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【初心者必見】プログラミング独学は何から始める?プログラミングの始め方を徹底解説

更新: 2023.10.12

プログラミングの学習を始めたい
でも、まず何から始めたらいいのだろう?
具体的にどんな勉強をすればいいのだろう?
プログラミングを始めるとき、このような悩みを持つ方は多いでしょう。

難しそうだし、書籍やネットの記事を参考にしても専門用語の意味がすでにわからない」など、プログラミングの面白さに辿り着く前に挫折してしまうケースも少なくありません。

そこでこの記事では、そんなプログラミング超初心者のあなたの疑問や不安を解決するべく、「プログラミングの始め方」として必要なことをまとめました

本記事を通して、プログラミングを効率良く学ぶ方法がきっと見つかるでしょう。

この記事の目次

そもそも「プログラミング」とは?

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プログラミングがどのようなものかはご存知でしょうか?

そのままの意味では、物事を実行する計画書や、手順を記したものを指します。コンピュータのプログラムも、コンピュータを動作させるための手順を書いたもののことです。

では、プログラムはどのような仕組みで、コンピュータに働きかけるのでしょうか。

ここでは、以下の流れで「プログラミングとは何か?」についておさらいします。

  • プログラミングの仕組み
  • プログラミングを学ぶメリットは?
  • プログラミングで何ができる?

プログラミングの仕組み

プログラムとは、コンピュータにさせたい手順や工程などが記されたレシピのようなもので、用途や目的によって、適したプログラミング言語で正しい順序を守って記述する必要があります。

プログラムは、HDD(ハードディスクドライブ)SSD(ソリッドステートドライブ)などの補助記憶装置などに記憶されます。

しかし、処理速度をあげるためにOSやアプリ起動のタイミングなどで、「メインメモリ」という、一時的にデータを保存できる装置に記録されるのです。

コンピュータの中枢部にあるCPUとよばれる処理装置が、メインメモリに記録されたプログラムやデータを読み取り、高速で処理することで、コンピュータが動作します。

そして、コンピュータに対する一連の指示を羅列したものをソースコードといいます。「プログラミング=コードを書く」ということをイメージする方は多いでしょう。

しかし、このコードを記述することだけがプログラミングではありません。

プログラミングとは「目的の明確化(企画)」に始まり、「設計」「実装」「修正」の4つの段階をすべて含めたものをさします。

目的の明確化(企画)

「目的の明確化(企画)」は最初にやるべきことで、プログラムを使い、コンピュータに何をしてほしいのか、どんな問題を解決するための動作をさせるのかを具体的に決める工程です。

どんなアプリケーションを作成するのかもこの手順に入ります。

設計

「設計」は、企画で定めた目的を果たすために必要な「仕事内容」や「手順」を設計する作業です。

例えばX(旧Twitter)やFacebookのようなSNSサイトや、クックパッドのような投稿サイト。Amazonのような通販サイトを開発するためには、データベース設計が非常に大事です。

実装

「実装」は、設計した内容を、コンピュータに伝えるために組み込んでいく作業です。

修正

プログラムは、決められた文法に沿って作成する必要があり、誤りがないか確認したり、思うように動作しなかった場合には「修正作業」を行う必要があります。

プログラミングを学ぶメリットは?

なんとなくの興味や好奇心でプログラミングを勉強する前に、プログラミングを学ぶメリットについて考えてみましょう。

具体的には、「社会的な需要が高い」「論理的思考が身に付く」「抽象化能力が身に付く」「問題分析力と解決能力が身につく」などが挙げられます。

「社会的な需要が高い」というのは、現在IT業界全体的にエンジニア不足が深刻化していることが問題視されています。

そのためプログラミングは、就職や転職、キャリアアップにも大いに役立つスキルです。

論理的思考」が身に付く理由として、プログラミングでは、曖昧な表現はありません。

命令と結果が明確であり、そのために必要なことが何か、手順を細分化して論理的に組み立てます。エラーがあれば、原因を突き止めない限り先には進めません。

「抽象化能力」というのは、物事の全体像をつかみ、本質を見抜くという能力のことです。共通点を把握し、理解することで知見が深まり、汎用性も高まります。

プログラミングの作業では、大抵エラーが起こり、スムーズに処理がすすみません。その原因としては、コードの記述ミスであったり処理の順序に問題があったりと、さまざまです。

その問題が発生している原因を推測し、コードを組み立て直したり、書き替える作業を繰り返すことで問題把握能力と解決能力が自然と身についていくのです。

この「論理的思考」と「抽象化能力」を併せもつことで、結果的に問題分析能力や問題解決能力も高まります。

プログラミングで何ができる?

プログラミングは、コンピュータに指示した内容に基づいて一定の処理を行います。処理の結果や条件に応じた動作ができるので、作業の自動化などで大きな役割を果たします。

例えばシステムは監視・保守・管理が必要ではありますが、プログラムを組み込むことによって、自動で作業させることができます(自動処理)。

エラーなどが起こらない限り、確実で正確な動作を繰り返し継続することができます。

またプログラミングは、コンピュータ上のデータを用いて行うため、インターネットを通じてたくさんの方との情報共有や、離れた場所でもコンピュータの制御なども可能(遠隔処理)。

現在では、身の回りにある電化製品のほとんどにプログラムが組み込まれています。

例をあげると「スマートフォンの全ての操作」「テレビの番組表や各種操作」「炊飯器の動作」「冷蔵庫の温度管理」などの機能はプログラムによるものです。

今やインターネットは「スマートフォン」や「パソコン」などを利用して、世界各国で使用することができます。

さらに、そのインターネットを利用した「銀行ATM」「アプリ」「SNS」「ネットショッピング」や「掲示板」などの、私たちが普段何気なく利用しているサービス。

これらは全て、プログラムにより作られ提供されています。

プログラミングを使いこなせるようになると、人々の日常をより便利にするためのサービスを生みだし、提供できるようになるのです。

プログラミング独学前に初心者が知っておくべきこと

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プログラミングを勉強しようと思ったときに、まず何からはじめればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

また独学を試みて、挫折した方もいるでしょう。そうした方でも、やり方次第できちんとプログラミングを身につけられます。挫折経験者でも大丈夫です。

まずは、プログラミングを独学する上で知っておくべきことや心構えなどを説明します。

  • プログラミングは誰でも習得可能
  • 何のために学ぶのかを明確にしよう
  • プログラミング言語の種類と目的を知ろう

誰でも習得可能なその理由とは?

難解そうに見えるプログラミングも、やりかた次第では誰でも習得可能といわれています。

ロジックを学び、正しい手順で学習すれば、初心者から初めても短期間でプログラマーという仕事で活躍することも不可能ではありません。

それまで全くプログラミングをやったことが無かった人でも大丈夫です。

以下は、未経験からエンジニアに転職した方のインタビュー記事です。

ぜひ参考にしてください。

▶️【初心者必見】プログラミング独学は何から始める?プログラミングの始め方を徹底解説

何のために学ぶのかを明確にしよう

目的を明確にすることは、プログラミング学習の手段や方向性を決める第一段階です。

作りたいものやWebサービスなどがはっきりとしていれば、選びやすいのでしょう。

しかし漠然と就職に役立ちそうだから、学んだあとに何を作るか決めたいという考えの方は、慎重に検討する必要があります。

例えば次のように、何がしたいかによって使用するプログラミング言語が異なります。

せっかく学習したのに、作りたいものが作れないなんてことにならないようにしましょう。作りたいものが作れないと、モチベーションが落ち、挫折の原因になるからです。

  • 初心者でも挑戦しやすい言語PythonRuby
  • Web画面に動きをつける時には「JavaScript」
  • 需要が高く、様々な場所で活躍できる「Java」
  • VRゲーム開発をするならC#
  • Apple製品であるiOS専用の言語は「swift」
  • 全ての言語の基礎とも言われている「C言語」

プログラミング言語の種類と目的を知ろう

プログラミング言語には、世界中で200を超える種類が存在します。そんな中から、どの言語を選べばよいのか?これから勉強しようという方には、難しい選択だとおもいます。

ここでは、現場でよく使われる人気のプログラミング言語をおおまかに紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

プログラミング独学に必要な学習環境について

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ここでは、プログラミングを独学する上で重要な、学習環境周りについて解説します。

  • プログラミングに必要なパソコンの性能
  • プログラミング独学に必要な時間やコストは?
  • プログラミングの環境構築について

プログラミングに必要なパソコンの性能

まず、パソコンのCPUについて確認してみましょう。

CPUは、パソコンの脳みそと例えられ、処理速度に関わってくる部分です。プログラミングに対応するには、2.5GHz以上のものを選ぶようにしましょう。

また、メモリはいくつかのソフトを同時に動かしたり、容量の大きいソフトを動かしたりするために必要になる部分です。4GB以上のものを選びましょう。

プログラミングは「Mac」「Windows」「iPad」などで可能です。それぞれ紹介します。

プログラミング学習はMacがおすすめ

プログラミング学習のためにPCの購入を検討しているのであれば、一般的にはMacがオススメされています。

使い方の方針にもよりますが、理由としては動作が軽くて環境構築も楽なうえ、使いやすいことです。

コスパ重視ならWindows

Windows7・8では、以下の順に開いていくと自分のパソコンのスペックが数字で記載されています。

コントロールパネル→システムとセキュリティ→Windowsエクスペリエンス インデックス

Windows10では、Windowsアイコンのボタンから「設定」を開き、「システム」「詳細情報」の順で選択するとスペックの確認が可能。

Windowsでももちろんプログラミングは可能です。圧倒的なシェア率があり、コストパフォーマンスの良さも人気の理由です。また、ソフトウェアの種類も多く、拡張も簡単にできます。

それぞれにメリット、デメリットなどあるので、悩んでいる方は以下の関連記事も参考にしてみてください。

iPadでもプログラミングは可能

プログラミングを始めるなら、まずはコードを書く楽しさをパソコンを操作をする前に身近なデバイスで体験してみるのもおすすめ。

環境づくりの大変さに辟易し、コードを書く前に嫌になってしまうのはもったいないです。

こちらの「iPad Proでプログラミング!始め方5ステップや勉強法を紹介」では、iPad Proを活用したプログラミングについて解説しています。

プログラミング独学に必要な時間やコストは?

初心者からプログラミングの勉強をはじめて、習得するまでにどれくらいの時間やコストがかかるのでしょうか。

人によっては1000時間以上かかるという方もいますが、もちろん学習方法環境によって個人差があります。モチベーションの大きさによっても変わります。

PCやオンライン環境が整ったうえで、学習方法として書籍インターネット、無料の学習サイトが多数存在するので、独学の場合は低コストで習得することが可能です。

ただし、自己管理ができ、毎日継続して学習する意欲がなければ、習得するまでの時間もそれなりにかかります

プログラミングスクールに通った場合、たとえば1カ月程度の短期集中コース3カ月コース6カ月コースなど、難易度やコース内容にもよりますが、期間内にスクールのカリキュラムが組まれているので計画的に学習できます。

金額もコースによりそれぞれですが、数万円~数十万円の料金が必要となるでしょう。

モチベーション維持のためにも将来の自分への投資と割り切り、費用対効果について真剣に考えてみることも大切です。

プログラミングの環境構築について

Webアプリケーションは、すべてサーバと呼ばれるコンピュータで動きます。このサーバの多くは、「Linux」という「Unix系OSで動いています。

プログラミングでは、プログラムを動かすための環境を構築する必要があります。

コードを記述するテキストエディタの他に、MacのPCを使用している場合は「ターミナル」、WindowsのPCを使用している場合は主にコマンドプロンプト」などを使用する場合があります。

Linuxコマンド」を学習することで、環境構築にも対応できるようになるでしょう。

詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。

プログラミング独学の具体的な方法

環境が整って目的や学ぶ言語が決まったら、さっそく高いモチベーションのまま、プログラミング学習に取り掛かりましょう。

大きく分けて次の方法があります。

  • インターネットの学習サイトで学ぶ
  • 動画の学習サイトを利用する
  • プログラミングスクールを受講する
  • 専門学校や大学で学ぶ

基礎から学び、段階を踏んで確実にステップアップしていくために、自分にぴったりの手段を選択しましょう。

インターネットの学習サイトで学ぶ

プログラミングを独学で勉強するときにオススメの方法は、インターネットの学習サイトで勉強することです。

動画を見ながら授業を受けているような感覚で学習できるものや、ゲーム感覚で楽しみながら学べるものもあります。

以下では、無料学習サイトのおすすめを紹介しているので、合わせて参考にしてください。

▶️プログラミング無料学習サイト12選!独学での勉強におすすめ【エンジニア直伝】

動画の学習サイトを利用する

インターネットで検索すると、「schoo」「paiza」「ドットインストール」などの、動画を見ながら勉強できるプログラミング学習サイトが見つかります。

コードの書き方以外にも、その言語の周辺知識を学べるコンテンツや、課題を解きながら実践的なトレーニングができるなど、効果的に学習できる工夫がされているものも。

基礎レベルの学習であれば、無料で利用できる学習サイトもあるので、まずは独学で勉強したいという方は、これらのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

ゲーム性のある学習サイトで遊びの要素を取り入れる

学習サイトの中には、ゲームのような感覚で楽しみながらプログラミングの学習ができるものがあります。

たとえば「Progate」の場合、課題を解いて勉強を進めていくことで、学習の進捗状況が一目でわかるよう、レベルやチャートで確認することができます。

ほかにも、プログラミングをゲームで学べるサイトを紹介しているので、興味のある方は参考にしてみましょう。

▶️【初心者必見】プログラミング独学は何から始める?プログラミングの始め方を徹底解説

独学でプログラミングを習得するためには、時間の使い方と教材の選び方によって、計画的に学習を進めていけるかが決まります。

以下の記事でも独学でプログラミングを学ぶためのコツを紹介しています。

▶️プログラミング独学で挫折しない勉強法と成功させる4つのコツ

プログラミングスクールを受講する

効率よくプログラミングを学ぶのであれば、就職・転職などの将来的なことを含めて、プログラミングスクールに通うことによるメリットは大きいでしょう。

コストはかかりますが、プロのエンジニアやエンジニア転職のプロなどから、実践的な技術を直接指導を受けられます。

また個々のレベルに合わせた学習計画や進捗状況を管理してくれるため、プログラミングを勉強することに集中できるでしょう。

また、卒業後の就職・転職支援や、技術サポートをしているスクールもあるため、初心者には心強い存在になるはずです。

日中まとまった時間をとりにくい社会人や学生のために、週末や夜間、オンラインでの講習を取り入れているスクールもあるので安心だと思います。

【初心者OK】社会人におすすめ プログラミング教室 15校比較」の記事では、社会人にもオススメのプログラミング教室を紹介しています。

専門学校や大学で学ぶ

大学でもプログラミングの基礎を学ぶ事はできますが、専門知識を掘り下げて学ぶとなると、専門学校の方が優勢ともいえます。

また、目指すエンジニアの種類によっても、オススメの学校や専攻が異なります。

専門学校や大学で学ぶことで、資格の取得やコンテストなどに挑戦してみたり、仲間と目標を共有したり、また近くにライバルがいることによってモチベーションの維持にもつながります。

以下、参考記事もありますので、ぜひご覧ください。

▶️【初心者必見】プログラミング独学は何から始める?プログラミングの始め方を徹底解説

プログラミング初心者から脱出するためのコツ

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プログラミングの学習のほとんどは、つまずいている時間との闘いになります。あきらめずに解決するため、「明確な目標を定める」事が大切になります。

「プログラミングに興味がある」「プログラマーになりたい」「ゲームやホームページなど作りたいものがある」「エンジニアとして働きたい」などのきっかけを大切にしましょう。

また、学習は計画的に行うことも大切で、最初に無理をして頑張りすぎても途中で一度熱が冷めてしまうものなのです。

効率よく学習を進めていくには、しっかりと「目標」に合った「計画」をたてて進めていく必要があるでしょう。

以下では、プログラミング初心者から脱出するためのコツを5つ紹介します。

  • 学習の順序に気を付けよう
  • アプリを開発してみよう
  • サンプル改造からはじめよう
  • プログラミング習得に必要な反復学習
  • IT勉強会に参加しよう

学習の順序に気を付けよう

多くの方が、まず知識をつめこみ、理解できたら実践してみようという考えをもっているのではないでしょうか。

しかし、プログラミング学習ではこの方法はあまり向いていません。関数やメソッドの暗記に時間や労力を割く必要はないのです。

都度検索すればわかることですし、良く使うメソッドは、自然と身についてくるものなのです。

プログラミング教室や専門学校などでは、学習のスキームが確立されているため、効率のよい学習は期待できます。

独学の場合は、すべて自分で決めなければならないので、学習計画はとても重要なことです。

動画などで基礎から学習できるサイトと、プログラムを書くことができる環境、わからないことを質問できたり、調べることができたりするツールやサイト。

これらをフル活用すれば、プログラミングを習得することはできます。

プログラミング言語には、文法やルールなど、それぞれの決まりごとがあります。そのルールに従って記述できると、いずれ理解し、書けるようになるのです。

そのためには、プログラミングに慣れ、実践レベルのスキルを磨くために、既存サービスのコードを真似するといった「体で覚える」ことが重要です。

小さなプログラムを少しずつ動かし、エラーがでたら都度デバッグする。この作業を繰り返していきましょう。

アプリを開発してみよう

プログラミングの学習をしていると、段々とモチベーションが下がってきたり、学習そのものに飽きてしまったりすることもあると思います。

そこで、実際にアプリを作ってみて、学習の要点を体感してみるとよいでしょう。

アプリを実際に作るときには、「フレームワーク」「ライブラリ」「API」に関する要点をおさえましょう。

既存のサービスやライブラリを上手く拡張することで、大幅な作業短縮や、効率よく完成させることも可能です。

ある程度の基本構文や、読み書きができるようになったら、フレームワークの学習をすすめましょう。実際に開発しながら知識を深めるようにすると、理解も早まります。

フレームワーク

フレームワークとは、アプリの基となる「枠組み」のことです。

文章を作るときに、「起承転結」が必要なように、その枠組みに合わせて作ることでうまくいくためのテンプレートのようなものです。

たとえば、「Ruby」には「Ruby on Rails」のように、各言語にルールの異なるフレームワークがあります。

ライブラリ

ライブラリとは、他人の書いたソースコードをまとめたもののことで、誰もが共通利用できる部品のようなものです。

ライブラリを活用することで、複雑な機能を一から作る手間を省くことができます。

API

API(Application Programming Interface)とは、アプリとサーバを連携させ、他のソフトウェアとの連携や動作を紐づけるための仕組みです。

Google マップ・X(Twitter)・Amazonなど、主要なサービスにはAPIも提供されており、これらのAPIを使用すれば、Googleマップを活用した自作アプリなどを開発できます。

サンプル改造からはじめよう

いきなり大きなプログラムを作ることは厳しいという方は、サンプルの改造をしてみてはいかがでしょうか。

参考書や学習サイトでも、教材用のサンプルを提供しているものがあるので、そのサンプルに何か機能を増やしてみることを試してください。

たとえば、Webページのサンプルの場合、文字の大きさや色を変える、リンクやページを増やす、音楽が流れるようにしてみる。

Rubyの場合は、サンプルの結果を一度確認し、その結果を目指してプログラムを書いてみる。

Ruby on Railsの場合は、Facebookのログイン機能や投稿機能を実装してみる、などです。

部分的に改造を加え、その範囲を広げていくことで、応用スキルも磨かれるのでオススメ。

プログラミング習得に必要な反復学習

学習の内容を理解し、身につけるためには、繰り返し反復することがもっとも効果的です。

基礎を学び、実践し、エラーを修正し、作ってみてわからないことを基礎に戻って学習する。という過程を経て初めて理解できることが多々あります。

最初は誰しも、何がわからないのかがわからない状態からのスタートです。実践とエラーを繰り返し、疑問に一つずつ根気強く取り組み、繰り返しましょう。

IT勉強会に参加しよう

いざ独学などでプログラミングを始めても、一人で黙々と勉強をしているだけではモチベーション維持が難しいものです。

分からないことがあっても質問できず、コンピュータに詳しい人も周りにいない。いまやっている学習方法があっているかもわからず、その後のキャリアも描けない。

そういう状況では、プログラミングを続ける気力を失ってしまうでしょう。そうした方におすすめなのが、IT勉強会に参加すること

同じような技術レベルの仲間がたくさん集まる勉強会を探して、参加してみましょう。

実際に参加してみることで、モチベーションを維持しながら、仲間を作り、勉強会の後には一緒にディナーにいくというような楽しみが生まれます

こちらの「IT勉強会に参加しよう!人気の勉強会・おすすめサイトまとめ」ではIT勉強会の詳細や探し方、おすすめ勉強会サイトを紹介しています。

プログラミング初心者の独学におすすめな本6選

プログラミング学習を助けてくれる書籍を、ぜひ活用してみましょう。

ここでは、初心者にもわかりやすく、基礎や概念を学習するためにオススメの書籍を6冊紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

  • プログラミング入門講座
  • オブジェクト指向でなぜつくるのか
  • リーダブルコード
  • コーディングを支える技術
  • プロを目指す人のためのRuby入門
  • Unity[超]入門

プログラミング入門講座

プログラミング入門講座――基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業

世界中の成功者がなぜプログラミングを学んでいるのか。

そして、世界中で2億人以上が夢中になった具体的な学び方について徹底紹介されています。

これからプログラミングをはじめる方におすすめの一冊です。

オブジェクト指向でなぜつくるのか

オブジェクト指向でなぜつくるのか 第3版 知っておきたいOOP、設計、アジャイル開発の基礎知識

ソフトウェア開発技術において、オブジェクト指向について学ぶことはプログラミング学習をすすめるうえで欠かせません。

複雑で苦手意識をもちやすいオブジェクト指向の全体像について、初心者にもわかりやすく解説しています。

リーダブルコード

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

プログラミングでは「きれいなコード」を書くことが求められます。

特に仕事でプログラミングを書く場合に、チームでのプロジェクトが必然的に多くなるため、誰が見てもわかりやすいものでなければいけません。

この著書には、そんな「良いコード」を書くためのコツやテクニックが紹介されています。

コーディングを支える技術

コーディングを支える技術――成り立ちから学ぶプログラミング作法 WEB+DB PRESS plus

プログラミングの概念について説明している書籍です。歴史的な経緯とともに、なぜそのプログラミング言語が誕生したのか?などを知ることができます。

プログラミング学習をすすめるうえで、知っておくと役立つと思われる深い理解が得られます。

プロを目指す人のためのRuby入門

プロを目指す人のためのRuby入門[改訂2版] 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで (Software Design plus)

日本生まれのプログラミング言語である「Rubyについて、初心者にもわかりやすく基礎を教えてくれます。

問題と解決方法がすぐに確認できるため、効果的に学習できます。基本となるメソッドが豊富に記載されているので、リファレンスとしての役割も果たしています。

Unity[超]入門

Unity[超]入門

ゲーム開発エンジンとして有名な「Unity」を学べる教科書です。

コードを書かずにゲームを開発できる「ビジュアルスクリプティング」にも対応しているので、プログラム知識に自信のない方でも安心。

プログラミング初心者の独学をサポートする質問サイト3選

プログラムを書いていると、ほとんどの時間を費やしてしまうほど、当たり前のように起きてしまうエラーは初心者の悩みの種。

この「エラー」を解決できないことが、挫折の原因になってしまう場合もあります。

どんな熟練のプログラマーでも、エラーは常に起こります。ここでつまずかずに、一つずつ乗り越えていくことがプログラミング上達のコツです。

ここでは、プログラミングでわからないことがあった時に、質問や調べることができるオススメのサイトを3つ紹介します。

これらのサイトは、プロのエンジニアも利用しており、解決へヒントになるでしょう。

  • Qiita(キータ)
  • teratail(テラテイル)
  • Stack Overflow(スタックオーバーフロー)

Qiita(キータ)

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出典元:Qiita

Qiita(キータ)」は、実際のエンジニアも使用しているプログラミングについての記録・共有サービスで、2017年現在で203,000件もの投稿を誇っているサイトです。

自分の気に入った他者エンジニアアカウントをフォローできたり、投稿をストックすることで知識の蓄積を図ることができます。

ただ、Qiitaはあくまでも記録・共有サービスなので問題が起きた時に解決できる記事が載っていないこともあるので注意しましょう。

▶️公式サイト:Qiita

teratail(テラテイル)

 

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出典元:teratail

teratail(テラテイル)」もおすすめで、プログラミングの質問に関して、現役のエンジニアが素早く返答してくれます。

  • 現在の回答率:92.11%
  • 平均回答時間:1時間32分

ということで、回答率も90%を超えています(2017年時点)。この回答率と回答時間が他サイトとの大きな違いです。あなたもこのサイトで、エラーを解決しましょう。

▶️公式サイト:teratail【テラテイル】|ITエンジニア特化型Q&Aサイト

Stack Overflow(スタックオーバーフロー)

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出典元:stackoverflow

Stack Overflow(スタックオーバーフロー)」は、海外のエンジニアが主に使用しているプログラミングQ&Aサイトです。日本語版もあります。

  • 海外版:プログラミング言語も英語が主で発祥であるため、知識が豊富に詰まっている
  • 日本語版:発祥が海外のため、ユーザー数は4万人程度、リリースが新しく発展途上

ただ、日本語版をメインとしつつ、英語版と併用すればとても参考になるサイトです。プログラミングを学ぶのであれば英語も重要なのです。

▶️公式サイト:スタック・オーバーフロー

未経験からITエンジニアに転職しよう

実践スキルを積みながら学習する方法の一つとして、「実際に仕事をしながら覚える」という手段もあります。

実際に、プログラマーやエンジニアの求人情報をみたときに【未経験者歓迎】の文字が多いことに気が付くと思います。

ではなぜ、専門職でもあるプログラミングのお仕事に、未経験者が就くことができるのでしょうか。以下の流れで解説します。

  • 未経験でもプログラミングを仕事にできる理由とは?
  • 20代後半や30代以降でもエンジニア転職できる

未経験でもプログラミングを仕事にできる理由とは?

実際に仕事をする上で、未経験や初心者というのはあまり関係なく、プログラミングを学ぶ姿勢やはじめは何でもやってみるという意気込みをもつことが大切なのです。

採用される理由としては「時間とともに慣れてできるようになる」「プログラミング以外にもすることがある」の二つが挙げられます。

プログラミング以外の仕事とは、顧客との折衝や企画、付随する様々な業務のことです。

知識や技術は、これから身につくとして、重要となるのは「コミュニケーション力」「業務知識」「専門性」「継続力」などのことです。

学習しようとする努力をすることはもちろん必要ですが、未経験者から採用し、育成を兼ねた研修プログラムや教育システムを取り入れた企業も多く存在します。

20代後半や30代でもエンジニアに転職できると知っておこう

どんなにプログラミングを一生懸命学んでも、エンジニアになれず、仕事にも生かせないのではモチベーションが上がらないでしょう。

プログラマー35歳定年説」など、プログラマーやエンジニアが20代の若い人しかできない仕事だった時代は変わってきています。

現に30代から学習をはじめ、未経験からエンジニアに転職している人も大勢います。

プログラミングを学ぶことで、性別・年齢・経験を問わず、新たなキャリアを始められる可能性が十分にあるのです。

まとめ:プログラミングを確実に習得するならテックキャンプがおすすめ

「プログラミングの始め方」として、プログラミング独学を始める上で基本的なことや学習方法などを紹介しました。

プログラミング学習に必要なツールや役立つサイト、効率的な学習方法を知ることで、どのように学習をはじめるか理解できたのではないでしょうか。

私たちの生活に欠かすことができないサービスのほとんどには、プログラムがあり、プログラマーやエンジニアといった職業は常に需要が追い付いていないという人材不足の現状があります。

IT業界には、可能性が無限に広がっています。技術は常に進化しつづけていますし、今後も新しいサービスや画期的なシステムなども開発されるでしょう。

その新しいサービスを生み出すのは、これからプログラミングの勉強をはじめようとしているあなたかもしれません。

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