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【2020年版】IT業界のエンジニア不足の現状 コロナ禍でも安定した需要

更新: 2020.10.11

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社会問題の一つとされる人手不足の中でも、ひときわ深刻なのがIT業界のエンジニア不足。

政府の試算によると2020年には約31万人、2030年には約79万人もの人材が不足するといわれています。

本記事では、ITエンジニア不足の現状と理由を解説しています。

また、コロナ禍でも安定している転職市場でのITエンジニアの求人倍率や、未経験からITエンジニアに転職する方法も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

「IT業界でエンジニアが不足している」は嘘?本当?

この章では経済産業省によるIT人材不足に関するデータ、ITエンジニア不足が見込まれる分野、ITエンジニア不足に対する企業や政府の対策について解説します。

経済産業省によると2030年には約79万人のIT人材が不足

経済産業省の調査(2019年3月)によると、2030年にはIT人材の不足数が最大で約79万人になるという試算が出ています。

出典元:- 経済産業省の調査(2019年3月)

2018年時点での経済成長に伴うIT需要の伸びを基準にした場合には約45万人、低位シナリオ(需要が伸びなかった場合)でも約16万人の人材が不足する見込みです。

以上のデータから、IT業界では今後も慢性的なエンジニア不足が見込まれることがわかります。

ITエンジニア不足が見込まれる分野

IT業界で急成長している分野では、IT人材の中でも特にエンジニア不足が見込まれます。

たとえば、ネットワークエンジニアやクラウドエンジニアといったインフラ関連、AI(人工知能)関連や、スマートフォン(iOSエンジニア、Androidエンジニア)関連などが挙げられます。

また、セキュリティ関連のような高度な技術を必要とする分野のエンジニアも不足する可能性が高いでしょう。

ITエンジニア不足への企業や政府の対策は?

ITエンジニア不足への対策として、企業では採用年齢の引き上げや待遇改善を打ち出し、人材の確保に努めています。

また、政府により、2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修化されました。

“あらゆる活動でコンピュータ等を活用することが求められるこれからの社会では、コンピュータ を理解し、上手に活用していく力を身に付けることは、これからの社会ではどのような職業に就くとしても極 めて重要”
引用元:文部科学省「小学校プログラミング教育の概要 1」

必修化の第一の目的は「プログラミング的思考」を身につけることですが、将来的なIT人材不足への対策としても期待されています。

IT業界でエンジニアが不足している理由

仕事IT業界でエンジニアが不足している理由として、IT業界の急成長やIT技術の急速な変化、少子高齢化のほか、仕事がキツいイメージが定着していることが挙げられます。

IT業界が急成長している

株式会社矢野経済研究所による調査では、国内民間IT市場規模は毎年プラスで推移している成長分野であることがわかります。

出典元:矢野経済研究所「国内企業のIT投資に関する調査を実施(2019年)」 

2020年はコロナの影響で予測が難しい状況になってしまいましたが、IDC Japanによる2020年7月の調査によると、2021年以降は再び活気を取り戻す予測が立てられています。

これは、先進企業をはじめデジタルトランスフォーメーション(DX)への投資活性化や、政府のICT投資による景気活性化が行われるであろうことなどを根拠にしています。

このようなIT業界の急成長に対してエンジニアなどの供給が追いついていないため、人材不足が起こっていると考えられます。

IT技術の急速な変化

ITエンジニア不足の原因として、IT技術の急速な変化も挙げられます。

たとえば、私たちの生活に欠かせなくなったスマートフォン。

初代iPhoneが2007年に発売されてから約10年で、世界は大きく変化しています。

ネットワーク技術はもちろん、アプリやWebサービスを提供するための新しい技術も必要不可欠になりました。

このように、IT業界は必要とされる技術のアップデートが早いため、人材が不足しがちといわれています。

少子高齢化による人材不足

IT業界に限ったことではありませんが、少子高齢化による人材不足も原因として挙げられます。

労働人口の減少にともない、企業は定年の延長や再雇用などの対策を打っていますが、根本的には解決されていません。

IT業界も例外ではなく、人材不足に悩まされています。

ITエンジニアは仕事がキツいイメージがある

ネット上の書き込みなどから、ITエンジニアは長時間労働や深夜までの残業といったマイナスなイメージを持たれるようになりました。

しかし労働環境に関しては企業によるところが大きく、社員のワークライフバランスを尊重している会社も多く存在しています。

また、働き方改革法案の施行によって、長時間労働の改善に取り組む企業も増えており「仕事がキツい」というイメージも変化しつつあります。

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IT人材不足の今こそエンジニアを目指そう

IT業界の人材不足は、求職者にとってはチャンスでもあります。

ここでは、エンジニアとしてIT業界を目指すべき理由を説明します。

コロナ禍でもITエンジニアの有効求人倍率は高い

ITエンジニアの求人倍率(求職者1人あたりの求人数)は高く、コロナ禍においても他の職種を大きく上回ります。

出典元 :転職ならdoda(デューダ)

2020年8月の求人倍率は、全体が1.65であるのに対し6.91と約4倍。

求職者1人に対して求人が約7件もあるという、いわゆる売り手市場です。

ITエンジニアは就職・転職希望者にとって有利な職種といえるでしょう。

また、今回のような社会的な危機に際しても安定した需要が見込まれることから、ITエンジニアは安定性のある職種とも考えられます。

ITエンジニアは将来性と可能性に満ちた職業

ITエンジニアには、将来性・専門性が高く自由な働き方もできるという特徴があります。

ITスキルは専門性が高く代替されにくい

ITエンジニアに求められるITスキルは簡単には身につけられません。

最先端の技術を扱う専門性の高い職業であるため代替されにくく、市場価値の高い職業といえるでしょう。

年収が他職種より高め

DODAの調査によると、ITエンジニアの平均年収は446万円と、ビジネスパーソン全体の平均年収である408万円を約40万円上回ります。

また、ITエンジニアとしての経験を経た後に、ITコンサルタントやITシステムアナリストなどの、より上流の職種にステップアップすれば、さらなる年収アップも期待できます。

自由な働き方がしやすい

ITエンジニアは、コンピューターとネットワーク環境があればどこでも仕事ができるので、自由な働き方がしやすい職業です。

企業に就職してリモートワークで働いたり、フリーランスとして自宅や好きな場所で働くこともできるでしょう。

フリーランスとして働くことに興味がある方は、独立するまでの手順を紹介した特集ページ「自由に働くためのフリーランス超入門」をご覧ください。

未経験からITエンジニアに転職する方法

未経験からITエンジニアに転職するには、プログラミングの技術が欠かせません。

この章では、プログラミングを学び転職を実現する方法を紹介します。

本やサイトでプログラミングを独学(独習)

プログラミングの知識は、独学で身につけることも可能。

代表的な方法として、本を読みながら学ぶ、Progateなどの学習サイトを利用するという2つの方法が挙げられます。

どちらも自分のペースで進められるのがメリットですが、つまずくと挫折しやすいというデメリットがあります。

また転職活動にあたっては、転職エージェントや転職サイトを利用して自分をアピールしていかなければいけません。

職業訓練校を利用する

職業訓練校を使って、プログラミングを学ぶことができます。

ハローワークに認めてもらうなど一定の条件は付きますが、無料または給付金をもらいながらプログラミングの学習が可能。

ただし、学べるスキルが少ない、転職サポートがないなどのデメリットもありますので注意が必要です。

転職サポートのあるプログラミングスクールに通う

転職サポートのあるプログラミングスクールに通えば、より確実に未経験からITエンジニアになることが可能。

ITエンジニアとして必要なスキルの習得はもちろん、受講後に転職が決まるまでサポートしてくれるので安心です。

費用はかかりますが「転職できなかった場合は全額返金」など、手厚い保証を提供しているスクールもありますので、検討してみることをおすすめします。

まとめ

本記事では、IT業界のエンジニア不足の現状と、エンジニアを目指すべき理由について書きました。

IT業界の人材不足の原因は、業界の急成長、技術の変化の早さなどさまざまですが、この状況は求職者にとってはチャンスでもあります。

今の仕事の将来性に不安があるなら、ITエンジニアに転職する道を考えてみても良いかもしれません。

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この記事を書いた人

Watanabe
新しいものが好きなミーハーです。個人ではガジェット紹介ブログを運営しています。好きな食べ物は近所の焼き肉屋の牛タン。

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