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経営企画の仕事と役割とは?英語力は必要?転職に役立つスキルや職種を解説!

更新: 2018.04.24

あなたは経営企画という職種に興味はありませんか?海外進出・新規事業の開拓を目指す企業が増えたことで、耳にすることが多くなった仕事です。

しかし、どのような役割を担うのかよく知らないという方も多いでしょう。そこで今回は、経営企画の役割・仕事と転職を目指す際のポイントについて紹介します。

この記事を読めば、経営企画の会社のかじ取り役としての存在意義をはじめ、データ分析スキル・英語力などの求められる能力まで詳しく知ることができます。

未経験でも目指せるのかや異業種から経営企画に抜擢されやすい人の特徴までご説明していますので、転職を目指す方はぜひ参考にしてみてください。

2018年4月24日追記:経営管理のキャリアパスについてや必要な資格・おすすめの本について追記しました。

この記事の目次

経営企画の役割・仕事とは?

経営企画という職種をはじめて耳にしたという方いらっしゃるのではないでしょうか?まず、経営企画の役割やおもな仕事の内容についてご説明します。

会社経営・事業計画のかじ取り役

経営企画とは、会社経営・事業計画におけるかじ取り役を担う存在です。規模の小さい会社や設立したばかりの会社では、創業者である社長自らがこの経営企画を担当する場合も多く見られます。

しかし、成長に伴って会社の規模が大きくなれば、経営者を支えるパートナーとして経営企画業務を行う存在が必要になるのです。

経営企画は激しく変化を続ける経済や事業の環境変化に対応するための羅針盤の役割を果たします。会社が経営の目標の達成を継続するために、必要不可欠な仕事と言えるでしょう。

中長期の経営企画立案、経営管理を担当

会社の成長に欠かせない存在である経営企画。経営企画の担当者は、会社の中長期的な経営企画の策定や経営管理を行うことがその役割です。

自社のデータ分析の結果から業績目標の設定を行います。そのモニタリングを行って、状況に合わせて目標・施策の調整をします。

また会社全体の事業ポートフォリオ設計や、経営状態によってはコスト削減ビジネスモデルの再構築の提案も行うなど幅広い役割を担う仕事と言えるでしょう。

プロジェクトのマーケティングや競合調査も行う

経営企画には、営業データ・人材資源などの情報をもとにした正確な自社データの分析が欠かせません。まずは、会社がどのような状態にあるか把握する必要があるからです。その上で、展開するプロジェクトの市場のニーズや競合他社の調査に基づくマーケティングのデータを組み合わせて、最適な経営戦略を立案します。

データの分析結果から資料を作成し、経営会議におけるファシリテーションやプレゼンテーションを行うことも経営企画の役割です。

データ分析力と実行力が重視される

経営企画には、マーケティングの知識・論理的思考能力・実践的な分析力とそれを生かす実行力が必要です。営業データの正確な分析を行い、それをもとに論理的な思考によって目標・施策などを考えます。

それは、ただ数字を組み立てるだけでなく、経営会議で他部門の責任者に説明を行って納得してもらえる内容でなければ意味がありません。大企業の場合、事業部の数が多くなるので、さらなる精度と説得力が求められるでしょう。

そのため、内容をわかりやすく説明して責任者の意思決定を促すプレゼンテーション力や事業をスムーズに推進する社内調整力も求められます。テクニカルな分析スキルとして、SQL・R・Pythonなどのプログラミング言語が使えると望ましいでしょう。

また、経営企画が分析・提案だけを行って実際に「行動」しないのであれば、社内にポジションを設けるメリットがありません。コンサルティングファームに経営企画の業務の外注を行った方がコストパフォーマンスが高いでしょう。

経営企画を社内に置く意義は、意思決定から実行までのスピードを高めることにあります。決定した経営戦略に基づいて他の部門や事業所と連携をとり、目標に対して速やかに調整を行うことが現代のビジネスではとても重要です。

採用ニーズは高まっており、未経験可の求人募集もある

日本の市場が縮小する傾向にある中で、多くの企業が海外進出や新規事業の立ち上げなどによる新たな収益源の確保に向けて動いています。スピード感のある経営判断はビジネスの成否に大きく影響するため、企業の羅針盤となる「経営企画」に対するニーズは高まりを見せています。

経営企画のポジションは人員を大量に必要としないため採用市場での倍率は高いですが、一定の需要が常にあることは確かです。また、スタートアップやベンチャーでは成長を維持するために早い段階から経営企画のポジションを設ける傾向があり、未経験でも応募できる求人も見られます。

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経営企画の3大業務

幅広い業務を担当する経営企画。そんな経営企画の3大業務についてご説明します。

中期経営計画・ヴィジョンの策定

中期経営計画やヴィジョンの策定は経営企画が担当する大切な業務です。責任者が集まる経営会議で決定した会社の方向性に基づいて、それを実現する中長期の経営目標や具体策の決定を行います。

単年度予算の編成

経営企画はそれぞれの事業部門の予算や利益計画などをまとめ、会社にとって最適な内容となるように会社全体を考えた広い視点から策定します。

予算は売上や利益などの会社の成長も加味して考えるため、施策と合わせて決定します。そのため、単年度予算の編成も経営企画が関わる業務となるのです。

プロジェクトの推進

経営企画は会社の事業の全体調整を行うポジションとして、プロジェクトの推進を行います。

全体を見通す広い視野を生かし、複数の部門にまたがる大きなプロジェクトや会社の経営に大きな影響を与える経営戦略に関わる案件に携わることもあります。

組織風土改革、CSR推進に携わるケースもある

組織風土は会社で働く方の行動・発言・感情などに大きな影響を与えます。そのため、組織風土改革によって団結力や推進力を高めることが期待できます。しかし、失敗した時のリスクも高くなります。

また、CSRは企業が利益追求だけでなく、倫理的観点から考えた社会に貢献する事業を行う責任のことです。CSR推進は企業全体としての取り組みとなります。組織風土改革・CSR推進など、社内の横断的な問題に対して経営企画が携わるケースもあります。

経営企画は不要なのか?経営企画の意義

経営企画が担当する業務は、スタートアップやベンチャーでは創業者である社長自身が行う場合が多いです。

そのため、「本当に経営企画のポジションは必要なのか」「コストをかけずに、社長が継続して成長戦略を考えれば十分ではないか」とその存在の意義を疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。

次に、経営企画を設置する意義についてご説明します。

経営企画は社長に次ぐ「ナンバーツー」

経営企画は「経営者の参謀」「会社の頭脳」と位置づけられる存在です。

会社において、社長に次ぐナンバー2と言っても過言ではないでしょう。会社の規模が大きくなれば、社長の発想や能力に頼るのではなく、組織として経営企画の機能を持つことが必要になります。

経営企画は会社の未来や経営全体を見渡す管理業務を担当し、社長の描く事業展開を支えます。

事業の維持と継続的な発展のために必要

経営企画は会社全体という視点から中長期経営計画を立て、ヒト・モノ・金・情報といった経営資源の配分を行います。また、その経営戦略を実現するための具体的な予算・目標・プロセス・マイルストーンの設定も担当します。

これらの業務は企業の既存事業の維持と事業の成長を続けるために非常に大きな役割を持ちます。

そのため、社長が既存事業に関わる成長戦略の立案を担当していて、新たな事業に取り組むタイミングで「新たな人材に経営企画を任せたい」と考えているケースが多いです。

社長は既存事業の枠組みを超え、新たな施策に注力

経営企画が中期経営計画の立案・予算編成・目標設定などを担当することで、社長は「既存事業の維持と発展」というタスクから解放されます。

それにより、社長は新規事業の立案などのこれまでにできなかった施策に注力できます。つまり、事業の拡大やさらなる利益を生むための会社の方針・経営戦略の策定など、社長でなければできない仕事に専念できるのです。

経営企画と事業企画の違いとは

経営企画に良く似た職種として、「事業企画」があります。言葉は知っているけれど、違いがよくわからないという方も多いのではないでしょうか?この2つの職種の違いについて、ご説明します。

経営企画は会社全体の中長期的な成長戦略を描く

経営企画は会社の中長期的な成長戦略を描き、部門・事業を横断してプロジェクトの推進を行います。「株主総会・取締役会の進行」「予算編成」「新規事業開発の推進」など、企業全体に関わる幅広い仕事をカバーします。経営企画は「全社的な視点」を持った業務を担当する仕事と言えるでしょう。

事業企画は個別事業の中長期的な発展を目指す

事業企画は、企業内の「個別の事業」の中長期的な発展を目指す点が経営企画とは異なります。具体的な事業発展のためのアイディアを考え、経営資源の配分や外部と連携をはかって目標の達成を目指します。

全社的な視点を重視する経営企画よりも、事業企画は現場に近いポジションです。それにより顧客や市場のニーズをいち早く捉え、迅速に対応できます。ビジネスをスピーディーに展開するために事業企画を設置する会社が増えていることも、現代の経済環境の変化の速度を考えれば納得ではないでしょうか。

特に事業拡大のスピードを重視するスタートアップでは、経営企画と同等かそれ以上に事業企画を重視する傾向があります。

企業によっては役割が分かれていないこともある

厳密に言うと「経営企画」「事業企画」には「全社的な視点」と「個別の事業」という違いがあります。ただ、企業によっては両者の役割を明確に分けていない場合も多く見られます。

経営企画が事業企画の役割を兼ねている企業も少なくありません。また、それぞれの仕事の領域が重複する場合もあるため、連携をとる機会も多いです。

経営企画のキャリアパスについて

経営企画という職種につくためのキャリアパスや、そこからのさらなるキャリアアップはどのような道筋が考えられるかご説明します。

経営企画を目指すには

経営企画へのキャリアパスとして一般的なのは、経理・財務などに関わる職種を経験することです。企業の道標となり、経営に関する幅広い業務に関わる経営企画には経理に関する知識が欠かせません。

経営企画からのさらなるキャリアアップ

経営企画からのさらなるキャリアアップとして、まず考えられるのは同じ経営管理という職種で経験を生かして、より良い条件の企業へ転職することです。ただし、経営企画の担当する業務が幅広いため、違う会社に転職すると今までの業務とのギャップを感じてミスマッチが発生するケースも多いようです。

もう一つは、コンサルタントとして独立起業するという道です。経営企画の経験を生かしてさらなるキャリアアップを目指す方は、会社を立ち上げる方が多く見られます。

経営企画・事業企画の転職に必要なスキルとは

経営企画・事業企画に転職を考えている方は、幅広い業務をカバーするこの仕事にどのような能力が求められるのか気になるのではないでしょうか?経営企画・事業企画に必要なスキルについてご説明します。

経営管理

経営計画・財務計画など、企業経営を推進するために必要な総合的な立案能力が求められます。また経営計画・財務計画には、会計の正確な知識に基づいた予算編成・管理スキルも重要です。経営の知識だけでなく、それに必要となる会計の知識にも精通している必要があります。

経営企画・経営管理のより専門的な知識を確実に身につけたい場合には、セミナーで研修を受けることもおすすめです。

データ分析スキル

経営企画の重要な仕事は経営計画の策定です。それには、卓越した情報収集能力や的確なデータ分析のスキルが欠かせません。社内はもちろん、外部の環境も正確に把握し、その変化を予測した上で計画を立案します。

また、自社の状況を踏まえ、競合他社と比較した際の強みや弱点を明らかにするマーケティングの視点も重要です。市場の予測と事業部門の予算を照らし合わせ、財務的な観点から適切な数値を導き出します。それにより、企業の収益構造をコントロールします。

テクニカルな分析スキルとして、SQL・R・Pythonといったビッグデータ分析に用いられるプログラミング言語を身につけておくと、さらなるあたなの強みになるでしょう。

プレゼンテーションスキル

経営企画は会社の事業を横断的に推進するため、事業部門との調整や施策の実行などのさまざまな場面でコミュニケーション力が必要になります。また、経営企画には、そのコミュニケーション力の1つであるプレゼンテーションスキルも重要です。

株主・経営者・従業員・顧客などのステークホルダーに経営方針を魅力的に伝え、意思決定から実行までのスピードを高めることも経営企画の大事な仕事です。大きなプレッシャーがかかる中でわかりやすく詳しい説明を行い、さまざまな質問に対して的確に応える能力が求められます。

そして、魅力的なプレゼンテーションを構成することにだけでなく、その人の「人間的な魅力」も重視されます。なぜなら、会社や事業に対する熱い想いが感じられなければ、今後の経営を左右する大切なかじ取りを任せることはできないからです。

行動力

経営企画は全社的な視点で会社のかじ取りを行うと同時に、社長に次ぐナンバー2として社内を鼓舞する存在でもあります。商家を取り仕切る「番頭」のように、プロジェクトを推進することが求められます。

そのため、経営管理・データ分析スキル・プレゼンテーションスキルだけでなく、経営企画には計画を実行する行動力も必要です。正確な思考と高い行動力という繊細なバランス感覚が求められるポジションと言えるでしょう。

経営企画に必要な資格とは

経営企画になるために必要となる資格は特にありません。ただ、取得すると役立つ資格はあります。以下で紹介していきます。

中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業の経営を支援する能力を持つことを証明する経営コンサルタントの資格です。この資格は日本で唯一の経営コンサルタントの国家資格となっています。試験の勉強を通して経営について体系的に学べることが特徴です。中小企業診断士の資格は企業からも評価されやすく、大きなアピールポイントになるでしょう。未経験から経営企画を目指す場合には、できれば取得しておきたい資格です。

公認会計士

会計のスペシャリストであることを証明する国家資格です。取得は難しいですが、その信頼性は非常に高いです。経理の知識も求められる経営企画に最適な資格と言えるでしょう。

MBA

MBAは「Master of Business Administration(経営学修士)」の略で、経営に関するさまざまな知識が得られます。規模の大きい企業の経営に関して学ぶ場合が多く、大企業で働く場合には必須の資格とも言われています。

経営企画に英語力は必要か?

経営企画に英語力は必要なのでしょうか?その疑問について以下でお答えします。

グローバル戦略を描く会社では必須

「海外にすでに展開している」「今後の海外進出を予定している」など、グローバル戦略を描く会社において経営企画への抜擢を目指す場合には、英語力は必須と言えるでしょう。海外市場の調査や現地スタッフとのやり取りなど、あらゆる場面で英語を話す機会があります。

すでに英語が話せる方は、中国語も身につけておくとさらに有利です。

高度な経営議論にキャッチアップするために必要

経営企画はミーティングにおいて、高度な経営議論を正確に把握し続けることが求められます。そのためには、日々の綿密な情報収集が欠かせません。

自社に直接関わりのある業界の情報は、幅広く知っておく必要があります。国内の専門誌・情報サイトだけでなく、海外の情報にも精通しているのがベターです。そのようなグローバルな最新の情報を得るためにも、英語力は必要です。

TOEICは700点以上が目安

DODAが実施したアンケートによると、経営企画の仕事に就いている方の77%がTOEICを受験していないとあります。これは英語力が必要な経営企画の仕事において、意外な結果に感じます。

しかし、受験者の点数に目を向けると、平均点は777.3点となっています。この結果と最低限のビジネス英語が話せる指標であることを考えると、経営企画を目指す場合にはTOEICで700点以上が目安と言えるでしょう。理想としては、英語での情報収集や議論が可能とされる800点以上を目指したいところです。

経営企画は未経験からでもなれるのか

高きビジネスパーソンとしての能力が求められる経営企画を未経験からでも目指せるのかご説明します。

高まる経営企画の採用ニーズ

採用市場におけるニーズの高まりを見せる経営企画。その背景として、海外展開・新規事業の開拓を行う企業が増えていることがあげられます。市場の変化が激しく、スピーディーな判断がビジネスの成否を左右する現代において、企業が経営戦略を立てる上で欠かせない存在として経営企画は注目されているのです。

前職経験を問わない求人案件もある

経営企画には、幅広い分野に精通したビジネスパーソンとしての高いパフォーマンスが求められます。また、採用のニーズが高まっているとはいえ、1つの会社での採用人数が多い仕事ではありません。経営企画は人気も採用倍率も高いため、転職において狭き門と言えるでしょう。

しかし、中には前職の経験を問わず、異なる職種から経営企画を採用するケースもあります。ベンチャーなどでは、社内調整力などよりも新しいことを思いつく発想力やスピード感のある行動力を重視する場合があるようです。このように、「未経験だからといって、経営企画に挑戦できない」ということはありません。

本質的なデータ分析、戦略立案と実行力が求められる

経営企画に求められるのは、経営管理・データ分析スキル・経営戦略の立案能力・実行力です。経営や戦略立案に用いられるフレームワークを理解し、使いこなせるようにしておくことが大切です。また、ビッグデータの解析スキル社内調整力も求められます。

これらのスキルは経営企画だけでなく、コンサルティング業界やマーケティング業界でも重要視されます。現職が異なる職種であっても、今までの実績を振り返って経営企画で生かせる経験やスキルがないか考えてみましょう。

異業種から経営企画になるには

異業種から経営企画を目指す際に、採用されやすい人の傾向をご説明します。

経営企画に抜擢されやすい人の傾向

コンサルティングファーム出身者

経験をそのまま生かせるのは、コンサルティングファーム出身の方です。その中でも、経営戦略コンサルタントの経験がある方は経営企画の全社的な視点を持った仕事と直結するため、即戦力として評価されやすいでしょう。

経理・財務職の経験者

予算編成に携わる経営企画において、経理・財務職の経験者も採用されやすいです。中長期経営計画を立て、それを具体的な数字に落とし込む能力が経営企画には求められます。そのため、経理・財務職の経験者の中でも決算だけでなく、管理会計知識を持っている方が高く評価されるでしょう。

マーケティング担当者

データ分析だけでなく、経営管理は市場のニーズなどマーケティングのスキルを生かして経営戦略を立てます。そのため、業務のフローが似ているマーケティング担当者も経営企画に採用されるケースが増えています。

データサイエンティスト

機械学習などのデータサイエンスの技術を事業に結びつけるために、データサイエンティストと経営企画を兼務するというケースも増えてきています。

実例として、株式会社リブセンスの「データサイエンティスト兼経営企画」の求人について紹介します。

画像出典:careertrek

株式会社リブセンスは転職口コミサイト「転職会議」をはじめ、求人サイトなどのサービスで知られる会社です。

多岐に渡る事業によって収集した情報を活用し、機械学習を中心としたデータサイエンスの技術を駆使して競争優位性を得ることを目指しています。そのために、「データサイエンティスト兼経営企画」を任せられる人材を求めていました。

SQL・R・Pythonを使用やデータ分析の業務に携わった経験を生かせる仕事です。また、経営企画も兼ねるため、事業への興味の高さも求められることがポイントと言えるでしょう。

データサイエンティストから経営企画への転職はまだ一般的ではありません。しかし、株式会社リブセンスの求人の様に両方の役割を兼ね、事業に新たなインパクトを与えることを目指す企業も増えています。

分析に対するテクニカルなスキルを持ったデータサイエンティストが、これからは経営企画を目指す上で有利な職種となっていく可能性も考えられます。

経営企画について学べるおすすめの本を紹介

経営企画を学びたいという方のために、おすすめの本を紹介します。

『図解でわかる部門の仕事 経営企画部』は、経営企画部について書かれている数少ない本です。とてもわかりやすいので入門に最適。この記事を読んで、経営企画に興味を持った方はぜひ読んでいただきたいです。

『組織を動かす経営管理』は、リクルートマネジメントソリューションズで経営企画部長を務める本合暁詩氏が執筆した本です。リクルートの管理ノウハウを知ることができる経営管理の勉強にぴったりの一冊となっています。

まとめ

このように、経営企画という仕事は幅広い分野に関する高い能力が求められます。さまざまな業務を横断的にカバーするため、難易度は高いと言えるでしょう。その分、結果が出た時には、大きなやりがいが感じられる仕事です。

採用市場でニーズが高まっているとはいっても、経営企画のポジションを得ることは簡単ではありません。しかし、ベンチャーをはじめ、未経験からでも採用を行っている企業もあります。また、経営企画に抜擢されやすい職種を目指して、経験を積むことも1つの方法です。

今回紹介したポイントを参考にしていただき、ぜひ経営企画を目指してみてください。

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この記事を書いた人

Kimura Hiroto
音楽・ITをはじめとするさまざまなジャンルのライティングを行っています。ITエンジニアの経験を生かし、テックキャンプ ブログでの執筆・編集を担当。好きな食べ物は豆腐。

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