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【初心者向け】プログラミングの始め方5STEP!言語・学習方法も解説

更新: 2022.06.02

プログラミングを学習したいけど何から始めたら良いかわからない、と悩んでいますか?「将来のために」「趣味として」「教養として」などの理由でプログラミングに興味を持つ人が増える一方、プログラミングに漠然と苦手意識を抱えている人も多いようです。

この記事では、プログラミングの学習法を初心者向けにわかりやすく解説します。学習目的別のおすすめ言語も紹介するので、ぜひご参考ください。

プログラミングとは

CS50の活用方法

プログラミングとはコンピューターにさせたい仕事(=プログラム)を順番に書き出す作業

例えばパソコンでアイコンをクリックすると新しい画面が開く、SNSでメッセージが届くとスマートフォンに通知がくる、スイッチを押すとテレビがつく…これらを実現しているのは、すべてプログラミングです。

プログラミングにはコンピューターが理解できる言語、つまりプログラミング言語で記述します。プログラミング言語は用途によって使い分けられるので、プログラミングを学びたい場合にはまず「どの言語を学ぶか」を決める必要があります。

プログラミングでは主に以下のようなことが可能です。

  • Webアプリ開発
  • スマホアプリ開発
  • AI(人工知能)開発
  • ゲーム開発
  • 業務システム開発
  • 電子機器の組み込みシステム開発

プログラミングについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

プログラミングに関連する職業

「プログラミングを学んで手に職をつけたい」「将来もなくならない仕事だから」といった理由でITエンジニアに興味を持つ人が増えています。しかしプログラミングに関連する職業はエンジニアだけではありません。

具体的にはプログラミングを学ぶことで次のような職業に就くことができます。

プログラマ

プログラマとは文字とおり、プログラミング言語を用いてプログラムをする人のこと。書いたプログラムは「ソースコード」と呼ばれることから、プログラミングの作業は「コーディング」とも言います。

「プログラミングとは」で解説した通り、プログラマは開発するシステム(アプリ、ゲーム、業務システムなど)によって、異なる技術・言語を用います。

プログラミング言語はそれぞれ文法、ルール、難易度が違うので、初心者は適切な言語を選択することが大切。プログラミング言語についてはこの次の章で詳しく解説しています。

エンジニア

エンジニアとはプログラマと同じくプログラムを書くことが主な仕事です。プログラマとの違いは担当する業務範囲にあります。

一般的にシステム開発は次の工程で行われます。

  1. 要件定義
  2. 設計(外部設計・内部設計)
  3. 開発(プログラミング)
  4. テスト
  5. 導入・保守・運用

プログラマはこの中の開発工程を(場合によってはテスト工程も)担当するのに対して、エンジニアは主に要件定義、設計の上流工程を担当します。

つまりエンジニアはどのようなシステムを作るのかを決める人、プログラマはエンジニアが作った仕様書に沿って実際にコーディングをする人ということです。

企業やプロジェクトによっては業務内容がプログラマであってもエンジニアと呼ばれたり、その逆であったりするので、具体的な仕事内容は個別に確認するようにしましょう。

また、エンジニアは担当分野によって以下のように呼び分けられます。

  • Webエンジニア
  • インフラエンジニア
  • ネットワークエンジニア

テストエンジニア

テストエンジニアとはシステム開発工程の中のテストを担当するエンジニアです。具体的には各機能が設計書(仕様書)通りに動いているか、システム全体としておかしい動きや不具合はないかをチェックします。

不具合があった時は基本的にプログラマに報告して修正してもらいます。プログラミング未経験でも応募できる求人もありますが、ある程度の知識があれば「どのように修正すれば良いか」といった提案もでき、テストエンジニアとしての存在価値を発揮できるでしょう。

なお、ベンチャーなどの少数精鋭チームの場合はエンジニアがテストも担当するケースも多いです。

セールスエンジニア

セールスエンジニアは営業部員に同行し、顧客に対して技術的な説明をしたりシステムに関する質問に答えたりするのが仕事です。

エンジニアとしてのプログラミング知識に加えて、営業部員としてのコミュニケーションスキルや自社サービス・製品への理解や業務知識も求められます。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーとはシステム開発プロジェクトの指揮をとる人のことです。プロジェクトのタスクやスケジュールの管理が主な業務で、他にはクライアントとの納期交渉や会議の調整なども行います。

プロジェクトを円滑に進めるための人材やタスクの管理能力、プロジェクトに参加するエンジニアとコミュニケーションを取るためのプログラミング知識が必要です。

初心者からプロジェクトマネージャーになる人もいます。しかしプロジェクトに所属するエンジニア達の状況を理解し、円滑に意思疎通するためにもエンジニア・プログラマの経験がある方が望ましいでしょう。

ITコンサルタント

コンサルタントとは専門知識を活かし、顧客の悩みや課題を解決・改善するためのアドバイスや手助けをする人です。ITコンサルタントは各企業に適したITツールの提案やソフトウェアの導入サポートなどを行います

ITコンサルタントには基本的なプログラミング知識に加えて、顧客の課題を的確に読み取るコミュニケーションスキルや最善策を考える問題解決力が求められます。

プロジェクトマネージャーと同様に現場経験を積んだエンジニアやプログラマがITコンサルタント職に就くケースが多いです。

Webデザイナー

WebデザイナーとはHPやブログ、サービスページなどのWebサイトのデザインを行う人。パソコンとインターネットさえあれば仕事ができることから、フリーランスやノマドワーカーにも人気の職業です。

Webデザイナーには主に2つのタイプがあり、後者のほうが専門性が高いため、市場価値や仕事の単価も上がります。

  • IllustratorやPhotoshopなどのデザインツールを使って見た目のデザインのみを担当する
  • デザイン設計に加えてHTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング技術を使って実際に動く画面を作るところも担当する

プログラミング初心者は何から始めるべき?

最近では無料のオンラインツールやYouTubeなどの動画で、誰でも気軽にプログラミングに触れることができるようになりました。一方でプログラミングは無計画に始めると、途中で挫折したり、余計な時間がかかってしまったりする可能性もあります。

初心者がプログラミングを始めたい場合は、何からどのように始めるべきなのかを解説します。

STEP1:学習目的を決める

まずはプログラミングを学習する目的を決めます。例えば次のような目標が考えられるでしょう。

  • 趣味として簡単なWebサイトやアプリを作りたい
  • 子どもに教えられるレベルの知識を身に着けたい
  • エンジニアとしてキャリアチェンジしたい
  • Webデザイナーとしての仕事の幅を広げたい
  • 教養としてプログラミングの基礎知識を知っておきたい

目的によって学習するプログラミング言語や方法に違いが出てきます。途中で「自分は今何を勉強してるんだっけ?」とならないよう、初めに学習目的(ゴール)を決めることが大切です。

STEP2:プログラミング言語を決める

学習目的が明確になったら、次にその目的を達成するために学ぶべきプログラミング言語を選びます。プログラミング言語には多種多様あるので、主な目的別のおすすめ言語を紹介します。

趣味でHP・ブログを作りたい

趣味でHPやブログを作りたい人はHTML、CSS、JavaScriptを学びましょう。

HTML(エイチティーエムエル、HyperText Markup Language)とはウェブページを開発するための技術。あなたが今見ているこのWebサイトもHTMLで記述されています。

CSS(Cascading Style Sheets、カスケーディング・スタイル・シート)ではウェブページの色や文字のサイズ、装飾などを設定します。Javascriptはウェブページに動きをつけるためのプログラミング言語です。

HTML、CSS、JavaScriptはいずれも比較的わかりやすい言語なので初心者におすすめ。現役エンジニアとして活躍している人で、この3つから学習を始めた人も多くいます。

エンジニアとして活躍したい

エンジニアとして活躍したい人はJavaやPythonなど市場でニーズのある言語を選ぶようにしましょう。

Java(ジャバ)はその安定性と汎用性の高さから、世界中のあらゆるソフトウェア開発に採用されているプログラミング言語。Python(パイソン)は文法がわかりやすく初心者にも優しいプログラミング言語でありながら、AI開発にも用いられる高度な技術です。

ただし、ここまで解説してきた通りプログラミング言語はそれぞれ得意とする分野が異なります。例えばゲーム開発にはまた別の言語が使われているので、あくまで学習目的に沿って適切な言語を選びましょう。

簡単なプログラミング言語から学んでみたい

プログラミングに触れてみたい、簡単なプログラミング言語から学びたいという人には、日本人が開発したRuby(ルビー)がおすすめです。

できることは主にWebサービス・アプリ開発で、TwitterやクックパッドもRubyを使って開発されています。

文法がシンプルわかりやすい、少ないコードで書けることが特徴。さらに日本発のプログラミング言語なので日本語の参考資料が多いのも大きなメリットです。

初心者向けのおすすめプログラミング言語はこちらの記事でも紹介しています。ぜひあわせて読んでみてください。

【2024年版】初心者におすすめのプログラミング言語ランキングTOP10!

STEP3:学習方法を決める

プログラミング言語が決定したら次に学習方法を決めましょう。主な方法を紹介するので、あなたの学習ゴールやかけられる時間、費用をふまえて考えてみましょう。

本やオンライン講座で独学する

  • 自分のペースでゆっくり学習したい
  • 自分にあっているかわからないので、まずはお金をかけずに学習したい
  • 移動中などの空き時間を使って学習したい

このような方に本やオンライン講座を使って独学する方法が良いでしょう。特にオンライン講座ではHTMLやCSSなどの基礎部分を1回数分の動画やスライドで学習できます。より深く学習したい場合には有料会員になることもできます。

ただし独学ではスケジュール管理やモチベーション管理を自分で行う必要があるため、三日坊主になってしまう人も。質問できる人が周りにいないと疑問を解消できずそこから前に進めなくなる可能性もあるので、次に紹介するメンターを探す方法もあわせて行うのがおすすめです。

独学のプログラミング学習の方法はこちらの記事で詳しく解説しています。

プログラミング無料学習サイト12選!独学での勉強におすすめ【エンジニア直伝】

プログラミングのメンターをつける

  • 基本は独学でやるが、困った時に助けてくれる人が欲しい
  • 自分にあった学習方法を提案してほしい
  • 将来のキャリアプランについてのアドバイスが欲しい

このような人はプログラミングのメンターを見つけるのがおすすめです。プログラミングのメンターとはあなたの学習をサポートしてくれる人のことで、学習の計画や方法を相談したり、わからないことを気軽に質問したりできます。

メンターをつけるメリットは完全に独学でやるよりもモチベーションの維持がしやすく、学習もスムーズに進むことです。

基本的にメンターは現役エンジニアやエンジニア経験者なので、技術的な質問にもわかりやすく答えてくれます。プログラミングスクールよりも料金が安い点も大きなメリット。

一方「相性が合わない」「説明がわかりづらい」「質問できる数に制限がある」といったデメリットもあります。

プログラミングスクールに通う

  • 将来はエンジニアとして活躍したい
  • 効率的に実務レベルの技術を身に着けたい
  • 転職・就職を目指して本気で学習したい

このような方にはプログラミングスクールがおすすめです。

独学やメンターをつける方法よりは費用はかかります。しかし、無駄のない学習カリキュラム、ノウハウを取り入れたわかりやすいテキスト、指導講習を受けたメンター、集中できる環境が揃っており、短期集中でエンジニアとしての基礎力・実践力を身につけられます。

キャリアコンサルタントによる転職支援があるスクールであれば、キャリアチェンジでエンジニアを目指す人にもぴったり。プログラミングスクールについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

【オンライン可】社会人向けのITスクールおすすめ12選!エンジニアを目指せるプログラミングスクール

STEP4:学習環境・時間を確保する

学習を進めるために必要な環境と時間を確保することも忘れてはいけません。プログラミング学習に最低限必要なものは以下の通りです。

  • プログラミングができるパソコン
  • インターネット
  • プログラミングツール(テキストエディタなど)

必要な時間は学習目的にもよりますが、日経XTECHでの弊社(株式会社div)代表の真子のインタビューによると、言語を学んで最初の実用的なアプリを作れるようになるまで300時間程度が目安です。

STEP5:学習サイクルを回す

実際の学習では、次のサイクルを回しながらスキルを身に着けていきましょう。

  1. Input:知識を学ぶ
  2. Output:学んだ知識を使ってコーディングを行う
  3. Check:エラーや改善点がないかを検証する
  4. Adjust:検証結果を踏まえて修正する

独学の場合、Inputは比較的容易にできてもOutput~Adjustが難しいというデメリットがあります。誤った知識のまま学習を進めてしまうことを防ぐためにも、疑問をすぐに質問できる人や実際に書いたコードをチェックしてくれる人がいると安心です。

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初心者から始めるプログラミング学習 まとめ

オンライン講座や動画などで誰でも気軽にプログラミング学習を始められるようになりました。一方でプログラミングは奥が深く、本格的にシステム・アプリ開発をするためには専門知識や経験が必要です。

まずは何のためにプログラミングを勉強したいのか、どのくらいのレベルを目指すのかを考え、そのゴールを達成するための手段を決めていきましょう。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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