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未経験からエンジニア転職!失敗しない5つのコツや向いている人の特徴を紹介

更新: 2024.08.27

未経験からエンジニア転職って本当にできるの?
エンジニア転職できても、入社後にスキル不足で辛い状況になるかも…

未経験からのエンジニア転職に関して、上記のような悩みを持つ方は多いはずです。

そこで本記事では、未経験からエンジニア転職する方法や、実際に未経験からのエンジニア転職を成功させた人の声を紹介します。

また「エンジニアってどんな仕事?」「未経験からできるエンジニアの仕事ってどんなもの?」といった、未経験の方が持つ疑問に対する答えも用意。

エンジニア転職を成功させたい方は、ぜひ参考にしてください。

※記事内の情報は2023年12月執筆時の内容です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

この記事の目次

未経験からITエンジニア転職は可能?

未経験からのITエンジニア転職は可能です。しかし決して簡単な道ではありません。

ゼロの状態からITエンジニア転職すると、入社後にスキル不足で辛くなる可能性が高いです。

そのため、未経験からのエンジニア転職を目指すには、転職活動をしながらプログラミングスキルを磨き、転職後即戦力となるような人材になっておくのがおすすめ。

本章では、3つの観点で未経験からのエンジニア転職が可能かどうか考察します。

  • 採用担当者は未経験者の「意欲」や「行動力」を見ている
  • プログラミングは今からでも学習可能
  • エンジニア転職ならテックキャンプがおすすめ

採用担当者は未経験者の「意欲」や「行動力」を見ている

未経験からのエンジニア転職の際は、必ずプログラミングを学びましょう。なぜなら、採用担当者に意欲や行動力のアピールになるからです。

エンジニアの適正条件としては、以下のようなものが挙げられます。

  • IT技術への関心が高い
  • 自発的に行動できる
  • 好奇心旺盛
  • 学ぶことが好き

これらの条件は、もちろん採用担当者もチェックしています。そこで、一度採用担当者の立場になって考えてみましょう。

応募者がいくら口で「プログラミングに興味がある」と言っても、実際に行動に移していなければ説得力に欠けます。

同じ未経験者でも、実際にプログラミング学習を独学でもスタートさせている人の方が、意欲が高いと思われるでしょう。

また「自発的に行動できる」「学ぶことが好き」といったエンジニア適正に当てはまると判断される可能性も高いです。

エンジニアの適正条件に関しては、後述の「あなたもチェック!エンジニアに向いている人の特徴」で詳しく紹介します。

プログラミングは今からでも学習可能

「じゃあプログラミングってどう学べばいいの?」と思う人もいるでしょう。

近年はプログラミング学習サービスが多数リリースされており、パソコンとインターネット環境があれば、今からでもプログラミングを学べます。

しかし実際には、転職活動とプログラミングの独学を並行するのはかなり難しいです。

なぜなら、そもそも「プログラミング独学の挫折率は9割」とも言われているため。転職活動も並行するとなると、ぐんとハードルが上がるのがイメージできるでしょう。

そこでおすすめなのが、転職活動のサポートを受けられるプログラミングスクールです。

ITエンジニア転職ならテックキャンプがおすすめ

テックキャンプ

弊社サービスの「テックキャンプ」なら、未経験からのエンジニア転職をサポートする体制が整えられています。

当該コースの受講者のうち、プログラミング未経験者は97%(※1)。転職成功率は98%(※2)で、累計約4,000名(※2)を超える転職成功者を輩出しています。

あなたの未経験からのエンジニア転職をサポートするプログラミングスクールとして、ぜひテックキャンプ エンジニア転職も検討してみてください。

後述の「未経験からエンジニア転職を成功させた人の声」の部分では、実際にテックキャンプでエンジニア転職を成功させた人のインタビュー記事を紹介しています。

あわせて参考にしてみてください。

※1. 2020年1月〜12月の累計実績、事前アンケートの職業欄にて*エンジニア*と回答していない人を算出(転職コースの受講生)
※2. 2016年9月1日〜2022年6月30日の累計実績。所定の学習および転職活動を履行された方に対する割合

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未経験者がITエンジニアへの転職に慎重になる理由

ITエンジニアを目指していても「未経験だから……」と、転職に対して二の足を踏む方が、一定数いらっしゃいます。

専門性が高い業界なので、異業種からの転身には、少なからず勇気がいるものですよね。

では、転職希望者は、具体的にどのような点に不安を覚えているのでしょうか。

ここからは、未経験からITエンジニアへの転職を目指す方が、慎重な姿勢をとってしまう理由を解説します。

適性を見極める必要があるため

ITエンジニアへの転職を考える際に、ご自身の適性を正しく見極めようとするあまり、深く考え込んでしまい、なかなか前に進めない場合があります。

異業種からIT業界へ参入する方の多くは、どのような能力や性格を持ち合わせていれば現場で活躍できるのか、想像がつかないかもしれません。

「万が一、自分に適性がなかったらどうしよう……」と思い悩み、最初の一歩を踏み出せなくなってしまう方もいらっしゃるでしょう。

とはいえ、あまり深く悩み過ぎて、足踏みの状態が続くのも考えものです。

一般的に、ITエンジニアに求められる資質は、“几帳面で真面目な性格”であり、社内外問わずスムーズなやり取りができるコミュニケーション能力だといわれています。

このようなスキルは、社会人なら身につけておきたいものなので、ITエンジニアに限ったことではないはずです。

ご自身に適性があると判断した場合は、勇気をもって一歩踏み出してください。

企業によって労働環境に差があるため

転職するにあたって、労働環境が整備されているかをきちんと見定めようと、慎重に吟味している転職希望者が多いのも事実です。

なぜなら、IT業界は企業によって労働環境や待遇の差が大きく、過酷な労働を強いるような企業に入社すると、心身ともに疲弊してしまうかもしれないからです。

 

ITエンジニアの仕事では、プログラミングしたシステムが正常に作動するかを確認する工程が定期的に発生するため、そのタイミングで忙しくなります。

もし、システムに異常が見つかれば適宜修正する必要があるため、その作業が長引いてしまった場合は、休日出勤や深夜残業が発生することもあり得ます。

すべての企業で、必ず起こりうるわけではありませんが、業務の性質上、緊急を要したり、早急な対応が求められたりする場面があることを心に留めておいてください。

とはいえ近年では、IT業界においても労働環境の改善が進みつつあります。

以前に比べると、労働条件が良くなった企業も増えてきているため、企業選びの際は慎重に労働環境を確認しましょう。

未経験からでもITエンジニア転職をするメリット

本章では、未経験からでもエンジニア転職をするメリットを6つ紹介します。

  • 成長市場に身を置ける
  • 収入が増える
  • 手に職をつけられる
  • 実力主義で評価される
  • 独立も見込める
  • リモートワークしやすい

成長市場に身を置ける

IT市場は成長市場です。矢野経済研究所の調査によると、国内のIT市場規模は2018年度の12兆4,930億円から2021年度には13兆5,500億円に成長

2023年度以降もデジタル需要の増加や企業のDXへの投資がさらに進むことも考えると、市場成長は続くと考えられます。

一方国内ではIT人材不足が深刻。2019年のみずほ情報総研株式会社の報告書によると、IT需要の伸びが「高位」の場合、2030年にはIT人材が78.7万人不足すると見方も。

「ITエンジニアを目指すなら今」と言われる理由は、需要と供給のギャップにあるのです。

収入が増える

難しい専門技術が求められるうえ、慢性的な人手不足に陥っているIT業界は、そもそもほかの業種よりも給与水準が高めです。

また、企業によってはスキルアップやキャリアパスに応じて、給与が増額される場合があるので、さらなる収入アップにも期待できるというわけです。

キャリアアップに向けた目標をきちんと設定して、前向きに業務に取り組めば、目に見えるかたちで結果が現れるので、やる気を維持できるでしょう。

手に職をつけられる

ITエンジニアは手に職つけられる仕事です。エンジニアが持つプログラミングスキルは、会社の外でも通用するスキル。

万が一その会社で仕事が続けられなくなっても、他の会社であなたのプログラミングスキルを必要とするところがあります。

専門スキルなので市場価値が高まりやすく、キャリアアップもはかりやすいでしょう。

未経験ITエンジニアの年収については「未経験からエンジニアになると年収は上がる?稼ぐために必要なスキルとは」をご覧ください。

実力主義で評価される

IT企業は実力主義の風土があるところが比較的多いです。年齢や性別関係なく、スキルがあれば評価されやすいでしょう。

なぜなら、例えばプログラマーなどは成果物が明確にあり、その成果物のクオリティによって評価を判断しやすいからです。

これまで年功序列の会社にいて居心地がよかった人にとっては厳しい世界かもしれません。

しかし性別や年齢によって適正な評価が受けられない不満を抱えていた人にとって、ITエンジニア転職は生き生きと働くきっかけになるでしょう。

独立も見込める

ITエンジニアは手に職つけられる仕事なので、将来的に独立も可能。実際にテックキャンプを受講したのち、フリーランスエンジニアとして活躍している卒業生もいます。

ただし独立すると、さらに実力主義の世界に飛び込むことになります。よりいっそう厳しい環境に身を置くことにはなりますが、時間や場所に縛られず働けるようになるでしょう。

リモートワークが認められる場合が多い

近年、ITエンジニアの働き方の一つとして、多くの企業がリモートワークを承認しています。プログラミングスクール「テックキャンプ」が保有するITエンジニア求人の場合、7割以上がリモートワーク選択可能となっています。

というのも、PCとネット環境さえ整っていれば、支障なく仕事がこなせるITエンジニアは、リモートワークとの相性が良いのです。

自宅以外でも、カフェや公園など、働く場所が制限されず、ご自身が集中できる環境を自由に選べるというのは大きなメリットでしょう。

個人のパフォーマンスを最大限に引き出すために、自由な働き方を容認する企業に入社すれば、ご自身の理想的なライフ・ワーク・バランスの実現に一歩近づくはずです。

※2024年2月時点(但し業務内容によっては例外あり)

未経験からITエンジニアになるためのステップ

まったく異なる業種からIT業界に飛び込むのは、誰でも尻込みしてしまうものです。

とはいえ、転職活動に取りかかる前に、やるべきことを明確にして確実に実行すれば、ご自身の明るい未来が見えてくるはずです。

以下では、未経験からITエンジニアに転職するための3つのステップをお伝えしますので、参考にしてください。

ステップ①ITエンジニアの種類を選ぶ

ひと口にITエンジニアといっても、開発系やWeb系など、その種類は多岐にわたります。

業務の幅も広いため、未経験から転職するには、ご自身がどのような分野で働きたいのかを明らかにすることが重要です。

たとえば、システム開発を中心に携わりたいのであれば、システムエンジニアが適していますし、ネットワーク関係なら、ネットワークエンジニアを選ぶとよいでしょう。

大まかな方針が決まれば、転職活動も効率よく進めることができます。

ステップ②勉強して知識を蓄える

当然ではありますが、ITエンジニアに転職するなら、プログラミングの技術やコンピューターの知識は不可欠です。

未経験から挑戦する場合、目指したいITエンジニアの種類を決めた段階で、それに必要な技術や知識をきちんと身につけておくことが欠かせません。

これらの習得には、主に書籍やインターネット、エンジニアスクールなどを活用するのが一般的です。

なかでも、エンジニアスクールに通えば、専任の講師にいつでも不明点を質問でき、疑問をすぐに解消できるのでおすすめです。

あらかじめ設定されたカリキュラムを終える頃には、ITエンジニアとして働くためのノウハウを習得できていることでしょう。

また、カリキュラム終了後の転職支援を実施しているスクールもあるので、未経験からITエンジニアを目指している方でも安心できるはずです。

ステップ③未経験枠に応募する

ITエンジニアに転職するうえで必要な学習と並行して、未経験でも受け入れてくれる企業を探しましょう。

個人で探す場合は、掲載されている求人数が多くIT業界に強い、転職サイトや人材紹介会社を選定することが大切です。

そのうえで、“未経験”というキーワードで検索して、希望する分野での求人情報の数の確認を忘れてはなりません。

この流れで進めていけば、より多くの求人情報を得られるので、ご自身の希望する条件の企業が早期に見つかる可能性が高まります。

未経験からITエンジニアへ転職する際の企業の選び方

IT業界に転職するにあたって、「どんな基準で企業を選べばよいのだろう……」と、頭を悩ますことがあるかもしれません。

そのような方に向けて、ここではITエンジニアに転職する際の、企業の選び方を紹介します。

幅広い経験が積める

未経験からITエンジニアに転職しようというなら、「入社後にどのような経験を積むことができるのか」を、一つの基準としましょう。

できるだけ幅広い分野を手掛けていることが望ましいですが、大企業でない限り、そういった企業はなかなか少ないのが現状です。

しかし、なかにはお客さまからオーダーを受けてシステム開発を行うだけではなく、自社のシステムを開発したり、Webサービスを展開したりしている企業もあります。

こうした、自社独自の事業を行っている企業を選べば、より多くの経験を積める可能性があるといえます。

異業種からIT業界へ転職する際には、入社後にいち早くスキルアップできるよう、手広く事業を展開している企業を選定してください。

研修制度が整備されている

IT業界に新たに参入する際は、教育や研修制度がきちんと整備されている企業を選ぶとよいでしょう。

未経験ならなおさら、右も左もわからない状態のまま働けませんし、入社後に新人研修があれば、業務内容だけではなく企業の風土も理解することができます。

また、ITエンジニアとしてのスキルを向上させるために、資格を取得するのも有効です。

日々の業務のほかに、個人で勉強を重ねて資格を取得できれば、ご自身の成長を目に見えるかたちで証明できます。

一部の企業では、そのための支援を行っている場合があるので、転職活動の際には、資格取得支援制度が設けられている企業を選ぶのも一案です。

柔軟な働き方ができる

転職活動中に複数の企業を比較するうえで、働き方の観点からも検討しておくと、入社後に「自分の時間がとれない……」と落胆するような事態を避けられるかもしれません。

IT業界へ未経験から転職する場合、リモートワークやフレックスタイム制度が採用されていて、心身ともに健やかに働ける環境が整っている企業を選ぶことが重要です。

反対に、これらの制度が設けられていない企業には、応募を控えるのが無難でしょう。

未経験でもITエンジニア転職に失敗しない5つのコツ

未経験からITエンジニア転職を目指すならば、確実な準備をして臨むべきです。

そこで本章では、未経験でもITエンジニア転職に失敗しない5つのコツを紹介します。

  • プログラミングを学ぶ
  • IT業界について知る
  • 自己分析を行う
  • 選考対策を行う
  • 転職サポートを受ける

プログラミングを学ぶ

プログラミングは独学、あるいはスクールやセミナーで学ぶ方法があります。

独学では、プログラミング言語の書籍を購入して学習したり、Web学習サービスを活用して学習したりする方法が一般的です。

独学のメリットは、費用を安く済ませられる点。一方で挫折する確率は高く、転職活動も並行するとなると険しい道になることが予想されます。

スクールやセミナーで学ぶ方法は、一緒に学ぶ仲間がいる点が大きな魅力でしょう。

またプログラミング初心者に配慮したサポートや、転職活動のサポートがあるスクールなら、未経験からのエンジニア転職を有利に進められる可能性が高まります。

IT業界について知る

IT業界で働くことを目指すなら、IT業界についても知っておく必要があります。もしかするとIT業界にブラックなイメージを持っている方もいるかもしれません。

「IT業界=ブラック」は間違いですが、無理な働き方を強いる企業があるのも現実。そのため、企業研究の際の見極めが肝心です。

「IT業界はブラック企業が多い」は本当?理由やホワイト企業を見分けるポイントなどを解説」もあわせて参考にしてください。

自己分析を行う

未経験分野にチャレンジする際は、自己分析は入念に行いましょう。自分に合った企業を見つけるきっかけになるほか、面接対策にもつながります。

これまでの仕事でエンジニアに活かせられそうな部分を把握したり、企業にとって自分を採用することのメリットを把握したりすることで、根拠のある自己アピールになるでしょう。

自己分析の具体的な方法については、「転職を成功に導く自己分析のやり方!注意点やおすすめ本・ツールも紹介」を参考にしてください。

選考対策を行う

選考対策としては、自己分析・書類対策・面接対策のほか、以下の対策もおすすめです。

  • 資格取得
  • ポートフォリオ制作

IT系資格を保有していると、一定の知識・技術レベルの客観的な証明になります。特に未経験の場合は選考でのアピールにつながるでしょう。

ポートフォリオとは、自分のスキルを示すための資料です。

未経験者の場合、どのくらいコーディング技術があって、どのような作品を作ったかを証明できるポートフォリオがあると、転職活動における武器になるでしょう。

具体的には、自分で1からWebサイトを作ってみたり、アプリを作ってみたりして、ポートフォリオとして提示する方法があります。

プログラミングスキルのアウトプットになり、知識・技術の定着にもつながりますので、ぜひチャレンジしてほしいです。

IT転職に向けた面接対策については、「IT転職に向けた面接対策は何をすればいい?質問事例やよくある疑問を解説」も参考にしてください。

転職サポートを受ける

未経験からのITエンジニア転職は簡単な道ではありません。プログラミング学習と転職活動の並行が難しいと感じたら、転職サポートを受ける選択肢も検討しましょう。

転職サポートを受ける方法としては、以下のようなものがあります。

  • 転職サポートを受けられるプログラミングスクールを利用する
  • 転職エージェントを活用する

転職サポートを受けられるプログラミングスクールのメリットは、未経験からのエンジニア転職のサポート体制が整えられている点。

テックキャンプ エンジニア転職もそうであるように「受講者のほとんどがプログラミング未経験からスタートしている」というスクールは多いです。

一方転職エージェントの中にも、エンジニア採用に力を入れているものがあります。

詳しくは、「エンジニア採用に力を入れているおすすめの転職エージェント8選」を参考にしてください。

未経験からITエンジニア転職を成功させた人の声

「やっぱり未経験からエンジニア転職って難しそう」
「ポートフォリオとか制作できる自信がない」

上記のように考える人もいるでしょう。

そこでここでは、実際にテックキャンプでプログラミングを学び、未経験からのITエンジニア転職を成功させた人へのインタビュー記事を紹介します。

実際に転職を成功させた人の声を読んで、あなたのエンジニア転職のイメージを膨らませてみてください。

このように、未経験からのエンジニア転職を目指す人の背景はさまざま。

また、初めから作りたいサービスなどのビジョンがある人もいれば、学習を進めるうちに自分に合った働き方が見えてくる人もいます。

 

あなたもチェック!ITエンジニアに向いている人の特徴

本章では、エンジニアに向いている人の特徴を8つ紹介します。

  • IT技術への関心が高い
  • コミュニケーション能力がある
  • 忍耐力がある
  • 課題解決力がある
  • 柔軟な発想ができる
  • 調べることが好き
  • 効率化が好き
  • 学ぶことが好き

適性があるかどうか、自分と照らし合わせながら確認してみましょう。

IT技術への関心が高い

iT技術への興味・関心は、ITエンジニアにとって必須といえるもの。なぜならIT技術に興味・関心がないと、新しい技術への好奇心や、学習意欲につながりにくいためです。

IT技術は進歩が激しく、技術の変遷も目覚ましいです。ITエンジニアとして活躍していくためには、新しいIT技術へのアンテナをはり、情報収集をしていかなければなりません。

コミュニケーション能力がある

エンジニアは黙々と作業するイメージが強く、コミュニケーションスキルと言われてもピンと来ない人もいるかもしれません。

しかし、例えばシステムエンジニアは、クライアントが必要とするシステムを開発するためのヒアリングを行わなくてはなりません。

この際コミュニケーションスキルが乏しいと、ヒアリングがスムーズにいかない原因に。他にもシステムはチームで開発するので、コミュニケーションは必須です。

忍耐力がある

プログラミングにはエラーがつきものです。エラーが発生すると、その解決に向けて妥協なく取り組まなければなりません

そのためITエンジニアの仕事は、忍耐力がないと続かない仕事ともいえます。バグが発生するたびにイライラしていては、仕事にならないでしょう。

課題解決力がある

コードにエラーが生じた際は、その原因がどこにあるのか突き止めなければなりません。この際に必要となるのが、課題解決力や論理的思考力です。

エンジニアには「エラーを解消するには、エラーの原因がどこにあり、どこを修正すればいいのか」をスピーディーに突き止めるスキルが求められます。

柔軟な発想ができる

柔軟な発想を持ち、新しいモノを作るのが好きなことも、ITエンジニアとしてやっていくには重要なポイント。

既存のシステムにとらわれすぎず、斬新なアイデアや新しい仕組みを生み出せると、ITエンジニアとして活躍できる可能性が高まるでしょう。

調べることが好き

予期せぬエラーが発生した場合、インターネットで調べて解決方法を見出したり、周囲の人に質問したりすることにためらいがない人は、ITエンジニアへの適性があるといえます。

一方、自分の知識やスキルでは解決できない事態になった場合もプライドが邪魔をして質問ができない人は、ITエンジニアとして活躍するのが難しいかもしれません。

効率化が好き

何事も効率化することが好きな人は、ITエンジニアに向いている可能性があります。

システム開発には納期がつきものですから、納期に間に合わせるためにはあらゆる作業の効率化が求められます。

「どうやったらこの作業を簡単にできるか」という視点を常に持つことができ、必要に応じたツールなどを活用できると、エンジニアとして活躍しやすくなるでしょう。

学ぶことが好き

ITエンジニアは自発的に学習する習慣があるのが理想的です。

なぜなら、IT技術は変遷が著しく、新しい技術を学んでいかないとエンジニアとして長く活躍できない可能性があるから。

ITエンジニア転職に向いていない人の特徴

残念ながら、ITエンジニアへの転職に不向きな方も、少なからず存在します。

たとえば、「カフェでPCを広げて作業するのが格好良い」「デスクワークだから楽に働けそう」などのイメージが先行してしまっている場合は、向いていない可能性があります。

実際には、転職後いきなりカフェで作業できるわけではありませんし、デスクワークでも、求められるスキルは多岐にわたるため、楽に働けるとは限りません。

このほかにも、ITエンジニアに向いていない方の主な特徴が3つあるので、以下で紹介します。

年収だけで転職を考えている人

ITエンジニアの年収は、ほかの業種と比べて高いといわれていますが、その部分のみに期待して転職しようとしている方には、ITエンジニアの仕事は不向きでしょう。

年収の高さは魅力的ですが、その理由は、専門的な技術や知識が不可欠なうえ、納期までにシステムを構築して動作確認までを行う時間管理能力が求められるからです。

これらを実際に行動に移すのは、業務以外の時間も日々研鑽を重ねることにくわえて、適切にタスクを管理する力がなければならず、簡単ではありません。

そのため、「デスクワークだから簡単に稼げそう」という考えで転職しようとするのは誤りだといえます。

スキルマッチの観点がない人

企業がITエンジニアに求めるスキルを把握できない場合は、未経験から転職したあとに苦労する可能性があります。

エンジニアは多くの分野に分かれており、それによって必要なスキルが異なります。

企業がどのようなITエンジニアを欲しているのかを理解して、それに即したスキルを身につけていないと、そもそも採用につながらないでしょう。

しかし、裏を返せば、企業が求める人材をきちんと捉えて、事前に必要なスキルを習得していれば、採用の可能性がぐんと上がるということです。

ITエンジニアとして採用され、長く勤務するためには、業務内容を的確に把握して、必要なスキルを磨きつづけることが大切なのです。

勉強が嫌いな人

勉強が苦手、または好きではないという方は、ITエンジニアの仕事は向いていないと言わざるを得ません。

IT業界の移り変わりは早く、現状では不自由なく活用できている技術や知識でも、繰り返しアップデートしないと、技術革新の波に乗り遅れてしまいます。

そのため、どのような変化が起きても対応できるように、日夜勤勉に励んで、業務に活かしていくことが求められるわけです。

こういった作業を面倒に感じたり、苦痛に感じたりする方には、ITエンジニアは務まらないといえます。

未経験OKのエンジニア系職種

人材不足が深刻なIT業界では、「未経験可」としている求人も多く見られます。

以下は未経験可となっていることの多いエンジニア職種の例です。

  • QAエンジニア
  • テスター・デバッガー
  • サポートエンジニア
  • フィールドエンジニア

ただし、企業によって求められる人材やスキルは異なるので、必ずしも当てはまるというわけではありません。あくまでも、目安として参考にしてください。

そもそもエンジニアの仕事って何?」という方は「【全24種類】IT系職種・仕事一覧を分野別で紹介!仕事内容・資格・年収も」をご覧ください。

QAエンジニア

QAエンジニアのQAとは「品質保証」の略です。システムがある程度完成した時点でのテストや動作確認を担当するエンジニアで、未経験可としている求人も見られます。

詳しくは、「QAエンジニアとは?仕事内容・年収・必要な資格などを解説」も参考にしてください。

テスター・デバッガー

システム開発工程のうちの、テスト・検証を行います。あらかじめ準備されたテスト仕様書をもとに作業を行い、バグが発生した場合は報告書に記載して提出します。

サポートエンジニア

自社サービスを持つ顧客に対し、技術的問題解決のためのサポートを行う仕事です。

仕事内容は幅広く、使用方法に関する質問に回答するカスタマーサポートのような業務もあれば、専門知識を必要とする、エンジニアよりのサポートを行うケースもあります。

フィールドエンジニア

パソコンやプリンターなどが故障や不具合を起こした際に、導入されている現場を訪れてトラブルに対処するエンジニアです。

定期的なメンテナンスや、製品の使用方法の説明を担当する場合もあります。

以上の職種の特徴は、コードを書かなくてもできる点です。

もし未経験からコードを書くようなエンジニアになりたいのであれば、スクールなどでしっかりプログラミングスキルを養い、転職を目指した方がいいでしょう。

ITエンジニア以外で未経験OKのIT系職種

エンジニア以外で未経験からのIT転職を目指せる職種

「プログラミングってやっぱり難しそう」
「自分にはエンジニアは向いていないかもしれない」
「でもIT転職はしたい」

こう考えている方もいるかもしれません。

そこで本章では、ITエンジニア以外で未経験からのIT転職を目指せる職種を5つ紹介します。

  • Webデザイナー
  • OAインストラクター
  • テクニカルライター
  • Webマーケター
  • Webディレクター

Webデザイナー

Webデザイナーとは、Webサイトのデザインを担当する仕事です。具体的には以下のような業務を担当します。

  • クライアントの要望のヒアリング
  • 要望をもとにワイヤーフレームを作成
  • Webサイトのデザイン設計
  • Webサイトのコーディング

Webデザイナーは、自分がデザインしたWebサイトを世界中に公開できます。質の高いデザインによってクライアント企業の売上アップなどにつながると、大きなやりがいにつながります。

OAインストラクター

OAインストラクターとは、パソコン・OA機器などのハードウェアや、Microsoft Officeなどのソフトウェアの操作方法を指導する仕事

初めて使用する人に指導する機会もあるため、初心者の視点を持つことが大事です。

ITが苦手な人にもスムーズに操作方法を教えるために、自分自身が未経験だった頃の経験を反映させられるといいでしょう。

テクニカルライター

テクニカルライターとは、専門技術に関する文章執筆を担当するライター

例えば製品の取扱説明書の執筆(マニュアルライティング)や、海外の技術書などの翻訳(技術翻訳)などを行います。

取扱説明書の執筆の場合は、これから初めてその機器やソフトを使用する人にも分かりやすく文章を書くスキルが求められます。

技術翻訳の場合は、元の文書を翻訳する語学力や、専門用語の知識なども必要。

Webマーケター

Webマーケターとは、オンラインチャネルを活用したマーケティングを担当する仕事

オンラインチャネルとは、例えばTwitterやInstagramなどのSNSや、メール、Webサイトなどが挙げられます。

Webマーケティングでは、分析ツールを利用して顧客の反応を数値で確認できます。マーケティング施策の効果が目に見える形で確認できるため、やりがいにつながるでしょう。

Webディレクター

Webディレクターとは、Web制作のリーダーです。

編集やデザイン、システムエンジニアなどの制作メンバーを取りまとめ、Web制作の進捗がスケジュール通りになっているかを広い目でチェックしなければなりません。

プロジェクトを統括するポジションなので大変な職種です。

しかしWebサイトが完成した時の達成感はひとしお。クライアントからのヒアリングやチームを統括するためのコミュニケーションスキルが求められる仕事です。

未経験でITエンジニアに転職する際のよくあるQ&A

ここでは、未経験者がITエンジニアへ転職する前の、よくある質問と回答を紹介します。

Q1.年収の目安はどれくらい?

転職エージェント『Geekly』の調査によると、未経験から転職してITエンジニアになった場合の平均年収は、

同じ業界からの転職者の年収と比べると、平均をやや下回りますが、未経験の状態から得られる額としては十分ではないでしょうか。

また、ITエンジニアはご自身の努力次第で、短期間での収入アップが期待できるので、入社後は自己研鑽に励むことをおすすめします。

参照元:Geekly Media 

Q2.文系でも大丈夫?

ITと聞くと、どうしても理系をイメージしがちです。

とはいえ、仕様書やマニュアル、報告書など、文書の作成も業務内容に含まれるため、文系であっても十分に素養を発揮できます。

実際に、文系出身でもIT業界で力を発揮しているITエンジニアはたくさん存在します。

業務上で足りないと感じるスキルは、その都度学習して身につけることになるので、この点は理系でも文系でも道のりは同じです。

IT業界に興味があるなら、文理の縛りに捉われずに、まずは一歩踏み出してみてください。

Q3.勉強を始めてからどれくらいの期間で転職できる

スタートラインを未経験からとすると、ITエンジニアに転職するまでには、約1,000時間の勉強時間が必要だといわれています。

毎日3時間取り組んでも334日かかり、およそ1年間は勉強に時間を費やすことになります。

ただし、ITエンジニアのそれぞれの分野で必要な、技術や知識の習得時間は異なるため、1,000時間というのは一つの目安ということを頭に入れておいてください。

もし、できるだけ短期間でITエンジニアの学習に取り組みたいなら、エンジニアスクールを活用するのがおすすめです。

一部のエンジニアスクールでは、10週間~6か月という短期間で、転職に必要なスキルを効率的に学ぶことができます。

Q4.フリーランスになれる?

ITエンジニアは、ほかの業種と比べてもフリーランスで働いている方が多い業種です。

しかし、未経験の場合は、すぐにフリーとして独立するのは難しいでしょう。

というのも、フリーランスで活躍するITエンジニアは増加傾向にあり、市場には同業者があふれています。

このような同業者が、もしIT企業で努めたのちに独立しているなら、すでに技術も知識も豊富に有している状態です。

そんな競合ひしめくなかに、未経験でいきなり足を踏み入れるのは賢明とはいえません。

顧客がフリーランスのITエンジニアに期待するのは、確かな実績と信頼です。

未経験から参入した場合、ご自身の実力を示すものがないため、まずは小さな案件からコツコツと積み重ねていく必要があります。

つまり、未経験からフリーのITエンジニアになることも可能ですが、独立を考えるなら、まずは企業に所属してご自身の実力を十分に培ってからが望ましいということです。

未経験からエンジニア転職するなら入念な準備をしよう

未経験からのエンジニア転職は可能ですが、簡単ではありません。

また全くの未経験で採用されたとしても、スキル不足で仕事を続けるのが厳しくなることも。

そのため、エンジニア転職を成功させる5つのコツを参考に、準備は怠らないようにしましょう。確実な準備をすれば、未経験でもエンジニア転職は可能です。

未経験からITエンジニア転職した事例まとめ!成功させる方法も解説」では、未経験からのエンジニア転職を成功させた事例を紹介しています。

合わせて参考にしてみてください。

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フリーランスのWebライターです。小学生の娘と一緒にプログラミングを学習中です。テックキャンプブログではITの最先端を学びつつ記事を書いています。

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