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ロジカルシンキングとは?トレーニング方法やおすすめ本を紹介

更新: 2021.05.28

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「ロジカルシンキングとはどんなものなのだろう」とお考えですか?

今回は今更人には聞けないロジカルシンキングの概要や身につけるメリット、具体的なトレーニング方法や参考になる書籍を紹介します。

「ロジカルシンキングを活用してビジネススキルを高めたい」と考えている人はぜひ参考にしてください。

ロジカルシンキングとは何か

ロジカルシンキングとは「論理的思考」のことです。

物事や出来事の全容を把握して問題点を細分化、そして因果関係を明確にしていく思考だといえます。

簡単にいえば「物事を体系的に筋道を立てて考える」ことです。

分析能力・提案力・コミュニケーション能力を大きく左右する考え方であり、相手に何かを伝えて理解してもらうためにも重要なスキルといえます。

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ロジカルシンキングの必要性や勉強するメリット

ロジカルシンキングを勉強することで、基本的なコミュニケーションやビジネスにおける重要なシーンにもメリットをもたらします。

筋道立った仮説を立てることは、何かを相手に「伝える」ときに役立つでしょう。

ここでは、ロジカルシンキングを身に付けることで向上する力を3つ紹介します。

コミュニケーション能力の向上

ロジカルシンキングは、コミュニケーション能力の向上につながります。

まずは結論を述べ、それから理由を伝えるというロジックが、相手を納得させますし、思いや考えを正しく伝えられるのです。

例えば、「マーケティングには営業の手数を増やす必要がある」ということを相手に伝えるとき、「現在の顧客数は○○で、コンバージョン率が○○で、今月の営業数が○○で…」という導入だと、「だから何が言いたいの?」という疑問が生まれます。

この疑問が生まれた瞬間から相手には話が伝わらなくなるのです。

結論を述べた後に理由を説明する」という話し方をすることで、相手も理解しやすくなり、コミュニケーションも円滑になります。

問題解決力の向上

ロジカルシンキングを身につけることで、物事の課題を発見して、スムーズに解決する力が身につきます。

今起こっていることをロジカルに考えれば、そこに潜む問題を明確にすることができるので、解決策として「何を考えればよいか」が見えてくるでしょう。

原因を追求する糸口を早い段階で見つけられれば、問題解決のスピードも速くなるのです。

企画力の向上

企画を考えるときにも役に立つのがロジカルシンキングです。

筋道を立てて物事を考える力は、そのまま企画内容に活きてきます。また、論理がしっかりとしているため、説得力が増します。

このようにビジネスにおいて何か企画を通す際にも、ロジカルシンキングが役に立つのです。

ロジカルシンキングの代表的なフレームワーク

ロジカルシンキングをするためのフレームワークがあります。

代表的な以下の3つを見ていきましょう。

  • ロジックツリー
  • ピラミッド構造
  • マトリックス

ロジックツリー

出典:Mission Driven Brand 

ロジックツリーとは、上記画像のように上位概念から下位概念へ分解していくフレームワークのことです。

物事の全体を頂点に、構成・原因・手順などを下位へ分解することで、問題の要因を発見しやすくなることや、思考を整理できるというメリットを持っています。

ロジックツリーには以下の3つの種類があります。

why型

why型は、結果から原因を分析するためのフレームワークです。

得られた結果に対して「なぜ」を追求し、原因を分析します。

例えば、ウェブサイトのアクセス数が減った場合です。

その原因と考えられるものを、ロジックツリーの下流に追加していきます。

  • 更新頻度の低下
  • 競合サイトの登場
  • 情報の質の低下
  • 検索順位の下落

また、原因を出していくときには、それが起こった順番やクリティカルなものの順に挙げていくことがポイントです。

how型

how型は、目的をどうやって達成するかという手順を考えるフレームワークです。

問題の原因がわかったら、その原因にどう対処するかを考えます。

例えば、ウェブサイトのアクセス数が減った場合に「更新頻度の低下」が原因ならば、更新頻度を上げるために、1週間の更新ノルマを設定する。

検索結果の順位下落であれば、SEO対策(Googleなどの検索エンジンにおいて検索結果で上位表示をさせること)などの施策を検討するなどです。

問題が解決できる最善の方法を、考えられる限り試すことがポイントとなります。

what型

what型は、問題そのものの把握に役立つフレームワークです。

大きな問題から細分化される問題点を探っていきます。

Webサイトからの売上が減ったという大きな問題点からは、以下のように問題が細分化されるでしょう。

  • サイトへのアクセス数が減った
  • コンバージョン率が下がっている
  • 直帰率が高い

what型で得られた数々の問題点を、why型で分析していくという流れで、ロジカルシンキングしていくのです。

ピラミッド構造

出典:Mission Driven Brand 

ピラミッド構造とは、上記画像のように1つの「結論」から複数の「根拠」をピラミッド状に並べるフレームワークです。

物事の結論を頂点に、それを支える根拠を組み立てていきます。

例えば、「明日雨が降るだろう」という結論に至った場合。それを支える根拠は、雨雲レーダーによる雲の流れや、気圧の変化などが挙げられます。

「その地域に雨雲がかかる」という根拠を出すことで、結論や主張に説得力が増すというメリットがあるのです。

マトリックス

出典:GLOBIS 知見録 

マトリックスは、上記画像のように縦軸や横軸を用いて情報を整理するフレームワークのことです。

複雑な状況を2軸の情報で表すことで、情報を可視化できるというメリットがあります。

例えば、よく用いられるのが「市場」と「製品」のマトリックス表です。

縦軸を「市場」、横軸を「製品」とし、さらに縦軸は「新規市場」と「既存市場」にわけます。

さらに、横軸も「既存製品」と「新規製品」の2つに分割すると、縦軸と横軸が交わる部分が可視化されるのです。

これからまったく新しい分野の製品を開発するならば、「新規市場」と「新規製品」が交わる部分を深く検討すればよい、ということがわかります。

ロジカルシンキングのトレーニング方法

ロジカルシンキングを学ぶと「コミュニケーション能力の向上」「課題解決力の向上」「企画力の向上」など、さまざまな力が身につきます。

では、具体的にどのようにトレーニングすればよいのでしょうか。

ここでは、以下4つのトレーニング方法を紹介します。

  • MECEを意識する
  • 事実と意見を分ける
  • 結論から述べる
  • ゼロベース思考を意識する

MECEを意識する

ロジカルシンキングでは、MECEを意識しましょう。

MECEとは「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略称で、簡単にいえば「重複がなく漏れもない」ように検討するという考え方です。

検討段階において要素の取りこぼしがあると、前提が崩れてしまうため納得できる結果を得られなくなります。

ロジカルシンキングを身につけるにはまず、MECEを意識することから始めましょう。

事実と意見を分ける

しっかりとした根拠(事実)に基づいていないと、ロジカルシンキングとはいえません。

そのためには、事実と意見を明確に分けて考える必要があるのです。

例えば、「失敗した事実」と「悔しいという感情」を混同して考え始めると、「失敗」に対する正しい解決方法は導き出せません。

ロジカルシンキングをする場合には、「くやしいという感情」を切り離して「失敗した事実」だけを考えなければならないのです。

結論から述べる

結論ファーストで伝える癖が身につくと、自然と思考も整理されます。

あなたの考えを相手に伝えるときは、「自分は○○と思う。なぜなら・・・」という話し方を意識しましょう。

結論から述べ、結論に至った「なぜ」を説明するという順番で伝えれば、根拠を示すことができ、相手に納得感を与えられます。

ゼロベース思考を意識する

ゼロベース思考とは、物事を考えるときに「偏見」や「先入観」をなしにして、フラットな状態から思考することです。

これまで生きてきた中での経験や、誰かが言っていた意見をまずはリセットします。

物事の結論を支える根拠が「誰かが言っていた」というものでは、信頼性もなくなるでしょう。

ゼロベース思考をすることで考え方の偏りを排除でき、感情を交えず論理的な思考ができます。

ロジカルシンキングにおすすめの本

ロジカルシンキングは「本」からも学べます。
ここでは、ロジカルシンキングを身につけるために役立つ書籍を5冊紹介するので、ぜひ参考にしてください。

①イシューからはじめよ

「イシューからはじめよ」は、生産性の高い人と低い人の違いを例に、具体的な問題解決の流れを学べる一冊です。

「問題の見極めができているかどうか」を焦点に、イシュー(重要なこと)の見極めの大切さを解いています。

ロジカルシンキングを身につけるために必要な考え方が詰まっている1冊です。

②世界一やさしい問題解決の授業

「世界一やさしい問題解決の授業」では、ロジックツリーやMECEなど、ロジカルシンキングの基本が分かりやすく説明されています。

120ページの薄さで内容も分かりやすいため、ロジカルシンキングを勉強する最初の本としてもおすすめです。

ロジカルシンキングを身につける、考え方のベースを作るためには、とても参考になる1冊となるでしょう。

③考える技術・書く技術

「考える技術・書く技術」は、ピラミッド構造でロジカルシンキングをする技術を知ることができます。

事例が複雑で読みにくい印象はありますが、ロジカルシンキングの技術を得るためにも有益な1冊です。

④地頭を鍛えるフェルミ推定ノート

「地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」は、フェルミ推定の考え方を例題と共に解説します。

フェルミ推定とは、予想できないもの概算をする考え方で、例えば「この山にある木の数」などを1本ずつ数えるのではなく、根拠にもとづいた概算を立てる考え方です。

コンサルの選考で出題されることの多いフェルミ推定の学習は、論理的思考力を鍛えることに役立ちます。

⑤具体と抽象

「具体と抽象」では抽象化思考力について学べる本で、SHOWROOM社長の前田裕二著書「メモの魔力」にも取り上げられました。

具体化と抽象化。この2つを使い分けることで、相手に納得感を与える話し方が可能となります。それは、ロジカルシンキングに必要な「思考の整理」にもつながる考え方です。

内容はやや難しいものとなっていますが、1段レベルアップしたいと考えているビジネスマンにおすすめの1冊です。

◯◯シンキングとは何が違う?

実はロジカルシンキング以外にも、「◯◯シンキング」という言葉があります。

ここでは、ロジカルシンキングとは違った考え方である3つ「◯◯シンキング」を紹介します。

ラテラルシンキング

ラテラルシンキングとは、日本語でいうと「水平思考」です。

ラテラルシンキングの考え方は、まず世間の常識を疑い「それが正しいのか」という疑問を前提とします。

そして、物事を抽象化していくことで、その本質を見極めるのです。

例えば、「コップを倒して水がこぼれた」という現象を見て、「どうしたら水がこぼれないか」を考えます。

倒れないコップにするのか、蓋をしてもそのまま飲めるコップを作るのか。

このように解決策を探していくのがラテラルシンキングです。

クリティカルシンキング

クリティカルシンキングでは、「本当にそうなのか?」という角度から、批判的・懐疑的に物事を考える方法です。

例えば、自社で運営するサイトに10万のアクセスがあった場合。

施策によってアクセス数が増えていたとしても、クリティカルシンキングでは「そもそもどのくらいのアクセスがあれば正解なのか」というところから検討します。

このような方向性から考えることで、MECEを意識してロジカルシンキングで得た結果を再検討する手段にもなるでしょう。

デザインシンキング

デザインシンキングとは、デザイナーが行っている思考をビジネスに活用したものを指します。

高度な技術が一般化してきた現代において「消費者は購買時に性能の良さを追求しなくなってきた」と言われています。

なぜなら性能面においては、どの商品も一般目線からするとあまり変わらないからです。

そうなると、消費者から選ばれるには性能面以外の訴求が必要になってきます。そこで生まれたのがデザインシンキング。

デザインシンキングをすることで、革新的なサービスが生まれやすくなると言われています。

詳しくは以下の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

デザイン思考(デザインシンキング)とは?初心者向けに基本から解説

まとめ

ロジカルシンキングは、日常生活の中でもトレーニングすることで、その癖を身につけることができます。

論理的な思考は、プライベートでもビジネスでも役に立つはずです。

本記事で紹介した具体的な方法で、常にロジカルシンキングを意識して生活してみましょう。

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この記事を書いた人

佐久森
テックライター 佐久森 福岡県出身の東京都在住。ITインフラエンジニア10年以上の経験から、IT技術全般を初心者向けに分かりやすく解説。また、ITエンジニアの働き方に関する情報などを執筆中。

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