「資格取得したいけど勉強のやる気が出ない..このままじゃ不合格かも」
「やる気が出なくて勉強をサボりがち…」
勉強のやる気が出ないせいで資格取得への危機感を持っていたり、勉強にスムーズに取り組めないことで自分嫌悪に陥る方も多いかもしれません。
そこで本記事では、勉強のやる気が出ない原因と解決方法を紹介します。
勉強のモチベーションを維持したい社会人の方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
勉強のやる気が出ないのはなぜ?9つの原因
「インターネットで資格を調べて、資格に申し込んで、教材も買ってやる気満々!でもいざ勉強に取りかかると日に日に勉強が面倒に…」
こうした場合は、まず勉強のやる気がでない原因から考えてみましょう。
本章では、勉強のやる気が出ない9つの原因を紹介。
- 集中力を切らす要因が周囲にある
- 準備・環境作りが不十分
- 勉強する時間帯や休憩時間が不適切
- 能力以上の難易度や量をこなす
- 完璧を求め過ぎる
- 成長を実感する機会が少ない
- 勉強する理由があいまい
- 「サボる→自己嫌悪」の悪循環
- 眠気に勝てない
自分に当てはまる項目を見つければ、最適な解決法に近づけます。
集中力を切らす要因が周囲にある
勉強になんだか集中できなくて、気づいたらやる気がなくなっている。
それは脳の意識が勉強以外の要因で疲弊していることが原因です。
人間の脳は意識の切り替え作業が苦手。複数の物事に取り組んでいたり、視界に意識がそれる物が置いてあると、脳が疲れて勉強のやる気が出なくなってしまいます。
以下に心当たりがある人は、この原因に当てはまる可能性が高いです。
- SNSやアプリの通知が鳴る状態である
- テレビや動画をつけながら勉強している
- 手の届く範囲にスマホ・漫画・ゲーム等が置いてある
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準備・環境作りが不十分
勉強を始めだすと気になることがポロポロと出てくる。なんだか気になってスッキリしないし、もう今日は勉強辞めちゃおうかな。
なんて考えてしまうのは、脳の意識が分散していることが原因。これは目前の勉強だけに集中して取り組めない環境・状況で起こります。
以下に心当たりがある人は、この原因に当てはまる可能性が高いです。
- 勉強を始めてから必要なものが足りないことに気づく
- 周囲の環境調整(空調の温度やBGMの音量など)が自身で不可能な状態
- 勉強中に人が気軽に話しかけてくる状態
勉強する時間帯や休憩時間が不適切
勉強に取り掛かってみるもののイマイチはかどらない。頭に入っている気がしなくて勉強のへのやる気もダウン。
実は勉強と時間は密接に関係しており、勉強ジャンルによって成果の上がる時間帯や休憩に効果的な時間サイクルがあります。
以下に心当たりがある人は、この原因に当てはまる可能性が高いです。
- 勉強する時間帯と勉強内容が毎回バラバラである
- 勉強時間と休憩のサイクルが決まっていない
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能力以上の難易度や量をこなす
「どうせ取るなら一番難しい級を目指したい」
「最上位級だけ受けて受験代を節約したい」
初心者なのに最上位級のテキストや応用問題から勉強を始めると、わからないことが多くてチンプンカンプンになり、モチベーションは下がります。
同様に、自分のキャパシティを超えた勉強量もやる気を無くす原因。
以下に心当たりがある人は、この原因に当てはまる可能性が高いです。
- 自分の実力に適したテキストを解いていない
- 日々の勉強量を適当に決めている
最初は「参考書のページ数÷勉強期間日数」など適当に量を設定したけど、設問にとりかかると想像より難しくて計画倒れ。やる気もなくなってしまいました…。(会社員・26歳)
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完璧を求め過ぎる
真面目な優等生タイプは完璧主義の罠にはまりがち。自分の理想と現状のギャップが大きくなると、無意識に気負ってしまい、やる気がでない状態に陥ります。
「勝手にハードルをあげすぎる癖がある」と感じる人も多いかもしれません。
以下に心当たりがある人は、この原因に当てはまる可能性が高いです。
- 机に座って教材を開く「勉強体制モード」以外は勉強しない
- 重要度や頻出度を加味せず教材を一言一句覚えようとする
- 理解できない事柄や解けない問題があると解決するまで次に進めない
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成長を実感する機会が少ない
「勉強をコツコツ続けているものの、知識や解答力がついた実感がない」
「合格というゴールに対して、今の自分はどこの位置にいるのかわからない」
そんな不安にかられてやる気を喪失してしまうのは、成長実感が持てないため。人は停滞していると感じるとやる気が出なくなります。
以下に心当たりがある人は、この原因に当てはまる可能性が高いです。
- 教材問題に正解できるのは暗記したからで、初見の問題に対応できるか不安
- どれぐらいの実力がついたのか分からない
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勉強する理由があいまい
「趣味に当てる時間を我慢してまで何で勉強するんだろう?」
このように考えると、途端にやる気がなくなることも。
勉強する理由があいまいだと、目先の快楽を我慢することをストレスに感じます。
以下に心当たりがある人は、この原因に当てはまる可能性が高いです。
- 勉強が目的化している
- 勉強した後の実現したいビジョンが抽象的
- 資格取得が仕事にどう活用できるか分からない
「サボる→自己嫌悪」の悪循環
今日だけは特別に「勉強しない」と決めて一度勉強を休むと、次の日からどんどん面倒くさくなってサボりがちに。
自分を律したいのに、意思が弱くてやっぱり勉強をサボってしまう。すると勉強も自分も嫌いになり、結果的に勉強は長続きしません。
以下に心当たりがある人は、この原因に当てはまる可能性が高いです。
- 勉強をサボった原因が自分の未熟さにあるように感じて自分が嫌になる
- ネガティブ思考で資格取得のモチベーションが下がる
- 気持ちの余裕がなく焦りや不安が多い
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眠気に勝てない
眠気は、勉強のやる気がでない原因の中でかなりの強敵。
以下に心当たりがある人は、この原因に当てはまる可能性が高いです。
- ベットの上やソファーの上で横になる姿勢で勉強している
- 勉強を後回しにして開始時間が夜遅くになっている
- 仕事の疲労感がつのり体力に余力がない
勉強のやる気を引き出す対処法10選
勉強のやる気がでない原因を踏まえて、最適な解決策を試しましょう。
本章では、以下の10個の対処法を紹介します。
- 集中力を切らす要因を取り除く
- 適切な環境で取り組む
- 勉強に最適な時間帯を見つける
- 自分に合う難易度と量で取り組む
- 中途半端でも「やる」ことを徹底する
- 成長を可視化する
- 勉強する理由を明確にする
- 加点方式で自分をほめる
- 眠気の原因と対策を考える
- ご褒美を作る
今すぐ試せる対処法もあるので、ぜひ取り入れてみてください。
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集中力を切らす要因を取り除く
勉強のやる気をなくさないためには、集中力を切らさないことが重要です。
以下の3つのポイントを試してみてください。
- SNSやアプリの通知を切る・サイレントモードにする
- テレビや動画などを見ながら勉強しない
- 手の届く範囲にスマホ・漫画・ゲーム等を置かない
- 一人で勉強する
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適切な環境で取り組む
勉強へのやる気は環境要因に大きく左右されます。やる気を削ぐ原因が身の回りの環境にある場合は、一歩先に準備して主体的に動き、自分で快適な環境を作り上げましょう。
以下の3つのポイントを試してみてください。
- 勉強する前日に必要なものを準備しておく
- 上着・耳栓・タイマーなど自分で最適な環境を作る
- 勉強中は話しかけないでほしい旨を伝える
勉強に最適な時間帯を見つける
実は勉強ジャンルによって成果の上がる勉強時間帯が異なります。また休憩は取ればいいものでなく、良い休憩は勉強のパフォーマンスを向上させます。
以下の2つのポイントを試してみてください。
- 計算系は朝方に暗記系は寝る前に勉強する
- 25分勉強に集中して5分休憩する
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ポモドーロテクニックを取り入れよう
出典元:App Store
ポモドーロテクニックとは「25分間集中→5分間休憩→25分間集中→5分間休憩」のサイクルを繰り返すことで、集中力を最大化する時間術です。
ポモドーロテクニックのメリットは以下の通り。
- 長時間集中力を維持し生産性が上がる
- 30分単位で勉強計画を立てられる
一方でデメリットは時間管理が多少面倒なことでしょう。
ただし、時間管理が面倒な点はポモドーロテクニック専用のタイマーアプリを利用すれば解決します。ぜひ勉強に活用してみてください。
自分に合う難易度と量で取り組む
勉強は基礎が重要です。着実に知識を積み上げていくことが合格への一番の近道。
自分の実力よりもちょっと難しいと感じるぐらいのレベルの問題に取り組むのがベスト。やる気が継続されますよ。
以下の2つのポイントを試してみてください。
- テキストは基礎→応用の順に取り組む
- 勉強時間内で解けるかぎりの問題に取り組む
中途半端でも「やる」ことを徹底する
やる気を出したいなら、まず「やる」こと。始めは成果が出なくてもやり続けることが、勉強を継続するコツです。
以下の3つのポイントを試してみてください。
- 隙間時間があれば1分でも勉強してみる
- 重要な事柄から暗記する
- 理解できない事柄や解けない問題は後に回す
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成長を可視化する
成長を実感するには、形に残らない日々の勉強を可視化することが効果的です。
以下の3つのポイントを試してみてください。
- 答え合わせの際きちんと丸つけを行う
- 公式の過去問題を解いてみる
- 勉強の進捗の記録を日々つける
資格試験の時に使ったノートは全部取っておきました。冊数が増えるごとに「こんなに勉強したんだ」という実感と自信が湧き、絶対に合格してやるぞ!と気合いが入りました!(OL・27歳)
勉強する理由を明確にする
今の勉強が未来の自分にどんなメリットをもたらすのか、ワクワクするような自分の未来を想像するとやる気が出るはずです。
具体的には以下の3つのポイントを試してみてください。
- 自分の目的に対して今の勉強がなぜ必要か言語化する
- 勉強後の実現したいビジョンを具体的にする
- 資格取得の過程で身につけたスキルを実際の仕事に取り入れる
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加点方式で自分をほめる
自分のダメな部分にフォーカスしない。できたこと・よかったことを見つけましょう。前向きな気持ちになると、やる気がよみがえってきます。
以下の2つのポイントを試してみてください。
- できなかった問題よりもできた問題の数を数える
- 自分の反省点をボジティブに言い換える
眠気の原因と対策を考える
眠気の原因はさまざま。少しの工夫で改善できる眠気から対策していきましょう。
以下の2つのポイントを試してみてください。
- 椅子の上に座って机に向かって勉強する
- 夜遅くなったら勉強しないで早く寝て翌日の朝に勉強する
ただし日々の生活習慣や働き方が原因の場合は、短期的な改善は難しいかもしれません。この場合は学習計画から練り直してみましょう。
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ご褒美を作る
人間誰しも、頑張るメリットがないと努力はできないものです。そこで、勉強をしたら自分にご褒美をあげましょう。
「今日1時間でも勉強したら、好きなお菓子を買って食べて良い」
「あと30分勉強を頑張ったら、好きな映画を見ても良い」
「ジュースを飲む代わりに、あと10分集中して勉強する」
などと考え、実際に自分にご褒美をあげると気力が落ちた時でも勉強に打ち込めるようになります。
ご褒美は例に出した短期的なものでも構いませんし、他には「資格試験に合格したら、どこか旅行へ行く」など長期的なものでも構いません。あなたのやる気につながるご褒美を考えましょう。
どうしても勉強のやる気が出ないときは?
勉強のやる気が出ない時の解決法をすべて試してみても、やる気が出ない。
その場合は、以下の2つの方法を試してみてください。
- 1分でやる気が回復する偉人名言を読む
- 一緒に勉強ができる仲間をつくる
それぞれ解説します。
1分でやる気が回復する偉人名言を読む
「夢を見るから、人生は輝く。(モーツァルト)」
資格を取得して、叶えたいあなたの夢はなんですか?勉強のやる気がでなくて悩んでいるのは、資格を取得して実現したい未来があるからだと思います。
そのためにも勉強のやる気が出ない今を変えていきましょう!
夢を叶えた人、何かを成し遂げた人たちの言葉はあなたの心にきっと響くはずです。
以下4つのカテゴリに分けて、偉人の名言を紹介します。
- 先延ばししたりサボりそうな時に読みたい名言
- 合格までの道のりに気が遠くなった時に読みたい名言
- 自信喪失・自己嫌悪でやる気が出ない時に読みたい名言
- 資格取得の勉強が大変でやる気が出ない時に読みたい名言
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先延ばししたりサボりそうな時に読みたい名言
「今日の責任から逃れることが出来たとしても、明日の責任からは逃れることは出来ない」
(リンカーン)「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」
(高橋歩)「今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる」
(稲盛和夫)
合格までの道のりに気が遠くなった時に読みたい名言
「ステップ・バイ・ステップ。どんなことでも、何かを達成する場合にとるべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かうことだ。これ以外に方法はない」
(マイケル・ジョーダン)「小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道だ」
(イチロー)
自信喪失・自己嫌悪でやる気が出ない時に読みたい名言
「他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ」
(ジョン・ラボック)「できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である」
(パブロ・ピカソ)「夜眠れぬこともあるだろう。どうしても壁がつき破れなくて、俺はダメな人間だと劣等感にさいなまれるかもしれない。私自身、その繰り返しだった」
(本田宗一郎)
資格取得の勉強が大変でやる気が出ない時に読みたい名言
「つらい道を避けないこと。自分の目指す場所にたどりつくためには進まなければ」
(キャサリン・アン・ポーター)「苦難を嘆いていないか? 飛躍の機会だと気づかずに」
(孫正義氏)
一緒に勉強ができる仲間をつくる
一人で勉強のやる気がでない時は一緒に勉強できる仲間を作ってみましょう。
よく会う友人と勉強会を開催してみましょう。連絡を多く取る友人とはLINEなど連絡アプリで資格試験勉強の進捗を報告し合うグループを作って毎日投稿するのも有りです。
身近に自分の勉強している資格試験の仲間がいない場合は、SNSを利用しましょう。
ハッシュダグや検索機能を用いて同志を見つけ、フォローして投稿チェックを日課にするとやる気アップに繋がります。
「勉強のやる気が出ない」自分とうまく付き合う方法
勉強のやる気が出ない日々が続くと、自分のことが嫌になるでしょう。明るい未来を目指して始めた勉強なのに、自分を嫌いになったら本末転倒です。
そこで本章では、勉強するやる気が出ない自分とうまく向き合う方法を2つ紹介。
- 自己肯定感を高める
- ストレスを緩和する
自己嫌悪とストレスへの対処法を紹介します。
自己肯定感を高める
勉強のやる気が出ず「自分はダメな人間だ」と思いつめていませんか?
このような場合は、以下の2つを実践し自己肯定感を高めましょう。
- 口に出して言葉で自分自身をほめる
- できたことをノートに記録する
たった5分でできるので、試してみる価値ありです。
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口に出して言葉で自分自身をほめる
自分で自分をほめるのは恥ずかしいし、ほめるものなんてないと思う人もいるでしょう。
でも些細なことでいいんです。今日いつもより丁寧に歯磨きができた、ハンカチにアイロンをかけたとかでも構いません。
自分のいいところを見つけて肯定するだけで、心は少し満たされます。すると自然と思考自体も前向きに変化していきます。
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できたことをノートに記録する
自分の1日を振り返り、できたと感じることを毎日ノートに書いてみましょう。
ノートの種類や記載する内容は問いません。資格試験の勉強と関係ないことでもOK。
自己肯定感は成功体験の積み重ねで満たされていくものなので、ノートをつけるとできた経験を認識できます。
また後で見返したときに「意外と色々やってきたな」と自信につながります。
ストレスを緩和する
勉強のやる気がでないこと自体がストレスに感じている人も多いはず。ストレスがたまると資格試験の勉強に取り組んだ際のパフォーマンスも落ちてしまいます。
ここではストレスを軽減する以下3つの方法についてご紹介いたします。
- ストレスを軽減する食べ物
- ストレスを発散できる趣味・運動
- 瞑想を取り入れる
ストレスは万病のもと。早めのストレスケアを心がけましょう。
ストレスを軽減する食べ物
ストレスを感じたら、以下の食べ物が含まれている料理を取るように心がけましょう。
- 緑黄色野菜
- 大豆製品
- 豚肉
- 青魚
- 乳製品
おすすめは手軽に摂取できるチョコレート・ナッツ・バナナなど。
コンビニにもあるので、ストレスを感じたときにすぐに摂取できます。
ストレスを発散できる趣味・運動
ストレスを感じたら、以下のような趣味や運動でリフレッシュしてみましょう。
- カラオケに行って大声で歌う
- ボクササイズでサンドバックを思い切り殴る
- 猫カフェに行って癒される
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瞑想を取り入れる
瞑想にはストレスを軽減する効果があると科学的に証明されており、今この瞬間に集中することで過去と未来への感情を断ち切り、ストレスを軽減できます。
1分でできる初心者向けの瞑想は、以下の通り。
- 目を閉じて、4秒間鼻で息を吸う
- 8秒間かけて口から息を吐く
- この呼吸を5回繰り返す
うまくできないと感じる方は、深呼吸だけでも効果があります。
瞑想アプリを使えば簡単に実践できるので、こちらの「2021最新!マインドフルネス・瞑想アプリおすすめ20選【無料あり】」もご参考ください。
勉強のやる気を引き出す書籍おすすめ5選
本章では、勉強のやる気を引き出す書籍のおすすめを5冊紹介します。
- ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか
- 「やる気が出ない」が一瞬で消える方法
- 勉強がしたくてたまらなくなる本
- 努力が勝手に続いてしまう。
- やってのける
ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか
ダラダラと勉強を先延ばししてしまう人必見の本書。
先延ばし癖は脳科学・高度経済学・心理学などのさまざまな分野から研究されており、本書はそれらの先延ばし研究をメタ分析して、発生メカニズムを緻密に解き明かしています。
先延ばし癖の原因を理解し、最適な克服法を選択できるでしょう。
「やる気が出ない」が一瞬で消える方法
本書はやる気がでないのは、自分のせいだと考えて精神論で解決しようとしている人、人間関係に悩みを抱えやすい人におすすめです。
「SNSで批判ばかり」「都会に住んでいる」などの原因を紹介。
また「いつも心配してくれる配偶者」「世話焼きで親切な先輩」などが実はやる気を妨げているなど、あっと驚く事実を臨床結果をもとに解説しています。
勉強がしたくてたまらなくなる本
本書は自分以上の怠け者や面倒くさがり屋な人はいないと思っている人におすすめ。
どんなに愚図な人が愚図なままでも無理なくやる気がでて、勉強を継続できる実践的な方法が数多く紹介されています。
勉強は漠然と長時間やるよりも工夫することが大切であると実感できる一冊です。
努力が勝手に続いてしまう。
本書は無理かもしれないと感じてやる気が出ない人におすすめです。
高校三年生の春に偏差値30。お世辞にも優秀とは言えない著者が短期間で同志社大学、元ブリッジ大学院に合格。
それは彼が編み出した「続けるテクニック」の成果のたまものです。
本書ではどんなことでもラクにこなせる38の習慣術と題して、著者が編み出した方法論を余すことなく紹介しています。
やってのける
本書は科学的に正しいやる気アップ方法に取り組みたい人におすすめです。
著者はコロンビア大学心理学博士、モチベーションと目標達成の分野の第一人者で、著者の長年にわたる研究の集大成となっています。
「やるべきことをわかっていても、行動できないのはなぜか?」「自分のモチベーションを上げるには、どうすればいいか?」という問題に明快な答えを提示。
「行動」を起こすための「戦略」を共有してくれます。
独学が難しければスクールを利用しよう
独学は自分には向いていないと感じたら、社会人向けスクールの利用がおすすめ。
スクールを利用すると、以下のようなメリットがあります。
- 初心者向けのカリキュラムが組まれている
- 講師によるレッスンが受けられる
- 他の受講生がいることでやる気につながる
独学が難しいという方ほど、確実な成果に結びつくでしょう。
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初心者向けのカリキュラムが組まれている
スクールでは資格取得までのカリキュラムが組まれています。カリキュラムに沿って勉強していけば、資格が取れるわけです。
カリキュラムは、過去の受講生たちの学習方法や試験の出題傾向を参考にしており、試験合格の近道が用意されています。
「自分でやっている学習が本当に効果的かわからない」とお悩みの方は、スクールのカリキュラムに沿って勉強するのがよいでしょう。
講師によるレッスンが受けられる
スクールでは、その道のプロによるレッスンが受けられます。テキストだけでは不明な部分があっても、講師に話を聞くことで理解できる部分もあるでしょう。
「学習内容が難しすぎてやる気が落ちてしまった」という方は、スクールで講師のレッスンを受けることが、悩み解消の近道となる可能性があります。
他の受講生がいることでやる気につながる
自分一人だけで勉強していると、ついテレビを見てしまったり、スマホで遊んでしまったりして時間を消費してしまいがち。
しかしスクールでは、自分以外の受講生たちが勉強しており、彼らの頑張る姿を見ながら自分も頑張れます(講師と1:1のスクールやオンラインスクールを除く)。
サボらず真面目に取り組む人たちが身近にいることはあなたにとって刺激となるはずです。「自分も負けじと勉強しよう」という気持ちが湧くでしょう。
「勉強のやる気が出ない」はよくあること
勉強のやる気が出ない原因と解決方法を紹介しました。
重要なのは自分に当てはまる勉強のやる気がでない原因を特定し、原因に合わせた解決法を実践すること。
ただし解決方法に奔走しすぎて根を詰めすぎるのもNG。時には一度勉強のことを忘れて気分転換することも必要です。
気持ちに余裕が生まれると自然と勉強するやる気も湧いてきます。やる気には波があり、上がるときもあれば下がるときもある。
「やる気が出ない」はよくあることですから、気負わずに向き合ってみてください。
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
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