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集中力を上げるために音楽は効果的?聞くことがよいパターンと悪いパターンを解説

更新: 2023.09.21

「仕事にはじめる前に、音楽でテンションを上げる」
「好きな曲を聴くと仕事に集中できる」

こんなことを耳にしたことはありませんが。

しかし実際にやってみると、かえって気が散ってしまい、あまり仕事に集中できないケースもあります。これは何故なのでしょうか。

この記事では、集中したい時に音楽を聞くことがよいパターンと悪いパターンについて解説します。

音楽で集中力が上がるかは取り組む仕事の内容による

まず前提として、「音楽を聴くと集中力が上がる」というのは全ての人に当てはまるわけではありません。

むしろ「音楽を聴く」と「仕事をする」を同時進行することで、脳に負担をかけてしまい、作業効率が悪くなることも。

ただし、仕事の内容によっては、この2つを並行しても、作業効率に影響が出ないものもあります。特に単純作業で無意識でできるような仕事内容であれば、音楽を聴くことでスムーズに進められることも。

このような、「音楽で集中力を上げられるパターン」については、後ほど詳しく解説します。

自然音や少しの雑音がある環境は集中力が上がる

取り組む仕事の内容だけでなく、聴く音楽の種類によっても、集中力への影響は異なります。

「好きな音楽をかけて仕事に励もうと思ったら、かえって集中できなかった」

こんな経験を持つ人は多いでしょう。

これは、仕事ではなくあなたがその音楽の中で好きな部分(サビの部分やギターのラインなど)に意識を向けてしまい、脳のワーキングメモリが圧迫されたことが影響しています。

では、音楽は聴かず、やはり静かな場所で仕事をした方が集中できるのでしょうか。しかし、これもあまりおすすめではありません。

なぜなら図書館などの静かすぎる環境よりも、静かめのカフェなどの多少の雑音がある環境の方が、集中力が高まったという実験結果もあるからです。

ですから、仕事に集中する時は、以下のような種類の音楽や音を聴くのもおすすめです。

・川のせせらぎや木の葉が風に揺れる音などの自然音
・「ホワイトノイズ」と言われるあらゆる周波数を含む雑音(テレビの「砂嵐」の音)

YouTubeには「作業用BGM」として、カフェの雑音をアップしているものもあります。このような「程よい雑音」は、集中力向上に役立つと言われています。

この他にもCoffitivityのように、さまざまなシチュエーションのカフェの環境音を視聴できるWebサービスもあります。

参考サイト:Coffitivity

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集中力をあげるために音楽を聞くことがよいパターン

では、音楽を聴いて集中力を上げられるパターンとは、どのようなものなのでしょうか。

ここでは3つのポイントで解説します。

単純作業の場合

単純作業をしているときの脳には、あまり負担がかかっていません。単純作業は、いわゆる「無意識に近い状態でできる作業」。脳のワーキングメモリ(作業記憶)をそこまで使う必要がないのです。

ですから単純業務をする際、同時に「音楽を聴く」という行動をしても、作業効率にあまり影響はないでしょう。むしろ音楽のリズムに合わせて、テンポよく作業を進められるケースもあります。

得意でやり慣れている仕事の場合

普段から慣れている作業も、「無意識に近い状態」で行えます。思考力を使う必要があまりないため、音楽を聴いたとしても脳のワーキングメモリに負担をかけることは少ないのです。

慣れている作業であれば、音楽に合わせてより効率を上げ、早く済ませられることも。ですから、以下のような手順で仕事をスタートさせるのもおすすめです。

  • 取り掛かりとして、慣れた作業を音楽に聴きながらやる
  • それから音楽を切って思考力が必要な作業に移る

取っ掛かりとしてテンションを上げたい場合

企画書やプレゼンの資料作りなど、思考力を要する作業をする前に「なんとなく腰が重い」「やる気が出ない」と感じる人は多いはず。そのような時は、「まずはデスクに向かう」ために、音楽を活用するのもおすすめです。

例えば、作業開始前からデスクで好きな音楽を音量小さめに流しておき、「音楽を聞きたいからデスクに向かう」という環境を作るのも良いでしょう。

「好きな音楽」で仕事の効率を上げることは、正直難しいです。好きな音楽の方に集中してしまう可能性が高いからです。

しかし、「好きな音楽で気分をよくし、仕事に向かう姿勢を作る」という意味では、効果的でしょう。

集中力を上げるために音楽を聞くことが悪いパターン

一方で、「こんなときは音楽は聴くべきではない」というケースもあります。

ここでは3つのパターンを紹介しましょう。

考える仕事をする場合

ここまで解説してきたように、音楽と仕事の組み合わせを考える上で重要となるのは、脳のワーキングメモリです。

単純作業は脳のワーキングメモリにあまり負担がかけませんが、思考力を要する複雑な作業は、その分ワーキングメモリを圧迫します。

ですから以下のような仕事をする場合は、音楽を聞かない方が良いです。

  • 企画書の作成
  • プレゼンの資料作り
  • メールの文面作り

これらはいずれも思考力を要するもの。同時に音楽を聴いてしまうと、脳のワーキングメモリを圧迫し、生産性を低めてしまう可能性があります。

情報をインプットする場合

資料や本を読むなど、情報をインプットする作業中は音楽を聴かないまたは、BGMを小さい音量で流す程度にした方が良いでしょう。

気が散ってしまったり、音楽の方に気を取られて情報が頭に入ってこなかったりします。

人間は五感を使って情報を収集するもの。複数の五感を同時に働かせることもできなくはないですが、やはり集中力は落ちてしまうもの。資料や本を時間をかけて読んだのに内容が頭に入っていないというような状態にならないよう、音楽を聴くのは我慢しましょう。

早く時間が過ぎて欲しいと考えている場合

仕事をする中で、「早く時間が過ぎてほしい」と感じることもあるでしょう。例えば以下のようなケースです。

  • 昼休憩まであと25分。お腹が空いてたまらない
  • 終業時間まで残り1時間。早く終えて飲みに行きたい

このような時は仕事に一気に集中して、「時間を忘れてしまいたい」と思うもの。しかしそのような時に音楽を聴いてしまうと、かえって時間を意識してしまう事態に陥ることもあります。

その理由は、自分の好きな音楽は、1曲の長さをだいたい覚えてしまっているから。そうでなくても、アーティストの楽曲の1曲の長さはおよそ4分程度。アルバム1枚を聞き終わるのは50〜60分程度ではないでしょうか。

そのような時間感覚がわかってしまうと、音楽を1曲聞き終わるごとに、かえって時間を意識してしまうのです。

「あ、もう4分経ったのか」「このアルバムが終わったから、仕事が終わるまであと10分か」といった具合に。これでは「集中して時が経つのを忘れたい」という意思に反してしまうでしょう。

以下の記事では、音楽がもたらす集中力へのよい効果・注意点について解説していますので、合わせてご覧ください。

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この記事を書いた人

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フリーランスのWebライターです。小学生の娘と一緒にプログラミングを学習中です。テックキャンプブログではITの最先端を学びつつ記事を書いています。

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