「週末や土日の暇な時間を利用して、副業でも始めようかな」
「どうせなら、副業に役立つ資格を取って弾みをつけたい」
「会社員におすすめのお金になる副業資格を教えて!」
副業を解禁する企業が増え「テレワーク」という働き方が浸透したことで、「副業を始めたい」と考える会社員は多いと思います。
そして副業を始めるなら、スキルを証明できる資格を取得しておくと、営業でのアピールや案件の受注につながりやすいかもしれません。
そこで本記事では、お金になる副業資格おすすめ15選を紹介。副業を検討中の会社員向けに厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
副業に資格取得は必要?
そもそも、副業に資格は必要なのかどうかを考えていきます。
- 「副業をはじめる」が目的なら不要
- 本業・副業にプラスなら取得しよう
- 異なる分野に挑戦するなら有効
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「副業をはじめる」が目的なら不要
始めること自体が目的ならば、資格は不要です。
例えば在宅でできる副業として人気の高いアフィリエイトやせどりで稼ぐのであれば、資格は必要ありません。
どれくらいの収入が得られるのか、副業に対するやりがいなどを気にしないのであれば、資格は不要だといえます。
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本業・副業にプラスなら取得しよう
資格取得が必要なケースは、以下に該当する場合です。
- 業務上資格が必須となるケース:業務独占資格や必置資格など
- 信頼度が上がるケース
資格取得によって依頼者からの信頼が上がることや、仕事の依頼が受けられることが見込めるのであれば、資格を取得することに大きな意味があります。
また取得した資格が本業でも活かせるならば、資格は心強い武器になるはず。
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事例:サイト運営の場合
近年Googleは運営主や執筆者の経歴も評価対象とし、一定レベルの知識があるとみなされた人物・組織が書いた記事を検索順位に反映する傾向が見られます。
例えば、医療・健康に関わる記事の場合、医療機関や医療従事者の書いた記事が優先的に上位表示されるように、検索アルゴリズムが変わりました。
もしブログアフィリエイトを始めるならば、記事テーマに関連する資格を取得することで、Googleからの評価やサイトの信頼性を高めるのに役立つかもしれません。
※2019年執筆時点の情報です
異なる分野に挑戦するなら有効
「昔から興味があったこと」など、本業と異なる分野に挑戦する場合も有効。
実務の経験がない場合でも、資格を持っていれば依頼主は安心して仕事を任せられるでしょう。資格は、技術を担保できるわかりやすい指標です。
また、営業で話題提供もできますし、人生を生きていく上で視野が広がります。
視野が広がることで新しい提案につながる場合もありますから、それがあなたに対する信頼が上がり、仕事の獲得にも良い影響を与えるでしょう。
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お金になる副業資格のおすすめ【IT関連】
本章ではIT分野に関連する、お金になる副業資格のおすすめを3つ紹介。
- 応用情報技術者
- ネットワークスペシャリスト
- データベーススペシャリスト
プログラミングを副業にして稼ぎたい方は「未経験からプログラミング副業で稼ぐ5ステップ!おすすめ言語や注意点も解説」もご参考ください。
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応用情報技術者
「応用情報技術者」は、IT関係の国家資格です。
企業の運営を行う上で最適なIT活用戦略を立てることを目的としています。
基本戦略立案またはITソリューション・製品・サービスの実現が要件であり、非エンジニアやプログラミング初心者は「基本情報技術者」から目指すのもあり。
総務職の場合も経営に必要なIT環境整備などを勉強すれば狙える資格です。
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ネットワークスペシャリスト
「ネットワークスペシャリスト」はIT関係、とりわけネットワーク技術者はぜひとも取得しておきたい国家資格です。
Webシステム構築では、アクセスが集中してもサーバーダウンしない仕掛けであったり、外部からのハッキングに対抗するセキュリティ構成など、ネットワーク設計が重要。
その専門家がこのネットワークスペシャリストです。
データベーススペシャリスト
「データベーススペシャリスト」もIT関係、とりわけインフラエンジニア・データベースエンジニアはぜひとも取得しておきたい国家資格。
IoT(Internet of Things)が世の中に浸透し、そこで得られたデータは単に蓄積すれば良いというわけではなく、使いやすい形で保管する必要があります。
そこで必要なのが最適なデータベース設計。データベーススペシャリストは、データベース設計の専門家である証しなのです。
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お金になる副業資格のおすすめ【総務・人事】
本章では総務・人事のスキルを活かせる、お金になる副業資格のおすすめを3つ紹介。
- 社会保険労務士
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 年金アドバイザー
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社会保険労務士
「社会保険労務士(社労士)」は人事労務系の仕事をしている人におすすめの国家資格。
取り扱うのは就業規則の整備など、企業内の人材育成や管理などに関することですから、人事部にいる人は、まさにその経験が生かせる資格です。
将来的には独立して事務所を構えることも視野に入れられます。
ファイナンシャルプランナー(FP)
出典元:日本FP協会
「ファイナンシャルプランナー(FP)」は総務での経験を活かせる資格で、国家資格と日本FP協会による公的資格があります。
個人の家計をチェックし、無駄な出費を抑えるためプランを提案し、将来を考えて増額するべき部分なども合わせて提案。つまり家庭の状態をよりよくしようという資格です。
会社の状態を良くする総務の仕事と、同じ様な考え方が使えるでしょう。
年金アドバイザー
出典元:経済法令研究会
「年金アドバイザー」も総務の経験が活かせる資格で、年金についての相談やアドバイス、年金額の試算などを行える資格です。
銀行業務検定協会が主催する公的資格であり、年金に特化した高齢者が増えるこれからの時代にマッチした資格といえます。
お金になる副業資格のおすすめ【経理】
本章では経理のスキルを活かせる、お金になる副業資格のおすすめを4つ紹介。
- 簿記1級
- 税理士
- 会計士
- 行政書士
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簿記1級
出典元:日本商工会議所
通常の経理ならば簿記3級の資格で十分ですし、業務範囲を超えないレベルで少し上を狙いたいと考えても、簿記2級があれば事足りるはずです。
しかし経理の専門家としてのキャリアアップを考えるならば、簿記1級を狙うべきでしょう。取得者は少なく企業では重宝されます。
合格率は10%程度と難易度はもちろん高め。
ちなみに保育園や老人ホームなどを運用する社会福祉法人には特別な会計ルールがあり、簿記1級に対応するのは「社会福祉会計簿記1級」です。
税理士
簿記は会計全般を扱いますが、税理士はその中でも税金のスペシャリストです。
法人では所得税・法人税・消費税の税務知識が重要。税理士は他の税金まで含めた総合的な税務のスペシャリストですので、国家資格として存在しています。
もちろん経理の経験が活かせる資格です。
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会計士
出典元:日本公認会計士協会
正式には公認会計士といいます。税理士とどう違うのかわからないという方がいるかも知れませんが、公認会計士は財務をベースに企業法や監査などを中心に行います。
つまり企業の財務が適切に処理されているのかをチェックする国家資格です。
経理書類をもとに監査を行うので、経理の経験を活かせます。
行政書士
出典元:日本行政書士会連合会
「行政書士」も国家資格で、以下のような業務を行えます。
- 官公庁などに提出する書類の作成
- 契約書等の書類を代理人として作成
- 書類作成に関する相談
- 作成した書類等の提出代行、提出手続きの代理
行政書士が取り扱う書類の数は1万種類以上とも。総務・法務系の経験を活かせます。
お金になる副業資格のおすすめ【コンサル】
本章ではコンサルに関連する、お金になる副業資格のおすすめを2つ紹介。
- 中小企業診断士
- キャリアコンサルタント
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中小企業診断士
出典元:一般社団法人 中小企業診断協会
「中小企業診断士」は、基本的には経営コンサルタントに与えられる国家資格。経営資源に関わる知識を横断的に身につけていないと取得は困難です。
総務系の知識があるとベターで、経営についての問題点をヒアリングするという観点で考えれば、営業職も経験が活かせるでしょう。
キャリアコンサルタント
「キャリアコンサルタント」は、人事労務系の経験が活かせる国家資格です。
労働者のキャリアパスをどの様に設計するのか、それを企業の中に入ってアドバイス。キャリアコンサルタントまたはキャリアカウンセラーとして活躍できます。
近年は本資格を持つ人をキャリアセンターに配置する大学も増えており、大学事務への転職を考えている方にもおすすめ。
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お金になる副業資格のおすすめ【その他】
本章では、そのほかでお金になる副業資格のおすすめを3つ紹介。
- メンタルヘルス・マネジメント検定
- 調理師免許
- 普通二種免許
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メンタルヘルス・マネジメント検定
出典元:大阪商工会議所
「メンタルヘルス・マネジメント検定」は、厚生労働省の指針を基に、大阪商工会議所が提供している公的資格。
心理カウンセラーや臨床心理士のような専門的な資格ではなく、専門家との橋渡しができる程度の知識を習得することを目的に、精神疾患予防を行う資格です。
部下の精神が病まないようにと管理職が取得するケースが増えています。
調理師免許
「調理師」は調理技術の発達を図り、食生活の向上を目標として、都道府県単位で行う調理師試験に合格し取得できる国家資格。
受験資格は対象職種で2年以上の調理業務に従事したことの証明書が必要です。
本資格を取得すると「食品衛生責任者」を申請すれば手に入ります。まずは副業として始めて、いずれは自分で飲食店の経営を行いたいと考えている方におすすめ。
関連資格として「ふぐ調理師免許」も意外性があります。筆者の前職の上司は、これを持っていました。一度もふぐをごちそうになったことはありませんでしたが。
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普通二種免許
一般の人が持っている運転免許は「普通一種」と呼ばれるもので、「普通二種」を取得するとタクシーの運転が可能です。
車を運転するのが好きで本資格を持っていれば、Uberに登録してタクシー・ハイヤーの乗務員としての副業も。一般的な資格ですが持っていて損はありません。
ちなみにバスの運転には別の「大型二種」が必要ですので、気をつけてください。
会社員が資格を取得するメリット
会社員が副業を始めるにあたり資格を取るメリットは、以下の4つです。
- 知識・スキルが身に付く
- 社内での評価が上がる
- 転職を有利に進められる
- 定年退職後の将来にも役立つ
これらのメリットについて解説します。
知識・スキルが身に付く
まず何と言っても重要なのは、資格を取るには勉強が必要だということです。
これまでOJTなどで学んできた内容を体系的に学び直す必要があります。しかし、それにより知識やスキルがより深く身に付きます。
自分がやって来た仕事内容が、本業とどのように関係しているのかを知ることにもつながります。たとえ本業に関係がない場合でも、業務に対する視野が広がるでしょう。
社内での評価が上がる
もちろん本業につながっている資格や会社で推奨されている資格を取得できれば、社内での評価も上がります。
資格取得に対して一時金を出す企業もありますし、資格手当を設置している企業ならば収入アップも見込めるでしょう。
副業だけでなく本業でもアピールできる機会に恵まれるかもしれません。
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転職を有利に進められる
転職活動では、資格取得により面接官にわかりやすくあなたの能力を伝えられます。
なぜ資格を取得したのかをうまく説明すれば、あなたの仕事に対する考え方や仕事に向き合う態度もアピール可能です。
口頭であなたの能力・スキルを100%伝えることは難しいでしょう。資格取得があれば目安が明確になり、お互いにマッチする相手か判断しやすくなります。
つまり資格を取得しておけば、転職も有利に進められるということです。
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定年退職後の将来にも役立つ
定年退職後の将来にも資格は有効。退職後も稼ぎたいというのであれば、資格を取得していることで、安定した収入が期待できるかもしれません。
あなたがキャリアの中で、どのような力を身に付けたのかをわかりやすく表すことが可能です。フリーランスで仕事を請けたり、本格的に起業することも視野に入ります。
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副業に役立つ資格の選び方
副業に役立つ資格の選び方は、以下の3つです。
- やりたいことが明確なら難関資格
- 5年後・10年後に備えるなら管理職に関わる資格
- 意外性をアピールするなら珍しい資格
これらの選び方について解説します。
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やりたいことが明確なら難関資格
まずは、本業の仕事として従事している内容をより深化させるための難関資格です。
例えば現在、総務系の部署で勤務しているのであれば、ファイナンシャルプランナーや年金アドバイザーなどの資格が、本業での経験も活かせます。
また営業職であれば中小企業診断士を目指すのもおすすめ。
営業は相手が困っていることを聞き出し提案につなげていくのが仕事です。
中小企業診断士はまさにこれができないと働けない職種ですので、この資格を取ることで本業・副業のどちらにも役に立つでしょう。
5年後・10年後に備えるなら管理職に関わる資格
将来を見据えて管理職に関連する資格を選ぶのもおすすめ。今の仕事で昇進するにはどのようなスキルが必要か考えると、取得すべき資格が見えてきます。
もし、自分だけで判断がつかなければ、上司や実際にあなたが目指したいポジションに就いている方に話を聞いてみるとよいでしょう。
例えば経理部門で働いているのであれば、税理士資格を目指すのもおすすめ。
単純に帳簿に数字を打ち込むだけでは、AIに代替されます。
経営に必要な数字を読み解く財務の分野にまで能力を広げられれば、社内でも重宝されますし、そう簡単にはAIに代替されません。
税理士は財務を読み解く能力が求められますので、管理職にあると有利な資格です。
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意外性をアピールするなら珍しい資格
興味があって本業とは関連性のない珍しい資格は話題性という点でおすすめ。
レア度によっては副業で活躍できる可能性も大きいわけですから、必ずしも本業と関係するものに限定する必要はありません。
例えば料理が好きならば、調理師免許を取得するという方法も。
資格取得を目指す際のポイント
資格取得を目指す際のポイントは、以下の3つ。
- 実務経験に関連する資格が取りやすい
- キャリアの棚卸しを行う
- 人生で興味を持ったことを振り返る
これらのポイントをおさえると、資格取得を有利に進められるはずです。
自分の経験に関連した資格が取りやすい
これまでに自分が経験してきたことに関連する資格が取りやすいです。例えば経理部門で働く方は税理士や簿記1級、営業であれば中小企業診断士が取りやすいでしょう。
本業に関連しているものであれば、ある程度のノウハウや知見があるので、体系的に学習する場合にもまだ埋まっていない部分を中心に学習すれば良いわけです。
なによりも短期間で取得できます。
キャリアの棚卸しを行う
本業に関連する資格が少ない場合は、キャリアの棚卸しから始めてみてください。
キャリアの棚卸しによって、自分には何ができて、何ができないのかというキャリアマップを見渡すことができます。
その中で自分が興味のある分野を掘り下げるという形で目指す資格が選定できますし、そのために不足している部分を中心に学習を進めていけば良いのです。
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人生で興味を持ったことを振り返る
今までに興味を持ったことは何かを振り返るのもポイント。
学生時代や新入社員の時代も振り返ってみて、これまで自分がどういったものに興味関心を持ってきたのか思い出してみてください。
先延ばしにしていたことがあるならば、今こそ挑戦してみるのもアリです。
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お金になる資格を取得して副業をスタートしよう
お金になる副業資格おすすめ15選を紹介しました。
副業資格としては、本業の延長線上にある資格が関連性が高いのでおすすめ。
それだけでなく、現在の需要や今後の将来性を考慮して副業に役立つと見極めた資格を取得するのもよいでしょう。
自分の将来の方向性を見据え、どのようにキャリアを形成するのかを考えながら、最適な資格取得を目指し副業をスタートしましょう。
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