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プレゼンテーションで聴衆の心をつかむ上手いつかみを考えるコツ

更新: 2020.03.08

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大勢の聴衆を前にプレゼンテーションをするのは、とても勇気がいることです。その中で、自分の考えを聴衆に上手く伝えられるかどうかは、「プレゼン冒頭のつかみ」にかかっています。

しかし、多くの人が、このプレゼンのつかみの言葉選びに失敗します。あなたも、「プレゼンのつかみに失敗して、プレゼン自体がうまくいかなかった」という過去を持っているのではないでしょうか?

では、プレゼンの冒頭に聴衆の心をつかみ、「面白いプレゼンだった」と思われるためには、どうすればよいのでしょうか。今回は、聴衆の心を一気に自分のプレゼンに引き込む、魅力的なつかみを作る方法を解説していきます。この記事を読めば、「いいつかみが思いつかない」と悩むこともなくなるでしょう。

ビジネスパーソンであれば、プレゼンスキルは必須です。今こそ、「聴衆の心をつかむ達人」になり、相手に自分の考えをしっかり伝えられる能力を高めましょう。

この記事の目次

この記事のまとめ

プレゼンテーションの良し悪しはつかみで決まる

プレゼンテーション全体の善し悪しは、冒頭のつかみの部分で決まります。魅力的なつかみをプレゼンテーションの導入の部分に入れ、聞き手を惹きつけられるかどうかで完成度が変わってくるでしょう。

魅力的なつかみは、話の内容だけにかかっているわけではありません。話し方や声の大きさ、身なりも重要な要素です。そして、プレゼンテーションの練習を重ね、経験値を積んでいくことも大切です。

聴衆の興味を引くつかみを考える

聴衆の興味を引くつかみを考えるためには、以下の3つのコツを意識しましょう。

  1. インパクトのあるつかみ
  2. 疑問を持たせるつかみ
  3. 共感を抱かせるつかみ

それぞれのコツの詳細については、記事中で解説していきますのでお見逃しなく。

数字や自分の体験談を使ってつかみを考える

ここで、魅力的なつかみの例の一部を紹介しましょう。

  • 聴衆の考え方を否定する
  • 数字を使う
  • 自分の秘密や正直な感想を打ち明ける
  • 質問を投げかける
  • 海外の言葉を話す
  • 自分の体験したストーリーを伝える
  • ペルソナ(ターゲット)を明らかにする
    記事中では、これらのつかみの例を、「実際に使えるつかみ文」として紹介していきます。初めは、記事中で書かれている文章をそのまま真似してみてもいいでしょう。

慣れていくうちに、あなたの「オリジナルのつかみ文句」が出来上がるはずです。

プレゼテーションスキルはビジネスパーソンに必須

プレテーションのスキルは、ビジネスパーソンには必須です。人に関わって仕事をしている以上、自分の話を聴いてもらったり、相手に理解されやすいように簡潔に伝えることは大切です。

一見、プレゼンテーションとは縁遠いと思われる職業もあるでしょう。例えば、エンジニアやプログラマーがそうです。しかし、エンジニアやプログラマーでも、普段の仕事の中で、プレゼンテーションスキルが使える場面が出てくるものです。

これを機に、自分には関係ないと思わず、プレゼンの練習をしてみてください。きっと、自分の意見や提案を上手く伝えるヒントをつかむことができるでしょう。

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それでは、プレゼンテーションの上手なつかみのコツについて、詳しく解説していきます。

プレゼンテーションは最初のつかみがとても大切

プレゼンテーションの冒頭は、プレゼン全体の印象を左右する非常に重要な部分です。どのくらい重要かというと、

「プレゼンがうまくいくかどうかは最初の30秒で決まる」

と言われているくらいです。

この最初の30秒が、プレゼンテーションのいわゆる「つかみ」の部分です。プレゼンテーション全体の長さからするとほんの一瞬だと思います。しかし、この一瞬で完成度が決まってしまうのです。
プレゼンの内容や話し方のテクニックに磨きをかける人は多いでしょう。しかし、冒頭のつかみについてはどうでしょうか?

ここからは、このようなプレゼンの成功具合をも左右する「つかみ」を、どのようにして磨いていくかを解説していきます。

つかみの話し方や声の大きさも重要

プレゼンの冒頭で聴衆の心をつかむためには、話し方や声の大きさも大切なポイントです。話し方に緩急を付けるほか、伝えたい部分を大きな声で話すなどの工夫が必要でしょう。

また、つかみの部分は、堂々と話しましょう。堂々とした姿は、話し手の自信の現れです。

つまり、聴衆に「このプレゼンは自信のある内容なのだ」という期待感をもたらせるのです。

身なりもプレゼンテーションのつかみの一部

あなたが誰かのプレゼンを聞くとき、話し手が明らかに場違いな身なりで現れたらどう思うでしょうか?話し手のいい加減な性格が垣間見え、「プレゼンの内容もどうせ大したことがないのだろう」と思ってしまうこともあるでしょう。

自分が伝えたい大切なメッセージも、聞き手に届かないかもしれません。

このようなケースは、あなたがプレゼンをするときにも起こりうる話です。また、これは、服装だけに言えることではありません。例えば、アイロンがかかっていないシャツや、ボロボロの靴を身に付けている場合も同じです。
このような身なりは、「セルフメンテナンスができない人間」という印象を持たれ、プレゼンテーションの内容の信憑性をも疑われる可能性があります。プレゼンの前は一度鏡の前に立ち、清潔感のある身なりで挑むようにしましょう。

一方で、聴衆の興味や関心を集めるために、あえてその場に不釣り合いな姿で現れる手法もあります。あまりにも有名ですが、Apple社の元社長スティーブ・ジョブズもこの手法に当てはまるでしょう。

スティーブ・ジョブズは、プレゼンテーションを行う際、「黒のタートルネック・ジーンズ・スニーカー」というスタイルを崩しませんでした。しかし、彼のスピーチは今でも聴衆の心をグッとつかんで離しません。

この手法をあなたのプレゼンに生かすのであれば、自分の立場をわきまえなければなりません。また、意外性で聴衆の心をつかんだとしても、プレゼンの内容がつまらなければ意味がありません。

つまり、身なりの意外性で聴衆の関心を引き寄せる方法は、ハイリスク・ハイリターンな方法と言えるでしょう。

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聴衆の心をつかむ効果的なつかみを考える3つのコツ

プレゼンの冒頭で聴衆の心をつかむためには、「インパクトを与える」「疑問を持たせる」「共感を抱かせる」の3つを意識しましょう。

インパクトを与えるつかみ

聴衆に対してインパクトを与える内容とは、以下のようなものです。

  • これまでの常識を否定する
  • 場の雰囲気に合わない言葉を入れる
  • 海外の言葉で話し始める

このようなつかみをプレゼンテーションの初めに入れると、聴衆の心を刺激できます。そして、その後に続くプレゼンテーションに、聴衆の関心を惹きつけることができるでしょう。この3つのポイントの具体的な内容については、後ほど詳しくお伝えします。

疑問を持たせるつかみ

プレゼンテーションのつかみを考えるときは、聞いてくれる聴衆が考えそうなことを想像してみましょう。そのうえで、「こんな疑問や質問が挙がるのでは?」と予測し、その疑問をつかみに取り入れてみてください。

そして、つかみ部分の最後に、「あなたが抱いている疑問は、わたしのプレゼンが終わった時にはすっきり解決できます」と付け加えてみましょう。そうすると、聴いている人たちのプレゼンテーションへの集中力を高められます。

共感を抱かせるつかみ

つかみを考える上で、「どのような聴衆が聴いているのか」を考えることはとても大切です。そして、その聴衆のいわば「代表者」となった気持ちで、つかみを考えると効果的です。

例えば、聴衆が抱いているであろう悩みや意見を想像し、その内容をプレゼンの冒頭に入れてみましょう。

これは、話し手が「私はあなた(聞き手)のことをよく理解していますよ」というメッセージを送ることになります。そして、このメッセージを受け取った聴衆は、以下のような気持ちになるでしょう。

「自分も同じことを経験したことがある」

「この話し手は自分のことを言っているのではないか」

聴衆にこのような共感を抱かせるつかみになれば、聴衆はあなたのプレゼンに真剣に耳を傾けてくれるでしょう。

上手いプレゼンテーションのつかみの具体例

プレゼンテーションで効果的なつかみを考える3つのコツは、「インパクトを与える」「疑問を持たせる」「共感を抱かせる」でした。

ここからは、これらの3つのコツを元に考えられた、つかみの具体例について紹介していきます。

インパクトを与えるつかみの具体例

聴衆にインパクトを与えるためには、「聴衆の考えを否定する」「数字を使う」「自分の秘密や正直な感想を打ち明ける」の3つを意識しましょう。

聴衆の考えを否定する

聴衆が「当たり前」と思い込んでいることを冒頭で否定すると、聴衆の心を刺激できます。聴衆にインパクトを与え、一気に自分の話に引き込むことができるでしょう。

ここからは、そのような「聴衆の考えを否定するつかみ」の具体例を3つ挙げていきます。

【1つ目の具体例】

「皆さんのお手元に資料が配られていると思います。このプレゼン中は一切資料を見ないでください。家に帰った時に見てください」

このつかみを入れると、「資料が配られたら目を通すべき」という聴衆の常識が打ち破られます。そして、聴衆に「資料を見る必要がないということはどういうことなのか?」という疑問が生まれます。

【2つ目の具体例】

「まずはじめにお伝えします。このプレゼンテーションの後、私は皆さんからの質問を一切受け付けません。なぜなら、皆さんが今抱えている疑問は、プレゼンを聞いた後に全て解消されているからです。」

プレゼンの後は、質疑応答の時間を設けることがあるでしょう。しかし、それを否定されると、「質問が必要ないプレゼントとはどのようなものなのだろう?」と、聴衆の興味を引くことができます。

【3つ目の具体例】

「携帯電話の電源を切って頂いてる方は、マナーを守れる素晴らしい方です。でも、私のプレゼン中は電源を入れてください。わからないことは携帯電話でどんどん調べてください」

一般常識とされるマナーを否定することで、聴衆に「何か面白い話が聞けそうだ」という期待感を持たせることができます。

数字を使ったつかみ

プレゼンの内容を考えるとき、数字をうまく使える人は優秀です。明確な数字を示すことで、物事の根拠や、具体的な効果を表現できるからです。数字を使うのは有効なプレゼン方法として知られています。

そしてこれは、プレゼンの内容だけでなく、冒頭のつかみにも当てはまります。

ここからは、そのような数字を使った効果的なつかみの具体例を3つ見ていきましょう。

【1つ目の具体例】

「本日のプレゼンテーションをぜひ御社の営業担当者さまにご共有ください。営業効率が図られ、売り上げが3倍にアップすることでしょう。」

この表現は、「売り上げが3倍」という具体的数字を示すことで、プレゼンを聴くメリットを明確化したものです。「このプレゼンには有益な情報が詰まっていますよ」というメッセージを送ることができ、聴衆の期待感を上げられます。

【2つ目の具体例】

「私に3分だけ時間をください。3分で皆さんのプログラミングを学びたいという気持ちにさせます。」

このつかみを聴いた聴衆は、「3分だけなら聴いてみようかな」という気持ちになります。プレゼンの聴衆の中には、「正直退屈で帰りたい」と思っている人もいるでしょう。そのような人さえも話に引き込むのに、「冒頭でプレゼンの長さを伝えてしまう」方法は有効です。

【3つ目の具体例】

「私はこれまでに2000人のエンジニア転職に成功させました。これまでに私が実践してきた転職サポートのコツをこのプレゼンテーションで全てお話しいたします。」

話し手の実績を「2000人」という具体的な数字で表現することで、話の信憑性を高めることができます。そして、その実績を生み出したノウハウを聴きたいがために、聴衆は一気に集中します。

自分の秘密や正直な感想を打ち明けるつかみ

うわべだけの理論や建前だけで話しているプレゼンテーションでは、聴衆の完全に心をつかむことはできません。聴衆が聞きたいのは、「話し手のリアルな部分」です。

これを冒頭で伝えるためには、「自分の秘密や正直な感想を打ち明ける」ことが非常に有効です。

では、実際に具体例を2つ見ていきましょう。

【1つ目の具体例】

「実を言うと、私はこのプレゼンテーションの機会を頂いた時、断るつもりでいました」

このつかみでは、「実を言うと」という言葉がポイントです。聴衆が「正直な気持ちを打ち明けてくれている」と感じることができ、一気に興味を引くきっかけとなります。

【2つ目の具体例】

「1年ほど前まで、私はプレゼンテーションは非常に苦手としていました。人前に出ると服の下は汗の洪水、心臓はロックバンドのドラムのように激しく鳴りました。でも今ではこうして堂々とプレゼンテーションができています」

1年前の自分の状態を素直に打ち明けることで、一気に話にリアリティが出ます。このような、自分の秘密や悩みを打ち明けると、その秘密に関することや、話の原因などを知りたくなるでしょう。

また、思わず笑ってしまうような比喩表現にすることで、聴衆を「この人は1年前の悩みを笑いに変えられるまでに克服できたのだ」という気持ちにさせられます。その結果、プレゼンを聴きたい聴衆が増え、プレゼンに集中してもらいやすくなります。

疑問を持たせるつかみの例

続いて、「疑問を持たせる」つかみの具体例について見ていきましょう。プレゼンのつかみで聴衆に疑問を持たせるには、「質問を投げかける」「海外の言葉で話す」という2つの方法があります。

質問を投げかける

聴衆に疑問を持たせるのに、最もシンプルで有効な方法があります。それは、つかみで聴衆に質問を投げかけることです。

では、具体例を3つ続けて見ていきましょう。

「皆さんはエンジニアになるためにはどんな能力が必要かご存知でしょうか?」

「コミュニケーション能力を必要とする仕事といえば何でしょう?実は営業だけではないんですよ。」

「プログラミング未経験者がたった3ヶ月でエンジニアに転職する。これは可能だと思いますか?」

このような質問を冒頭で投げかけることで、聴衆はその答えを知るためにプレゼンを集中して聞くようになります。また、クイズを出したり、アンケートをとったりすることもいい方法でしょう。

特に、アンケートをとる方法は、聴き手の意識を「聴衆」から「参加者」に変えられます。聴衆を自分のプレゼンに巻き込むことで、「刺激的で面白いプレゼンだった」と思わせられるでしょう。

海外の言葉で話す

人は、普段聞き慣れない言葉を聞くと、つい反応してしまうものです。ですので、プレゼンの冒頭で一言だけ海外の言葉を使うと、聴衆の興味を引くきっかけとなるでしょう。

一つ注意してほしいのが、あまりにも長文を使うと逆効果だということです。まずは簡単な英語を使ってみるのがいいでしょう。

おすすめなのは、海外の著名人の名言を引用する方法です。以下に具体例を示しますので、参考にしてください。

「I have a dream」(キング牧師の名言)

「Stay hungry,stay foolish」(スティーブ・ジョブズの名言)

「If you can dream it, you can do it.」(ウォルト・ディズニーの名言)

このような有名人の言葉を冒頭で引用して、その言葉の意味を説明してみましょう。そうすると、聴衆は「なぜこの言葉を冒頭に示したのだろう?」と感じます。そのあとに続くプレゼンにも興味が湧き、集中して聴いてくれるようになるでしょう。

共感を抱かせるつかみ

聴衆に共感を抱かせるためには、「自分の体験したストーリーを伝える」「ペルソナ(ターゲット)を明らかにする」という2つの方法があります。

自分の体験したストーリーを話す

プレゼンテーションのつかみのテクニックとして、自分の実体験を話してみるのもいいでしょう。そうすることで、聴衆の共感が得られ、一気に話に引き込むことができます。

「自分の体験なんて話して意味があるのか?」と思われる方も多いでしょう。しかし、あなたの体験は、意外と他の人にも共通していることが多いのです。つまり、それを聞いた人は、自分に関係することだと思い、あなたのプレゼンに集中し始めます。

以下に、自分の実体験を冒頭で語るつかみの具体例を3つ紹介します。

「私は営業として働いていた時、会社の社長や上司から『相手にもっと興味を持て』と叱られたことがあります。皆さんの中にも同じような経験がある方がいらっしゃるのではないでしょうか?」

「会社員時代は、資料作成や会議などで作業時間を取られ、1週間毎日残業なんてこともよくありました」

「ビジネスに使えるスキルを身につけたいのに、平日は仕事、休日は家族サービスで勉強する時間がない。私もそう悩むビジネスパーソンの一人でした」

このように、自分のストーリーをごく簡単に冒頭で伝えてみましょう。そうすることで、同じ体験をしたことのある聴衆の興味を集められます。

その上で、冒頭の最後に「こんな私でも、これから話す方法でビジネススキルを手に入れられました」というゴールを示してみましょう。その結果、聴衆に「これを聴けばわたしも変われるかもしれない」という期待感を抱かせられます。

ペルソナ(ターゲット)明らかにする

ペルソナとは、話し手が想定する、プレゼンを聴いてほしいターゲットのことです。ペルソナは、魅力的なつかみを考えるための大切な要素です。プレゼンのつかみを考えるときは、まずこのペルソナを明確化しましょう。

その上で、冒頭にこのペルソナについて話してください。そうすることで、ペルソナに当てはまった聴衆が「自分のことを言っているのではないか?」という気持ちになり、プレゼンに興味を抱きます。

ペルソナの設定は、本来であれば、年齢、性別、経歴のほか、家族構成、趣味、生活リズム、収入、将来の目標、住まいなど、詳細まで限定するのが一般的です。

しかし、プレゼンのつかみで使用する場合は、ここまで詳しく伝える必要はありません。以下に具体例を3つ紹介しますので、参考にしてください。

「営業に転職したが、成果が出せず毎日上司から叱られてばかりという方はいませんか?」

「エンジニアの求人を出しても人が集まらず、せっかく採用しても3ヶ月経たずに辞めてしまうことに悩む企業の社長は多いです。」

「多くのダイエットに挑戦したけど、1キロも痩せない、あろうことかリバウンドしてしまい効果が出なかったという方はいらっしゃいますか?」

このように、具体的な数字も挙げて触れることで、聴衆は「自分に関するプレゼンテーションをしてくれるのだ」という期待を抱きます。しかし、ペルソナが的外れなものになれば、効果が半減します。

ペルソナは、プレゼンの目的や聴衆の属性から、慎重に設定していきましょう。

効果的でないプレゼンテーションのつかみの例

ここからは、聴衆の興味を引けない、または逆効果となるプレゼンテーションのつかみの例を見ていきましょう。あなたのプレゼンテーションに当てはまる部分があれば要注意です。

長い挨拶をする

プレゼンの冒頭で長々と挨拶をしてしまうと、一気に興味がなくなるきっかけとなるでしょう。挨拶をすることは大切ですが、ありきたりな印象はNGです。

どうしても挨拶をしたいのであれば、少し思考を変えてみましょう。意外性のある、聴衆の笑いをとれる内容にすれば、聴衆の心を動かせられます。

長い自己紹介をする

簡単な自己紹介は、話し手の人物像が垣間見えるため効果的でしょう。特に、自己紹介とともにこれまでの実績を説明することは、プレゼンに説得力を持たせるために効果的です。

しかし、長々と自己紹介や経歴を述べることは、聴衆の興味を失わせるきっかけとなります。配布している資料やスライドに記載し、口頭で伝える内容は最小限にしましょう。

謝罪から始める

「拙い発表でお聞き苦しいことをあるかもしれませんが、ご了承ください」

「お忙しいところお時間を割いていただき、申し訳ございません」

このような、いわば謝罪をプレゼンの冒頭でしているのであれば、要注意です。謝罪から始めるプレゼンは、聴衆に弱気な印象を抱かせる可能性があります。聴衆の興味をつかむためには、堂々とした佇まいで挑むことが大切です。

大勢の人を前にすると、気後れしたり、申し訳ない気持ちになるのは分かります。しかし、「自分のプレゼンは聞く価値がある」という自信を持ち、堂々とプレゼンを行うことが大切です。

長時間かかることを伝える

前述したように、効果的なつかみの内容として、「数字を使う」方法がありました。その中で、「冒頭にプレゼンの時間を伝える」という具体例を紹介しました。

しかし、この方法には注意すべき点があります。具体例で示した通り、「3分」という短い時間であれば、聴衆の興味を引き、プレゼンに集中させるのに効果的でしょう。

一方で、プレゼンが2~3時間という長時間かかる内容であれば、冒頭で時間を示すのは逆効果です。
「わたしのこの話が終わるのは3時間後ですが、それでもみなさんを満足させる自信があります」と言われたとしても、聴衆の頭には長時間拘束されることがチラつきます。

確かに数字を使ったど運輸ではありますが、有効とは言えません。

しかも、「長時間拘束してでも満足させる内容はどのようなものだろう」という興味を抱かせたとしても、このハードルは非常に高いと言えます。

途中で「やっぱりつまらない」と思われ、集中して聴いてもらえなくなる可能性が十分あります。

プレゼンの内容に余程の自信があるときを除いて、長時間のプレゼンの場合は冒頭で時間を伝えるのはやめた方がいいでしょう。

プレゼンテーションで上手いつかみができるようになる練習方法

プレゼンで上手いつかみをするためには、経験を積んだり、上手いプレゼンの真似をしてみるといいでしょう。

プレゼンテーションの経験を増やす

プレゼンの冒頭で聴衆の心を上手くつかむためには、やはり経験値が必要です。様々な状況でプレゼンを行い、少しずつステップアップしていきましょう。

ただ場数を踏むだけではいけません。プレゼンをしたときは、聞き手の反応をよく観察することが大切です。

可能であればプレゼンを誰かに録画してもらい、後から確認してみるのもいい方法でしょう。

そして、聴衆の反応がよかったつかみを確認し、まとめていくのです。


この方法は、聴衆の興味をひくつかみの表現が分かるとともに、「上手いつかみができるようになってきた」という実感が得られやすいのでおすすめです。

もちろん、そのようなデータをとっていたとしても、必ずしも成功するとは限りません。相手は人間ですから、結果はさまざまです。

しかし、失敗も成功のもと。経験値を増やすことで、上手いつかみを身に付けられるようになるでしょう。

プレゼンテーションが上手い人のつかみを真似する

プレゼンを上達させる方法として、「プレゼンの上手い人を真似る」という方法があります。プレゼンのプロは、つかみの内容も秀逸で、聴衆の心を一気にひきつけます。

もし、あなたの身近にそのようなプレゼンの達人がいるのであれば、その人のプレゼンを真似てみることから始めましょう。また、世界中の人々がプレゼンを行う番組「TED」を参考にするのもいい方法です。

最初のころは、TEDで面白いと感じたつかみを全部真似する形でも構いません。徐々に自分らしさを出していき、オリジナリティのあるつかみを見つけていきましょう。

TEDの名プレゼン

ここからは、プレゼンテーション番組「TED」の実際の動画を5つ紹介していきます。冒頭のつかみはもちろん、プレゼン全体の構成や話し方、見せ方まで魅力的です。

いかがでしょうか?

冒頭で「一体何の話をするのだろうか?」と疑問に思わせたり、自分のこれまでの境遇を話して興味を引かせたり、「自分はすごく嫌われている」ということを話して笑いを取ったり……。

つかみの内容はさまざまです。しかし、どれも魅力的で、自然と「もっと聴いてみたい」と思えるものではないでしょうか。

あなたも、このようなつかみをまずは真似てみることで、プレゼンスキルを上げていきましょう。

内容を聞いてもらって問題や課題を割り出す

ここまで、上手なつかみを作るための方法や、具体例を挙げてきました。しかし、行うプレゼン内容は人さまざまです。今回紹介した方法を、自分のプレゼンにどう取り入れればいいのか、イメージを湧かせられない方もいるでしょう。

そのような場合、あなたのプレゼンを、まずは身近な人に聴いてもらいましょう。聴いてもらう人は、同僚や家族、友達でも構いません。

そして、聴いてもらった人に、あなたのプレゼンを聴いた率直な感想伝えてもらうのです。特につかみの部分がどうだったのかを聞き、問題や課題を割り出してみましょう。プレゼン内容を理解できる同僚に聴いてもらい、改善点を提案してもらうのもいい方法です。
プレゼンを身近な人に聴いてもらうと、本番前のいい練習にもなります。事前にプレゼン全体としての問題や課題が分かれば、本番で失敗する確率も下げられるでしょう。

プレゼンテーションスキルはビジネスパーソンに必須

この記事を読む方の中には、「仕事としてプレゼンをする機会はないし、自分にはあまり関係がないかも」と思われる方もいるでしょう。プレゼンの機会が多い職種というと、会社の社長や営業を思い浮かべるのが一般的です。

例えば、事務職やエンジニア・プログラマーといった、いわば縁の下の力持ちのような存在の職種では、プレゼンスキルは必要ないと思われがちです。実際に、そのような職種の場合、業務としてプレゼンを行う機会は少ないでしょう。

しかし、ビジネスパーソンであれば、仕事と直結しなくてもプレゼンのスキルは必須と言えます。会社によっては、新卒採用後の研修に、プレゼンを取り入れているところもあります。

会社に入社して働くということは、さまざまな人と関わり合いながら仕事をするということです。連絡や意思の伝達は必ず発生するでしょう。そういった場面でも、プレゼンテーション能力は役に立ちます。

プレゼンテーションスキルはエンジニアにとっても重要

特に、現在エンジニアとして働いている方、あるいはこれからエンジニアを目指している方にとって、プレゼンスキルは重要となります。

エンジニアの仕事の区分は会社によってさまざまです。会社によっては、エンジニアが営業に同行し、クライアントと打ち合わせを行うこともあります。その中で、クライアントに向けてプレゼンを行うケースもあるでしょう。

一般的に、そのようなクライアントに向けたプレゼンは、営業が担当することが多いです。しかし、営業も把握しきれないシステム分野の説明の部分は、エンジニアがプレゼンを行うこともあります。
システム分野のプレゼンをエンジニアが行うと、クライアントに好印象を与えられるでしょう。システム開発のプロが自ら説明することで、プレゼン全体の説得力も上げられるからです。

このような場合、システム分野のプレゼンに使用する資料やスライドも、エンジニアが作成するケースがあります。ですので、エンジニアは、話し方のテクニックのほか、スライド・資料の作成など、プレゼン全般のスキルを身に付けておくべきでしょう。

普段から話し方のコツを意識するとプレゼン能力も上がる

プレゼンスキルを使うのは、何も大勢に向けた発表の場だけではありません。職場での上司への報告や、他部署との打ち合わせの中でも、プレゼンスキルは必要となるでしょう。

このような、日常の業務の中でプレゼンスキルが必要なシーンが出てきた場合は、自分の能力を上げるチャンスです。ぜひ、以下のような話し方のコツを押さえてみましょう。

  • 結論を先に伝える
  • ハッキリと聞き取りやすい声の大きさで話す
  • 具体的な事例を交えて話す

これらのポイントは、相手に自分の考えを伝えやすくする大切な要素です。

話し方、伝え方が上手になると、仕事がスムーズに進んだり、上司をはじめとする周りの人たちからの評価も上がりやすくなります。

自分のアイディアを提案する場合も、採用される可能性が高まります。

以下の記事では、プレゼンにおける話し方のコツについてまとめてあります。あわせて参考にしてください。

プレゼンテーションを成功させ、得意になれる話し方のコツを解説

さいごに

プレゼンテーションにおけるつかみは非常に大切な部分です。つかみを成功させるかどうかで、その後の聴衆の反応は大きく変わってきます。

もしプレゼンテーションの機会があるならば、つかみの部分からしっかりと考え、練習を繰り返しましょう。

また、プレゼンスキル・テクニックは、ビジネスパーソン全員にとって重要なスキルです。

エンジニアだから、プログラマーだから不要なんてことはありません。社会で働く以上は切っても切り離せないスキルとなります。きちんと身につけておきましょう。

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