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ITコンサルタントとは何をする仕事?平均年収・必要なスキル・有利な資格などを解説

更新: 2023.10.06

あなたは「ITコンサルタント」という職業をご存知でしょうか。

ITエンジニアのキャリアアップとしての職業として聞いたことはあるけれど、よく分からない方もいらっしゃっると思います。

そこで本記事では、ITコンサルタントとは何かについて、仕事内容・求められるスキル・有利な資格などを踏まえて解説します

ITコンサルタントを目指す上で必要な情報がほしい方は、ぜひ参考にしてください。

ITコンサルタントとは

ITコンサルタントとは、企業の経営戦略における課題や問題に対して、IT技術を使った解決策の提案を行う職業です。

企業からのヒアリングをもとにシステムの最適化や新しいシステムの開発といった解決策を提案するため、あらゆる分野の総合的なスキルがITコンサルタントには求められます。

ITエンジニアとして働く方にとって、キャリアアップの目標とされる方も多い職業です。

以下で、平均年収とシステムエンジニアとの違いについて見ていきます。

平均年収

ITコンサルタントは、エンジニアの技術や企業の課題を解決するコンサルティング能力などが高い次元で求められる職業です。

そのため、他のITエンジニアに比べて、ITコンサルタントの年収は高くなっています。

dodaの平均年収ランキング(2022年版)によると、ITコンサルタントの平均年収は590万円で、全体の平均年収と比較しても高い傾向。

参考としてネットワークエンジニアの436万円、SE(システムエンジニア)・プログラマーの413万円と比べても、その年収の高さがよくわかります。

システムエンジニアとの違い

システムエンジニアとITコンサルタントは、システム開発の要となる役割である点で似ています。それでは、それぞれの違いはなんでしょうか?

システムエンジニアの仕事は顧客から要望を聞き、システム開発を行うことです。

ITコンサルタントは顧客の経営戦略を理解し、最適な改善案を提案します。そのひとつの提案の形として、システム開発を行います。

つまり、ITコンサルタントの仕事はシステム開発ではなく、顧客の問題を解決することがゴールになります。

このように、システムエンジニアは顧客が求めるシステム開発が目的であることに対し、ITコンサルタントは顧客の経営戦略・業界・現状の経営などを分析し、課題解決を目的としています。

そのため、ITコンサルタントは携わる業界に応じて、仕事の内容も変わってきます。

ITコンサルタントの仕事内容の具体例

続いては、ITコンサルタントの仕事内容を具体例を用いて解説します。

  • 経営資源の管理を強化する
  • 顧客ニーズへの対応力向上
  • 物流プロセスを効率化する

経営資源の管理を強化する

企業が行っている業務の構造を見直し、業務の流れを最適化することで、経営資源の管理を強化する仕事もあります。

このような仕事における提案として、ERPパッケージの導入があります。

ERP(Enterprise Resource Planning)とは「企業資源計画」と訳され、企業の経営のもととなる経営資源「ヒト・モノ・カネ・情報」を適切に活用する計画のことです。

このようなERPを実現するために活用されるのが、企業のさまざまな部門をこえて統合的に管理できるソフトウェアパッケージである「ERPパッケージ」です。

ERPの導入において、ITコンサルタントは導入する企業の業務の流れを理解し、ボトルネックとなる部分を改善することが大切です。

顧客ニーズへの対応力向上

それぞれの顧客ニーズへの対応力を高めるCRMの導入を行う場合もあります。

CRM(Customer Relationship Management)は「顧客関係管理」と訳されます。

これは、良質なお客様の顧客満足を高めることで、売上・利益の向上につなげて事業を成功へと導く顧客志向の経営戦略です。

実際には、店舗・Web・コールセンターで集められる情報を集め、それを分析することで顧客のニーズにあった商品・サービスを素早く提供できることが可能になります。

そのために、ITコンサルタントは集めた情報のデータベースや、それを活用できる業務システムの開発などを行います。

そして、企業が最大限に利用するための戦略・オペレーションに対してのサポートを行う場合もあります。

物流プロセスを効率化する

企業において無駄のない効率的な物流プロセスを提供する、SCMの導入を行う場合もあります。

SCM(Supply Chain Management)は「供給連鎖」と訳され、原材料の調達・生産・物流・流通・販売といった商品の供給連鎖を最適化する経営戦略です。

SCMにより、物流・販売などのコスト削減や経営資源の最適化、タイムリーな商品の提供による販売ロスの削減などがのぞめます。

SCMの導入において、コンサルティング能力はもちろん、製造業・物流業といった他の業種に対する深い理解も求められます。

ITコンサルタントは激務?

ITコンサルタントの仕事は激務かどうかについては、企業体質や携わる案件の規模やプロジェクトの状況など、さまざまな要素によって変わります。

しかし、基本的には求められる専門性の高さや任される業務範囲なども加味すると、激務になりやすい仕事といえるでしょう。

激務になりやすい理由をいくつか挙げると、以下の通りです。

  • 締切に追われやすい:クライアントワークである特性上、一定以上の成果と締切への対応に追われやすい
  • 高度な知識とスキルが要求される:IT分野に関する幅広い技術的な知見や業務知識が問われる
  • 変化の激しい環境で働く:毎年新たなテクノロジーが生み出される中で最適な提案をしなければならない
  • クライアントとのコミュニケーションが大変:要件や進捗状況を密接に取り合うことになる

このように、高い要求レベルや責任感を問われる仕事な反面、ITコンサルタントでしか味わえない仕事への達成感もあるので、やりがいも多いでしょう。

ITコンサルタントに必要なスキル

ITコンサルタントに就職・転職しようとする場合、どのようなスキルが必要なのでしょうか。

以下に一例をまとめました。

  • ITについての幅広い知識
  • 経営・業務についての知識
  • 特定分野に対する専門知識
  • 問題解決力
  • コミュニケーション力
  • 体力

ITについての幅広い知識

ITコンサルタントは携わるプロジェクトにおいて、リーダーとしての役割を担います。

そして、開発しているシステムの全体像をつかみ、企業の利用している他のシステムとの連携を考え、企業にとって最適となる解決策を提案することが求められます。

そのため、システム開発をはじめとする各分野のIT技術に対する幅広い知識が必要です。

経営・業務についての知識

ITコンサルタントには、企業の経営や業務における知識も必要です。

顧客の売上向上やコストダウンなどを実現する業務システム・Webシステムの企画・提案行うためにはIT技術だけでなく、経営的知識が求められるからです。

また、製造・小売などの業務に対する知識があれば、顧客の求める要望に対して、業務における技術の面からもシステムを提案することが可能です。

顧客ニーズへの対応や物流プロセスの効率化には、このような知識が欠かせません。

特定分野に対する専門知識

コンサルティングサービスの料金は、仕事の内容や担当する方のスキルによっても異なりますが、決して安くはありません。

そのため、企業は高い品質のサービスでかつ、きちんと結果が得られることを期待します。顧客の期待に応えるため、特定の分野に対する専門的な知識も必要になります。

たとえば、ERPパッケージ・SCMなどの導入において、コンサルタントとして仕組みを深く理解していなければ、それぞれの顧客に合わせたサービスを提供することはできないでしょう。

問題解決力

顧客が抱える問題を発見し解決策を提案する、問題解決力は重要なスキルのひとつといえます。

具体的には、目的に対して白紙の状態から考え直すゼロベース思考や、情報や分析が足りない段階で「仮の答え」を持って考えられる仮説思考。

または、これらの根本となる論理的思考など、ITコンサルタントにはさまざまな視点から問題解決の方法を導く技術が必要です。

そして、さまざまな考えから問題を論理的に分析し、解決策の比較を行います。

その中から最適な解決策を選択して、顧客に提案することで、よりよい結果を実現することが求められる能力といえます。

コミュニケーション力

ITコンサルタントは専門的職であるとともに、接客業の要素もあります。

顧客である企業の経営者はもちろん、働いている社員などさまざまな立場の方と接することで、経営・オペレーションなどの問題点を明確することがコンサルティングにおいて重要。

顧客と協力して、円滑に業務を行うためのコミュニケーション能力も求められる能力です。

体力

ITコンサルタントに求められるスキルは幅広く、担当する業務も多くなります。

そして、顧客が求める高い要求に応えるため、時間の制約や業務に関わる人間関係、実現可能な技術の追求などさまざまな問題にぶつかることがあります。

そのため、ITコンサルタントは華やかな仕事という印象がありますが、実際には体力的にも精神的にもタフであることが求められる厳しい仕事といえます。

ITコンサルタントを目指す上で有利な資格

もしITコンサルタントになりたいなら、事前に資格の取得も検討してみてもいいでしょう。

ITコンサルタントを目指すうえで、有利になる資格をご紹介します。

  • ITストラテジスト
  • ITコーディネータ
  • 中小企業診断士
  • PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)

ITストラテジスト

まず、情報処理推進機構の資格である「ITストラテジスト」です。

企業の経営戦略をもとに、事業革新・業務改革・競争力をもった製品・サービスを生みだすことにつながるIT戦略を提案し、プロジェクトを支援するプロフェッショナルであることを証明します。

経営戦略を理解し、課題の発見や細やか分析を能力が必要となるため、幅広い知識・経験が求められる資格です。

ITストラテジストはマークシート形式・記述形式・論文形式を合わせた試験で、合格率は14%と低くなっている合格が難しい資格です。

試験日は春季(4月)の1回のみ(2023年10月確認時点)ですので、試験対策をしっかりと行って臨むのがよいでしょう。

ITストラテジスト試験の難易度についてですが「ITストラテジスト 難易度」とかで出てきたサイトをみると必ずといっていいほど最高ランクに位置しています。弁護士や公認会計士とならんで表示されることも少なくありません。確かに非常に難しい試験ではありますが、弁護士や公認会計士と比べて私生活を犠牲にするような膨大な勉強量の必要な試験ではないため、誰でも合格できる試験です

引用元:ITストラテジスト 独学1発合格 ~勉強時間:12時間 実務経験無し~ _ 資格キラーのブログ

▶️ITストラテジスト試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

ITコーディネータ

ITコーディネータ」は、ITコーディネータ協会が認定する民間資格で、IT技術を利用した経営を実現するプロフェッショナルであることを証明します。

また、経済産業省が推進する資格でもあります。経営とITの面から、経営者の目線に立ったIT戦略を提案する能力が身につけられる試験内容です。

過去のサラリーマン時代では、会社(経営者)がどのような考えや方針をもって、会社運営しているなんて全く理解ができず、ひたすら文句を言っていました。

(文句を言われるような酷い経営もしてたんだけどね)

勉強を通じて、少しは会社という存在や会社経営の目的なんていうものを理解できたような気がします。

引用元:ITコーディネータ試験を受験しました_ 35才SE限界説への抵抗記

▶️ITコーディネータ協会(ITCA)

中小企業診断士

中小企業診断協会が認定する「中小企業診断士」は国家資格で、中小企業が抱える経営の課題を診断してサポートを行うプロフェッショナルであることを証明します。

また、行政・金融機関と中小企業を結ぶパイプとなることもあり、ビジネスにおける幅広い役割について学ぶことができます。

試験は8月頭頃に1次試験、10月末頃に2次試験(2023年10月確認時点)があり、中小企業診断士となるためには、まず1次試験に合格することが必要です。

その後、下記の2つのどちらかの方法によって、中小企業診断士として登録されます。

資格の取得を目指す方は、中小企業診断協会のHPから詳細を確認するとよいでしょう。

(1)当協会が実施する第2次試験合格後、実務補習を修了するか、診断実務に従事する。

(2)中小企業基盤整備機構または登録養成機関が実施する養成課程を修了する。

引用元:どうしたら中小企業診断士になれるの? – J-SMECA

▶️中小企業診断士資格取得を目指す方に中小企業診断士試験のご案内です – J-SMECA

PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)

PMP(Project Management Professional)は、アメリカのPMI(Project Management Institute)が認定する資格。

プロジェクトマネジメントの技術を世界の基準で評価できる資格といえます。

そのため、試験は企業の求める高い生産性・品質管理につながる、プロジェクトマネジメント力を身につけることができる内容になっています。

PMPは試験資格の取得までに、実務経験・研修の受講が必要です。

また、試験に合格後もCCRというプログラムを受ける必要があるなど、継続な能力の育成を積極的に行っています。

資格の取得を目指す際は、以下の公式HPから詳細を確認してみてください。

PMPを取得することにより、「スキルアップ」「キャリアアップ」「ネットワークの拡大」といった三つのメリットが期待できます。プロジェクトマネジメントのプロフェッショナルとして、体系的に業務を行っていくことができるようになりますので、もちろん業務自体の効率も高くなります

引用元:PMP®|IT資格一覧|株式会社アイテック|IT技術者資格試験取得・IT人材育成

▶️PMP®資格について | 一般社団法人 PMI日本支部

未経験からITコンサルタントになれるのか?

ITコンサルタントを未経験から募集している求人もあり、経験がない状態からでも就職・転職は可能です。

しかし、多くの求人でプロジェクトマネージャーやシステムエンジニアなどの経験者が優遇されており、未経験からの就職は狭き門となる可能性があります。

未経験からITコンサルタントを目指すのであれば、

  1. プログラマー、システムエンジニアなどの実務経験を積む
  2. プロジェクトマネージャー(プロジェクトリーダー)などの管理職を経験する
  3. ITコンサルタントにキャリアチェンジする

などのステップを踏むのがベター。完全に未経験からITコンサルタントになったとしても、経験がない分うまく働けない恐れがあります。

以下では、ITコンサルタントを目指す上でのポイントを2つ紹介します。

  • まずはプログラミングを学ぼう
  • システムエンジニアからのキャリアアップ

まずはプログラミングを学ぼう

ITコンサルタントを目指してキャリアアップしていくなら、まずはプログラミングスキルを身につけることをおすすめします。

理由は、プログラマーやシステムエンジニアなどITコンサルタントを目指す第一歩となる職種への就職に必要なためです。

ITコンサルタントとして働き始めてからも、基本的なプログラミングのスキルや知識が求められる場面もあります。

キャリア・経験の面でも、スキル的な面でもプログラミングは欠かせません

システムエンジニアからのキャリアアップ

基本的なプログラミングを身につけたら、実務経験を積みましょう。

プログラマーやシステムエンジニアの求人を探してみてください。

プログラマー・システムエンジニアにも未経験から採用する求人があります。プログラミング経験があれば優遇されやすくもなるでしょう。

実務経験を積みあがら、キャリアップを目指してみてください。

時間はかかってしまうものの、そのほうがITコンサルタントとして必要なスキル・経験を着実に身につけることが可能となります。

まとめ:ITコンサルタントはやりがいと魅力のある仕事

ITコンサルタントは、高いIT技術・コンサルティング能力・コミュニケーション能力をはじめ、携わる仕事によってさまざまな専門知識が求められる職業といえます。

そして、顧客となる企業に対して、IT技術を利用したさまざまな解決策の提案を行うため、活躍できる場所は多岐に渡り、業務の内容も幅広くなります。

また、システムの開発が目的ではなく、顧客となる企業の課題を解決するという結果が求められる厳しさがある職業でもあります。

一方で、あなたが提案した解決策によって、顧客から喜んでもらえた時には大きなよろこびが得られる職業といえます。

また、企業の経営に大きな影響を与える仕事であるため、目に見えて結果がわかることもITコンサルタントの大きなやりがいといえます。

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この記事を書いた人

Kimura Hiroto
音楽・ITをはじめとするさまざまなジャンルのライティングを行っています。ITエンジニアの経験を生かし、テックキャンプ ブログでの執筆・編集を担当。好きな食べ物は豆腐。

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