あなたはPCを購入するとき、Windows・Macのどちらにするか迷っていませんか?
最近では、Macでプログラミング開発を行うさまざまなメリットがあるため、エンジニアでもMacを選ぶ方が増えてきています。
本記事では、WindowsとMacのメリット・デメリットを紹介した上でMacをおすすめする理由をご紹介します。

MacとWindowsの違い
エンジニアには、パソコンはなくてはならないツールです。エンジニアでなくても、今ではほとんどの方がパソコンを持っているのではないでしょうか。
今回は初めてパソコンを購入する上でWindowsとMacのどちらにするか迷っている方に向け、WinとMacの比較をお届けします。
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Windows
それでは、Windows・Macを比較するために、それぞれのメリット・デメリットについて、ご紹介します。
まずは、Windowsのメリットをみていきましょう。
圧倒的なシェア率
出典:マイナビニュース
Windowsのメリットとして、まず挙げられるのが圧倒的なシェア率でしょう。2017年現在、まだまだ過半数のユーザーがWindowsを使用しています。
そのため、不具合やわからないことがあっても、ユーザー数が多いため、ネット上で簡単に情報を見つけられるのもWindowsの利点です。
無料のソフトウェアやツールが豊富
使用できるソフトウェアやツールが豊富で、さまざまなプログラミング言語を使用して開発できます。
オンラインソフトを紹介するウェブサイト「窓の社」で検索すれば、目的に合った無料のソフトウェアやツールを簡単に見つけられます。
価格が安い
Windowsが搭載されたパソコンは価格が安いものが多く、安いパソコンでは2万円前後で販売されています。
Macと同等のスペックでも安価な場合が多く、予算がないけどスペック良いパソコンが欲しい方にオススメです。
拡張が容易
Windows搭載のパソコンは、拡張も容易でメモリの増設などは、特別な知識がなくても簡単に行うことができます。
また、CPUやファン、ハードディスクもある程度知識があれば、自ら交換することも可能です。
ここからは、デメリットについてご紹介します。
OSの互換性がない
WindowsのOSは、バージョンが変わるごとにインターフェースの変更を繰り返しています。
ウイルス・セキュリティの設定方法も変更されることが多く、企業や大学などでのOS移行は容易ではありません。
また、ソフトウェアの互換性の問題のあります。OSがバージョンアップするごとに動かなくなるソフトウェアも多く、Windows 7で稼働していたシステムをWindows 10に移行した場合、さまざまな問題が発生してしまう可能性もあります。
そのため、大規模なシステムはOSをバージョンアップするごとに、「動作検証」「ソフトウェアの改修」などでコストがかさんでしまうことも考えられます。
定期的にOSのアップデートが必要
Windowsはシステムの不具合やセキュリティ上の問題点、ウイルス対策などで頻繁にアップデートが行われます。
アップデート避けていると何度も通知があるので、これに煩わしさを感じるユーザーも少なくありません。
ウイルスに狙われやすい
Windowsは使用しているユーザーが多いため、色々便利な一方でウイルスに狙われやすくなります。
ウイルスの種類は無数に存在し、特に個人情報を扱っている場合はウイルス対策用のセキュリティソフトを個人的に対策するなど、セキュリティを強固にする必要があります。

Mac
Windowsのメリット・デメリットを紹介してきました。これだけでは、どちらにすべきか迷う方も多いと思います。
次は、Macのメリットをみていきましょう。
操作性、デザイン性が優れている
MacはOSのデザインが優れていることが挙げられます、UI(ユーザーインターフェース)が一貫しており、直感的で使い易い操作性で人気があります。
アップデートしても同様のUIなため、操作性に関するストレスはほとんど感じることはありません。
OSの起動が圧倒的に早いことも、大きなメリットの1つです。
起動ボタンを押してから、アプリケーションやブラウザを起動して、作業を開始できるまで1分もかからない場合がほとんどです。
バージョンアップしても操作性が変わらない
OSがバージョンアップしても、操作性が大きく変わることはありません。OSのアップデートも、OS自体がAppStoreから簡単にインストールできるので、抵抗なく手軽に行えます。
優れたアプリケーションが豊富
AppStoreにアプリケーションが豊富に用意されています。
Windowsと比較しても操作性や優れたデザインのアプリケーションが多く、気軽にインストールすることができます。
最新技術が使える
最新の技術はほとんどの場合、Unixから提供されます。MacはUnixと互換性が高いため、OS間の移植も容易です。
フォントの種類が豊富
Macは、綺麗で見やすいフォントがたくさん用意されています。
Macの標準フォントは、Windowsの標準フォントである明朝体のようなカクカクした感じではなく、丸みの帯びた見やすいフォントが特徴で、可読性がよいです。
フォントの種類も多いことから、デザイン関連の仕事ではほとんどのユーザーがMacを使用しています。
Windowsも使える
専用のブートキャンプというソフトウェアを使用すれば、MacのパソコンにWindowsを共存させることができます。
そのため、どうしてもWindowsを使う必要性がでてきた場合でも、Windowsをインストールして使用することも可能です。
ここからは、Macのデメリットについてご紹介します。
拡張性に乏しい
拡張性に乏しくメモリの増設なども行えません。
そのため購入するときはスペックを十分確認してから購入しないと、後悔することになるかもしれません。
オフィスソフトが使いにくい
Macには、Windowsのワードやエクセルのようなオフィス製品が、初めからインストールされています。
Windowsのオフィス製品を使い慣れていると、操作性に難があり非常に使いづらく感じることもあります。
しかし、MacでWindowsのオフィスが使用できるソフトウェアが、MicroSoftから販売されています。どうしてもWindowsのオフィスを使用したい場合は「Microsoft Office for Mac」を使用する手段もあります。
Macをオススメする理由
WindowsとMacを比較してきました。
「予算が限られている」「事務系のソフトが使いたい」という場合はWindows。
「使いやすさを求める」「iPhoneなど他のApple製品を持っている」という場合はMacを選ぶと良いです。また「プログラミングがしたい」といった最新技術に興味をお持ちの方には、Unixとの互換性があるMacが強くおすすめです。
しかし、まだ迷う・決めきれない方もいると思います。そんなあなたへ、さらにMacをオススメする理由をご紹介します。
トラックパッド
タッチパッドとも言われ、マウスの代わりに使うものです。Macのトラックパッドは、スマホのように拡大・スクロールできます。
またクリックはWindowではトラックパッド近くのボタンで操作する必要がありますが、Macではトラックパッドを少し押し込むことでクリックでき、いちいち確認しながら操作する必要がありません。
さらに、設定を変えれば触れただけでクリックできるようにもなるので、かなり軽い操作感です。
バックアップを取れる
Macには、Time Machine(タイムマシーン)というバックアップ機能があり、PCを新調してもデータをそのまま復元できます。
WindowsではOSのバージョンやハードの関係で完全に復元できません。
データや仕様をそのままで、使い続けていきたい方にオススメです。
Appleサポートが便利
わざわざ店頭に行かなくても、時間をかけてネットで情報を探さなくても、Appleサポートに問い合わせれば問題をすぐ解決してくれます。
もちろんQ&Aも用意されていますが、初心者の方にはそれでも解決できないこともあると思います。
そんな時はAppleサポートに電話やチャットでの問い合わせを申し込めば、サポートの側から電話をかけてくれます。
電話がなかなか繋がらなくてイライラすることもありませんし、もし指示された操作がわからなくても、一から丁寧に説明してくれます。
エンジニアにはMacがおすすめ!Macでのプログラミング
Macの最大の特徴の1つは、プログラミングとの親和性の高さです。
プログラミングに向いている理由
もしあなたがプログラミングをはじめとする最新のテクノロジーに興味があるなら、Macを選ぶのがおすすめです。Macがプログラミングに向いている理由を解説します。
プログラミング言語がプリインストール済み
Macにはプログラミング言語のRubyやPython、PHPなどがプリインストールされています。そのため、Windows ユーザーがプログラミングを始めるときに躓く複雑な環境構築は不要です。
プリインストールされている言語はバージョンが古いことがあるため、最新版で開発するにはアップデートが必要です。しかし、簡単なプログラミングをする程度ならターミナルからすぐに実行できます。
またiOS向けアプリケーションを開発するためには、Mac のみで使用可能な開発環境である「Xcode」をインストールする必要があります。Xcodeで開発すれば、日本で圧倒的なシェアを誇る「iPhone」のアプリケーションも開発可能です。
サーバー開発
もちろん大規模なサーバー開発も可能です。サーバー開発でよく使われる「Java」「C」なども使用できます。MacはUnixのOSをベースに作られているため、Unixのアプリケーションやコマンドを使用して、ネットワークやシステムの設定が容易に可能です。
また、シェルスプリクトを使用して効率良く作業をすることも可能です。
まとめ
ソフトウェアやツールの豊富さにはWindowsに軍配が上がりますが、デザイン・操作性からMacを選ぶ方も増えてきています。
エンジニアにとっては、プログラミングや開発を行う上で、Unixと同等のコマンドが使用できることも利点の1つです。また、サービスを作る上でもiPhoneに対応することは、これからも必須となるでしょう。
予算ややりたいことを実現できるかという点がポイントとなりますが、このような点からもMacをオススメします。
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