テクノロジー
eスポーツ(eSports)にIT企業が注目する理由とは。事例や人気タイトルなど魅力を徹底解説

あなたは世界的な盛り上がりを見せるeスポーツ(eSports/以下eスポーツと表記)を知っていますか?

eスポーツは海外のGoogle・Facebook・Amazonなどの大手企業をはじめ、日本のIT企業からも注目を集めています。

この記事を読めば、IT企業がeスポーツに注目している理由や具体的な事例まで理解できます。また、eスポーツとは何かがわかるだけでなく、おすすめのゲームタイトルも知ることが可能です。

今回は、深い魅力と将来性を持ったeスポーツについて徹底解説します。あなたも今日からeスポーツにチャレンジしましょう。

eスポーツ(eSports)とは

eスポーツとは、競技としてコンピューターゲームを楽しむことを指します。多額の賞金が獲得できる大会やプロリーグも発足されており、プロゲーマーとして活躍する方もいらっしゃいます。まさに新しい時代のスポーツと言えるでしょう。

世界中で競技人口・市場規模の拡大が著しいeスポーツ。日本でも国体やアジア競技大会での正式種目に採用されたことがきっかけで、話題を集めています。

そして、今後の成長が期待されるeスポーツは、様々な展開が可能な大きなビジネスチャンスとして国内外の多くの企業が注目しているのです。

日本のIT企業が注目するeスポーツ(eSports)

まずは、どのような日本のIT企業がeスポーツに興味を持ち、参入しているのか事例を見ていきましょう。

DMM.com

動画・ゲーム・FXなど幅広いジャンルを取り扱う企業であるDMM.comもeスポーツに参入しています。PUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)のプロリーグ発足を目標に公式大会「PUBG JAPAN SERIES」を2018年から開催

2018年2月に開催された『闘会議2018』において、開幕戦が実施されて話題を集めました。αリーグ・βリーグが行われた後にプロリーグが開催予定です。

Cygames

サイバーエージェントグループのゲームメーカーであるCygamesがスポンサーとなり、プロゲーマーチーム「Cygames Beast」を発足。また、eスポーツ大会『RAGE』において、Cygamesが開発したShadowverseが競技として採用されました。RAGEはサイバーエージェントの子会社であるCyberZが運営を行っています。

Supercell

人気スマホゲームであるクラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)を開発したSupercell。Supercellはこのクラロワでeスポーツへ参入しました。2017年に『クラロワ 世界一決定戦』を開催。世界187カ国2700万人を超えるプレイヤーが参加して、大きな盛り上がりを見せました。

eスポーツはPCゲームがメインです。スマホのゲームをeスポーツの競技にすることで、Supercellは間口を広げてさらなるeスポーツの発展を目指しています。

サードウェーブ

サードウェーブはドスパラ・上海問屋の運営をはじめ、ITに関連した事業を幅広く展開する企業です。サードウェーブはeスポーツの発展に力を入れており、池袋に「LFS(ルフス)池袋 esports Arena」をオープン。それに伴い、サードウェーブはeスポーツのイベントの開催や施設の運営を行うE5 esports Worksを設立しました。

eスポーツ専門の企業も

ウェルプレイドはeスポーツ専門の企業です。eスポーツの企画・運営をはじめ、プロゲーマーのマネジメントも行っています。第18回アジア競技大会のデモンストレーションとして行われるeスポーツの日本代表選手となったけんつめしさんは、ウェルブレイドがマネジメントをしています。

Well Played

世界中で盛り上がりを見せるeスポーツ(eSports)

eスポーツに注目しているのは、日本の企業だけではありません。GoogleやFacebookなど、海外の大手IT企業も参入しています。

海外でのeスポーツに対する企業の動向について紹介します。

ゲームのライブ配信に力を入れる大手企業

Facebookはメジャーリーグ・ゲーミングの買収を行ってゲームプレイ映像のライブ配信をスタートさせています。

また、AmazonはTwitchを買収し、Googleはゲームのライブ配信に特化したYouTube Gamingをリリース。このように、海外の大手IT企業はいち早くeスポーツに対してアプローチを行っています。

特にJustin.tvから派生したTwitchは、eスポーツにおける代表的なライブストリーミング配信プラットフォームとして知られています。

Twitch

YouTube Gaming

韓国はeスポーツ先進国

韓国は世界の中でもeスポーツの先進国として知られています。その背景として、韓国政府がeスポーツを支援していることがあげられます。

韓国ではeスポーツ協会であるKeSPA(KOREA e-SPORTS ASSOCIATION)を2000年に設立。KeSPAは韓国オリンピック協会・国際eスポーツ連盟(IeSF)にも加盟して、韓国における幅広いeスポーツの普及に努めています。

ロシアの企業もeスポーツ(eSports)に参入

ロシアの大手IT企業であるMail.ruは、ESforce Holdingの買収を行いました。ESforce Holdingは世界トップクラスのプロゲーマーチームが所属しており、eスポーツの大会や施設の運営を行う企業です。このように、ロシアにおいてもeスポーツは大きく注目されています。

企業がeスポーツ(eSports)に注目する理由とは

多くの企業がeスポーツに注目する理由とは何なのでしょうか。その気になる理由について、以下で詳しく解説していきます。

新しい時代のスポーツとして市場が拡大している

BCN RETAILによると、eスポーツの世界的な市場規模は2018年に9億5660万ドルに拡大する予測とあります。2021年までにはその規模は16億5000万ドルまで成長するとされていますので、eスポーツの市場規模が急速に拡大していることがよくわかるでしょう。

また、競技人口は2017年に3億8000万人を超え、2020年には他のスポーツと同じ規模の5億人に到達すると考えられています。市場規模に比例して、競技人口が拡大することは必然と言えるでしょう。

eスポーツはゲーム機やオンライン環境があれば、すぐにはじめることが可能です。子どもや女性もリアルスポーツのように身体能力を気にする必要がありません。ゲームのスキルがあれば、同じ様に勝負ができます。

このように、スタートする敷居の低さもeスポーツが成長している要因と言えるでしょう。企業はeスポーツの盛り上がりを大きなビジネスチャンスと捉えているのです。

関連ビジネスの展開ができる

eスポーツは他のスポーツとは異なり、体力の回復にあまり時間をかけずに試合が行えます。そのため、一度の大会で数多くの試合ができる点が視聴者側にとって魅力と言えるでしょう。

また、ゲームプレイのネット動画配信(OTT)が世界中で高い人気を誇っています。代表的なOTTのサービスであるTwitchでは、プロの試合だけでなく、一般のユーザーの動画も人気がある点も見逃せません。プロだけでなく、それぞれのレベルに合わせて参加できる点もeスポーツの特徴です。

リアルスポーツであれば試合を行うために場所の確保や、集客するための広告が必要になります。しかし、eスポーツはオンラインでの展開ができるため、コストを低く抑えることが可能です。また、適切な宣伝を行うことでOTTによる視聴者の確保も期待できます。

そのため、海外ではWebを利用した合法的な賭け事であるオンラインベッティングとの相性が良いと注目されています。このように、関連したビジネスの展開が行いやすい点もeスポーツに企業が関心を示す理由の1つです。スポーツビジネスを展開する企業や映像配信に対して企業が注目するのは必然と言えるでしょう。

ゲームの発展につながる

ゲームの発展には、ゲームを作る側とプレイヤー側のどちらの進歩も不可欠です。IT企業がプロゲーマーチームをスポンサードする背景として、このような未来を見据えた投資という側面も考えられるでしょう。

eスポーツが盛り上がることは、プレイヤーのレベルアップやゲームのクオリティの向上につながるのです。

一般化が進むeスポーツ(eSports)

eスポーツは一般化が進んでおり、オリンピックの正式種目になる可能性が高いと言われています。また、日本でも国体に合わせてeスポーツの大会が行われるなど、一般の方に向けてオープンになる動きが活発です。

パリオリンピックで正式種目になる可能性

2024年に開催されるパリオリンピックにおいて、eスポーツの競技種目への採用が検討されています。

2018年に開催され、記憶に新しい平昌オリンピックでは、オリンピック公認のeスポーツ大会が開催されました。そして、東京オリンピックにおいても、eスポーツがオリンピック種目となることが前向きに検討されています。

この流れを考えれば、パリオリンピックで公式種目となる可能性は高いと言えるでしょう。国際オリンピック委員会(IOC)は、2020年に開催される東京五輪終了後に判断を行うとしています。

2022年のアジア競技大会でメダル種目に

2022年に開催されるアジア競技大会において、eスポーツがメダル種目に採用されたことがアジアオリンピック評議会から正式に発表されました。

それに先駆けて2018年のジャカルタで開かれる第18回アジア競技大会では、デモンストレーション競技としてeスポーツの大会が行われます。日本代表選手も決定しましたので、eスポーツの盛り上がりを実感したい方はアジア競技大会に注目しましょう。

2019年の国体でeスポーツ大会が開催

2019年に開催される「いきいき茨城ゆめ国体(第74回国民体育大会)」「いきいき茨城ゆめ大会(第19回全国障害者スポーツ大会)」。この大会と合わせて、「都道府県対抗eスポーツ大会」が開催されます。

この大会は“eスポーツ in IBARAKI”実行委員会(仮称)と日本eスポーツ連合(JeSU)が主催。国民体育大会と同じように47都道府県から選出された代表が優勝を目指す大会です。日本全国で予選を行い、都道府県対抗で行わる大規模なeスポーツ大会は日本ではじめてとなっていますので注目しましょう。

この大会の予選は2019年春より開催されますので、プロゲーマーを目指す方はぜひ参加してみてください。種目としては「ウイニングイレブン」シリーズとその他のタイトルも検討されています。

一般社団法人日本eスポーツ連合オフィシャルサイト

Jリーグがeスポーツ(eSports)に参入

日本のプロサッカーリーグであるJリーグがeスポーツに本格的に参入しました。Jリーグとeスポーツという組み合わせを意外に感じる方もいらっしゃるでしょう。eスポーツにおいてもサッカーの楽しさを伝えていくことを目的であるとJリーグは発表しています。

それに伴い、『FIFA eWorld Cup 2018 Global Series 明治安田生命 eJ.LEAGUE大会』を開催しました。この大会はPS4のゲームソフト『EA SPORTS FIFA 18』を使って行われました。

参加者はこの大会に優勝すると、『EA SPORTS™ FIFA 18 Global Series Playoffs』に参加する権利を獲得。この大会はFIFAが主催する公式eスポーツ大会『FIFA eWorld Cup 2018』の予選です。eスポーツの世界におけるサッカーのワールドカップとして、大きな盛り上がりるのではないでしょうか。

「明治安田生命eJ.LEAGUE」決勝ラウンドが行われ、ファイナルで予選ラウンドから決勝ラウンドに進出したかーる選手(浦和レッズ)がアヤックス ボブ選手(サガン鳥栖)を2-0で下し、明治安田生命eJ.LEAGUE初代王者に輝きました。
引用元:Jリーグ.jp

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Kimura Hiroto Kimura Hiroto
音楽・ITをはじめとするさまざまなジャンルのライティングを行っています。ITエンジニアの経験を生かし、TECH::NOTEでの執筆を担当。好きな食べ物は豆腐。
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