「人の役に立つ仕事がしたいけど、具体的にはどんな仕事があるのだろう?」
「苦しんでいる人や困っている人を助ける仕事がしたい!」
「人のためになる仕事に転職したいから、人の役に立つ仕事を教えて!」
人の役に立つ仕事は、人と直接的に接して成果を感じることができたり、感謝の言葉を受けるなど、喜びや幸せを感じられる、やりがいのある仕事です。
そこで本記事では、人のためになる仕事・人を助ける仕事に転職したい方に向けて、人の役に立つ仕事ランキングTOP16を紹介します。
※記事内の年収等は2024年4月執筆時の内容です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
この記事の目次
人の役に立つ仕事ランキングの選定基準
人の役に立つ仕事ランキングの選定基準は、以下の3つです。
- 苦しんでいる人を助けたり人に喜ばれる仕事か
- 安定的に働ける環境か
- 将来性のある仕事か
これらの内容について解説します。
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苦しんでいる人を助けたり人に喜ばれる仕事か
困っている人や苦しんでいる人に対して、直接的に手を差し伸べられる仕事か。人を助け喜びを与えることで、達成感を味わえる仕事か。
そういった「人を助ける仕事かどうか」を1番の基準にしました。
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安定的に働ける環境か
人の役に立つ仕事だとしても、成果に見合う給料がもらえない・残業が多いでは、やりがいがあっても働き続けられません。
そのため、安定的に働ける環境かどうかも、人の役に立つ仕事をする上で重要です。
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将来性のある仕事か
どんなに頑張って人のために働いても、10年後の未来を描けない・市場規模が小さい・存在自体が危うい仕事では、働き続けるのは困難でしょう。
そのため、未来を担う若者が可能性を見出せる・新たな挑戦ができる環境かどうかといった将来性の観点も、人の役に立つ仕事ランキングの選定基準としました。
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人の役に立つ仕事ランキングTOP16
本章では、人の役に立つ仕事ランキングTOP16を発表します。
1位 | 医療従事者 |
2位 | 弁護士 |
3位 | 警察官 |
4位 | 教師 |
5位 | 自衛隊 |
6位 | ホワイトハッカー |
7位 | 消防士 |
8位 | 社会福祉士 |
9位 | ライフセーバー |
10位 | 国際協力NGO職員 |
11位 | VR開発者 |
12位 | 民間企業のCSR担当者 |
13位 | 空間デザイナー |
14位 | キャリアカウンセラー |
15位 | 保育士・幼稚園教諭 |
16位 | 社内SE |
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1位:医療従事者
1位は、人の命を救う医療従事者です。医師は、病気の治療や予防を行う臨床医と医学の研究を行う研究医に大別されます。
医師や看護師は、身体的なケアだけでなくメンタル面のケアができる気配り、日々進歩する医療技術に対しての応用力や向上心が必要で、人の役に立つ仕事の中でも責任は重大。
診療科や地域によっては、医師不足の問題や高齢化に伴う専門医が求められるなど、今後は医療と福祉が一体化されることが望まれるでしょう。
また、厚生労働省の『令和4年 賃金構造基本統計調査』によると、医師の平均年収は約1,428万円、看護師の平均年収は約508万円でした。
高収入である一方で、医療従事者になるには、国家資格の取得や医療研修などの高いハードルを超えなければなりません。
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2位:弁護士
弁護士は、個人や企業の様々なトラブルに対して、法律の観点から依頼者をサポートする仕事。
弁護士の活躍の場は、民事事件・刑事事件・企業合併などのビジネス分野、公害などに対する公益弁護活動、講演会などで、それぞれが得意な分野で活躍しています。
「不正は許さない」という正義感や理想を持ち、困っている人に手を差し伸べる人の役に立つ仕事の代表格といえるでしょう。
また、厚生労働省の『令和4年 賃金構造基本統計調査』によると、弁護士を含む法務従事者の平均年収は、約971万円でした。
高収入である一方、医療従事者と同じく、国家資格や研修などの高いハードルがある難しい仕事。高学歴の人が多いことからも、難易度は高いでしょう。
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3位:警察官
警察官は犯罪の防止と解決、治安の維持、法の執行などを行い、地域住民の安心・安全を守る公務員です。子供がなりたい職業ランキングでも常連の人気職。
緊急事態や災害時に人々の命を守るために行動するだけでなく、犯罪の発生を予防するために、地域巡回や啓発活動を行います。
地域コミュニティと密接に連携しながら、治安の維持に務める警察官は人の役に立つ仕事の筆頭といえるでしょう。
総務省の『令和4年 地方公務員給与実態調査』を参考にすると、警察職の平均年収は約722万円という結果でした。
4位:教師
教師は、日本の未来を担う子供たちを育てる、人を支える仕事であり地方公務員です。学校教育を大きく左右するのは、先生の資質が大きく影響すると思います。
責任重大な仕事ですが、子供の成長を目の当たりにして大きな喜びと達成感を感じる、とてもやりがいのある仕事です。
教師の仕事は、教科の指導・指導計画の作成・生活指導・進路指導・部活動顧問・活動記録・学校行事の準備など、多岐に渡ります。
教員になるには、大学の教員課程の履修⇒採用試験合格、大学卒(教員課程履修なし)⇒卒業後に教員課程を履修⇒採用試験合格など、いろいろなルートがあります。
もし採用試験に落ちても、講師として勤務しながら再受験も可能。
また、厚生労働省の『令和4年 賃金構造基本統計調査』によると、小・中学校教員の平均年収は約739万円、高等学校教員の平均年収は約677万円でした。
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5位:自衛隊
自衛隊は、日本の平和・国の安全・国民と領土の防衛を目的とし、防衛活動、救助活動、国際平和協力を任務とする、特別職の国家公務員です。
被災地支援では、自衛隊が出動し多くの人々の命を救ったことから、人を助ける仕事・人の命を救う仕事といえるでしょう。
自衛官になるには、中学校卒業から大学卒業まで様々なルートがあり、年齢や学歴によって応募できるものが異なります。
自衛隊の収入については、「俸給表」と呼ばれる、階級と号棒を元にした特殊な計算方法により算出されます。
40代頃には自衛官候補生(高卒)で入隊した人で年収650万円程度、幹部自衛官(大卒程度)で年収900万円程度に昇給できるとのこと。
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6位:ホワイトハッカー
ホワイトハッカーは、善良な目的でコンピュータやネットワークの高度な知識やハッキング技術を活かす存在です。
実は「ハッカー」という言葉には本来、悪い意味は含まれていません。ただ多くの場合「ハッカー」は「ブラックハッカー」のように悪意を持ってサイバー攻撃を行う存在と見なされがち。
技術や知識を駆使してハッカーを撃退するホワイトハッカーは、サイバー攻撃から一般企業や官公庁を守る存在であり、ITスキルを駆使して人の役に立っているのです。
また、ホワイトハッカーの年収を正確に把握するのは難しいですが、700万円〜1000万円で紹介しているサイトもあります。
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7位:消防士
消防士は、消火・救急・救助・防災・予防活動をおもな任務とする、火災の鎮火活動および人命救助を目的とする地方公務員。
自分自身も危険な状況に遭遇する可能性も高いですが、救助活動が成功し感謝されれば、達成感と仕事に対する誇りが持てるでしょう。
自治体所属となるため、消防士になるには各自治体が行う「消防士採用試験」を目指します。
総務省の『令和4年 地方公務員給与実態調査』を参考にすると、消防職の平均年収は約636万円という結果でした。
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8位:社会福祉士
社会福祉士は、福祉分野のエキスパートとともいえる国家資格の職業です。
豊富な福祉の知識が必須で、介護・医学・心理学に至るまで幅広い分野に対応するスキルが必要となります。
高齢者や障がい者など、困っている人へ手を差し伸べて助けることができる、感謝される機会の多い仕事です。
また、資格を活かして国際協力の人材派遣事業で活躍することも可能。
社会福祉士になるには、以下のような方法で国家資格を取得します。
- 福祉系の大学課程を修了する(2年制であれば実務を1~2年経験する)
- 一般の大学を卒業、実務を1~2年経験後、一般養成施設に1年以上通学する
合格後は、社会福祉振興・試験センターに登録手続きをする必要があります。
また、厚生労働省の『令和4年 賃金構造基本統計調査』によると、社会福祉士を含む「その他の社会福祉専門職業従事者 」の平均年収は、約415万円でした。
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9位:ライフセーバー
ライフセーバーは、おもに海岸・浜辺・プールなどを監視し、水難事故でおぼれたり怪我をした人の人命救助を行う職種です。
夏のシーズンは海水浴に訪れる観光客が増えるので、ライフセーバーは担当する浜辺を入念に監視し、水難事故を防ぐよう注意を促したり、トラブルの解決に努めます。
海以外の場所では、講習会を開いて海での水難事故・各種トラブル・マナーなどの啓蒙活動や、ライフセービングの指導を行う人もいます。
ライフセーバーになるのに資格は不要で、学生がアルバイトで行う場合も。民間資格を取得すれば、さらに活躍の場が広がるでしょう。
10位:国際協力NGO職員
NGOとは、「Non Governmental Organization:非政府組織」を表す言葉。
国際協力NGO職員は、政府とは異なる立場から、災害時の緊急支援活動や地球規模の問題(途上国開発・自然環境・人権問題・平和など)の解決のために活動する人を指します。
途上国開発支援では、都市開発・教育の普及・医療・職業訓練・産業育成など。
その他には、森林保全・人権擁護・地雷撤去・反核運動・技術者および専門家の人材派遣など、複数のNGO団体が連携して、世界平和の実現に向けて行動しています。
世界が抱える貧困問題や人種差別問題と関わるため、世界規模で社会に貢献できる仕事・世界中の人の役に立つ仕事という実感が持てるでしょう。
NGO職員になるには、職種によって求められるスキルは違いますが、社会人経験がある方や専門的技術をお持ちの方、海外在住経験や語学力が求められる場合が多いです。
また、NGO職員の年収を正確に把握するのは難しいですが、求人情報を参考にすると、おおむね月給20万~30万円が多い印象です。
国際協力NGOセンター(JANIC)とSocial Management Company(SMC)がまとめた『NGOセンサス2019』によると、NGOの有給専従職員の平均年収は、約366万円です。
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11位:VR開発者
VR(仮想現実)の技術は、エンタメ分野だけでなく医療・教育・災害対策・専門的な技術訓練・宇宙開発事業・まちおこしなど、人のためになる多くの現場で有意義に活用されています。
そのため、VR技術を用いたシステム開発を行う「VR開発者」も人の役に立つ仕事の1つです。
医療分野では、これまでとは違う立体的な画像で手術のシミュレーションを可能にしました。
また、3D画像を応用したリハビリテーション技術・疾患体験・医療教育や医療従事者用訓練・治療用のツールとしても活用されています。
また、厚生労働省の『令和4年 賃金構造基本統計調査』によると、VR開発者に関連する「ソフトウェア開発者」の平均年収は、約550万円でした。
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12位:民間企業のCSR担当者
CSRは、「Corporate Social Responsibility」の略称で、「企業の社会的責任」を表す言葉。
そして、民間企業のCSR担当者とは、環境・社会・経済の3つの観点から、企業の社会的責任を考慮した長期的な企業戦略をすすめる役割を担う人を指します。
組織活動が社会に及ぼす影響について適切に対応し、社会貢献活動を推進するという観点において、人や企業の役に立つ仕事といえます。
具体的な仕事内容は、サステナビリティ戦略の立案・課題の分析・企業内への働きかけなど。
社内各部署との連携・改善など、細かい業務にまで踏み込んでいく必要があり、コミュニケーション能力や社内業務を理解できているなどのスキルが要求されるでしょう。
また、CSR担当者の年収は企業は立場によって大きく変わりますが、求人記事では400万~900万円程度の範囲が多い印象です。
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13位:空間デザイナー
空間デザイナーとは、屋内外における一定空間のレイアウトやデザインを設計する職種。住宅・オフィス・商業施設など、さまざまな場所のデザインを担当します。
これにより、さまざまなニーズに合わせた空間をデザインすることで、人々が快適に過ごせる環境を提供するのです。快適な環境を提供することで、生活や仕事の質を向上させ、幸福感や生産性の向上に寄与できるでしょう。
また空間デザイナーは、地域のコミュニティや文化的背景を考慮したデザインも行います。これにより、地域のアイデンティティや価値観を反映した空間も提供します。
個人単位だけでなく地域単位でも人の役に立つ仕事としてやりがいを感じられるはずです。
求人ボックス 給料ナビによると、空間デザイナーの平均年収は約447万円(2024年3月25日時点)という結果でした。
14位:キャリアカウンセラー
キャリアカウンセラーは、これから就職を目指す学生や転職を考えている社会人に対して、その人に合う仕事や職場の選択や支援を行う職種です。
仕事全般に関する悩みや疑問に対しても寄り添い、一緒に解決策をサポートします。
キャリアカウンセラーの勤務先としては、大学などの教育機関・人材関連企業・ハローワークなどの公的機関などが代表的です。
職種の選択肢が幅広くなった昨今、個々人に合わせたキャリアプランを考えていくキャリアカウンセラーの存在は大きいでしょう。
求人ボックス 給料ナビによると、カウンセラーの平均年収は約383万円(2024年3月25日時点)という結果でした。
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15位:保育士・幼稚園教諭
保育士・幼稚園教諭は、子供を預かり保護者に成り代わって幼児向けの教育や日常生活で必要な行動や作法を教える職種です。
子供通しのコミュニケーションスキルや行事・イベントに関する理解など、小学校入学前までに必要な能力を育てる役割を担います。
少子化の影響はあるものの、共働き世帯で子供を保育園に預けたいご家庭も増えています。また待機児童により保育園に子供を預けられないご家庭も。
こういった背景から、保育士・幼稚園教諭は必要不可欠な存在です。
また、厚生労働省の『令和4年 賃金構造基本統計調査』によると、保育士の平均年収は、約391万円でした。
社内SEは、自社内で稼働しているWebサービスの運用保守やリリース対応、パソコンやタブレットなどの備品管理、ヘルプデスク業務などを行う職業。
一般的なシステムエンジニアは、他社の開発案件に携わるため出向することも多いです。
しかし、社内SEは「社内」という言葉の通り、自社内で開発案件や社内インフラ整備に従事します。そのため、社員のサポートを通じて人の役に立つ実感を得られます。
また、厚生労働省の『令和4年 賃金構造基本統計調査』によると、社内SEに関連する「ソフトウェア開発者」の平均年収は、約550万円でした。
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人の役に立つ仕事とは?
人の役に立つ仕事とは、おもに以下5つです。
- 人の命を救う仕事
- 苦しんでいる人・困っている人を助ける仕事
- 頑張っている人をサポートする仕事
- 人を喜ばせる仕事
- 公務員
これらの中身について紹介します。
人の命を救う仕事
人の命を救う仕事の例は、以下の通りです。
- 医療従事者:医師・看護師・薬剤師・理学療法士など
- 介護従事者:社会福祉士・ホームヘルパー・ケアマネージャー など
- 人命救助に関わる仕事:警察官・消防官・自衛隊・救急救命士など
- その他:医薬品の開発職・心理カウンセラー ・ライフセーバーなど
上記の通りで、特に「社会福祉士」は少子高齢化の中で需要が増している仕事。
おもな仕事内容は、病気や障がいなど様々な理由で要介護状態となり、日常生活を送るのが困難になった方のサポートです。また精神的に苦しんでいる方をサポートする仕事などもあります。
社会福祉士として働くには、国家資格の取得が必要ですが、ソーシャルワーカーや生活相談員などの相談業務においては、資格がなくても働けます。
相談者との信頼関係はもちろん、福祉・介護施設・行政など各方面とのコミュニケーションをはかり、人とのつながりが大切です。
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苦しんでいる人・困っている人を助ける仕事
苦しんでいる人・困っている人を助ける仕事の例は、以下の通りです。
- 医療従事者:医師・看護師・薬剤師・理学療法士など
- 福祉系職種:介護従事者・生活相談員・機能訓練指導員など
- 教育系職種:教師・キャリアアドバイザー・塾講師など
- 士業:弁護士・税理士・公認会計士など
- その他:ホワイトハッカー・NGO職員・カスタマーサポートなど
上記の通りで、病気や怪我で苦しむ人を助ける、自分の人生や将来が見えずに困っている人を助けるのも、人に役立つ仕事でしょう。
あるいは、NGO職員・青年海外協力隊・社会起業家といった、「ソーシャルビジネス:社会問題解決のためのビジネス」を行う仕事も当てはまります。
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頑張っている人をサポートする仕事
頑張っている人をサポートする仕事の例は、以下の通りです。
- アドバイスを与える仕事:コンサルタント・トレーナー・コーチなど
- 資金を援助する仕事:銀行員・投資家など
- スキルを与える仕事:教師・大学教員・職業訓練指導員など
上記の通りで、頑張っている人に対して、助言・資金・スキルなどを与える仕事も、人の役に立つ仕事といえるでしょう。
人を喜ばせる仕事
人を喜ばせる仕事の例は、以下の通りです。
- エンタメ系職種:歌手・タレント・映画監督など
- 美容系職種:美容師・ネイリスト・エステティシャンなど
- IT系職種:VR開発者・システムエンジニアなど
- その他:営業職・販売職・接客業など
上記の通りで、商品・サービスを提供することで人を笑顔にする仕事です。
直接的に喜ばれるという点では、エンタメ系職種が分かりやすいと思います。
そのほか、取引先や一般客の方々に幸せ・満足感を与えるという意味で、営業職や接客業なども人の役に立つ仕事といえるでしょう。
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公務員
公務員も、国民の生活を支える重要な仕事です。
公務員の種類は、おもに国家公務員と地方公務員に分類され、細かく見ていくと市役所の職員・中央省庁に勤める職員・警察官・消防士・救急救命士・自衛隊・裁判官・検事・入国審査官など。
治安・行政・社会福祉・医療・教育等多方面から、国民の生活をサポートしています。
国民の安全と幸せのために働くやりがいのある仕事で、世の中の諸問題に対応する中で、業務の幅も広く専門知識も必要です。
公務員というと年収が高いイメージですが、民間の平均的な給与基準によって決定します。
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人の役に立つ仕事を通して得られること
本章では、人の役に立つ仕事を通して得られることを3つ紹介します。
- 人を喜ばせる楽しさ
- 人との繋がりの大切さに気づける
- 社会課題に向き合う姿勢
人を喜ばせる楽しさ
1つ目は、「人を喜ばせる楽しさ」です。
特に、直接相手と関わる仕事をしている人のなかには「人を喜ばせる楽しさ」を感じている人も多いのではないでしょうか。
例えば、教師の場合、「生徒がわからない問題を解けるようになったとき」にやりがいを感じるでしょう。
その生徒は、今まで自力では解けなかった問題が分かるようになったので、とても喜ぶはずです。また、感謝も伝えられるので、とてもやりがいを感じることができます。
「人のために働くこと」は、一見辛いように見えますが、実はとてもやりがいを感じることができます。
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人との繋がりの大切さに気づける
2つ目は、「人との繋がりの大切さに気づける」です。
人に役立つ仕事をする上では、サービスを欲している顧客のニーズや問題に向き合い、共感し理解することが重要です。
顧客や社内とのコミュニケーションを通じて、相手の立場や感情に共感することで、適切なサポートや解決策を提供できるようになります。
すると、仕事を通して「人との繋がり」や「周りの支えがあって仕事ができている」ということを実感できるので、仕事に対するモチベーションも上がるでしょう。
社会課題に向き合う姿勢
3つ目は、「社会課題に向き合う姿勢」です。
例えば福祉業界で働いていると「老老介護」や「介護放棄」など、様々な社会課題と向き合うことになります。なので、他の誰よりも「介護問題」に対して日々真剣に考えるはずです。
日頃から社会課題に直面する仕事をしている方は、課題に対する危機感を強く感じているのではないでしょうか。
社会課題に対して真剣に考え、真剣に取り組むことで、社会の役に立っていると実感することができるため、やりがいを感じて働くことができます。
あらゆる仕事は必ず誰かの役に立っている
ここまでに紹介してきた仕事以外でも、世の中にある多くの仕事は誰かの役に立っているものです。だからこそニーズがあり、仕事として成り立っているといえます。
「自分のやっている仕事は人の役に立てているだろうか?」「誰かを幸せにできているだろうか?」と不安になる方も、悲観的に考え過ぎる必要はありません。
直接的に感謝の言葉などを聞く機会はなくても、あなたの知らないところで助かっている人が必ずいます。
本記事で紹介した仕事に就くことも、人の役に立つために効果的な方法といえますが、今のあなたがやっている仕事にも、ぜひ自信を持って取り組んでみてください。
考え方一つで、仕事のやりがいは大きく変わります。
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まとめ:人の役に立つ仕事に転職してやりがいを見出そう
人のためになる仕事・人を助ける仕事に転職したい方に向けて、人の役に立つ仕事ランキングTOP16を紹介しました。
社会問題が多様化する中、苦しんでいる人や困っている人を助けたいという方は、「人の役に立つ仕事」に転職してみてはいかがでしょう。
いろいろな分野・いろいろな角度から、人の役に立つことができますから、自分の興味がある分野や、スキルを活かせる分野を見極めて検討してみてください。
もし、自分の今後のキャリアについて相談したくなったら、こちらもお役立てください。
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はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
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