「今の仕事が嫌いではないけれど、いまいちやりがいを感じない…」
「仕事が楽しいと思える職場に転職したい」
「転職活動の参考にしたいから、楽しくてやりがいのある仕事のおすすめを教えて!」
このような不安や悩みから「楽しい仕事とは何だろう」と考えたことはありませんか?
「楽しい」の価値観は人それぞれですが、「残業がない」「業務内容が簡単」「休みが多い」などの要素は「楽な仕事」の条件であって、「楽しい仕事」とイコールではないでしょう。
そこで本記事では、やりがいが感じられる楽しい仕事ランキングTOP15を紹介します。就職・転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※掲載内容は2023年12月記事執筆時点の情報です。
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「楽しい仕事」ランキングの6つの判断基準について
本章では、楽しい仕事ランキング作成に伴う6つの判断基準について紹介します。
ただし、労働時間の短かったり、作業が単純だったりといったいわゆる肉体的・精神的に「楽な仕事」は今回のランキングに含めていません。
あくまで人生の3分の1をかけても働きたいと思える仕事を選びました。
- やりがいを感じる
- 将来性が高い
- 他の人から感謝される・賞賛される
- 成果が給与・ポジションに反映される
- 職場環境が良い
- 2024年のITトレンドの影響
やりがいを感じる
仕事に対してやりがいを感じることは楽しい仕事の重要な判断基準です。仕事に対してやりがいが感じられれば、主体性を持って働けるでしょう。
積極的に働くことで、生産性・スキルの向上につながります。その結果、さらにやりがいも感じられるという良いサイクルも生まれるでしょう。
やりがいを感じる上で、自分の好きな仕事であることも大切。自分の好きな仕事であれば、意欲や興味を持って取り組めるでしょう。
きつい業務が責任の重大さからプレッシャーを感じる場面があっても、それを乗り越えられれば今までよりも大きなやりがいが得られます。
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将来性が高い
将来性のある業界・職種の仕事も「楽しい仕事」の判断基準です。将来性が高い仕事は、需要が高いので繁忙期は特に忙しくなります。
その上、トレンドのキャッチアップなどの継続した学習が求められるでしょう。
その分、成果が上げられた時や社会を支えていると感じられた時に、「楽しい仕事」であると実感できます。市場からの需要が高ければ、年収が上がりやすい点もポイント。
将来性のある仕事に就くことには、やりがい以外のメリットもたくさんあります。
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他の人から感謝される・称賛される
人は他の人から感謝されたり、称賛されればうれしいと感じるものです。
例えば、医師は命を預かる仕事なので責任は重い反面、人から感謝される機会の多い仕事。また、子どもの将来の夢としていつの時代も人気の高いスポーツ選手は、称賛される仕事でしょう。
ただし、スポーツ選手は狭き門で、幼い頃からハードな練習を積み重ねていないとなるのは難しいため、本ランキングからは除外しました。
もちろん、楽しいと感じるのは自分自身です。ただし、社会生活を送る上で人を喜ばせたり感動させられることは、自分のやりがいやモチベーションにつながります。
したがって、感謝や称賛は「楽しい仕事」の判断基準に入るでしょう。
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成果が給与・ポジションに反映される
努力や成果が評価されて給与・役職に正しく反映されることも大切です。業務内容と待遇のバランスが合っていれば、より主体的に働こうと思うでしょう。
また、ワークライフバランスも実現しやすくなり、プライベートも充実します。
業務が好きでやりがいを感じていても、待遇が悪ければ少なからず不満に感じるもの。忙しくて休みが取れない状況が継続すれば、心や体を壊してしまうかもしれません。
成果に応じた給与・ポジションが期待できるのは、仕事を楽しむ上で重要な要素です。
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職場環境が良い
自分に合った職場環境で働けることは、仕事を楽しむ上でとても大切。パワハラ・モラハラ・セクハラが横行する職場はもってのほかです。
頼れる同僚や尊敬できる上司がいると、コミュニケーションもスムーズに取れます。前向きな気持ちで毎日を楽しみながら仕事に取り組めるでしょう。
あるいは、自分のペースでできる働きやすい仕事、福利厚生が整った環境で安心して長期的に働ける仕事なども該当します。
このように、快適で働きやすい職場環境があるのも楽しい仕事の判断基準です。
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2024年のITトレンドの影響
楽しい仕事ランキングでは、2024年のITトレンドも判断基準としています。
例えば、ガートナー社の発表によると、2024年は以下のテクノロジーが注目されそうです。
- 投資の保護:AI TRiSM(AIの信頼性/リスク/セキュリティ管理)、継続的な脅威エクスポージャ管理
- ビルダーの台頭:プラットフォーム・エンジニアリング、AI拡張型開発
- 価値のデリバー:マシン・カスタマー、拡張コネクテッド・ワークフォース
- 持続可能なテクノロジー、ジェネレーティブAIの民主化
詳しい中身は『戦略的テクノロジのトップ・トレンド 2024年版』をご参考ください。
最新テクノロジーの活用で成長するIT業界やIT化でイノベーションが起きる可能性のある業界は、将来性や働き方に影響する楽しい仕事があるでしょう。
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【2024年版】楽しい仕事ランキングTOP15
それでは、楽しい仕事ランキングTOP15を1位から順番に紹介しましょう。
- 1位:AIエンジニア
- 2位:医師
- 3位:Webエンジニア
- 4位:ビジネスコンサルタント
- 5位:組み込み系エンジニア
- 6位:弁護士
- 7位:YouTuber
- 8位:MR(Medical Representatives)
- 9位:プロゲーマー
- 10位:通訳・翻訳
- 11位:広報・IR
- 12位:コピーライター
- 13位:バイヤー
- 14位:人事
- 15位:営業職
1位:AIエンジニア
ビッグデータをどのようにAIに取り込むかというロジックの考案や、AIの性質を考慮した企画・設計ができるAIエンジニアは、今後求められる機会が増えていくでしょう。
AIは、情報収集・パターン分析・異常検知・動向予測・作業効率化・自動化などが得意。AIを活用すれば生産性が高まるので、労働人口が減少している日本に不可欠な技術になります。
今後も社会を支える技術として、AIに対する一定のニーズは維持されるでしょう。
AIエンジニアは、やりがい・将来性・待遇など、さまざまな面で「楽しい仕事」の基準を満たしている注目の職種です。
2024年以降のITトレンドやほかの職種との関連性の高さも踏まえて、AIエンジニアを楽しい仕事ランキングの1位に選びました。
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2位:医師
医師は病気やケガを治す仕事と考えている方も多いでしょう。実際には、医師は患者と医療の架け橋となり、病気や怪我を治すサポートを行う仕事です。
2023年度版のクラレアンケートによると、医師は小学生の男の子と女の子もTOP10に入る「子供がなりたい職業」としても人気で、女の子の4位は看護師、5位は薬剤師でした。
医師には、病気やケガに対する正確な知識、原因を分析する経験と判断力、手術を行うための器用さやスキル、患者に対する誠実さなど、幅広い能力が必要。
命に関わっていることに対する責任感・使命感や体力も求められます。
プレッシャーやストレスは多大ですが、治療によって患者に感謝された瞬間にはやりがいが感じられるでしょう。また、患者の治療を通して、社会貢献を実感できるのもポイントです。
イノベーションが進む医療
医師の人材不足を解決するために、ITによる医療のイノベーションが進められています。
たとえば、レントゲン・CT・MRIなどの診断。AIの画像認識技術の向上により、人間であれば10日かかるものを一瞬で異常を発見できます。
表情の変化から、異変を察知する見守りの機能も業務の効率化につながるでしょう。また、患者への問診や検査結果の入力により、簡易な助言程度のサポートであればAIでも対応が可能。
政府が推進するSociety 5.0においても、AIを活用した健康促進や病気の早期発見、どこでも最適な治療が受けられることは課題としてあがっています。
医療現場を変える技術が、今後実用化される可能性は高いでしょう。
このように、医師は社会になくてはならない仕事であり、ITによるイノベーションが期待される将来性の高い職種です。
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オンライン診療はすでにはじまっている
インターネットを利用したオンライン診療もすでにはじまっています。
例えば「CLINICS」は、対面診療と組み合わせることでオンライン診療が可能です。
また2023年1月から「電子処方箋」が開始されました。これに伴い、服薬指導のオンライン化が進み処方箋のネット販売なども加速するでしょう。
3位:Webエンジニア
Webエンジニアは、Webサイトのシステム設計・開発・保守・運用や、Webアプリケーションの開発を行う仕事です。
Webエンジニアの最大の魅力は、将来性の高さ。Web業界は順調な成長を続けており、今後も成長が見込まれています。そして、市場からの需要も高いです。
Web業界の中でもAmazon・楽天を筆頭とするECは、世界的に市場が拡大していく見込み。
Web上で動作するWebアプリの開発も増えており、Webエンジニアの市場価値はさらに高まると予想されます。
また、dodaが発表した2023年の転職人気企業ランキングにおいて、Google・Amazon・Appleといった名だたるIT企業がTOP10にランクイン。
このことからも、Webエンジニアが人気の高い職種だと分かります。
「【114人に独自調査】ITエンジニアは楽しい?きつい?やりがいや未経験転職での年収の変化も公開」では、プログラミングを学んでエンジニア転職した方々の声をまとめているので、参考にしてみてください。
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他業界との関連性も高い
そして、ほかの業界との関連性も高まっている点もWeb業界の重要なポイントです。
例えば「Fintech」は、FinanceとTechnologyを組み合わせて生まれた言葉で、決済などの既存の金融システムとインターネットを連携させることを可能にしました。
教育分野では、オンラインレッスン・オンライン学習・動画学習の利用者が増加中。そしてこれらのサービスを支えているのがWebエンジニアなのです。
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4位:ビジネスコンサルタント
ビジネスコンサルタントは、クライアントの問題解決・目標達成をサポートする仕事。
そのため、ビジネスコンサルタントは解釈のされ方が幅広く、戦略立案・販促・IT・財務分析・営業など、仕事の内容も企業によってさまざま。
経験やスキルから導き出される知識のみを提供する場合や、クライアントの企業の中で課題を解決するシステムを構築する場合もあります。
クライアント話し合って課題を発見。その課題を解決するというプロセスはどのコンサルティングにも共通しています。
クライアントが求める結果はもちろん、そのプロセスも重要。
プロセスの中には、定義した課題とは別の潜在的な問題があります。その問題を深掘りし、業務効率化の実現や付加価値を生み出すことがビジネスコンサルタントのミッションです。
そのような問題を見つけるために、仮説思考・机上検証・マーケティング・財務会計・内部統制など、多角的な観点から考える能力が必要。
ビジネスコンサルタントには頭の良さ・教養・知識をベースに、ビジネスに対する情報感度の良さや発想力も求められます。
クライアントと議論を行って、何度も見直しを行って問題解決・目標達成を実現するハードな仕事と言えるでしょう。
ハードな仕事ですが、企業への貢献度は大きいため報酬も高いです。また、将来的に起業を目指すというキャリアプランも考えられます。
仕事を通して、新しい分野について学べることもやりがいを感じるポイントの1つ。クライアントの専門分野に関わることで、個人の関心や興味を超える知識や経験ができます。
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5位:組み込み系エンジニア
組み込み系エンジニアは、家電・自動車といったハードウェアに搭載されるシステムを開発するITエンジニアです。
組み込み系エンジニアは、IoTになくてはならない職業。ITエンジニアの中でも転職市場におけるニーズや将来性の高い職種と言えるでしょう。
例えば、トヨタは自動車のIT化を進めるために車載OSの開発に取り組んでおり、2025年にも実用化を予定しているそうです。
このように、組み込みソフトウェアのエンジニアは、スキルを生かして未来に貢献できるやりがいのある「楽しい仕事」と言えます。
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6位:弁護士
弁護士は、高度な知識を持つ法律の専門家として、人権や利益を守って社会正義を実現する責任の重い仕事です。
さまざまな方の人生に関わり、裁判・法令づくりといった社会への影響力が強い仕事を行います。重大な責務を担いますが、人から感謝されることも多いやりがいのある仕事。
弁護士は年収が高い仕事として有名ですが、その分業務も多忙です。また、弁護士の数は増加しており、資格を取得しても希望する事務所に所属できないなど、競争率が高まっています。
IT化による業務効率化やインターネットなどの特定の分野に関する深い知識を持つ専門性など、ほかの弁護士と差別化をはかる取り組みを行うことも求められるでしょう。
7位:YouTuber
YouTube上でオリジナルの動画を公開する仕事が「YouTuber」です。自分の趣味・特技・個性を生かした動画を製作します。 YouTuberは、広告収入がおもな収入源。
世界に対して「情報を発信する楽しさ」「表現する喜び」によって収入が得られるため、子ども達からも人気の高い仕事です。今後も世界的に高い人気が続くでしょう。
ちなみに、2023年度に最も稼いだYouTuberのMrBeast氏は、日本円にして約62億円を稼いだそうです。
VTuberという選択肢もある
顔を出すのが恥ずかしい方や容姿に自信が方は、VTuberという選択肢も。
キャラクターを利用して動画配信などの活動を行うVTuberは急速に増加中で、トップVTuberの推定年収は1億円以上ともいわれています。
8位:MR(Medical Representatives)
MR(Medical Representatives)は、医療用医薬品に関する知識・情報を持つスペシャリスト。その大きな役割は、医師・看護師といった医療現場と製薬会社の橋渡しです。
新薬が開発されれば、その売り込みも行う営業の役割も担当。医療用医薬品が誤った使い方をされれば、命に関わる危険性があるので、患者の人生に関わる責任のある仕事です。
また、MRは医療現場からの情報の抽出も行います。医療現場のリアルな声に耳を傾け、それを製薬会社に伝えることで医療用医薬品の開発や改善に貢献。
想定していない副作用が発生した場合にも、速やかな報告を行います。
MRは、仕事のやりがい・労働時間・給与・待遇などのバランスがとても良い仕事です。女性の割合が多いことのも特徴でキャリアアップを目指す女性にもおすすめ。
9位:プロゲーマー
ゲームのプロとして収入を得る仕事がプロゲーマーです。eスポーツ(e-Sports)の大会での賞金の獲得や、プロゲーマーとしてチームに所属して給与をもらいます。
eスポーツ先進国である韓国をはじめ、eスポーツ人気の高まりにより、プロゲーマーの認知度は上がりました。
企業からの注目が高まるeスポーツ。eスポーツについて詳しく知りたい方は、「eスポーツ(eSports)にIT企業が注目する理由とは。事例や人気タイトルなど魅力を徹底解説」の記事もご覧ください。
「大好きなゲームを仕事にしたい」という方にとって、大きなやりがいを感じる仕事です。
スポーツ選手のように毎日の鍛錬は必須で、結果も求められるきびしい世界ですが、世界大会で良い成績を残せば、世界中のファンから称賛を得られるでしょう。
引退後はYouTuberやTwitchでゲーム実況を行い収入を得るというセカンドキャリアも。
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10位:通訳・翻訳
通訳・翻訳の仕事は、英語・中国語などの外国語と日本語の橋渡しをする大切な仕事です。
AIの進歩により「自動通訳」が実現した場合に、仕事がなくなるのではないかと心配している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際にGoogle 翻訳などのサービスの精度は向上しており、ビジネスやプライベートで普段から使っている方も多いでしょう。
実際には、通訳者が不要なレベルに達するまでには相当の時間が必要。人間に取って代わるのはまだまだ難しいとされています。
今後のAIの発展を見据えて、外国語と日本語をわかりやすく伝えるスキルを高めておけば、市場価値の高い人材としてより求められていくでしょう。
通訳・翻訳は基本的に残業が少なく、自分のペースで働ける点も魅力。大きな新しい挑戦はないかもしれませんが、地道に仕事を進めたいという方にぴったりの人の役に立つ仕事です。
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11位:広報・IR
広報のおもな仕事は、マスコミに対して企業の魅力をPRすることです。IR(インベスターリレーションズ)は株主・投資家に対して、投資に必要となる情報を提供する仕事。
広報の仕事はマスコミに対して効果的な宣伝を行うことが目的です。その点において、営業・マーケティングと似ている部分があります。
広報・IRともに、会社の事業内容や魅力について深く知ることができ、幅広い業務に携わるやりがいのある仕事。
待遇面が良い企業も多く存在し、忙しいけれど充実した仕事ができるので、働いている方の満足感が高い仕事です。
12位:コピーライター
コピーライターは、広告・TVCM・Webサイト・バナー広告などで使われるキャッチコピーを考える仕事です。
有名なコピーライターとして、糸井重里・仲畑貴志・一倉宏・谷山雅計・児島玲子・尾形真理子などがあげられます。
企業や製品などその対象について深く理解するマーケティングスキルが必要。さらにコンセプトを掘り下げて、消費者に響くコピーを考えるセンスも求められるでしょう。
また、ネーミング・商品開発・コンセプト策定・企画書作成・映画やドラマの脚本・作詞といったキャッチコピー以外でも活躍の場面が増えています。
13位:バイヤー
バイヤーは、売れる商品や人気が出る商品を見極め、買い付けの交渉を行う仕事。
「トレンドに対する高い嗅覚」「情報収集能力」「顧客のニーズの分析」「マーケティング能力」「商品を選ぶセンス」など、さまざまな能力が求められます。
顧客・取引先・スタッフに対するアプローチが、すべて自分に返ってくるというやりがいのある仕事です。
今までは、実店舗を持つ企業だけの仕事とされていました。しかし、ECサイトの増加に伴い、活躍できるフィールドは広がっています。
14位:人事
人事は企業を支える人材を有効活用して、組織を活性化する役割を担います。
企業の経営資源は、ヒト・モノ・カネ・情報の4つの要素への分類が一般的。
人事はこのうちの一角を担う「ヒト」に関わる責任のある仕事です。採用活動・教育・研修・評価制度・配属先の決定まで担当。組織の活性化を目指す人事の仕事は多岐に渡ります。
一人ひとりの人生を左右する責任の重い仕事です。その分、働く人を正しくサポートできた時には大きなやりがいが感じられるでしょう。
また、人事は会社の経営方針・企業理念を理解して、それに沿った判断が求められます。人事に対する知識だけでなく、経験が必要となる仕事です。
15位:営業職
ノルマの存在や労働環境への不安から、若者に敬遠されやすい営業職。しかし、その本質を考えれば、営業職は「楽しい仕事」と言えます。
営業職は、企業が企画・開発・製造したサービスや製品の営業を行います。それにより企業の業績を直接支える存在です。
結果を出し続ける営業は、売上目標に対してこだわりを持って仕事をします。その目標に対して課題を持って取り組む主体性も重要。
さらに優れた営業職となれば、その目線は会社全体に向けられるでしょう。
そのような営業職は、利益が上げられるだけでなく企業の理念も理解している人材のため、経営者からも見ても頼りになる存在です。企業の業績に関わる大きな仕事も任されるでしょう。
目標を持って大きな仕事に取り組み、営業職として成果を出せればやりがいが感じられます。
また、このような優れた能力を持った営業職は、会社にとって雇用のリスクが低く市場からのニーズも高いです。
「仕事が楽しい」に変わる方法
「今の仕事がつまらない」ならば、転職活動を始める前に今の仕事に対する働き方や向き合い方を変えてみるのもおすすめ。
「仕事が楽しい」に変わる方法の具体策を挙げると、以下の通りです。
- 仕事のやり方を変えてみる
- PDCAを回す
- 単純作業を自動化する
- 人を巻き込んで仕事をする
それぞれ解説します。
仕事のやり方を変えてみる
毎日決まりきったルーチンワークをこなすだけでは、仕事がつまらないと感じて当然です。こうした場合には、仕事の取り組み方を変えてみるのがおすすめ。
例えば、ルート営業がつまらない場合は、以下のような行動を起こしてみるのもありです。
- 取引先の担当者に困っていることや実現したいことをヒアリングする
- 取引先の関連会社を調査して営業をかけてみる
- 単純作業をマニュアル化する
「守りの営業」と呼ばれるルート営業において、顧客の開拓や新規契約の獲得などの「攻めの営業」につながる工夫をしてみると、仕事が楽しいに変わるかもしれません。
このように、仕事のやり方を変えるだけで、これまでつまらなかった仕事に対してやりがいが見出せることもあります。
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PDCAを回す
PDCAとは、「Plan-Do-Check-Action」の頭文字を取った言葉で、ビジネスにおける売上目標の達成や品質管理などに使われる手法です。
特に目標や目的もなく、代わり映えのしないタスクだかりをこなしていると、仕事がつまらないと感じて当然でしょう。
こうした場合には、PDCAをもとに具体的な数値目標を掲げて実践し成果を出せると、仕事が楽しいと思えるはずです。
PDCAの具体的な回し方については、こちらの「【社会人向け】PDCAサイクル事例集!営業や企業の具体例を紹介」をご参考ください。
単純作業を自動化する
書類整理や報告書の作成といった単純作業が多くてつまらないと感じている場合は、自動化ツールや簡単なプログラミングを組んで自動化するのがおすすめ。
単純作業がなくなると、別の業務にリソースを割けるので、業務負荷も減り仕事が楽しくなるかもしれません。
例えば、Excelのデータ入力が煩雑で面倒な場合は、Excelに搭載されている関数やマクロを使えば自動計算・自動入力が可能。
また、デスクトップのファイル整理やファイル名の変更なども、数十行程度のコードを書いて実行すれば自動化できるでしょう。
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人を巻き込んで仕事をする
仕事は完全に一人で完結するものではありません。必ず誰かの協力を得たり、チームを動くことで仕事を遂行しなければなりません。
その中でうまく人を巻き込んで仕事をすることで、仕事が単なる作業ではなく、顧客や仲間との共同体験となり、仕事への楽しさや充実感が生まれます。
人を巻き込んで仕事をする際には、その人の強みを活かした配置や業務を考える、異なる視点やアイデアを集める機会を設ける、新しい挑戦の機会を設けるなどの工夫が重要です。
人とのつながりを大切にし、共に働くことで、仕事がより豊かなものとなります。
「楽しい仕事」の中心は自分
楽しい仕事ランキングTOP15を紹介しました。
自分の価値観や欲求とマッチしていれば、他の人にとってはつらい仕事でもあなたにとっては楽しい仕事と言えるでしょう。つまり、誰にとっても楽しい仕事はありえません。
楽しい仕事は人から与えられるものではなく、楽しいと感じる自分が中心なのです。
その上で、興味のある職種が見つかったら、転職活動を始めてみてください。
テックキャンプブログでは「ストレスが少ない」「楽」に関連する仕事ランキングをいくつか紹介しています。あわせてご参考ください。
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- 【男性版】就いてよかった仕事ランキングTOP13!特徴や転職のコツも紹介
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
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