【希望の部署・職種に配属されなかった】
→希望通りとは行かなかったとは言え、配属部署(職種)では◯◯などのスキル・経験を積むことができた。しかし、今後のキャリアを考えた結果、やはり若いうちから希望の部署(職種)で経験を積み、その道を極めていきたいと思った。
【仕事がつまらなかった】
→配属された部署での仕事が雑用や先輩のサポート業務が中心で、1年経っても自分自身の成長を感じられなかった。雑用も誰かがやらなければいけない仕事ではあるが、より早く1人の社会人として成長・自立したいと思った。
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更新: 2023.12.15
「転職したいけど『第二新卒で転職はやめとけ』といわれた…」
「転職で第二新卒はやばい・やめとけといわれるのはなぜ?」
「第二新卒の転職で失敗しないコツや転職活動を有利に進める方法が知りたい」
現在、25歳前後のいわゆる「第二新卒」世代で、転職を考えている人も多いでしょう。
転職理由はさまざまで、「新卒入社した会社でどうも仕事が合わない」「今の会社でキャリアを積む意味を感じない」などがあると思います。
その一方で、「第二新卒で転職は厳しい・やめとけ」といわれることも。ネガティブな意見をいわれると、転職の決意が揺らいでしまうかもしれません。
そこで本記事では、「第二新卒はやめとけ」といわれる理由を紹介。また、転職に失敗しないコツや転職活動を有利に進める方法なども解説します。
転職を考えている第二新卒の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
そもそも「第二新卒」とは、大学などを卒業後に新卒入社した企業を数年以内に離職し、転職活動中の求職者または転職した人を指す用語。
一般的には、離職して3年以内の人が「第二新卒」にあたるので、4年制大学を卒業して就職・離職した場合、25歳前後になるでしょう。
しかし、具体的な年齢や社会経験に明確な定義はありません。そのため、企業によっては3年以上であっても第二新卒枠として採用するケースも多いです。
また、第二新卒とよく似た言葉に「既卒」があります。これは、大学・短大・専門学校・高校などを卒業後、正社員として勤務した経験がない人を指す言葉。
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第二新卒として転職活動を始めたけど、同僚や先輩から「やめた方がいい」「もう少し頑張ってみたら」といわれた人もいるでしょう。
こうした背景には、第二新卒ならではの事情があるのです。ここでは、「第二新卒で転職はやめとけ」といわれる5つの理由を紹介します。
第二新卒の転職活動が、20代後半や30代よりも不利と言われる理由の1つに、スキル・経験が少ないことがあります。
新卒入社して1年2年働いただけで身につけられるスキルは、多くはありません。
ポテンシャル採用である新卒の就職活動と違い、学生時代の成果をアピールすることもできないため、第二新卒の人は職務経歴書や自己PRの内容が薄くなってしまうのです。
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第二新卒自体にあまり良くないイメージを持っている企業や担当者もいます。
一度入社した会社をたった数年で辞めたことで、相手は「またすぐに辞めるのではないか」「性格や人間性に問題があるのではないか」といった疑いを持ってしまうのです。
このようなマイナスイメージを持たれないための方法は、「第二新卒の転職で失敗しない5つのコツ」で解説します。
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明確なキャリアビジョンや目的を持って、第二新卒として転職活動をする人もいれば、人間関係や仕事の辛さから逃げるように転職をしようとする人もいます。
このような人は、「上手くいかなかったらまた転職すれば良い」といった考えになることも多く、将来的に何回も転職を繰り返してしまうことも。
そのため、「本当に転職すべきか」「今の会社でも学べることはないか」などは、離職前にしっかりと考えることが大切です。
大手企業の中には、新卒学生を大量に採用し、その年や前年の退職者の穴埋めを行うことも。
そのため、第二新卒は中途採用と同じく、異動や転勤などによる「欠員補充」として募集するケースもあります。
この場合、採用人数が少なかったり、募集が不定期なこともしばしば。
第二新卒で転職する際には、新卒のように企業の選択肢が豊富ではない点、希望する企業が第二新卒を募集していない可能性がある点を理解しておきましょう。
最近では、多くの社会人が人生で1〜2回の転職を経験します。
数回程度の転職であれば、キャリアに悪いイメージをもたらす可能性は低いです。
一方で、5回6回と転職が繰り返されれば、採用側は慎重にならざるを得ません。
企業としても、採用コストを回収するために入社した人には最低3年は働いてもらいたい、という気持ちがあります。
そのため、3年以内の離職・転職を繰り返すことは、マイナスに捉えられることも。
将来的なキャリアアップを考えて、第二新卒で転職をする際には「次の企業では最低3年働く」などの強い意思も必要になるでしょう。
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即戦力になりえるスキルや経験がないなど、不利になりがちな第二新卒の転職活動。
しかし、第二新卒ならではのアピールポイントもあります。
ここでは、企業側から見た第二新卒を採用するメリットを4つ紹介。採用側の意図を汲んで、面接や履歴書での自己PRの参考にしてください。
頑張って就職活動を行い、入社した企業を数年以内で離職・転職することは、自発的な行動や強い意思があるとも捉えられます。
実際、会社や仕事に不満を言いながらも辞めずに留まっている人の中には「転職するのが面倒」「このままなんとなく仕事をしていた方が楽」という人も。
対して、自身のキャリアや将来をしっかり考えた上で、リスクを承知で転職を試みる第二新卒の意欲の高さに期待する企業も多いのです。
社会に出て数年以内の第二新卒は、まだ社会や組織の型に染まりきっていない、いわゆるフレッシュな社会人です。
つまり、社会人経験が長い中途入社の人にありがちな「前の会社ではこうやっていた」「会社(上司)はこうあるべき」といった固定観念がありません。
そのため、社風や自社の風土・文化にも馴染みやすいというメリットもあります。
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一度社会に出て働いていた経験から、自身の能力や適正を理解している人が多いのも、第二新卒を採用するメリットの1つです。
第二新卒は、なんとなくのイメージで応募する学生よりも、明確なビジョンを持って就職活動をしている人が多いでしょう。
そのため、業務や企業へのミスマッチが少なく、企業にとっても安心して採用できます。
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新卒で入社した企業で一通りの教育は受けているため、改めて教育するコストを削減できる点も、第二新卒が好まれる背景にあります。
企業にとって、新社会人の教育コストは大きな負担の1つ。
こうした教育コストをなるべくカットして、実業務に関する研修のみで戦力化できる第二新卒は「コスパのよい」人材というわけです。
「新卒」という言葉は入っていますが、新卒と第二新卒は全くの別物。
学生時代と同じ感覚で就職活動をすると、転職失敗となってしまうかもしれません。
そこで本章では、第二新卒の転職で失敗しない5つのコツを紹介します。
在職期間は短いながらも、経験やスキルを身に着けたことを証明するため、何かアピールできる成果を持ちましょう。
「前の会社は大した業務を任せてもらえなかった」という人も、毎日仕事をやっていたということは、何かしら学んだことはあるはずです。
仕事を通してどのように自己成長できたか、チームや会社にどのように貢献できたかを振り返って考えてみましょう。
社会人を数年経験してから行う自己分析は、学生時代のそれと違った結果になるはずです。
仕事に対してどのように考えているか、大切にしていることは何か、キャリア・人生観などを掘り下げて考えてみてください。
すると、次に就職する企業や組織に求めるもの(転職活動の軸)が見えてくるでしょう。
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これからの社会人人生をどのようなものにしていきたいか、キャリアプラン・キャリアビジョンを明確にしましょう。
「専門スキルを身につけて独立したい」「チームで協力しながら何か大きなことを成し遂げたい」「海外で働きたい」など、目標や夢によってやるべきことが変わってきます。
また、転職活動前にキャリアビジョンをしっかりと持つことで、転職後のミスマッチを避けられるでしょう。
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転職の理由は人それぞれですが、ネガティブな理由はポジティブな理由に変換しておくことをおすすめします。
例えば、後ろ向きな理由は、以下のように前向きな理由に言い換えてみましょう。
【希望の部署・職種に配属されなかった】
→希望通りとは行かなかったとは言え、配属部署(職種)では◯◯などのスキル・経験を積むことができた。しかし、今後のキャリアを考えた結果、やはり若いうちから希望の部署(職種)で経験を積み、その道を極めていきたいと思った。
【仕事がつまらなかった】
→配属された部署での仕事が雑用や先輩のサポート業務が中心で、1年経っても自分自身の成長を感じられなかった。雑用も誰かがやらなければいけない仕事ではあるが、より早く1人の社会人として成長・自立したいと思った。
このように前向きに考えることで、転職に対して自分自身でもポジティブに捉えられ、面接などの場でも自信を持って答えられるのです。
第二新卒の採用プロセスは、新卒採用のように各企業が足並みをそろえて行うものではなく、中途採用と同様にいつでも門戸が開かれている状態。
これは、時期に左右されないという点でメリットである一方、採用予定人数に達したらすぐに応募受付を終了してしまうケースも。
そのため、とにかくフットワークを軽く、行動することが求められます。
ある企業の選考が進んでいる間も情報収集を継続的に行い、不採用だとしてもすぐ気持ちを切り替えて、次の行動につなげましょう。
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「第二新卒は厳しい・やめとけ」と言われるだけあり、第二新卒の転職に失敗した人、転職して後悔した経験がある人もいるはずです。
先輩たちと同じような失敗を経験しないように、転職失敗事例から学びましょう。
ここでは、第二新卒の転職失敗事例を4つ紹介します。
「上司が無能だった」「職場の雰囲気が合わなかった」など、退職理由に会社や他人を挙げる人は、会社や職場を変えてもまた同じような状況に陥りがち。
そうやって何度も転職を繰り返していくうちに、面接官にも他責の思考が見抜かれてしまい、だんだんと転職するのが難しくなっていく可能性があります。
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「転職はゴールではなくスタート」と言う人も多いように、転職はこれからのキャリア・社会人人生の通過点でしかありません。
しかし、明確なキャリアビジョンや人生設計がなく、転職がゴールになってしまう人も。
すると企業選びを間違ったり、明確な志望動機がないまま不採用になったりするのです。
新卒の就職活動と同じように大手や有名企業しか見ないような人は、転職活動がスムーズにいかない傾向があります。
誰もが知っている大手企業・有名企業は、当然競争率が高い上に、数人の欠員募集枠に何十人・何百人が応募することも珍しくありません。
よほどのアピールポイントがない限り、その競争を勝ち抜くのは難しいでしょう。
世の中には、認知度こそ低くても業績がよく、従業員の満足度も高い優良企業はたくさんあります。ネームバリューにこだわらずに幅広く企業を見ることが大切です。
「まずは今の会社を辞めて、少しゆっくりしてから転職活動をしよう」と考えている人もいるかもしれません。
確かに、退職後に転職活動した方が余裕を持って行動できる側面も。しかし、転職活動はできるだけ在職中に行うことをおすすめします。
なぜなら、会社を退職すると収入が絶たれてしまうので、逆にだんだんと気持ちに余裕がなくなってしまうからです。
すると、「どこでもいいから早く就職したい」という焦りから、希望していない企業に入社することになってしまう人も。
もちろん、働きながらの転職活動は簡単ではありません。しかし、金銭的・精神的な余裕を考えると、次の会社が決まってから辞める方が良いでしょう。
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自己分析を行い、キャリアビジョンをしっかりと持った上で転職活動を始めても、なかなか上手くいかないことはあります。
「なかなか決まらない」「転職が難しい」と感じたら、本章で紹介する「第二新卒の転職活動をさらに有利に進める方法」を実践してみてください。
転職のタイミングは、春と秋を狙いましょう。
春(4月)は、1年以内に退職した新卒者や定年退職を迎えた社員の補充などで、第二新卒向けにも募集が出やすい時期。
4月に入社した新卒社員と一緒に研修を行うことができるため、企業としてもこのタイミングで募集をかけることが多いです。
秋(10月)は、異動や転勤などの欠員補充で、第二新卒の募集が増える傾向にあります。
夏のボーナスや夏休み・有給休暇を消化してから退職する社員も多く、需要と共に供給も増加して転職市場が盛んになる時期といえるでしょう。
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第二新卒は若くてフレッシュな分、異業種・異業界に転職しやすいです。一方で、業界によっては経験者でないと転職が難しいケースも。
一般的に以下の業界は、転職の難易度が高いといわれています。
このような業界を希望している場合は、専門学校やスクールなどでスキルを習得してからの方がスムーズに就職できるかもしれません。
転職活動は、転職サイトや求人検索サイトを使って1人でもできます。しかし、転職初心者にとってはマッチする企業を見つけたり、履歴書や面接の対策が難しいでしょう。
そのため、できれば転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントとは、転職を希望する人と企業の間に立ち、キャリアコンサル・求人紹介・面接日程の調整・給与や労働条件の交渉を行う転職のプロ。
また、履歴書の添削や模擬面接などのサービスを提供してくれることも多いです。
転職エージェントは企業と独自のコネクションを持っているため、エージェントを通すことで、採用プロセスが一部簡略化されたり、スムーズに行ったりすることも。
転職エージェントは総合型・業界特化型などでサービスは豊富にあるので、複数利用してみて1つに絞ると良いでしょう。
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「第二新卒はやめとけ」といわれる理由、転職に失敗しないコツ、転職活動を有利に進める方法などを解説しました。
第二新卒で転職するのは厳しい・難しいと捉える人も多いです。しかし、第二新卒かどうかに関わらず、成功する人もいれば失敗する人もいます。
転職のポイントを押さえつつ、計画的・戦略的に転職活動を行えば、より良い条件の企業に転職することができるでしょう。
「これから社会人としてどのような道を歩んでいきたいか」「自分の強み・アピールポイントは何か」を考え、積極的に行動してみてください。
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