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ITエンジニアに年齢制限はあるのか。転職を成功させる方法や注意点も解説

作成: 2019.05.21 更新: 2019.05.17

 

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プログラミングが好きでITエンジニアになったはいいが、ちまたでウワサされる「35歳定年説」というのが耳に入り、不安になっている人は多いでしょう。

本当に35歳でITエンジニアとしては引退を勧告されるのでしょうか。そして転職してもダメなのでしょうか。

この記事では、35歳を過ぎてもITエンジニアとして活躍を続けるために知っておくべき転職を成功させる方法や注意点について紹介します。

この記事の目次

ITエンジニアに年齢制限はない

IT業界にいると「35歳定年説」という言葉を聞くことがありませんか?実は20年くらい前には「30歳定年説」という言葉が流布していました。

つまり、IT業界では一般企業の定年とされる60歳や65歳よりもずいぶん早く定年が来ると言われてしまっているわけです。

ですが、環境や労働条件などは限定される場合もありますが、ITエンジニアに厳密な年齢制限はありません。「35歳定年説」というのは、必ずしも当てはまるものではないのです。

30代以降でもITエンジニアの転職は可能

まず、安心して欲しいのは、30代後半や40代になったとしても、ITエンジニアとしては引退しなければいけないとか、転職は不可能ということはありません。

実際に50歳を超えてもITエンジニアとして働き続ける事は可能です。そういう意味では明確な年齢制限はありません。

ただし未経験には転職が難しい企業や職種もある

とはいえ、完全に未経験だと転職が難しい場合もあります。実際に明記されていなくても、採用にあたっては壁があるというケースはあります。その一つの目安となるのが35歳というわけです。

これは新しいことを吸収する能力がどんどん落ちてくるのと、体力も落ちてくるためだと言われています。多くの企業は未経験であれば体力や吸収力が高い若手を採用したいと考えているのです。

若手はポテンシャル採用が期待できるので有利

実際に、同じ程度のスキルなのであれば、若手の方が伸びしろがあると企業は考えます。つまり今はスキル不足であったとしても、それだけ「今後のポテンシャルがある」と考えているわけです。

ですからスキルが低い場合や未経験の場合には、若いほうが転職は有利なのです。逆を返せば、30代後半での未経験は、何かしらのアピールポイントがなければ厳しいと思いましょう。

ITエンジニアの「35歳定年説」が囁かれる理由

では実際に、よく耳にするITエンジニアの「35歳定年説」というのはどういうものなのか、説明してみましょう。

一般的な60歳の定年と比較すると圧倒的に短いわけですから、しっかりとした理由を知っておくことが必要です。

ITエンジニアには体力が求められる

「35歳定年説」が囁かれる1つ目の理由としては「体力」があります。

コーディングを行うITエンジニアは、外回りをする営業や重い荷物を運ぶ物流系と比較すると、体力が求められるというイメージは薄いかもしれません。机の前に座っているだけですから。

ですが、コーディングを長時間続けるというのは、実は想像以上に体力を使います。

またコーディングは頭をフル回転させながら行いますので、集中力も求められます。疲れてくると集中力も途切れてしまいますので、続けるのがきつくなるのです。

ちなみに筆者の経験では、35歳の頃はまだ大丈夫でしたが、40歳を超えてくると、本当に踏ん張りが利かなくなってきました。

吸収力や学習能力が低下する

そして2つ目の理由は、新しいものを習得する吸収力や学習能力が落ちてくるからだと言われています。

ご存じの通りIT業界は次々と新しい技術が生まれてきます。

新しい言語も生まれてきますし、同じ言語を使い続けていたとしても、フレームワークが新しくなったり、過去には使えていた関数やメソッドが「非推奨」とされて使えなくなったりする場合もあるのです。

このIT業界の目まぐるしい変化に対応するためには、スキルや知識のキャッチアップが重要になってきます。

つまり、プログラミングのスキルは一度身に付けたら終わりではなく、磨き続けなければならないのです。これを怠ると、ITエンジニアとしては周囲から取り残されてしまいます。

ところが年齢を重ねると吸収力や学習能力が下がってきてしまいます。そのため、ITエンジニアとして働くことが難しくなってくるのです。

キャリアアップによってエンジニアではなくなるケースがある

そして3つ目です。雇用している企業側も、年齢が上がると次のステージへとキャリアアップして欲しいと考えてきます。

例えばそれまでの経験を活かしてシステムエンジニア、プロジェクトリーダーや、プロジェクトマネージャーといった職種にクラスチェンジを求められるのです。

つまり一般的な職業と同じように、ITエンジニアも技術が身についたらマネジメントを行う管理職にキャリアアップして欲しいと考える企業が多いということです。

そのため、60歳までずっとITエンジニアとして働くのは稀です。年齢が上がると開発業務から離れるケースは多くなってきます。

35歳定年説はすでに過去の話

では本当に一般的な企業では35歳でキャリアアップによるクラスチェンジなどを行わせているのでしょうか。

実はミドル層の需要の増加により、35歳定年説はすでに過去の話になりつつあるのです。

人材不足により需要が高まるミドル層

まず、IT技術は飛躍的に進歩していますが、それを支えるITエンジニアは大幅に不足しています。

経済産業省が平成28年に出した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」では、2030年には高位シナリオで約79万人のIT人材の不足が見込まれています。

つまり、ここから先もまだまだ人材は不足するということです。それに伴い、30代を超えるミドル層の需要も高まっています。

とは言っても、ITエンジニアならどんな人でもいいというわけではありません。当然のことながら年齢に見合ったスキルを求められます。

つまり人手不足だからといって、将来的に安泰と考えるのは早計です。一般的な職種と同様に、給与に見合った働きをする優秀なIT人材が不足していると考えるべきでしょう。

実績や場数が評価の対象に

実のところ、ミドル層にはミドル層のよい点があります。それは若さや体力だけでなく、これまでの実績や場数です。「経験」と呼んでもよいでしょう。

このITエンジニアとしての「経験」を評価する企業が増えてきたのです。

経験の無い新人よりも、新しいプロジェクトを始めたい場合には、即戦力になってくれるミドル層のエンジニアが欲しいというわけです。

場数を踏めば踏むほど、それだけいわゆる「修羅場」を経験している可能性も増えますから、プロジェクトを任せられる範囲が増えると考える企業も多くあります。

ただしコードだけを書き続けるのは難しい

とは言いながらも、では一人でコツコツとコーディングをしてくれればいいと考えられているのかと言えば、そういうわけではありません。

確かにコーディングだけをしていたいという人もいるでしょう。ですが、いくらミドル層の需要が高まっていても、やはり難しいと考えてください。

企業はミドル層には、その経験を生かしてプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーを任せたいと考えている場合が多いのです。

エンジニアtypeの調査によると、「開発業務から完全に離れるタイミングがある」と回答した企業は、大手企業を中心に全体の約4割ほどとなっています。

スキルが低ければ「35歳定年」を迎える場合もある

ですが、「経験」とは具体的にどのようなものでしょうか。正直、本当に言われたとおりコーディングを行っているだけでは「経験」とは言いません。

よりよいコードになるよう提案を行ってきたとか、難しいコードもこなせるだけのスキルを持っていなければ、やはり「35歳定年」の対象となる場合もあります。

開発をやり続けたいなら中小企業がおすすめ

もし60歳、場合によっては65歳や70歳までITエンジニアとして開発に関わり続けたいのであれば、規模の小さい企業で働くという選択肢もあります。

一人ひとりの業務範囲は広くなりやすいので、プレイングマネージャーという形にはなりますがずっと開発に関わることが可能です。

ただし、様々な業務を同時に進行するマルチタスクになりやすいので注意が必要です。

筆者も「いい加減ITエンジニアとしては定年ね」と社内で宣言はしたものの、結局いまだにPHPのコーディングやExcelのマクロをガリガリと書いていたりします。

ITエンジニアとして働いている同僚は、もうそれこそ3~4つのプロジェクトを掛け持ちでコーディングし続けています。

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30代以降のITエンジニア転職の注意点

これまでに説明してきた通り、需要が高まっている理由を理解すれば、35歳定年説がすでに過去の話であることはおわかりいただけたでしょう。

ただし、30代以降のITエンジニアの転職には知っておきたい注意点もあります。

最先端技術を扱う企業の平均年齢は低い傾向

まず、最先端技術を扱う企業、特にスタートアップなどでは、中高年のエンジニアの採用を積極的に行っている企業はまだ多くはありません。

やはり新しい技術に対する吸収力や学習能力を期待して、新卒や30歳くらいまでの中途採用に積極的であるため、ミドル層の転職はハードルが高くなっています。

技術プラスアルファのスキルも求められる

次に、先にも書きましたが、年齢が上がると技術だけでなくプラスアルファのスキルが求められる場合が増えます。例えば次に挙げるようなスキルです。

人間としての魅力

1つ目は「人間としての魅力」です。コミュニケーション力やトーク力など、「この人となら一緒に働きたい」と思われるような人間になる事です。周囲と全くコミュニケーションを取らず、何を考えてるのか分からない人は敬遠されやすくなります。

マネジメント能力

2つ目は「マネジメント能力」です。やはりプロジェクトリーダーやマネージャーとして、プロジェクト全体の統括をできると採用されやすくなります。

言語力

3つ目は「言語力」です。特にIT系の技術はアメリカで開発されることも多いですし、技術文書はまず英語で書かれますので、これを読めるだけの言語力があった方がよいわけです。

営業のスキル

そして4つ目が「営業のスキル」です。

いわゆる「セールスエンジニア」として、クライアントと直接話のできるプレゼンテーション能力があると、企業側もどのように働いてもらうかを考えやすくなります。

未経験からのITエンジニア転職は簡単ではない

では、完全に未経験からのITエンジニア転職というのは可能なのでしょうか。もちろん可能ではあります。

企業や職種は限定される可能性はありますが、ITエンジニアへの転職に年齢制限はないからです。とはいえ、未経験からの転職というのは簡単ではありません。

もしも30代以降で未経験からITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせるのであれば、プログラミングスクールなどで高いスキルを効率的に身に付けておくとよいでしょう。

それだけで転職が成功する可能性は飛躍的に高まります。また、次に挙げる2つのポイントを強みにしておきましょう。

これまでの仕事の経験を生かす

1つ目は純粋なITエンジニアというよりも、これまでの経験を生かした総合職として転職を目指す方法です。

プロデューサーのような立場でプログラミングにも関わるというイメージでしょうか。特に業界に関連した知識は、システム開発のキモとして重宝されます。

もちろんプログラミングについての知識が皆無ではダメですが、要件定義や上流工程での関与のできる人材はミドル層として重宝されます。

コミュニケーション能力をアピールする

2つ目は、やはりコミュニケーション能力です。

社内の開発チームのコミュニケーションを円滑することや、クライアントとのコミュニケーションを円滑に行えるだけの能力があれば、開発における重要なピースとしてはまるところが出てきます。

キャリアやスキルを生かしたITエンジニアへの転職ケース

では実際にキャリアやスキルを生かして狙いたいITエンジニアへの転職ケースやポイントについて解説しましょう。

社風や人員構成を判断して自分の魅力を売り込む

まずは転職先として考えてる企業の社風や人員構成をチェックしましょう。もしスタートアップ企業でミドル層を全く求めていないような企業であれば、そもそも応募するだけ無駄です。

ですが、スタートアップでもクライアントとのコミュニケーションに苦労している企業であれば、そこを売りにして、若手ではできない部分を担うという手があります

また、最新技術ではなく過去のシステムの保守・拡張を行っている企業であれば、ミドル層の方がより重宝されるというケースもあります。

マネジメントの経験を生かしてチームを牽引する

次に、これまでのシステム開発でマネジメントや管理職経験がある人は重宝されます。

コーディングは若手でもできますが、プロジェクト全体を見渡してマネジメントを行うのには経験が必要です。

経験からトラブルを事前に防ぐだけで、プロジェクトの進行はスムーズになりますし、利益率も高くなります。

ですからこういう能力を持っている人材は、転職市場でも企業からの評価が高くなります。

高いスキルを持ち若手の教育も行える

さらに、高いスキルを持っている人であれば、そのスキルを若手の育成に使ってみましょう。転職時に人材育成のスキルやノウハウを持っていると、それを活かした転職が可能です。

自分の経験やノウハウを教えることに抵抗を持つ人もいるでしょうが、実は「教えるスキル」というのは誰でもが持っているわけではありません。

特にマンツーマンの指導だけでなく、講習会などで説明が行えるなど、研修のスキルを持っていれば、そのようなスキルは高く評価されます。

営業も兼ねて仕事を獲得できる

もしあなたが他人と話をするのが好きなのであれば、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力に磨きをかけて、セールスマネージャーとしての活躍も視野に入れましょう。

営業のスキルやコミュニケーション能力を活かして、仕事を開拓できるITエンジニアは強いものです。

こういう人はクライアントと現在開発中のシステムの打ち合わせをしながら、「ここを拡張しませんか」などの提案を行う事で、次の開発案件を提案して取ってくる場合が多いからです。

ある分野に特化したスキルを持っている

他にも特定分野に強いというのも転職を有利に進められます。

ニッチなスキルや専門分野に特化した技術を活かすわけです。例えば医療・金融・教育など、特別な知識が求められる分野がおすすめです。

特にFinTech、EduTechなど、盛り上がりを見せている分野は重宝されます。その先にはITコンサルタントというキャリアアップも見えてきます。

ちなみに筆者の場合、教育系に特化していることもあり、企業からコンサルタントや講演の依頼も来るようになりました。

フリーランスとして独立・起業する

これまでとは少し方向が異なりますが、ずっとコーディングを行うITエンジニアとして働き続けたい場合には、フリーランスとして独立するという手もあります。

もちろん自分で会社を起業するという手もあります。

そうすれば、仕事を取ってくるという営業活動は必要になりますが、好きなコーディングを続けることもできますし、好きな業種の仕事を選べる可能性もあります。

ただし、仕事を選り好みするのであれば、それこそ特定の業種にめっぽう強いなど、それができるだけのスキルが必要となります。

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学習の継続とステップアップがITエンジニアの年齢制限を壊す

最後にITエンジニアとして活躍し続けたいのであれば、学習の継続とプラスアルファのスキルによるステップアップは続けるようにしましょう。

とにかくAI、VR・ARなど、新たな技術が次々と出てくるのがIT業界です。

学習を継続し、プログラミングについての知識を更新し続けないと、すぐにスキルが時代遅れになってしまいます。時代に付いていくだけの学習をおこなう覚悟を持ちましょう。

そしてプラスアルファのスキルは、もし体力に限界が来たと感じたときに、役に立つでしょう。

特定業種に強くなるのでも構いませんし、マネジメントスキルを磨くのでも構いません。中小企業であればプレイングマネージャーとして活躍する道が開けていくことでしょう。

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この記事を書いた人

Tatsuya T. Yamada
Tatsuya T. Yamada
天文学・宇宙物理学の研究を行い、一般向けの講演会や解説書も書いていた。現在は、1991年から行っている「パソコンを使った教育」を本業とし、eラーニングソフト・コンテンツを開発している。教育ビッグデータ、教育へのAI活用の専門家。日本天文学会、教育システム情報学会、宇宙作家クラブ会員。