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教室受講と同じ満足度を実現 テックキャンプのスタッフが支える「やりきれる環境」はオンライン受講でも変わらない

更新: 2024.07.09

コロナウイルス感染症対策の影響で、テックキャンプ エンジニア転職(以下、テックキャンプ)のサービスは、一時的に完全オンライン受講に切り替わりました。

いつもの教室での受講とは、全く異なる環境での学習――

それでも、受講生たちからはオフライン受講と変わらない高い満足度と確かな評価を獲得しています。なぜそのような高い評価が得られたのか、オンライン受講に向けてどのような仕組みづくりを行ったのか。

テックキャンプのメンター・ライフコーチのオペレーションを統括する藤井 智之(ふじい・ともゆき)さんに聞きました。

※スタッフは取材時点での役職です。退職後も掲載を継続している記事もありますので予めご了承ください。
※2020年8月現在、テックキャンプ エンジニア転職はオンラインスタイルでも受講可能です。2021年4月3日以降に受講開始する方は受講スタイルが3プラン制となります。詳細・最新情報は公式サイトを参照ください。

受講生の学習環境とサポート体制を構築 オンライン化にも迅速に対応

— まず、現場スタッフの業務を統括している藤井さんの仕事内容について教えてください。

未経験からのエンジニア転職を実現するテックキャンプで、受講生の学習環境やサポート体制整備の統括を行っています。受講生と接するメンターやライフコーチの採用・サービス面のクオリティアップや、様々な学習環境の改善に取り組んでいます。

— テックキャンプのメンターやライフコーチは、どのような役割を担っているのですか?

メンターは塾講師のように受講生の学習のケアを行い、ライフコーチは学習に集中できる環境づくりをサポートする存在です。

メンターは、カリキュラムについて受講生が分からない部分があれば、理解できるまでいつでも丁寧に説明をします。ライフコーチは、受講生の学習の進め方から生活面での悩みまで幅広く相談にのります。

どちらも受講生に接しながら学習を支える仕事ですが、その関わり方は大きく異なります。

— コロナウイルス対策の影響でオンライン受講に切り替わりましたが、その際はどのような対応を行ったのですか?

一番大事にしたのは「教室を使えない状況でも、受講生が学習をやりきれるようなサービスを提供する」こと。オンラインでも教室で学んでいる時のように「1人ではない」と感じてもらえる環境をつくりました。

受講生の学習方法やスケジュールの修正・調整などを行ったほか、よりコミュニケーションをとりやすい体制を整備しました。また、チャットツールやWeb通話システムを使って対面に近い感覚で受講できることも意識しています。

— オンライン受講への切り替えはスムーズに行えたのですか?

はい。教室受講のノウハウのあるテックキャンプだから提供できる、やりきれるオンラインスタイルの構築は以前から準備していたので、スピーディーに対応できました。

オンラインスタイルの提供の背景には、教室に通えない方や、人数制限で受講できなかった方にもテックキャンプのサービスを届けたいという想いがあります。「すべての人々が幸せに生きる世界をつくる」という私たちの理念を実現するためにも、オンライン化は必要でした。

今回のコロナウイルスの感染防止対策として、完全オンラインへの対応が急遽必要になり、結果として、テックキャンプのオンラインスタイルでの受講も同じタイミングでスタートしました。

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オンライン受講の高評価の要因は徹底した「やりきれる」環境づくり

— オンライン受講に切り替わって、受講生からの反応はいかがでしたか?

オフライン時と変わらない高い評価をいただけて、とてもうれしかったです。早急な対応が求められたという背景もあったので、もちろん自信はありましたが正直ほっとした部分もありましたね(笑)

高い満足度を実現できたのは、オンラインスタイルへの変更に柔軟に対応してくれたメンターやライフコーチの頑張りが大きいと思います。

テックキャンプの魅力はやはり「人」。受講生に負けない高い熱量で、メンターやライフコーチは学習のサポートに取り組んでいます。

こうした他のスクールには真似できないテックキャンプの「人」による魅力は、オンラインでも変わらずに提供できていると思っています。

オンラインでもやりきれる学習環境が構築できたことに加え、メンターへのオンライン質問の待ち時間短縮やカリキュラムの改訂など、現場の声を吸い上げてサービス改善に常に取り組んでいることも高評価の一因だと思います。

— オンラインでもやりきれる学習環境を構築するために特に意識したことはありますか?

オンライン化に伴い「効率的な学習方法の構築」「学習のモチベーションを維持できる仕組みづくり」「徹底したサポート体制」の3つを意識しました。

効率的な学習方法の構築については、ポモドーロ・テクニックという時間管理術を採り入れました。

家で1人で学習するオンライン受講では、どうしても集中できなかったり、他の誘惑に負けてしまったりしやすいと思います。

そこで、家での勉強でも集中を維持できるよう、決まった時間内での学習と休憩を1単位として繰り返すやり方を実践しました。インプットの質の向上と、学習習慣の定着に効果がありました。

— 「学習のモチベーションを維持できる仕組みづくり」では、どのような工夫をされたのですか?

モチベーション維持のために、学習に適度な緊張感を持てる仕組みを作りました。具体的には、1日10時間程度の学習の中で5〜6回ほどチームで集まる受講生同士のミーティングを設定しています。

ミーティングにはライフコーチも参加し、各受講生は「自分はこの2時間で〇〇についての勉強をしました」と学習内容と成果を全員に共有します。周りの人の成果や頑張りを知ることで「頑張らなきゃ!」という気持ちが生まれ、お互いに刺激をもらうことでモチベーションを高めることができます。

スタッフが大切にしているのは「対応1つひとつを通して感動を届ける」こと

— なるほど。良い緊張感を持てる環境を作ったのですね。学習進捗が遅れないように、スタッフはどのようなサポートを行っていますか?

進捗は学習進捗シートを使ってライフコーチが毎日確認しており、遅れや気づいた点があればすぐに「大丈夫ですか?」と声掛けするなど、徹底したサポート体制が整っています。

学習進捗が遅れる理由はメンタル面やプライベートの悩みなど様々。その原因を明らかにして解決を図りつつ、学習スケジュールの調整などでフォローしています。

その際には「なぜエンジニアを目指しているのか」「どのようなエンジニアになりたいのか」といった、テックキャンプを受講した原点を一緒に見つめ直すことで、学習の意味を再確認してもらっています。

メンターやライフコーチには、受講生1人ひとりの性格や距離感にあわせた対応が求められるので、全員が臨機応変に最適な対応ができるように価値観の共有を徹底しています。

— 現場で受講生と接するメンターやライフコーチには、どのような点を大切にするよう伝えていますか?

常に言っているのは、「受講生への対応1つひとつを通して、感動を届けてほしい」「受講生側の期待を超えることを意識してほしい」ということ。

感動とは、相手の想定した期待値を超えた時に初めて生まれるものです。質問への対応で言えば、聞かれたことに答えるだけでなく「この時にはこのコマンドを使うともっと便利ですよ」といった+αを必ず伝えます。

こうした小さな感動の積み重ねが信頼につながり、より良いコミュニケーションと質の高い学習につながると思っています。

「自宅でもプログラミング学習をやりきれた」オンライン受講は大きな成功体験が得られる

— テックキャンプのオンライン受講ならではの良さは何だと思いますか?

「オンラインでもプログラミング学習をやりきれた」という大きな成功体験を得られることです。自宅でも強い意志を持って最後までやりきれた、集中して学べたという経験が、自分への自信になると思います。

実際に受講生から「オンライン受講を通して、家での学習習慣が定着した」「効率的な時間の使い方を学べた」という声もいただいています。

— 今後は、教室受講とオフライン受講の両方を提供することで、どのようなシナジーを生み出していきたいと思っていますか?

今後は教室受講とオンライン受講のそれぞれの良さを組み合わせて、テックキャンプのサービス全体をより充実させていきたいと考えています。

今回で言えば、1日数回のチームミーティングの導入など、オンライン化で得られたノウハウを教室受講にも反映させ、より理想的な学習環境を構築していきます。

また将来的には、基本的な学習はオンラインで行いつつ、仲間とのコミュニケーションやライフコーチとの相談は教室で行うという、ハイブリッド型の学習スタイルなども取り入れていきたいですね。

エンジニア転職実現という確かな成果 テックキャンプでの経験は人生の糧となる

— 最後に、テックキャンプの受講を検討している方へのメッセージをお願いします。

プログラミング学習をやり遂げて、エンジニア転職を実現させるために大事なのは何よりも本人の覚悟。ですので、テックキャンプを受講される方には「絶対にエンジニアになる」という思いを持って受講していただきたいです。

テックキャンプには、そのような覚悟を持った人と一緒に目標達成を目指して走り続けるスタッフがいます。

エンジニア転職という夢を叶えたいという覚悟さえあれば、私たちはどんな状況でも学習をやりきれる環境を整えて最大限のサポートを行います。

テックキャンプで得た、最後まで学習をやりきった成功体験とエンジニア転職実現という確かな成果。それは、今後の人生に活きる大きな糧となるはずです。

テックキャンプで人生を変える10週間を、ぜひ体験してほしいと思います。

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この記事を書いた人

篠崎友耶
編集・ライターとして、主に制作会社や編集プロダクションなどで勤務したのち株式会社divに入社。 趣味は、歴史関係(史跡巡りや読書)、御朱印集め、国内外のサッカー観戦など。好きなチームはバレンシアCF。 好きな言葉は『士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし』

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