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転職に資格はいらない?未経験の業界でも資格をとらずに転職するには

更新: 2021.07.16

「転職を検討しているが、採用されるには資格を取った方がいいのだろうか」

このように考えていませんか?

資格は、知識やスキルが充分に身についていると証明できるもの。業務に関係のある資格であれば、転職に有利になるでしょう。

ですが、資格取得には、「勉強の時間も限られているので、資格を取れる自信はない」などといった悩みもつきものです。

転職を成功させるために、資格は本当に必要なのでしょうか。この記事では、転職と資格の関係について、詳しく解説します。

資格がなくても転職はできる

転職に資格は必須なのでしょうか。結論から申し上げると、資格がなくても転職自体は可能です。

募集要項に「必須資格」として指定されていなければ、採用される可能性は十分あります。

この記事を読み進める前提として、まず転職において取得している資格がどのように評価されるのかについて説明します。

資格はプラスアルファの評価になる

資格とは、採用の場において、「プラスアルファの評価」になるものだと考えておくとよいでしょう。

資格を持っているからといって確実に採用されるかというとそうではありません。資格は中途採用において、募集要項にある条件を満たすことや、あなたの付加価値として役立ちます。

反対に、資格がないからといって採用されないとは言い切れないのです。(一部例外については後述)

資格は採用を決定づけるものというより、採用を有利にするものだと考えましょう。

例えば極端な例ですが、スキルも適性も同じくらいの採用候補者が2人いて、うち1人が資格保持者だった場合、その人が比較的選ばれやすくなるというわけです。

重要なのは「スキルがあるかどうか」

企業が中途採用の場面で特に求めているのは、「即戦力になる人材」であるケースが多いです。そこで採用担当者は、書類選考・面接の段階で、「実務に活かせるスキルがあるかどうか」を見極めています。

資格はそのスキルを証明するものです。自身のスキルを客観的にアピールできますし、難関な資格であるほど、採用担当者からの評価は高くなります。

ですが、資格とはあくまで指標の一つ。資格以外の形でスキルがあることを証明できれば、資格を持っていなくても高い評価につながります。

前職での功績などを職務経歴書に記載することで、アピールポイントになるでしょう。

一部の職種では資格が必須

これまで資格を取らなくても転職はできると説明しましたが、一部の職種では資格が必須なこともあります。

例えば、税理士や弁護士、公認会計士などになる場合、専用の資格が必要となります。

また、資格が不要な職種でも、企業の求める人物像が明確な場合、企業側が採用にあたり特定の資格を指定していることがあります。

例えば技術系の企業の場合、「危険物取扱者 乙種1類」や「高圧ガス販売主任者 第1種」を指定していることがあるのです。

さらにわかりやすい例では、営業職など就職にあたり資格は基本的に不要ですが、営業車を使う企業だと「自動車免許」が必須などのケースがあります。

企業が有する自動車が「MT」の場合は、ATの免許だけだと採用は難しくなります。(今後取得する予定があれば、問題ありません)。

このように業務で必要となる資格を企業が指定している場合も、その資格を取らないと採用にならないので注意が必要です。

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転職に向けて資格を取得する利点

転職において、資格自体が強いアピールポイントになるわけではないなら無理に取得しなくていい

このような方針で転職活動を進めても問題ありません。しかし、資格を取ることや、そのために勉強することにはメリットがあります。

以下で紹介するメリットを理解した上で、転職する前に資格を取るかどうか考えてみましょう。

スキル・知識が身につく

資格の勉強は、スキルや知識が身につくため、それ自体に価値があります。事前に知識やスキルを習得しておけば、転職後の業務にスムーズに取り組むことができるようになるでしょう。

例えば未経験職種・業界に転職する場合、資格の勉強は、転職後の業務につながります。未経験であっても、事前に勉強している点を高く評価してくれる企業もあるでしょう。

また、資格勉強を通して、学習時間を確保するためのタイムマネジメント能力や集中力も身につけることができます。

転職する職種の幅を広げられる

資格を取ることで、職種の幅を広げることができます。現在のあなたでは募集要項を満たせない職種でも、資格を取ることで応募できるようになる可能性があるのです。

漠然と転職したいなと考えている場合、何かしらの資格勉強に着手することで、自身のキャリアビジョンを固めることができます。

前述の通り、資格を持っていないと採用されないということもあるので、資格を取得することは、自身の可能性を広げることにつながると言えるでしょう。

知識・スキルの証明になる

前述の通り、資格はスキル・知識があることの証明として強い効果を持ちます。

面接で「スキルを持っている」と口で説明しても、それを証明できなければ面接官からの評価には繋がりにくいです。資格を持っていれば、スキルを身につけ、試験を受けて合格できるレベルにまで高めている根拠となるのです。

転職活動において自分のスキルアピールできるチャンスは、一般的に履歴書などの書類と面接の場しかありません。

そのような限られた場で、的確に自分をアピールするなら「どのくらいのスキル・知識があるのか」を具体的かつ端的に伝える必要があります。

資格を取得していれば、採用担当者にも「このくらいの知識があるんだな」と理解してもらいやすくなるでしょう。

収入アップ・キャリアアップにつながる

資格を取得することで、収入アップにつながるケースがあります。

例えば、資格を有する人には手当を支給する制度を設けている企業に転職できたとします。その場合、求人で提示された給料以上を稼げるということになるのです。

資格手当がない企業でも「即戦力になれる証明」として給与交渉する際などに有利になります。

その後、昇進する際にも資格が必須となる可能性があります。将来的なことを見越しても資格を取っておいて損はありません。

転職の際におすすめの資格

以下の記事で転職際に取っておくと有利に働くおすすめの資格を紹介しています。

未経験からでも取得可能な資格を業界別に紹介しているので、もし資格の取得を目指すのであれば、あなたの志望する業界と照らし合わせて取るべき資格を探す参考にしてみてください。

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資格取得へのやる気がマイナスになることもある

資格取得には様々なメリットがありますが、その反面、デメリットになってしまうこともあります。

以下の事例を参考に、あなたが転職前に資格の勉強をするべきなのか考えてみましょう。

資格の取得に手こずって転職が遅れる

難易度にも左右されますが、ゼロから資格の勉強をするのは時間がかかります。そして、転職を見据えた資格勉強の場合、仕事をしながら勉強をすることになるでしょう。

すると、資格の勉強を始めたはいいが、難しさや仕事の忙しさから全く先に進まないということも考えられます。

残業や家事などがある場合は、思うように勉強できなくなってしまいがち。

勉強が不十分なまま試験を受けた結果、不合格。また1から勉強しようにも環境は変わっていないので勉強は捗らない、という事態に陥ってしまう可能性があるのです。

このように資格取得に手こずってしまうと転職がどんどん先延ばしになってしまいます。

もともと転職をすることが目的で、資格取得はそのための手段だったはずが、資格を取ることが目的となってしまっては意味がありません。

取りたい資格の難易度や必要となる勉強時間を考えて、転職が遅れないように注意しましょう。

不必要な資格を取得しても評価につながらない

取得した資格が志望している職種とかけ離れたものだと、採用の場面で評価につながらない可能性があります。

極端な例ですが、IT企業に入社する上で「世界遺産検定」が評価の対象になるかというと、難しいでしょう。

もし職種と関係のない資格をアピールするのであれば、取得までの勉強でどんな工夫をし、それが実務にどう役立つかを説明するという方法もあります。

ただ、それなら最初から志望職種に関係する資格の勉強した方が、結果としてより高い評価につながるはずです。

資格取得という目標を掲げて勉強するのは問題ないですが、その資格があなたの志望する職種において、どう役立てられるのかも意識しましょう。

実務につながらない資格だと、せっかく勉強した時間が無駄になってしまう恐れがあります。

勉強にコストをかけすぎてしまう

資格勉強をする際には、コストのかけすぎに気をつけましょう。大量の教材を購入したり、スクールやセミナーに通いすぎてしまうことで、勉強のための費用や期間がかかりすぎてしまう可能性があります。

その結果、生活が苦しくなったり、焦りから自分の志望ではなない企業に転職してしまうことも。

「どの企業でもいいや」という投げやりな基準で企業に転職を決めてしまうと、あなたの理想とは異なる職場で働くことになりかねません。

学習にコストをかけすぎると、焦りにつながります。費用と期間をかけるだけ、自分にとって価値があるかどうかを検討しましょう。

資格を取った満足感から転職への意欲が下がる

資格を取ったことに満足してしまい、本当の目的を見失ってしまう人もいますので、注意する必要があります。

目的は転職を成功させること。資格の取得は目的ではなく、転職するための手段の一つだと強く認識しておきましょう。

資格を取った満足感から転職へのモチベーションが下がってしまわないよう、学習と転職活動を同時に進められると理想的です

資格がなくても転職できる職業の例

資格不要の職種に転職するのであれば、そもそも資格を取得する必要はありません。

そのような職種の一部を紹介します。

システムエンジニア・プログラマー

システムエンジニアやプログラマーは、どんな資格があるかよりも、「どんなことができるのか」など技術レベルを重視されることが多いです。

プログラミング言語が扱え、開発できるレベルであることが証明できれば、資格や学歴などを問わない求人も多く見られます。

ただ、未経験からシステムエンジニアやプログラマーを目指す場合は、資格を取っておいた方が採用の際に有利になることもあるでしょう。

IT系やプログラミング資格試験だと、

・ITパスポート試験
・Ruby技術者認定試験
・Java SE 8資格認定試験

といったものが例として挙げられます。

営業職

営業職は基本的に資格を持っていなくてもできる仕事です。面接では前職の営業成績や実績、その人の人柄などを問われることはありますが、所定の資格を持っていないことで不採用になるというケースは非常に稀でしょう。

ただ自動車を使って営業を行う企業もあるので(特にルート営業)、自動車免許の取得が必須となっているケースもあります。応募の求人情報をすみずみまでチェックしてください。

ライター・編集者

ライター・編集者など、紙やWeb媒体で記事を書く仕事では、資格はほとんど重視されません。採用の場では、これまで書いた記事や文章が、評価の対象となります。

どのような媒体でどのような記事を書いてきたのか。実際の文章を見れば、構成力や文章力などは伝わります。資格を持っているから文章が書けるということはありません。

ただ文章に厳しい媒体などでは、「日本語検定」などの資格が評価されることもあるでしょう。

未経験の業界への転職でもスキルを身につけておく

転職にあたって、資格を無理に取得する必要はありません。しかし、全く未経験の業界・業種へ転職するのであれば、基本的なスキルを身につけておくことが、転職成功の鍵です。

少しでも転職を有利にするためにも、以下の方法を試してみることをおすすめします。

独学で身につける

まずは、独学で勉強することから始めてみましょう。独学であれば、費用もそこまでかからずに、自分のペースで学習を進めることができます。

「転職の時期について具体的には決めていないが、ひとまず資格は取得しておきたい」というのであれば、資格勉強をしながら、自分にあった転職先を探すことができるでしょう。

以下の記事を参考に、未経験からでも身につけられるスキルに挑戦してみてください。

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以下の記事では独学するコツについて解説しています。

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独学が難しければスクールを利用しよう

独学で資格取得を目指すのには、デメリットもあります。例えば、

・独学では勉強のモチベーションが保ちにくい
・勉強に時間がかかりすぎて転職が先延ばしになりそう

など。働きながら自分でスケジューリングして資格取得を目指すのは、容易なことではありません。

そのような場合は、資格の専門スクールに通うのも一つの方法です。

スクールでは、未経験からでもスキルが身につけられるカリキュラムに沿って、講師の指導を受けながら学習を進めることができます。周囲には仲間もいますし、モチベーションを保つことにもつながります。

スクールはある種の強制力になるので、途中でサボってしまったり、挫折してしまう事態も防ぐことができるでしょう。

効率的にスキルアップするのであればスクールの受講がおすすめです。

スクールに通ったことがない方は、選び方の参考として以下の記事をご覧ください。

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さいごに

転職における資格の必要性について解説しました。資格を取得することは、職種次第で、有利になることもあります。ですが、転職を成功させるために必須というわけではありません。

転職の目的や、目指すキャリアから逆算して、必要であれば取得をすることをおすすめします。

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