はじめてのIT転職🔰なら無料相談!
転職実績No.1🔰エンジニアスクール

就職・転職で失敗しないために!業界研究と企業研究のコツを解説

更新: 2023.09.01

「就職に失敗したくないから業界研究・企業研究をしっかりとやりたい!でもどうやったらいいのかわからない…」

今のあなたはこのように悩んでいませんか。

この記事ではこれから就職・転職を考えている方向けに、業界研究・企業研究のやり方をイチから解説します。

業界研究とは

業界研究とは「IT業界」「金融業界」といった業界のジャンルを知り、各業界ごとの特徴を調べることです。

業界研究をすることで、あなたはどんな業界に興味があるのか、適性があるのかなどを把握できます。

業界研究をする目的

業界研究の目的は、「志望する業界の特徴や状況を知る」ということです。そこからあなたの業界に対するイメージと実情を比較し、志望する業界を絞り込むことができます。

例えば、あなたが働きたいと憧れている業界があるとします。しかし業界研究を行ったところ、その業界は不景気が続いていて倒産している企業が多いとしたらどうでしょうか。

どうしても働きたい業界であれば就職してみても構いませんが、将来のことを考慮すると、一度検討し直した方がいいとも判断できます。

イメージと現実のギャップを埋めるためにも業界研究をするべきです。

また中途採用の場合、即戦力となる人材が求められます。未経験の業界へ転職しようと考えているのなら、業界の知識が全くないのは採用の場面で不利になってしまうでしょう。

未経験だとしても業界を研究し、働くために最低限必要な知識をつけることでアピールにもつながります。

業界研究で調べること

まずは業界全体を広く調べます。具体的には、

  • 市場規模
  • 業界大手の企業
  • 業界に属する企業に共通している業務内容
  • 最近のトレンド事情
  • 将来性(今後伸びそうな事業)

など。

それらがあなたの希望とマッチしているのであれば、特定の業界の情報をさらに深堀していきましょう。

  • 業界内での企業の売上ランキング
  • 企業同士の提携関係
  • 業績の推移
  • 業界内の平均利益率

などを調査します。

業界研究の方法

では、業界研究はどのように行えばいいのでしょうか。方法は様々ありますが、代表的なものを紹介します。

ニュースサイトやWebメディアを活用する

ニュースサイトやWebメディアを中心に、インターネットを使って情報を集めましょう。

新聞でも情報は集められますが、最新の情報を幅広く手に入れるためにはインターネットやSNSを活用するのが最善の方法です。

ニュースサイトだと「ビジネス」「経済」といったジャンルで業界の動向をまとめた記事が掲載されています。

Yahoo!ニュース」などを見るとわかりますが、ニュースサイトは幅広い業界の情報を取り扱っています。一方でWebメディアにはある特定の業界に絞ってニュースを取り上げているケースがあります。

ニュースサイトで業界の情報を広く入手する→特定の業界について深堀しているWebメディアで情報収集する

という形で利用するのがおすすめです。

業界地図など書籍を活用する

業界地図とは、業界ごとの特徴や成長性、個別の企業などについて紹介している書籍です。

各業界の大まかな情報が一覧できる業界研究に最適な一冊で、「就活生は必読」と推されていることもあります。

業界研究に使う書籍として長年愛されており、ネットの情報以上に信頼性があります。

業界地図でどんな業界があるかを知る→志望する業界を絞る

という流れで使うとよいでしょう。

業界研究セミナーなどに参加する

各地で業界研究向けのセミナーや説明会が開催されています。それに参加するのも方法です。

セミナーでは、その業界に詳しい専門家の話が聞けます。気になることがあれば質問することも可能でしょう。

自分一人では正しい情報を集められる自信がないと感じるのであれば、セミナーや説明会に参加することをおすすめします。

企業研究とは

続いては企業研究について説明します。

企業研究とは文字通り「会社を研究すること」です。志望している企業の情報を調べ、理解を深めます。

企業研究の目的

企業研究を行う目的は、あなたに最適な企業を見つけるためです。あなたの理想に近い企業を見つけ、満足できる働き方をするためには企業研究は欠かせません。

例えば、「有名企業に入りたい」という理由だけで業界大手の企業に就職・転職したとします。目的通りネームバリューのある企業に入社できたのはいいものの、

「希望の部署とは違う部署に配属された」
「残業時間が長い」
「仕事終わりの飲み会が多い」
「支社での勤務となり遠方への引っ越しが必要」

といった、想定と違う状況で働くなければならない可能性もあるのです。

全てがあなたの望み通りになる企業はそう簡単に見つからないでしょう。しかし、企業のことを知っておくことで、就職した後のミスマッチを防ぐことができます。

さらに、面接の時も企業のことを深く調べていることで、入社への熱意(志望動機)を伝えることも可能です。

企業研究で調べること

まずは志望する企業の特徴を調べましょう。具体的には以下の通りです。

・基本情報
「企業理念」「設立年度」「資本金」「本社・支社所在地」「代表者名」など
・事業内容
現在取り扱っている商品・サービスや将来的に取り組もうとしている事業など
・社内制度・福利厚生
有給休暇、育休・産休、各種手当など
・採用情報
応募条件や選考フロー、給与、賞与の有無、企業が求める人物像など

さらに深堀りした情報として、志望する企業と他社との違いも把握しておくと理想的です。

・事業形態
BtoB(Business to Business)、BtoC(Business to Customer)など
・事業規模、業界内でのシェア率
・資本構成

などに着目して調べてみましょう。

企業研究の方法

では、企業研究はどのような方法で進めればいいのか、代表的な方法を紹介します。

企業説明会・イベントに参加する

最もおすすめの方法は、企業の説明会に参加することです。企業主催の説明会なので、企業に関する生きた情報を手に入れることができます。インターネットに出回っていない情報もあるでしょう。

企業が独自で開催している説明会もあれば、「doda転職フェア」や「マイナビ転職EXPO」のように、複数の企業が集まって開催されるイベントもあります。

イベントでは同じ会場内で複数の企業の説明を受けられるというメリットもあるので、積極的に足を運びましょう。

説明に使われた資料やパンフレットがもらえるので、帰宅してから見返すこともできます。

企業のコーポレートサイトを活用する

企業の基本的な情報や事業内容については、コーポレートサイトに掲載されているのが一般的です。コーポレートサイトも目を通しておきましょう。

ただ、サイト内だけではわからない情報(直近の売上高や各部署ごとの人数など)もあるので、詳細な情報については説明会で集めるべきです。

企業によってはコーポレートサイトの情報量が不十分、サイト自体がないというケースもありますので、注意してください。

企業の決算書、事業報告書に目を通す

株式上場している企業の場合、株主総会で使用して決算書や事業報告書の資料データをコーポレートサイトから確認できます。

事業の売上や利益、今後の展望などはこれらの資料に目を通すことで調べられるでしょう。

現在企業で勤めている人の話を聞く

もし志望している企業で現在働いている方がいたら、ぜひ話を聞く機会を設けてもらいましょう。説明会やサイトでは明らかにならない情報、例えば

・社内の人間関係
・仕事で大変なこと
・飲み会の頻度
・残業の長さ

などを教えてもらえる可能性があります。

就活生ならば大学のOB・OG訪問という形で、企業に勤めている人とつながりやすいでしょう。しかし、転職の場合は必ずしもツテがあるとは限りません。

どうしても社内の事情が知りたい場合は、「Vorkers」など口コミサイトを利用するという方法があります。

ただ、口コミサイトには極端に悪い意見を書いている投稿もありますので、情報を正しく精査する力が必要となるでしょう。

企業情報を掲載した書籍を活用する

会社四季報」など企業の情報を紹介している書籍を利用するのもひとつの方法です。上場企業の会社情報や売上の伸び率などが掲載されています。

ただ、本は情報が古い可能性があり、最新の企業情報を手に入れる手段としては最適とは言えません。

企業の業績や取り巻く環境は日々動いているもの。最新の情報を手に入れるためには説明会やインターネットを活用するのがおすすめです。

業界研究→企業研究の順で取り掛かろう

業界研究、企業研究は両方ともやっておくべきです。ただ、研究する順番も意識してください。基本的には、

業界研究→企業研究

の順番で行ってください。

まずは業界研究で、業界の成長性、企業の特徴を知る。その上で各企業の情報を調べて志望する企業を絞るという流れだと進めやすいでしょう。

すでに就職したい企業が決まっているのであれば、企業研究から初めても構いません。それでも、業界への理解が不足していると感じるのであれば、業界研究の時間も取りましょう。

転職でも業界研究・企業研究はやるべき?

そもそも業界研究、企業研究をといえば、高校生・大学生などの就活生が行うイメージがありませんか。

確かに、まだ働いたことがなく、ビジネスの基礎的な知識を持っていない就活生ならば業界研究・企業研究は必須だと言えるでしょう。

しかし、すでにビジネスパーソンとして働き始め、ある程度キャリアも積み重ねてきた人材が転職する際にも業界研究・企業研究をおすすめします。

特に異業界・異業種への転職をするならば、業界研究・企業研究ともやっておくべきです。

異業界への転職ならば業界研究から始めよう

これまで経験したことのない異業界へ転職を考えるならば、業界研究から始めるべきです。

中途採用は即戦力となる人材を求めているケースが多く、業界のことを何も知らないと採用の場面で不利になる可能性が高いでしょう。

実務を始めてからも、業界の知識を持っていた方が仕事をこなしやすくなります。

まず業界研究から始めて、志望している企業研究も行えると理想的です。採用される確率も上がることでしょう。

業界が変わらなければ企業研究だけでもOK

もし前職と同じ業界・業種に転職を考えており、すでに十分な知識があるのならば改めての研究は不要です。

ただ、何年も前に働いていた業界へ転職するケースでは注意してください。時が経つにつれ、業界が大きく変化していることが考えられます。念のため業界研究から始めるべきです。

また、同じ業界であっても企業が変われば働き方も大きく変わります。企業研究については業界問わず必ずやっておきましょう。

スキル・資格を持っているとさらに有利になる

中途採用の場合、評価ポイントとして大きな比重を占めるのは「スキル・資格の有無」「実務経験の有無」です。すなわち即戦力になるかが重要となります。

業界研究・企業研究をするだけでなく、スキルや資格まで身につけていると、採用の場面では有利に働くことでしょう。

■TECH::NOTE関連記事

未経験からスキルを身につけるには

異業界・異業種への転職である場合、実務経験を積むのは難しいです。しかし実務経験があることは、即戦力だという強いアピールになります。

では「異業種・異業界への転職だと即戦力になるアピールはできないのか」というと、答えはNOです。転職後に必要となるスキル・資格を身につければアピールポイントとなります。

以下の方法で身につけてみましょう。

独学する

参考書やWebサイトを使って独学する方法です。学習コストを抑えられ、自分のペースで勉強しやすいというメリットがあります。

ただ学習のモチベーションを保つのが難しく、何日もサボってしまうとそのまま挫折してしまう恐れがある側面も理解しておきましょう。

もしスキル・資格を独学で身につけたいのであれば、こちらの記事を参考にしてください。

■TECH::NOTE関連記事

専門のスクールに通う

もし独学が難しいそうだと感じるならば、専門のスクールに通うことを検討してみましょう。

独学ならば、学習にかかる費用は書籍代など数千円で抑えられますが、スクールの場合は月額1〜2万円するケースが多いです。

しかし、スクールでは「未経験からの資格取得を目指すカリキュラムに沿って、講師による指導を受けながら学習できる」という大きなメリットがあります。

挫折を防ぎつつ、独学よりも早いペースでスキルアップ・資格取得が可能となるのです。

■TECH::NOTE関連記事

さいごに

就活生だけでなく、転職をお考えの方も業界研究・企業研究から始めてみましょう。特にまだ志望する業界が決まっていないという方にこそおすすめです。

就職・転職の第一歩として、この記事をお役立てください。

↑目次へ戻る

【転職実績No.1👑】年収アップと自由な働き方を実現したいならITエンジニア転職!

こんな希望はありませんか?

  • もっと年収アップできる仕事がしたい
  • 時間や場所に縛られず自由に働きたい
  • 専門スキルで手に職をつけたい

という方は、ITエンジニア転職がおすすめです

テックキャンプなら、完全未経験🔰でも大丈夫!プログラミング学習〜エンジニア転職支援、副業案件獲得まで個別にサポートします👌

さらに給付金活用で受講料最大70%OFF

※2020年12月時点 3.テックキャンプ エンジニア転職は経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座の認定も受けており、条件を満たすことで支払った受講料の最大70%(最大56万円)が給付金として支給されます

興味がある方は、以下よりIT転職のプロにキャリアのお悩み相談から始めてみましょう!

まずは無料で相談してみる

この記事を書いた人

Avatar
新卒でベンチャー企業の営業に就職。残業がほぼない会社だったため、仕事が終わったら趣味のブログを書く毎日を送っていました。3年ほど勤めて退職し、ブログをきっかけにテックキャンプ ブログでライターデビュー。好きなものはマンガ、テニス、イラスト、サメです。

あなたの理想のキャリアに合わせた、テックキャンプの2つのサービス

Advertisement