大学卒業後、ITシステムの保守・運用を行うインフラエンジニアとして従事。その後、美容脱毛サロンでエステティシャンおよびカウンセラーとして美容業界にも携わってきた。

2023年3月にテックキャンプ（短期集中スタイル）を受講し、2023年6月に基幹業務で使う給与明細の管理ツール等を制作している企業に転職。

学習中の反省点やアドバイスしたいことなどを聞きました。

原動力は悔しさ

ーーエンジニアを目指そうと思ったきっかけはなんですか？

前々職の経験も影響していますが、一番のきっかけは前職での経験です。
前職ではシフト作成や資料作成をするのに膨大な時間を使っていました。
通常業務に影響するほど大変そうな人がいるのをみて、一度IT業界を経験している身として「何もしてあげられない」という悔しさからエンジニアを目指そうと思いました。

ーーテックキャンプを受講する前にプログラミングの知識はどのくらいありましたか？

前々職でJavaはある程度理解があったのと、HTML・CSSは独学で少し学習していたので、コードをみて何を書いてあるのかが少しだけわかっている状態でスタートさせました。
独学での勉強は主に本を購入してパソコンに読み込んで学習をしていましたね。
多少でも知識があった方が、抵抗なく学習できるような気がするので、不安な方は事前に少しだけ学習しておくと良いかもしれません。

ーーテックキャンプを選んだ理由を教えてください

他のスクールと比較した時に内容がすごくしっかりしていると思ったからです。
短い期間でもしっかり学べてサポートも充実していると思いましたし、給付金の対象であることも大きくて金銭的にも他のスクールと比べて受講しやすいと感じました。

実践を意識できた学習期間

ーー実際にテックキャンプを受講して良かったですか？

はい、良かったです。
ただ単にプログラミングの学習をするだけではなく、実際にエンジニアになる上で必要なスキルも一緒に学習できたのが良かったと感じています。
例えば、勉強する時の学習スケジュールやメンターに質問する等、今後エンジニアとして働く上で「自分の引き受けた仕事をどういうスケジュールで対応するのか」や「わからない時に先輩や上司に聞く」など、実践でもありえるシチュエーションを学習を通じて身につけることができました。

あとは、同期と出会えたことも良かったです。
たったの3ヶ月なのに、お互いに励ましあえるような存在になれました。
同期は一緒に戦った戦友みたいな存在です。

ーー学習中の生活スタイルや勉強方法を教えてください。

基本的には決められている学習スケジュール（10時〜19時）中心の生活を送っていました。
19時以降は自己学習の時間になるのですが、学習は苦じゃなく続けて行うことができたので21時〜22時くらいまでは勉強をする日が多かったです。
今まで勉強が好きなタイプではなかったのですが、テックキャンプのカリキュラムは「もっと勉強したい」だったり「まだ時間があるからもう少しやろう」と思いながら学習を進めることができました。
私自身そういう気持ちが芽生えたことにびっくりしましたが、前向きに学習できて良かったです。

ーー学習中、モチベーションが下がることはありましたか？

めちゃくちゃありました！
やっぱりエラーが起きてなかなか解消されない時はモチベーションも下がりますね。
そういう時は一回パソコンを閉じて気分転換するようにしていました。

あとは、ちょっと恥ずかしいですがご褒美制度も設けていました（笑）
「このエラーが解決したら美味しいものを食べよう！」みたいな小さなご褒美を自分に設けることで乗り越えていましたね。

自問自答した転職活動

ーーこれからテックキャンプを受講される方に学習のアドバイスがあれば教えてください

私はプログラミングを学習する上であまり目立った挫折というものをしてこなかったので、メンターに頼らないまま学習を進めていました。
でも、テックキャンプカリキュラムの最終課題であるオリジナルアプリケーションを作成している時にメンターにどう頼れば良いのか分からず、実装に少し時間をかけすぎてしまうことがありました。
自分自身でエラーを解決できるのは良いことですが、自分の理解を深めたり理解度を確認するためにメンターを積極的に活用した方が良いと感じました。
メンターを活用した方が確実に効率よくプログラミングを学ぶことができると思います。
私自身、先輩受講生から同じ話を聞いていたのに、なかなか実践できず後悔したので、これから受講される方には後悔して欲しくないなと思っています。

ーー転職活動中に気をつけていたことはありますか？

自分がどういう価値観を優先したいかだったり、自分の軸についてしっかり深掘りして言語化するようにしていました。
転職活動をしていく中で、自分の新しい価値観を知ることができたので良かったです。
また、面接でも自分の軸や価値観をアウトプットすることで、さらに自分を深く知ることができました。やみくもに選考を受けるのはよくないですが、迷ったら受けるくらいの方が思いがけず自分のためになることもあるので良いのかなと思いましたね。
転職する上で無駄な行動はひとつもないということを再認識することができました。

ーー最後に、今後どのようなエンジニアになっていきたいか教えてください

将来的にはプロジェクトリーダーとしてマネジメントにも挑戦したいなと思っています。
皆さんがより良い社会づくりができるように、事業に集中できるような環境を構築していきたいと思っています！

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