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「リーダーシップはすべてのビジネスパーソンが発揮すべき」マネジメントとの違いやリーダーの役割について解説

更新: 2019.10.06

これからのキャリアのために、「リーダーシップを身につけたい」と考えていませんか?

リーダーシップは、経営者や役職者はもちろん、「今後役職がついた時のためにリーダーシップについて知っておきたい」という方や、「リーダーシップを身に付けて、キャリアアップしたい」「リーダーシップを発揮して、チームを率いていきたい」という方など、全てのビジネスパーソンに必要なスキルです。

とはいえ具体的にどうすればリーダーシップを身につけ、発揮できるのか分からないという方も多いでしょう。

そこでこの記事では、リーダーシップとは何かといった基本的な内容から、マネジメントとの違いやリーダーの役割について詳しく解説します。

リーダーシップとは何か?

リーダーシップ(leadership)という言葉には、統率力や指導力といった意味があります。

ビジネスシーンにおいてはさまざまな使い方がされますが、主にビジョンや目標を明確に示し、組織やチームの力(パフォーマンス)を最大化させることで目標達成を実現する能力という意味合いで使われます。

リーダーという言葉から、力強く周囲を巻き込んで引っ張っていくというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際は組織づくりを徹底したり、ロールモデルを示したりなど、リーダーシップは細やかな対応力が必要とされます。

リーダーシップの定義

リーダーシップの正確な定義を確認しましょう。端的にいうと以下の3つの要素で構成されます。

・ビジョンや目標を明確に示す
・チームの力を最大化するために、スタッフのモチベーションを高めたり、サポートを実施する
・問題解決を行う

リーダーが一人で力を発揮したり、厳格に管理するだけでは、チームで結果を出すことはできません。

またどれほど個々の能力が高い場合でも、リーダーがうまくチームを統率できなければ、それぞれの能力を充分発揮することはできないでしょう。

チームメンバーがそれぞれ自走し、行動していけるように「導く」ことが、リーダーシップなのです。

ドラッカーによるリーダーシップの定義

経営学者ピーター・ドラッカーは、リーダーシップについて「仕事」「責任」「信頼」という言葉を使って説明しています。

リーダーシップは資質ではなく仕事である
(P.F.ドラッカー「現代の経営」)

リーダーたることの第二の要件は、リーダーシップを地位や特権ではなく責任と見ることである
(P.F.ドラッカー「プロフェッショナルの条件 — いかに成果をあげ、成長するか」)

リーダーに関する唯一の定義は、つき従う者がいるということである
(P.F.ドラッカー『未来企業 — 生き残る組織の条件』)

リーダーシップはリーダー以外にも必要

リーダーシップはリーダー以外にも必要です。変化の速い現代社会において、さらにその必要性は高まりつつあります。

リーダー以外のメンバーがリーダーシップを持つことで、チームにどのようなメリットがあるのでしょうか。

まずは、メンバー各々が主体的に行動できるようになり、モチベーションにつながります。またそれぞれの主体的な行動は、周囲に良い影響を与えます。

例えばスタッフが自発的に新しい技術を学び、業務で活用したり新たな提案ができるようになると、チーム全体にポジティブな影響をもたらすでしょう。

また一人ひとりがリーダーの視点を持ち行動することで、視野が広がり、新たな発想や成果を生み出すことも期待できます。

リーダーシップとマネジメントの違いについて

リーダーシップとマネジメントは、それぞれ異なる意味を持ちます。リーダーシップは前述の通り、目標を明確にして、チームを導く能力です。

一方で、マネジメントとは、目標達成のための手段を管理する意味合いを持ちます。例えば資金や人材などの管理や戦略立案など、現実的で短期的な視野で業務を進めていく能力です。

リーダーとマネージャー、それぞれに役割があり、やるべきことが異なります。

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リーダーが担う役割

リーダーシップを発揮する「リーダー」の役割について解説します。

目標に対する舵取り

ビジネスにおけるさまざまな業務は、何かしらの目標がなければ遂行することはできません。リーダーはこの目標を的確に設定する役割を担います。

目標が曖昧だと、チームメンバーも結果を出すことはできませんし、方向性がずれたまま業務を進めてしまうと、課題・問題解決から遠ざかってしまう可能性もあります。

模範となる存在

リーダーは、メンバーにとってのロールモデル=模範となる存在である必要があります。周囲にとっての見本となるような働き方をして、組織をさらなる高みへと引き上げなければなりません。

反対に、模範となるような働き方ができていないと、尊敬もされず、チーム全体の緊張感もなくなってしまうでしょう。スタッフからの信頼を得ることも、リーダーにとって非常に重要です。

動きやすい環境を整える

メンバーが動きやすい環境を整えるのも、リーダーの重要な役割です。働きづらい職場環境では、どれほど優秀な人でも、力を発揮することができません。

またそれぞれが抱えている業務の状況の把握することも大切です。状況に合わせて、適切に業務を割り振ることができれば、個々の能力もしっかりと発揮できるでしょう。

主体的な行動を促す

メンバーの主体的な行動を促すことは、組織づくりで欠かせません。モチベーションを保つためのコミュニケーション能力はもちろん、コーチングのスキルも必要となります。

厳格な指示や管理をしなくても、うまく機能する組織を作ることこそがリーダーの役目であると言えるでしょう。

リーダーシップが発揮できる人の特徴

リーダーシップが発揮できる人の特徴は以下の通りです。

発想力がある

リーダーシップで肝心なのは、組織の目指すべき方向性を定めることです。時には前例のないことを行わなければならないこともあるでしょう。

チームを率いるビジョンを描くためには、さまざまなアイディアを生み出す発想力は欠かせません。

やるべきことができる

リーダーは周囲の見本となる存在でなければなりません。そのため、普段の仕事においてやるべきことがしっかりとできる、というのが大前提となります。

ですがやるべきことができていないのに、指示や管理だけ厳しいという人は、周囲からも信頼されず、チームを率いることは難しいでしょう。

迷わずに決断できる

リーダーは時に重要な意思決定を求められることもあります。優柔不断なリーダーについていきたいと思う人は少ないでしょう。

重要な局面でも、リーダーは自分の考えや軸をしっかり持って、迷わずに決断しなければなりません。

率先して行動する

リーダーは周囲を率いていかなければならないので、行動力が欠かせません。行動力があり、自らの責務を果たす姿は周囲からの信頼につながります。

高いコミュニケーション能力

リーダーは常にチームのメンバーとコミュニケーションをとっていく必要があります。モチベーションを高めたり、必要な情報を的確に伝達するためにも、高いコミュニケーション能力が求められるでしょう。

誠実で信頼されている

ドラッカーが述べていたように、責任を果たす姿勢はリーダーにとって非常に重要です。責任感のある仕事ぶりのリーダーは、周囲からの信頼を得られるでしょう。

自分の発言をコロコロと変えない、些細な約束や決まりごとであってもしっかりと守る、などの責任感のある行動は、リーダーシップを発揮する上で必ず必要となるポイントです。

メンタルが強い

よいリーダーは常にメンタルが安定しています。そのため感情的になることはなく、常に冷静な態度でコミュニケーションをとったり、的確に判断を下すことができます。

自身の気分や周囲の環境に左右されないメンタルの強さが、リーダーには欠かせません。

初心者がリーダーシップ能力を高めるには

上記のリーダーシップが高い人の特徴に当てはまらないからといって、諦める必要はありません。

「主体的な行動」「フレームワークの活用」などの日々の取り組みによって、リーダーシップ能力は高めることが可能です。

以下の記事では、初心者がリーダーシップ能力を高める方法やおすすめの本について紹介しています。

リーダーシップ能力を初心者が高める方法とは?おすすめの本も紹介

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この記事を書いた人

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