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キャリアカウンセリングとは?相談内容や受けたい人がやるべきことを解説

更新: 2024.01.11

仕事やキャリアについて悩んでいる人は、キャリアカウンセリングでプロに相談するのがおすすめ

就職・転職市場に関する専門知識を持ち、多くの社会人の相談に乗ってきたカウンセラーが、あなたの不安や悩みに対して適切なアドバイスをしてくれます。

この記事では、キャリアカウンセリングの詳細や相談できる内容、カウンセリングを受ける前にやるべきことを解説します。

無料・有料のおすすめカウンセリングサービスも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

キャリアカウンセリングとは

キャリアカウンセリングとは現在の仕事や将来のキャリアに関する悩みを持つ相談者と、キャリア形成のプロであるキャリアカウンセラー(アドバイザー)による1対1の面談です。

キャリアカウンセラーは、履歴書や職務経歴書、相談者への質問を通して、相談者の自己分析や業界理解を深める手助けをしたり、今後やるべきことについてアドバイスしたりします。

相談者が今後の自身のキャリアを考える上で、プロの客観的な意見は参考になるでしょう。

キャリアカウンセリングでは何を話す?

キャリアカウンセリングでは何を話せばよいのか悩む方も多いかもしれません。具体例としては、以下のような仕事やキャリアに関する幅広い悩みや不安を相談できます。

  • 自分に合う仕事がわからない
  • このまま仕事を続けるべきか、転職すべきか迷っている
  • 今の仕事ではスキルが身につかず、将来のキャリアに不安を感じている
  • 結婚・出産をしても仕事を続けるためにはどうすれば良いか
  • 自分の強みやアピールポイントがわからない
  • 転職市場における自分の価値を知りたい
  • 自身の市場価値を高めるには何をするべきか
  • 希望の業界・職種に就職するためには何をすれば良いのか
  • 職場に馴染めない・人間関係に問題を抱えている
  • 収入をさらに上げたい

昇進やスキルアップなど仕事に直結する内容以外にも、結婚や出産などのライフイベントとキャリアとの両立方法や、将来に関する漠然とした不安についても相談可能。

具体的にどのような人にキャリアカウンセリングがおすすめなのかや、相談の仕方についてはこの記事の後半で詳しく解説しています。

キャリアカウンセラーとキャリアコンサルタントの違い

キャリアカウンセリングは「キャリアカウンセラー」の他に「キャリアコンサルタント」によって行われることもあります。

両者はキャリアに関する面談やアドバイスを行う専門家であることは同じですが、保有する資格に違いがあります。

キャリアコンサルタントとは、国家資格「キャリアコンサルタント」を持つキャリアの専門家です。

一方、キャリアカウンセラーは「CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)」「GCDF-Japanキャリアカウンセラー」「産業カウンセラー」などの民間資格を持つアドバイザーを指します。

保有する資格こそ違えど、どちらも就職・転職市場やキャリア形成に関する幅広い知識に加え、傾聴力やコミュニケーション力を持つ「キャリアのプロ」。

あなたの不安や悩みを正確に理解し、的確なアドバイスをしてくれるでしょう。

近年キャリアカウンセリングが注目されている理由

AIで奪われる仕事・生まれる仕事

現在、ハローワークや転職エージェント、キャリア支援サービスなど、様々な場所でキャリアカウンセリングを受けることができます。

これほどまでにキャリアカウンセリングが注目されているのには、どのような背景があるのでしょうか。

  • 働き方(雇用環境)の変化
  • 仕事への個人の価値観の変化

働き方(雇用環境)の変化

理由の1つが、日本の雇用環境の変化です。

これまでの日本社会の主流であった終身雇用制度や年功序列制度が崩壊した今「良い大学を出て、良い会社に入ると安泰」という考えは通用しません。

大企業、中小企業などの規模に関わらず、不況や事業の方向転換を理由とする人員削減や給与カットが行われているのが現実です。

このような状況で、社会人一人ひとりが企業や組織に依存しないキャリアを自律的に形成することを求められています。

しかし、5年後、10年後の将来のキャリアや人生について個人が1人で考えることは簡単ではありません。

そこでキャリア形成のプロであるカウンセラーと共に、社会の状況や求められる人材・スキルなどを考慮した実現可能性の高いキャリアプランを立てる必要があるのです。

仕事への個人の価値観の変化

2つ目の理由が、働く個人の仕事に対する考えや価値観の変化です。

ワークライフバランスや働き方改革といった言葉が多く聞かれている通り「仕事=人生」「家庭よりも仕事」といった考えを持つ人は減ってきています。

また、在宅勤務やフレックスタイム制度などの柔軟な働き方が広がる中、自分のライフスタイルにあった仕事を選ぶ人や、住みたい場所から働ける仕事を探す人も増えています。

このように以前より仕事や人生の選択肢が増えた状況で、ワークライフバランスの取り方やより自分らしい生き方などを考える場として、キャリアカウンセリングが活用されているのです。

キャリアカウンセリングはこんな人におすすめ

「キャリアカウンセリングに興味はあるけど、なかなか相談に行く勇気が持てない」という人もいるかもしれません。

キャリアカウンセリングは仕事に関するあらゆる悩み・不安を持つ人におすすめです。具体的にどのような人におすすめなのかを解説しましょう。

  • 自己分析をしたい
  • 明確なキャリアビジョン・プランを描きたい
  • 職種や業界への理解を深めたい
  • 転職準備をしたい
  • ワークライフバランスを意識した人生プランを立てたい

自己分析をしたい

キャリア形成において、自分の強みや弱み、今後伸ばすべきスキル、さらに仕事に対する自身の価値観を正しく理解することは非常に重要です。

「自分のことは自分が一番理解している」と思いがちですが、実は1人だけで行う自己分析では「自分はこうあるべき」といったような思い込みが、正確な分析の邪魔をすることも。

一方、キャリアカウンセリングでは、第3者であるカウンセラーと一緒にあなたのこれまでの経歴や仕事で得たスキル・知識を整理していきます。

また「10年後にどのような社会人になっていたいか」といった質問を通して、あなたの仕事に対する価値観や大切にしていることも明らかにしていきます。

普段のあなたを知らないカウンセラーの視点が加わることで、あなた自身も気づいていなかった新しい強みや価値観を見つけることができるでしょう。

明確なキャリアビジョン・プランを描きたい

やりたいことが見つからない」「10年後の自分のイメージがわかない」といった悩みを抱えている人にも、キャリアカウンセリングはおすすめ。

キャリアカウンセリングで相談できるのは、今目の前にある仕事に関する内容だけではありません。

就職・転職市場に精通したカウンセラーが、あなたの経歴や考え方をふまえて、今後社会でどのように活躍していけるか、そのために今やるべきことを的確に助言してくれます。

職種や業界への理解を深めたい

世の中には様々な職業・業界があり、そのどれが自分にあっているのか、どの職業を選べば良いのかを判断するのは非常に困難です。

今の仕事が自分にあっているのかわからない」「このまま仕事を続けていくべきかわからない」などの悩みを持つ人は、あらゆる職種・業界の知識を持つカウンセラーに相談してみましょう。

様々な業界の多種多様な職種について、求められるスキル、資格、さらにその道を選んだ時のキャリアアップの方法を知ることができます。

業界や仕事についての理解を深めることで「このままで良いのか」といった漠然な不安が解消し、自分の将来やキャリア形成について具体的に考えることができるでしょう。

転職準備をしたい

転職を考えている人や転職活動中があまり上手くいっていない人は、キャリアカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

転職エージェントなどによるカウンセリングの場では、職務経歴書や履歴書の添削、面接対策(模擬面接)などの転職サポートも受けることも可能。

企業と転職希望者の橋渡し役であるカウンセラーのアドバイスによって、書類や面接の場でアピールすべきポイントや、身につけるべきスキルを企業目線で理解できるようになります。

カウンセリングで自己分析や業界理解も深まるので、入社後に企業や業務とのミスマッチが発覚することを防げる点もメリットです。

ワークライフバランスを意識した人生プランを立てたい

仕事だけでなくプライベートも含めた人生設計をしたい場合にも、キャリアカウンセリングは役立つでしょう。

例えば「将来は地方に移住して働きたい」「海外で働きたい」といった要望を相談することで、そのために身につけるべきスキルや選ぶべき仕事・業界を知ることができます。

また、産前産後休暇や育児休暇、介護休暇などの制度の仕組み、取得方法、取得前や復帰時の注意点などを聞くことも可能。

特に女性は結婚・出産後にキャリアの大きな方向転換を迫られることが多いため、若いうちからキャリアプラン・人生プランについて考え、備えておくことをおすすめします。

キャリアカウンセリングを受けたい時はどうすればいい?

ここまで、キャリアカウンセリングで相談できる内容やメリットについて解説してきました。では、実際にキャリアカウンセリングを受けたい人はどうすれば良いのでしょうか。

ここからは、キャリアカウンセリングを受ける方法を3つのステップにわけて解説します。

【STEP1】カウンセリングが受けられる場所を探す

まず、キャリアカウンセリングが受けられる場所を探しましょう。キャリアカウンセリングには無料のサービスと有料のサービスがあり、それぞれ次のような場所があります。

  • 国や自治体の職業安定所(無料)
  • 民間の転職エージェント・人材派遣会社(無料)など
  • 社内のキャリア相談窓口(無料)
  • 個人のカウンセラー(無料または有料)
  • 民間企業のキャリア形成支援サービス(有料)

国や自治体の職業安定所(無料)

無料のキャリア相談の場として最も有名なのが、ハローワーク、ジョブカフェ、東京しごとセンターなど国や地方自治体が運営する職業安定所です。

ほぼすべての地域に設置されているため、気軽に対面で相談できる点や地域密着型の企業の求人を紹介してもらえる点が特長。女性向けのキャリア相談窓口を特別に設けている地域もあります。

一方、サービスによってはカウンセラーの数が少なくて予約が取りづらかったり、有料サービスに比べてカウンセラーの質が低かったりする可能性もあります。

民間の転職エージェント・人材派遣会社(無料)など

民間企業が運営する転職エージェントや人材派遣サービスでも、キャリアカウンセリングやキャリアコンサルティングが無料で受けられるケースが多いです。

ハローワークなどの公共サービスとの違いは、ビジネスモデルです。民間サービスは、利用者に提携する企業へ就職してもらうことで、その企業から「紹介料」を受け取る仕組みになっています。

このため、カウンセリングもそのサービスを通じた就職・転職が前提になっていることが多い点に注意が必要です。

言い換えれば、カウンセリングと転職活動を同時に進めたい人にとっては積極的に活用すべき便利なサービスでしょう。

転職エージェントや人材派遣企業以外では、特定のスキルを学ぶスクールでカウンセリングが実施されていることも多くあります。

テックキャンプでは、IT業界への転職を目指す人向けに無料のオンラインカウンセリングを実施中です。

IT業界への就職・転職に関する専門知識を持つ経験豊富なカウンセラーが、あなたの疑問や不安に答えます。詳しくは以下で紹介しているので、ぜひ見てみてください。

【テックキャンプの無料オンラインカウンセリング】内容・やり方・受講開始までの流れを解説

社内のキャリア相談窓口(無料)

社内にキャリア相談窓口を設け、人事担当者や外部のキャリアカウンセラーがカウンセリングを行う企業もあります。

自社内の窓口なので、人間関係など仕事に関する踏み込んだ悩みも話しやすい点、部署異動など社内人事に関することも相談できる点が特長です。

カウンセラーが常駐していない場合でも、週1回や月1回など定期的に相談会が実施されていることもあるため、気になる人は会社に確認してみると良いでしょう。

個人のカウンセラー(無料または有料)

自分でカウンセラーを探す方法もあります。

厚生労働省が運営する「キャリコンサーチ」では、国家資格を持つキャリアコンサルタントを相談内容やオンラインや対面といった形式、地域などの条件で検索することができます。

相談料はコンサルタントによって異なりますが、中には無料で提供している人も。相談相手を自分で選びたい人や、ある分野に特化したコンサルタントを探している人におすすめです。

民間企業のキャリア形成支援サービス(有料)

就職や転職を目的とせず、純粋に自身のキャリア形成について相談したい人は、有料のキャリア形成支援サービスを利用するのも選択肢の1つ。

1回数千円の相談料が発生しますが、各サービスが設ける厳しい基準を突破したカウンセラーによる、質の高いカウンセリングが受けられる点がメリットです。

おすすめの支援サービスは以下で紹介しています。ぜひあわせて参考にしてください。

【2024年版】キャリア相談サービス11選!有料・無料のおすすめを紹介

【STEP2】履歴書・職務経歴書を書く

カウンセリングを受ける場所が決まったら、履歴書と職務経歴書を用意しましょう。

学歴や職務経験、現在持っているスキルなどをまとめておくことで、カウンセラーはよりスムーズにあなたのことを理解できるようになります。

カウンセリングサービスでフォーマットの指定がある場合もありますが、以前作成したものがあれば基本的にそれを使いまわしても構いません。

内容に誤りがないかを確認し、最新の情報を書き加えておきましょう。

【STEP3】相談したい内容をまとめる

具体的に相談したい内容をまとめておくことも重要です。その際には、不安や悩みの内容をできるだけ詳細に書き出しておくようにしましょう。

カウンセラーはキャリアのプロですが、正しい判断をするためには十分な情報が必要です。例えば「私このままでいいと思いますか?」といった漠然な聞き方では、カウンセラーは何も答えられません。

「営業職についているが商談が苦手で自分はこの仕事に不向きだと思っている」「将来海外で働くためにはどのようなスキルが必要か」といったように具体的な相談内容を持っていきましょう。

達成したい目標やキャリアビジョンがすでにある人は、自分なりのキャリアプラン(達成計画)を考えていくと、より実のある話ができます。

キャリアプランの描き方は、以下のページで詳しく解説しているので、ぜひあわせて参考にしてください。

キャリアプランの立て方3STEP!ビジョンの描き方や注意点も解説

キャリアカウンセリングは「受けた後にどう活かすか」が大切

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キャリアカウンセリングを受けた後に「不安を相談できて良かった」「いい話が聞けた」と満足してしまうのはもったいないです。

キャリアビジョンがない人はビジョンとプランを作成したり、やるべきことがわかった人は実際にそれを実行してみたり、アドバイスを元に次の行動を起こすことが重要です。

また、カウンセリングには「○回受ければ十分」「○回受けるべき」といった基準はありません。

作成したキャリアプランの添削や、行動を起こしてみて感じた新たな疑問や不安の相談など、必要だと感じたタイミングで適宜受けながら、あなたが納得できるキャリア形成を目指しましょう

キャリアカウンセリングとは?まとめ

キャリアカウンセリングの詳細、相談できる内容、カウンセリングを受ける前にやるべきことなどを紹介しました。

キャリアカウンセリングではスキルアップやキャリア形成、転職、ワークライフバランスなど仕事や人生に関するあらゆる悩みや不安を相談することができます

キャリアのプロであるカウンセラーの意見を聞くことで、自分自身や仕事に対する理解が深まり、今何をすべきか、今後何をやるべきかが見えてくるはずです。

ハローワークなどの無料サービスから民間の有料キャリア形成支援サービスまで、カウンセリングが受けられる場所は豊富にあります。

いくつかのサービスを試しながら自分にあうカウンセラーを見つけましょう。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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