの人に質問できる関係を作る力も大事なのです。コミュニケーションが得意ということにも共通してきます。
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効率化を考えられる
「プログラマーには怠け者が向いている」という意見も。この意見が意味するのは、作業を効率化して楽をしようという考え方です。
プログラマーは納期との戦い。ただでさえ膨大なコードを入力していくプログラマーは、作業を効率化しなければ納期に間に合わなくなってしまう恐れもあります。
連絡にはSlackなどのツールを使用する、会議の議事録はGIJIを使用して共有するなど、業務効率化を惜しまない姿勢が重要です。
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ものづくりが好き
プログラミングは「コードを書き、プログラムを構築する」という行為です。ものづくりが好きな人は、プログラマーの適性を十分に満たしています。
どのようなコードを書けばシステムは正常に動作するのか。このように考えながらプログラミングを組むのは、ものを作ることとほとんど同じ頭の使い方です。
毎日同じ作業を続けていたいと考えている方には、変化や多様性が求められるプログラマーの仕事は難しいと感じてしまうかもしれません。
プログラマーに向いていない人の8つの特徴
一方で、プログラマー向きではない人の特徴は、以下の8項目です。
- パソコンが苦手
- 数学が苦手
- 英語が苦手
- 論理的に考えるのが苦手
- 面倒くさがらずなんでも自力で解決する
- ものづくりに興味がない
- 人と話さないでいるのが苦痛
- 学習意欲が低い
パソコンが苦手
プログラマーとは切っても切り離せないものがパソコンです。プログラマーの作業のほとんどがパソコンを使った作業になります。パソコンスキルは必須条件なので、苦手意識があると難しいかもしれません。
プログラマーの求人自体、多くがパソコンが使えることを前提として応募を集めています。少なくとも、ITに関する興味がないと、スキルも身につきにくいかもしれません。
ただし、高度なパソコンのスキルが求められているわけではありません。ネット検索やショートカットキーを使えるかといった、基本スキルがあれば十分。
プログラミング言語を学習するうちに、徐々に身につくでしょう。
数学が苦手
プログラミングの構造は数学に似ています。式を使ったり、その式の中に値を代入したりと、学生時代に学んだ数学の考え方を必要とする場面が多いです。
学生時代の授業で、数学に対して苦手意識を持っていたり、数字を扱った作業が嫌いだという人はプログラミングを難しく感じてしまうかもしれません。
一方で、プログラミング「言語」という言葉の通り、言語に近い考え方でもあります。あまり身構えすぎず、言語を学ぶ感じで勉強すると良いでしょう。
そのため、文系の人もプログラマーとして活躍している人は多いのです。
英語が苦手
プログラミングは基本的に英語を用いて入力していきます。ただ、「英語を話せるレベル」のような高度な英語力が求められるわけではありません。英語やアルファベットに対して苦手意識がなければ、問題なく学習できるでしょう。
しかし、アルファベットを見るのも嫌い、英語で会話なんて全くしたこともないという方は、学習にあたり最初のうちは苦労するかもしれません。
とはいえ改めて英語を学ぶ必要はありません。普段の生活で英語に触れる機会を増やし、慣れておく必要があるでしょう。
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論理的に考えるのが苦手
論理的に考えるのが苦手な場合、苦労することも増えるでしょう。
プログラミングは原因と結果が直結している世界です。プログラムを組む中で起きた事象には必ず原因があります。その原因を割り出す論理的な思考がないと、プログラミングの学習段階から壁にぶつかってしまうかもしれません。
もっとも論理的な考えは、絶対にできないということはまずありません。
しかし多くの場合、勉強している中で分からないことが見つかったり、構築したシステムにエラーが発生したりして焦ると、論理的に考えられなくなる原因となります。
そのためパニックにならず落ち着けると、論理的に思考しやすいです。ミスしやすいケースを理解できると、慌てることも少なくなるでしょう。
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面倒くさがらずなんでも自力で解決する
自分の力だけで解決しようとする人は、プログラマーに不向きかもしれません。
スケジュールや納期を守る上で、作業効率化はプログラマーに必要な考え方。わからないことがあれば人に聞いて正解を導き出す。ツールを用いて単純作業を瞬時に終わらせるなどの工夫が重要なのです。
またプログラミング自体が効率化を重視する世界。無駄のないコードを心がけることで、自分以外の人が見てもすぐに理解できる素晴らしいコードに近づけます。
時には自分以外の人の力を借り、面倒なことは分担し効率化しようとする心構えを持っている人は、生産性の高く市場価値の高い人材になれるでしょう。
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ものづくりに興味がない
プログラミングはシステムという「もの」を作る作業です。ときには、クリエイティブな発想力も求められます。ものづくりに興味がないと、クリエイティブな発想はできません。
例えば「顧客のリストを作る」「電話営業をする」「お茶出しなど来客の対応をする」といった仕事と、プログラミングとでは使う頭が全く違います。
開発するものによって、使うべき言語や開発環境はさまざま。同じような作業をしているようで、毎回異なるものを作っているのです。プログラマーは、ものを作る感覚を持たなければなりません。
人と話さないでいるのが苦痛
プログラマーは一貫してパソコンに向かい続ける職業。ということは、仕事中に人と話さない時間も非常に長いです。
プロジェクトに関する会議があったり、同じ部署あるいは他部署の社員と連絡を取り合ったりと、最低限のコミュニケーションは発生します。
しかし、営業職のように言葉を口に出す機会が多いかというと少なめです。人と話さないでいる時間が長いと苦痛に感じてしまう人は、プログラマーを続けることが負担になってしまうかもしれません。
学習意欲が低い
学習意欲が低い人はプログラマーに向いていない可能性が高いです。
そもそもプログラマーとして働くには、プログラミング言語の勉強が必要不可欠。プログラマーに資格は不要ですが、働いて給与を得る以上、プログラミングスキルは必須です。
プログラマーになった後も、プロジェクト次第で新しい言語を身につけたり、情報収集する姿勢は必ず求められます。
以上の特徴に当てはまっていると「自分にはプログラマーの適性はない、目指す意味はない」と後ろ向きな気持ちになってしまうかもしれません。
しかし、どの特徴もほんのわずかな心がけと、意識の変え方で解決できます。
プログラマーの向き不向きに正解はありません。向いていない人の特徴に当てはまっていても、努力次第で誰でも道は開かれるでしょう。
プログラマーの適性検査を実施する企業もある
出典元:日本エス・エイチ・エル
企業がエンジニアを選考する際、CABやGABといった適性検査を実施することも。
CABとは、おもに論理的思考力を検査するテストです。採用プロセスによっては、GABという知的能力やパーソナリティを測定する検査も実施します。
ただしプログラミングの仕事に適性があるかは、テストだけでは測れません。
経験者であればスキルセットや実績、未経験ならば学習意欲やどれだけスキルを身に付けたかなども重要な要素です。
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試しにプログラミングを勉強して適性を測ろう
プログラマーとして働くとしたら、毎日長時間コンピュータとのにらめっこが続きます。その間はコードを書き続けなければなりません。
長い時間プログラミングをするにはプログラミングを楽しいを思えるかどうかも重要。好きな人は自然と打ち込む時間も長くなり、スキルも伸びていきます。
実際にプログラミングを始めてみた結果、あなた自身がプログラミングに対してどういう気持ちを抱いたかが大切です。
プログラミングができる環境に身を置いてみて、まずは言語に触れてみることが適正を測るテストにもなります。
文系出身でもプログラマーになれる?
プログラマーを目指す上でさらに大きな問題点となりそうなのが、「文系の学部や学校出身でもプログラマーになれるのか?」ということでしょう。
そこで本章では、文系出身者でもプログラマーになれるのか、以下の流れで考察します。
- 文系のエンジニアは全体の3〜5割
- 企業が文系出身者でもプログラマーに採用する理由
- 文系出身でも就職前にプログラミングの勉強は不要?
- 文系出身者がプログラミングスキルを身につける方法
- 文系・理系は気にしなくてよい
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文系のエンジニアは全体の3〜5割
新卒採用では、エンジニア内定者の約3〜5割が文系出身というデータも。企業によっては、6〜7割ほどが文系出身者である場合もあるそうです。
「エンジニア=理系」とイメージしがちですが、実際のところは文系出身者もかなりの割合でいることがわかります。文系・理系に関わらず、誰でもプログラマーを目指せるのです。
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企業が文系出身者でもプログラマーに採用する理由
理系出身者の方がプログラミングの習得するスピードが早いにもかかわらず、企業が文系出身者もプログラマーとして採用するのはなぜでしょうか。
大きな理由として、プログラマーやエンジニアの人手不足の問題があります。IT技術が急速に進む裏で、それらを開発したり運用できるエンジニアの数が不足しています。企業はIT化の波に伴い、できる限りIT人材を確保したいのです。
たとえプログラミング経験のない人だとしても、社内外の研修やOJTを通してプログラミングスキルを習得し、開発現場で活躍できるようになります。
文系出身でも就職前にプログラミングの勉強は不要?
文系出身でプログラミング未経験だとしても、未経験歓迎の求人に応募すれば、事前のプログラミング研修はしなくていいというわけではありません。
プログラミングの勉強をしておけば、将来の自分を助けることにつながります。
未経験歓迎の求人といえど、面接にはプログラミング経験者が多数応募してくるでしょう。その中で採用されるのは、経験者となる可能性は高いです。仮に採用されても、いきなりプログラミングを学ぶとつまづく可能性も。
会社は学校でありません。自分で学んでいく姿勢が大事なのです。会社に任せっきりにするのではなく、自分でプログラミングを学んだ方が、自分に合ったペースで着実にスキルが身につき主体的な成長に繋がるのです。
将来も考えた上で、事前にプログラミングの勉強することをおすすめします。
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文系出身者がプログラミングスキルを身につける方法
プログラミングの学習方法としては、参考書などを使った独学が思い付くでしょう。
しかし、プログラミングの書籍は難解なものも多く、初心者は挫折しやすいです。独学で始めた人の8〜9割が挫折してしまうともいわれています。
効率よく確実にスキルを身につけるなら、プログラミングスクールがベストです。
プログラミングスクールのおすすめは「【オンライン可】社会人向けのITスクールおすすめ12選!エンジニアを目指せるプログラミングスクール」を参考にしてください。
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文系・理系は気にしなくてよい
自分が文系か理系かはそれほど重視しすぎる必要はありません。
向き不向きはは確かにあるものの、プログラミングは特別な知識や学習環境、素質がないと身につけられないスキルではありません。
大切なことは、プログラマーになるという強い意志と、目標を持ってプログラミングを勉強し続けることです。
プログラマーは現在、人手不足で引く手数多の状態。プログラミングスキルを身につけ、就職する企業で働きたい意志を見せれば、プログラマーへの道が開けるでしょう。
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プログラマーのキャリアアップに必要な能力
プログラマーとしてコーディングなどを経験したら、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーなどといった、上流工程を担当する職種にキャリアアップの道も開けます。
そこで本章では、プログラマーのキャリアアップに必要な能力を4つ紹介。
- コミュニケーション能力
- プレゼンテーション能力
- マネジメント能力
- 高度なプログラミングスキル
コミュニケーション能力
プログラマーの時は、ひたすらコーディングをすることが多いでしょう。
しかし、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーになると、関連するチームのメンバーや社外の人とのコミュニケーションの機会が増えてきます。
例えばシステムエンジニアは、システム開発の依頼を受けた企業に足を運び、担当者から要望や問題などをヒアリングする機会もあります。これは「要件定義」という段階で、設計書を作るための大切な工程です。
相手の要求が実現可能なのかを説明したり、相手自身も気がついていないニーズを見つけることでより品質の高い製品を開発できます。
円滑にやり取りできるコミュニケーション力があるとよいのです。
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プレゼンテーション能力
クライアントは複数の会社を比較して仕事の依頼先を決めるために、候補となる企業に自社商品や開発力のプレゼンを依頼する場合も。
プレゼンを行うのは営業職の役割ではありますが、技術的な部分はシステムエンジニアやプロジェクトマネージャーがプレゼンすることもあるのです。
技術的な部分に関しては、技術者が話すことでより説得力が増します。このようなケースも見越して、プレゼン能力を身につけておくと役立ちます。
プレゼン能力は、社外に向けた発表だけでなく、社内での会議や上司での報告の際にも伝えたい内容を簡潔に伝えるスキルとしてビジネスの場では求められます。
エンジニアなどに限らず、社会人として身につけておきたいスキルです。
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マネジメント能力
特にプロジェクトマネージャーに必要となる能力です。
プロジェクトマネージャーは、プロジェクトに関わる人たちの管理も行います。プログラマーやエンジニアのみならず、他部署の人と連携したり。意見をまとめたりします。
他にも、打ち合わせの時間を決めたり、進捗の確認を行うなどの細かな作業も発生します。全体を統括するマネジメント能力が必要です。
自分の能力の高さだけでなく、関連する人間たちの能力を活かせるよう計画・実践していく能力が求められます。
進捗が滞っているのならば、原因を探り・解決策を導く能力も必要です。その原因が人にあれば、うまくパフォーマンスが発揮できていないメンバーのタスクの振り分けやメンタルケアなども行います。
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高度なプログラミングスキル
プログラマーからキャリアアップする上で、高いプログラミングも要求されるでしょう。
例えば、フロントエンドを中心に業務を行っている場合、ここからさらにステップアップするには、Python・Java・Rubyなどのサーバーサイドの技術も求められるでしょう。それだけでなく、データベースやネットワークに関する広範な知識も必要になるでしょう。
複数の技術分野に対応できるフルスタックエンジニアを目指すのか、1つの技術に特化したスペシャリストを目指すのか、マネジメントに進むのか。
いずれにせよ、キャリアアップにおいてこれまで以上の技術を求められるのは必然です。
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プログラマーに才能は関係あるのか
正しい方法で少しづつステップアップすれば、プログラミングはほとんどの人が身につけられます。才能の有無はほとんど関係ありません。
才能というよりは、学習を継続できるかどうかが大切。しっかり目標を見定めて、簡単な基礎の内容から着実に勉強できれば、プログラミングは身につくはずです。
ここでは、プログラマーに才能は関係あるのか、以下の流れで考察します。
- プログラミング学習における才能とは
- 適性や才能は一つの判断基準でしかない
- スキル不足を才能のせいにはできない
- 才能よりも「プログラマーになって何がしたいか」が重要
プログラミング学習における才能とは
私たちは「才能」と聞くと「生まれ持った特別な能力」というイメージをします。プログラミング学習にも、才能が全く関係しないわけではないです。
しかしそれは「生まれながらにしてプログラミングを理解しやすい頭の作りをしていた」というものではありません。これは「プログラミングの勉強を継続する」という才能です。
プログラミングは学習した量がそのままスキルとなります。一流のプログラマーやエンジニアは、目標に向けて周囲の人よりも何倍も勉強した人たちなのです。
プログラミング学習と才能を結びつけるとしたら、「勉強を継続する才能」がある人は、プログラミングが身につきやすいでしょう。
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適性や才能は一つの判断基準でしかない
適性に当てはまるから、プログラマーに向いているとは限りません。同様に、適性に当てはまらないからプログラマーに向いていないとも限りません。
適性や素質だけ見て、才能があるかどうかを正確に判断するのは難しいでしょう。
そこで適性を測る最善策としては、実際にプログラミングに触れること。そこで面白いと感じれば、プログラマーとしての資質があるかもしれません。
プログラミングの学習サイトなどは、無料で利用できるものもあります。実際にプログラミングに触れてみることで、続けられそうかどうか判断してみましょう。
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スキル不足を才能のせいにはできない
「プログラミングスキルは勉強をすれば誰でも身につく」と説明しました。
プログラミングができないことは適性や才能のせいにはできません。「自分は人に比べてプログラミングの才能がないから…」という言い訳は、残念ながら通用しないのです。
勉強の最中につまづいてしまった、あるいはプログラムの構築中に解決できないエラーが発生してしまった。こういう時は自分の才能のなさを嘆くのではなく、スキル不足を認め、さらなる向上を目指して再度勉強するようにしましょう。
一方で、もっと気楽に「特別な才能はなくても、学習をやめなければプログラミングスキルは上がっていくのだ」と考え、肩の力を抜くのもおすすめです。
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才能よりも「プログラマーになって何がしたいか」が重要
「プログラマーになって何がしたいか」は才能よりも重要。絶対に叶えたい目標があれば、その目標に向かって必死になって勉強を重ねるはずです。例えば、以下の通り。
- プログラマーとして開発に携わりたい企業のサービスがある
- 自分でスマートフォンアプリを作れるようになりたい
- プログラマーの経験を積んだらWebサービスを作って起業したい
目標が強く大きければ、勉強にも十分打ち込めます。適性や才能を見つけることよりも、まずは目標を見つけることを優先しましょう。
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【プログラミング初心者必見】これから勉強を始める人におすすめの言語
これからプログラマーを目指す人は、オブジェクト指向のプログラミング言語から習得するのをおすすめます。具体的には、Ruby・Python・PHPなどです。
これらの言語は、コードの量が比較的少なくすみ、プログラムの内容を理解しやすい点からも、プログラミング初心者に学びやすい言語。
特に「Ruby」は理解しやすく、プログラミング教育の場でも活用されています。
初心者におすすめのプログラミング言語は、「【2024年版】初心者におすすめのプログラミング言語ランキングTOP10!」も参考にしてください。
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まとめ:未経験からプログラマーを目指すならテックキャンプがおすすめ
自分がプログラマーに向いている人なのか、それとも向いていない人なのかは、プログラミングの独学をする人にとっては気になる部分。「うまくいかなかったらどうしよう」と不安になるものです。
しかし自分にプログラマーの適性があるかどうかは、実際に手を動かしてみないとわかりません。実際にチャレンジしてみて、自分の気持ちの変化を観察してみてください。
「楽しい!」
「もっとやってみたい!」
そう感じるのであれば、それがプログラマーへの第一歩です。
もし未経験からプログラマーを目指したいならば、弊社が運営するプログラミングスクール「テックキャンプ」がおすすめです。
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