プログラミング未経験からでも月50万円達成

中国の血を継ぐ美容師。高校の授業で感じた日本のITへの絶望感……。満を持してのエンジニア転職

作成: 2018.07.13 更新: 2019.04.25

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元美容師の、高橋克徳(たかはしかつのり)さん。中国人の母を持つ、ハーフという一面を持つ男性です。

元々、ゲーマーで高校時代は情報科に進んだという高橋さん。

高校時代の高橋さんを待ち受けていたのは「紙に手書きでC言語のコードを書く」という、非効率的なプログラミングの授業でした。その後「髪をいじるのが好き」「美容師はかっこいい」という素朴な理由で、美容の道へ。

しかしプログラミングへの思いは消えることなく、2018年には満を持してエンジニア転職を決意。その裏には、急拡大を続ける中国のIT業界を目にするからこそ感じる「日本のITへの危機感」がありました。

高橋さんにお話を聞いてみました。

ゲーマーな情報科の高校生、紙に手書きでCを学ぶ「あの授業は何だったのか」

――もともとは、美容師として働いていたんですよね。

美容学校の3年制のヘアメイク学科で勉強し、22歳で美容師になりました。26歳まで働いていましたね。

――いつから美容師を目指すようになったのでしょう?

高校生の時です。純粋に美容師ってかっこいいなと思って。髪の毛いじるのも好きでしたし。

でも、通っていた高校自体は美容となんの関係もない学校でした。工業高校で、C言語やってたんですよ。もともとゲーマーで、やりこむと熱中するタイプなんです。コール・オブ・デューティが好きで(笑)。

ゲームに興味があったので、情報科のある高校に進んだんです。高校は「プログラミングをやりたい」という理由で、学校選びをしましたね。

――高校時代から、プログラミングをやっていたのですね。

そうですね。ただ、所詮は高校でやった程度ですよ。「コードを見たことがある」くらいの知識しかなかったです。

授業でアルゴリズムを学んだからといって、ゲームソフトを自分で作るというようなことは全くできなかったです。

そもそもプログラミングの授業自体、パソコンすら使わずペーパープログラミングという時もあったんですよ。キーボードじゃなくて、紙に手書きでコードを書くんです。それでは実行結果が確認できないじゃないですか。あの授業は何だったんだろう、って今でもたまに思い出しますね……。

――(笑)

ただ高校時代からゲーマーだったので、自分でPC組み立てたりはしてたんですけどね。ほのかにはプログラミングをもっとやりたいし、パソコンもやりたいと思ってました。

高校卒業後は美容の道へ。ダブルスクールでCGも勉強

――美容学校では、どんな勉強をしていたのでしょう。

ヘアカラー、カット、パーマはもちろんですが、人体や衛生に関する勉強もしました。あと、美容師は国家資格なので、美容師法も一通り勉強しました。

――美容学校に通っていた頃や、美容師時代は、特にプログラミングやパソコンに関することはしていなかったのでしょうか。

3年間美容学校で勉強しながら、2年目にCG関係の専門学校で1年間ダブルスクールしていました。コンピュータグラフィック関係の学科に、夜間で通ったんです。

Photoshopでレタッチをしたり、自分でIllustratorで雑誌を作ったり。美容学校の授業でもデッサンやデザインの授業が多かったのですが、そういう場で学んだ知識はコンピュータグラフィックをやる上でも役に立ってたと思います。

「こんなに働いても評価されないのか」美容師としての働き方に生じた疑念

――美容師としてはどのような仕事をしていましたか?

入社1年目から、いろいろと仕事をもらいましたよ。

美容師としてのアシスタント業務と並行しながら、仕事が終わった後に売上管理や在庫管理をしていました。8時半出社で、帰るのは深夜2時、3時くらい。3時間から4時間睡眠ですね。僕、ロングスリーパーのはずだったんですけど(笑)。

なんで1年目のペーペーが、ここまで店の管理を丸々やっているんだと思うくらいでした。美容師のスキルもありつつ、パソコンに強くて、表計算ソフトの関数も使えるという人が他にいなかったのだと思います。

年間を通したキャンペーンを組んだり、POP広告を自分で作ったりもしましたね。

――美容学校で学んだことと、コンピュータグラフィックの学習経験。両方が生きたんですね。

そうですね。店自体がブランディング目的を重視して運営されている店舗で、デザインに強みがあったんですよ。雑誌の撮影もどんどん行われていましたし、素晴らしいクリエイティブディレクターの下での業務経験も積めました。いい経験だったと思います。

ただ、僕がイメージしていた美容師像とはズレがありましたね……。

――転職を考え始めたきっかけはなんだったのでしょうか?

30歳以降のキャリアを考え出したことですね。特に「35歳のビジョン」を真剣に考えるようになったんです。

美容師の仕事は楽しいですし、実際、みんな楽しそうに働いているんです。でも「これだけ働いているのに、こんなに評価されないのか」と愕然とするような思いもしました。このままでいいのかなと、正直に言って悩みました。

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母や義理の兄から聞く中国のIT業界のいま「先進国と言われる日本より早い」

一方で世の中はITですよね。僕の母は中国人なんですけど、中国は日本よりITの進化が早いです。日本は先進国と言われますけど、それでもITは中国の方が早くて。

――中国のITのスピード感は、どんなところに感じますか?

義理の兄も中国人で、日本語も綺麗に話せるので、よく話すんですよ。そうして中国の現状を、リアルタイムでよく聞くんですよね。

例えば、中国社会はキャッシュレスです。日本は現金社会で、まだまだ切符を紙で買う人もいます。すると外国人が日本に来ると、駅で戸惑うわけです。切符が買えない外国人って、めちゃめちゃ多いんですよ。

世間ではAIや言語処理が散々騒がれているのに、そうした知見が全然実社会で生かされてないなとは思います。

外国人に親切じゃない世の中を、どうにかできないかと思います。街中で困ってる外国人の方を手助けしようにも、ほとんどの日本人は英語話せないですしね。

――中国のITの進化と、日本社会の遅れに対して強い問題意識を持っていたのですね。

あと単純にプログラミングをやりたいのに、時間がなくてできない状況がずっと続いていたことも気がかりで。

転職を考え出したとき、僕は26歳でした。そのまま仕事を続けて、35歳になったらどうなっているか。プログラミングをやらなかったら、きっと35歳になって後悔すると思ったんです。

でも当時の僕の働きかたでは、プログラミングを仕事と両立するのはどうしても難しくて……。だったら、いっそプログラミングを仕事にした方がいいんじゃないかと思いました。

―― 26歳・プログラミング未経験での転職に不安はありませんでしたか?

当然、不安でしたよ。本当に美容師を辞めてエンジニアになるべきか、1年間悩んだんです。

プログラミング学習は「霧の中にいるよう」。本格的な学習に感じた壁と喜び

――エンジニア転職を決心した、最後の一押しはなんでしたか?

TECH::EXPERTの適性検査に受かったことですね。

何はともあれ、エンジニアになるためのスクールの試験を受けるだけ受けてみようと思い、色々調べたんです。

そして、一番最初に目が止まったのがTECH::EXPERTでした。

TECH::EXPERTに入るためには、適性検査をパスする必要があるんですよね。出題内容は論理パズルのような内容なんですけど。

その適性検査に通ったことで、悩みがクリアになりました。未経験から本当にエンジニアになれるのか、ずっと不安を持っていたんですけど背中をぐっと押してもらった気がしましたね。新しい扉が開き「その先を見てみたい」と思いました。

※2019年4月1日より、TECH::EXPERT「転職コース」受講のための選考はなくなりました。

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―― Webアプリケーション開発の感想を教えてください

めちゃめちゃ難しかったです。

―― どんなところが難しかったですか?

カリキュラムを一周しただけでは、どうしても「期限内に決められた範囲を終える」のに精一杯で理解が曖昧になってしまうんです。Rubyも駆け足、Ruby on Railsも駆け足で終わらせる感じで。

それでも何とか基礎的な内容まではついていけるんですけど、応用に進むと困りましたね……。

―― プログラミングを学び始めた人が、一度はつまづくポイントですね

でも、わからないからこそ楽しくなってくるんですよね。プログラミングをやっていると霧の中にいる感じで、答えを出していくと霧が晴れていくんです。それが嬉しくて、わからないところは追求したくなるんですよ。

―― 高校時代にC言語を学んだことは役に立ちましたか?

高校の時は理系脳だったんですけど、美容師になってからは完全にデザイン脳になっていて。

なのでTECH::EXPERTに入ったばかりの頃は、正直、理系脳が機能しなくなってました(笑)。そういう意味では、あまり高校時代の知識は生かせなかったかもしれません。

美容師時代のデザイン脳のまま、プログラミングに突っ込んだんです。デザインとプログラミングってやっぱり別物なんですよね。プログラミングをやっていくうちに頭が回転しだしたんですけど、デザインとの考え方のアプローチが違うことに苦戦しました。

会社選びの基準は「ビジョン」。初めてのエンジニア転職

―― TECH::EXPERT卒業後のキャリアは、入った当初はどのように考えていましたか?

正直、エンジニアのキャリアに関する知識は全然なかったので、キャリアアドバイザーさんとかなり綿密に相談しましたね。

TECH::EXPERTに入ったばかりの頃は「自分でサービスを作りたい」「35歳で起業したい」という目標を立てていたんです。でも、カリキュラムをやっていくうちにリアルを考え出して。やはり今はエンジニアとしてもっともっと経験値を積むのが先だな、と思いました。

―― 高橋さんは卒業後、株式会社プレスマンに入社されます。企業選びはどのような基準でされたのでしょう?

「その企業の上の人が、どういうことを考えているのか」を常に気にかけて、企業選びを進めました。
経営者にビジョンがない会社で働くのは、やっぱり辛いですよね。熱意がないと本気で働けないじゃないですか。

その点、プレスマンは経営陣も現場も熱意がすごくて。すごく素敵な会社だと思いました。

プレスマンのメイン事業は、WordPressを中心としたオープンソースと各種EC関連ツールを掛け合わせたEC関連のプロダクト開発です。

特にいいなと思ったのは、顧客の方が来社し、一緒にミーティングをしながらプロダクトを作っていける体制があることです。単に決まったプロダクトを導入するのでも、言われたプロダクトをそのまま作るのでもなく、顧客と同じ方向を向きながら一緒に新しいプロダクトを生み出していくというのは本当に有意義だし、素晴らしいと思うんです。

プログラミングは「好き」と思えたら儲けもの。人生最大の武器になる

―― これからの目標は何ですか?

今は採用していただいた恩返しをすることしか、頭に無いですね。これからの目標は社内で、経営にも携われるポジションに就くことです。

自分の置かれた立場で、見える世界は違いますよね。今とは違う新たな景色が見えた時に、次の段階を考えることができればいいなと思います。

―― TECH::EXPERTの受講を検討している方に、アドバイスをお願いします。

迷うくらいなら、やってみてもいいと思います。考えてるだけでは何事も前には進まないですし、やってみるからこそ見えることがあります。

やってみて、ちょっとでも好きだと思えたら儲けものですよ。「好き」は人生の最大の武器ですから。僕自身が好きを仕事にしてきた人間ですからね。美容師時代も本当に楽しかったですし、これから先エンジニアとしてキャリアを積んでいくことにもワクワクしています。

悩むくらいなら、一回キャリア相談を申し込むのもありだと思います。とはいえ、僕自身は相談すらせず、パッと申し込んだんですが(笑)

ただ、TECH::EXPERTのキャリアアドバイザーは正真正銘のプロですから。キャリアに悶々と悩むくらいなら、プロの意見を聞いた方がいいですよ。

卒業生として言えることは、こんなに勉強の環境が整っているところは他にないということです。朝から夜まで教室が開いていて、いつの時間もメンター(講師)がいて、ドリンクコーナーもある。最高に快適な空間で勉強できることは、間違いないです。

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この記事を書いた人

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Kazuto Seki
音楽ライターとしてエイベックス、ビクター、トイズファクトリー等に所属するアーティストの取材を担当。2016年に開催された『Bjork Digital』の取材経験から、VR×音楽に関心を抱く。2017年よりテクノロジーに関するライティングを開始し、TECH::NOTEにジョイン。猫とウサギを飼っています。