毎日新聞掲載の女性プログラマーは未経験からのエンジニア転職成功者!JapanTaxi採用担当者はどう見抜いた?

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ロボット学者・石黒浩研究室のスタッフとして、石黒教授の研究を間近で見ていた大木彩さん。当初は通訳の仕事に興味を持っていましたが、教授の思想や研究に大きな影響を受け、テクノロジーの世界に飛び込むことを決意しました。

大木さんは全くのプログラミング未経験から10週間で、JapanTaxi株式会社のサーバーサイドエンジニアに転職しました。そのキャリアチェンジは大きな注目を集め、2018年1月3日の毎日新聞朝刊に記事が掲載されました。

転職活動をしていた当時、大木さんはプログラミング学習経験を持つ実務未経験者。その後、メディアにも取り上げられるほどの飛躍的な成長を遂げた大木さんの「エンジニアとしての素質」を、JapanTaxi株式会社の採用担当者はどのように見抜いたのでしょうか?

大木さんの採用面接を担当したJapanTaxi株式会社のエンジニア・大崎壮太郎さんと、大木さんに話を聞いてみました!

▼ TECH::EXPERT卒業時の大木彩さんインタビューはこちら
石黒研究室でスタッフとして働いていた大木さん。
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ロボット学者・石黒浩の研究室スタッフからエンジニアに転身!研究室を離れプログラミングを学んだ動機とは

JapanTaxiが未経験者のポテンシャル採用を始めた理由


−−JapanTaxiとはどのような会社か、お教えいただけますか?

大崎:もともとJapanTaxiは日本交通の子会社で、タクシー会社が使うシステムを開発している企業でした。

2015年にJapanTaxiとなり、スマートフォン向けの配車アプリ「全国タクシー」を中心にプロダクトの開発を行っています。

画像出典:全国タクシー

−−大木さん、大崎さんの仕事内容を教えてください。

大崎:全国タクシーのプロジェクトマネジメントをしています。開発の進捗管理などが主な仕事ですね。

大木:私は「全国タクシー」のサーバーサイドエンジニアをしています。

−−大崎さんと大木さんは同じ「全国タクシー」開発チームで働いているんですね。チームはいま総勢、何人ですか?

大崎:社内で10人ほどです。内訳はサーバーサイドが4人、iOS・Androidが2人ずつ、デザイナーが1人。残り1名はマーケティング担当です。加えて、社外に6名ほど開発に参加している方がいます。

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−−大崎さんは、TECH::EXPERTで転職活動をしていた当時の大木さんの採用面接を担当されたそうですね。一定の学習経験を積んだとはいえ、プログラミング未経験者を採用するのは勇気がいることだったのではないかと思います。未経験者を入社させる「ポテンシャル採用」に踏み切った理由を聞かせてください。

大崎:JapanTaxiでは2年前に「全国タクシー」アプリを全面的にリニューアルし、アプリのコードをすべて他の言語に書き直したんです。例えばサーバサイドはVB.netからRailsと一部C#に、ウェブのフロントエンドはSilverlightからReactに変えました。

急ピッチでリニューアルを進めたこともあり、JapanTaxiのエンジニア採用基準はこれまでずっと「即戦力」でした。

でも、即戦力エンジニアを採用するのは簡単ではないです。ずっと良い人が見つからない・・・となると、人手不足のまま延々と開発を続けることになります。

そこで「即戦力採用が難しいのであれば、ある程度スキルを持つ未経験者をポテンシャル採用してみようじゃないか」と舵を切り替え、TECH::EXPERTさんにエンジニア紹介をお願いしたという流れです。

会長の川鍋がTECH::CAMPのイナズマコースを受講した経験がありますし、他にも数名TECH::CAMPの受講経験を持つ社員がいます。そうしたことも、TECH::EXPERTさんに紹介をお願いする要因になりました。

画像出典:TECH::EXPERT(テックエキスパート)公式ウェブサイト

弊社にとって、未経験者の採用はある意味「賭け」でした。正直、未経験者採用に乗り出したばかりの頃は「良い人が来ればラッキーだし、うまくいかなければそれはそれで仕方ないよね」というくらいの気持ちでした。

採用担当者が語る未経験者採用の感想「とても面白いです!」

−−実際、プログラミング未経験者の採用を手がけてみた感想はいかがですか?

大崎とても面白いですね!特にTECH::EXPERTさんの受講生はバックグラウンドが十人十色です。履歴書を見るだけでも興味を惹かれました。採用担当者として、受講生の方への期待値が高まりましたね。

一般的な転職エージェントを介して、採用面接に来られるエンジニアのキャリアはどの方も似たり寄ったりになりがちです。

ところがTECH::EXPERTさんだと「前職は銀行員でした」というような、異色のキャリアの持ち主がたくさんいます。全くの異業種からエンジニア転職を目指すからには、それだけ強い「エンジニアになりたい理由」があるんですよね。

採用担当者が、大木さんのエンジニアとしての実力を確信した瞬間とは?

−−お2人は面接で、どんな話をしましたか?

大崎:大木はTECH::EXPERTの最終課題で、Amazonのクローンサイトを作成していました。面接では、そのデータベース構造を聞きました。

大木:「では、このサイトでタイムセールを行うとしたらどう機能を実装しますか?」「注文者に返金対応をするとしたら、どうしますか?」という質問がありましたね。

−−とても面白い質問ですね。アプリケーションに追加機能を実装する場合、その人ならどう開発を進めるかをチェックしていたのですか?

大崎:そうですね。アプリ開発は、1つの機能を作るだけでも考えるべきことが山ほどあるんです。例えばECサイトにタイムセール機能を付けるとしたら、注文者から返金の要望が出ることを想定し、タイムセール時にその商品が幾らで販売されていたのかを後追いでチェックできなくてはいけません。

−−単に機能を足すだけでなく、その後に起こることを先回りして考え、アプリを設計する必要があるのですね。

大崎:はい。面接の時、こうした質問に対する大木の返答は的確でした。”打てば響く”という感覚があり「この人なら、JapanTaxiで素晴らしい仕事をしてくれるに違いない」と確信を得ました。

−−面接で合格し、大木さんはJapanTaxiへの入社が決まりました。大崎さんが大木さんに期待していた働き方は、どういうものですか?

大崎:こちらからの指導を待つのでは無く、自らどんどん知識を吸収していくような働き方を期待していました。大木はまさにそういうタイプの人材だと思います。

大木:学びたいことがあったら、どんどん好き勝手に学んでいけるような環境がJapanTaxiにはあると思います。そういう空気感が私の肌には合っていて、とても働きやすいです。

入社後には、2人メンターの方が付いてくださりました。自分で勉強したり、実際に開発を行う中で分からない点が出てきたら質問ができます。

まだまだ私は未熟で、実際の開発現場では分からないことだらけです。TECH::EXPERTで学んだ内容は本当に役立っていますが、それだけでは足りないことがとても多いのも事実です。だからこそ自主的にスキルを伸ばしていく環境を用意していただけたことは、本当にありがたいです。

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TECH::EXPERTを卒業!大木さんが1番始めに手がけた仕事は?

−−JapanTaxiに入社し、大木さんが1番最初に担当したのはどういう仕事でしたか?

大木:タクシーに積んである機械と全国タクシーのシステムの間ではデータのやり取りが行われているのですが、前者のリニューアルが行われたんです。リニューアルに対応するためには、全国タクシーでもサーバーサイドの追加機能の実装が必要でした。

その実装が、私の1番最初の仕事でした。

−−初めてエンジニアとして任された仕事を終えた時の、率直な感想を教えてください。

大木:正直、詰まってばかりでした・・・。本当に何をやっても、エラーに直面します。全体の工程の9割で詰まったと言っても、過言ではないです。

何より困ったのは「いつまでに実装が完了する」という見通しが立たないことです。ずっと詰まってばかりだったので「この機能はこれくらいの時間で作れます」という見積もりが出せなくて。右も左も分からない中で、なんとかもがいて開発を終わらせたという感じです。最終的に掛かった時間は、ちょうど1ヶ月ほどでした。

大崎:どんなエンジニアもはじめはそうです(笑)

全国タクシーではその成果を測るための数値を幾つか設定しているのですが、やがてはこの数値を個人レベルにまで細分化していこうと考えてます。つまり、1人1人に「あなたはこの数字だけを追いかけてください」という目標値を渡すということです。

大木にもスキルを伸ばしつつ、目標値の達成に向けて自走できるエンジニアになって欲しいですね。

JapanTaxiのエンジニア採用は個性重視!具体的には、何を見ている?

−−大崎さんは、大木さん以外のエンジニア採用にも深くコミットしているそうですね。JapanTaxiのエンジニア採用基準を教えてください。

大崎:弊社CTOがいつも言っているのは「変わった人を採ろう!」ということです。基礎的な開発スキルを持っているのは前提ですが、その上で個性的で、強いこだわりを持つ人物だとなお良いですね。

たとえば先日入社した新しいエンジニアの趣味はクラブミュージックを聴くことらしいのですが、クラブには行かず、家でヘッドフォンを付けて聴いてるそうなんですよ。踊れる音楽を、ずっと座って聴いてるのはちょっと変わってますよね(笑)

大木もとても個性的です。エンジニア転職に至るストーリーがとても豊かで素晴らしいと思います。弊社の中には「ポテンシャル採用ってどうなんだろう」「経験者採用の方が良いんじゃないか」という懐疑的な声もありました。でも、そうした声を打ち消すくらいの魅力が大木にはありました。

大木:JapanTaxiにはエンジニア歴が長い方がたくさんいるので、日々さまざまな影響を受けています。

皆すごく温かくて、私が技術に関する質問をすると「なるほど、それは面白い質問ですね」と同じ目線に立ち、回答してくれます。なので、とても質問しやすいです。そのことに非常に助けられています。

エンジニア転職への後悔は「まったく無い」。大木さんが改めて語る、エンジニアの魅力

−−大木さんはエンジニアとして仕事を始めたことに、後悔や戸惑いの気持ちはありませんか?

大木:まったく無いですね。純粋に、毎日楽しいんですよ!

社会人になってから、私はずっと「自分に一番向いている仕事ってなんだろう?」と探し続けてきたのですが、エンジニアはまさに最適解だと感じてます。勉強したければ自分でどんどん勉強できますし、試してみたいことがあれば実践を通じてチャレンジできる。こんなに楽しい仕事って、他に無いと思います。

−−これから身につけたいスキルがあれば教えてください。

大木:個人として興味があるのは、音声認識です。Amazon Alexaはすごく面白い存在だと思っているので、自分でスキルを作って公開してみたいです。

大崎:大木には、サーバーサイドだけでなくクライアントも開発できるエンジニアになってほしいです。

いまはRuby on Railsでの開発を任せていますが、遠くないうちにiOS・AndroidやJavaScriptの案件もお願いしたいです。だから、別のプログラミング言語もどんどん覚えてくださいね!

大木:頑張ります!

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Kazuto Seki Kazuto Seki
音楽ライターとしてエイベックス、ビクター、トイズファクトリー等に所属するアーティストの取材を担当。2016年に開催された『Bjork Digital』の取材経験から、VR×音楽に関心を抱く。2017年よりテクノロジーに関するライティングを開始し、TECH::NOTEにジョイン。猫とウサギを飼っています。
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