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プレゼンテーションを成功させ、得意になれる話し方のコツを解説

更新: 2020.03.05

学校でも職場でも、プレゼンテーションをする機会は多いと思います。
しかし、人前に立ち、自分の考えを発表することに対して苦手意識を持つ人は多いです。

「プレゼンで失敗し、恥をかいている自分を見ていると不安になる」
「プレゼンの上手い同期に比べると、自分は実力不足な感じがする」
「もっとうまく自分の考えを伝える方法を知りたい」

そんな不安や悩みを抱える人は後を絶ちません。
この記事では、プレゼンテーションでうまく話せるようになるコツをお伝えします。
大人数に対して行うプレゼンはもちろん、営業での商談や上司への報告といった小さな会話でも使えるコツがたくさんあります。
社会人にとって、プレゼンスキルは必須です。人前で話をする時に感じる悩みを解決しましょう。

この記事の目次

この記事のまとめ

プレゼンテーションでの話し方のコツ

プレゼンテーションの時のコツとしては主に以下のものがあります。

・声は大きくはっきり
・話すスピードはゆっくり
・間を意識する
・重要なポイントは声を強めて強調する
・身振り・手振りを交える
・聞き手に質問を投げかける
・感情を込めた話す

各ポイントについては、後ほど詳しく解説していきます。

見た目の印象も大切

プレゼンテーションを成功させるには、話し方のコツを意識するだけでは足りません。
見た目の印象も非常に重要です。

・明るく笑顔で話す
・視線は聞き手の方に向ける
・胸を張って姿勢を正し、堂々と発表する
・発表の際は格好にも気を遣う(スーツなどの正装をする)

これらのポイントについても、詳しくは後ほど解説します。

プレゼンスキルはビジネスに必須

プレゼンと聞くと、大勢の前でステージに登り発表することを思い浮かべがちです。
しかし、会社内のでコミュニケーションのような小さな規模の会話でもプレゼンスキルは役に立ちます。

・相手の聞き取りやすい声量で話す
・相手の目を見て話す
・結論から先に話す

プレゼンスキルはビジネスに必須のスキルとなっているのです

エンジニアにも必須のスキル

もちろんエンジニアも例外ではありません。
一人で仕様書を作ったりソースコードを書いたりするイメージのあるエンジニア。
しかし、クライアントのもとに出向き、自社の製品やサービスについてプレゼンを行うことがあります。

エンジニアの仕事の中でも「上流工程」と呼ばれる部分を担当するには、プレゼンテーションのスキルやコミュニケーションの能力が大事になります。

IT業界を見ても対人スキルを備えているエンジニアは少ないです。
プログラミングの経験がない異業種から、プレゼン・コミュニケーションスキルを評価されて転職に成功する人もいます。
昨今、異業種からエンジニアへの転職を考える人は、増加中です。

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プレゼンテーションでの話し方のコツ

ますはプレゼンテーションをする際の、話し方のコツを紹介します。
ただ台本を読むだけでなく、以下のようなことを意識すると、プレゼンの印象が大きく変わります。
どれもプレゼンテーションの基礎となるコツです。それほど難しいことではないと思います。

プレゼンテーションでうまく話せればあなたの評価も上がります。そして聞き手は貴重な情報を持って帰れます。
お互いにメリットがあるので、積極的に取り入れてください。

声は大きくはっきり

まずプレゼンテーションの基本として、発表の際は声を大きくし、はっきりと喋るようにしましょう。
プレゼンテーションは、数十人、あるいは数百人といった大勢に対して行うこともあります。
小さな声でボソボソを話していたのでは、全員に伝わりません。自分の存在をアピールするように大きな声を心がけてください。

会場が大きい場合はマイクを使って発表することになるでしょう。
マイクを使っている場合も同じで、小さな声ではなく大きな声ではっきり話すことを心がけてください。
声が小さいとマイクが拾えない場合もあり、スピーカーの調子によっては会場前提に聞こえない可能性もあります。

ただ注意点として、声のボリュームは発表の規模によって調整するようにしてください。
数人に対して、あるいは1対1で行うプレゼンもあります(営業の商談など)。
この時に、大勢に対して発表するときのような声量は不適切です。
むしろ聞き手が不快な思いをしてしまうでしょう。

状況に応じて声の大きさは調節してください。
しかし基本的には、大きな声ではっきり話すことを意識しておきましょう。

話すスピードはゆっくり

次に話すスピードについて。スピードはゆっくりにした方が、聴きやすい傾向があります。
一言一言を理解できる速さで話した方が、聞き手も内容が頭に入ってきやすいです。

発表する相手の年齢も考えるとなお良いでしょう。お年を召されている方に対しては、スピードを落として話した方が理解してもらいやすいです。

話すスピードについても注意点があります。あまりにも遅すぎる必要はありません。
「早口になりすぎないくらい」の意識でいましょう。

ゆっくり話した結果、プレゼンが冗長になってしまうことも考えられます。
時間が長引くほど聞き手の興味は別のことに移りやすいです。

早口になりすぎず、プレゼンの時間が伸びない程度にゆっくり話すことが重要です。

間を意識する

話すスピードを緩めること、あるいははっきり話すことに関連して「間」を意識することが重要です。
イメージとしては、文章の「、」や「。」の部分で間を入れます。

よく言われるのが「、」は一呼吸分、「。」は二呼吸分の間を入れると聴きやすいようです。
間を入れることで早口にならずにすみます。

また、自分の伝えたい内容をはっきりと伝えるためにも、間があると聞き手は理解しやすいです。
間があることで、話し方に落ち着いた印象を持たせることもできます。

焦って話そうと思うと、より早口になり、聞き手としては理解しにくくなりがちです。
話し手が落ち着いていることで、聞いている方も安心して話を聴けます。

重要なポイントは声を強めて強調する

自分がプレゼンの内容で、一番伝えたい重要なポイントは、声を強めて強調するようにしましょう。
そうすることで話にメリハリがつき、聞き手の印象に残りやすくなります。

「アクセントをつける」という言葉がありますが、この通り、言葉を強調することで重要さをアピールします。
パワフルなプレゼンは、確実に聞き手の心を揺さぶります。

本当に伝えたい気持ちは、強い気持ちを持って伝えましょう。
もし強調するのが無理なのであれば、前置きを入れるのもおすすめです。

例えば、

「これから言うことは非常に重要なことですので、聴き逃さないでください」
「私が次に言うことだけでは、必ず覚えて帰ってください」
「これから大切なことを言います。皆様メモをご用意ください」

など。

実際にメッセージの重要さを言葉にすることで、聞き手も「ここは大切な部分だな」と意識できます。
話し方に抑揚があると、聞き手も退屈せずに済みます。

身振り手振りを交える

大きな声でハキハキと、聴きやすいスピードで発表する。これだけでもプレゼンとして十分成り立ちます。
プラスαとして、発表しながら身振り手振りを入れることを意識してみてください。

ただ話すだけだと、聞き手はその時は内容を覚えていても、すぐに忘れてしまいます。
身振り手振りを付け加えることで、聞き手の視覚にも訴えかけることができ、より印象に残りやすくなります。

・スライドを使ってのプレゼンならば、自分から移動して説明している箇所を手で示す。
・話している内容に沿ったジェスチャーを入れる

などすると、聞き手としてもプレゼン内容が頭に入ってきやすいです。

聞き手に質問を投げかけてみる

話し手が一方的に話すだけでなく、聞き手に対して質問を投げかけるのも有効なプレゼンのコツとされています。
質問を投げかけることの効果としては、

・聞き手を発表に巻き込むことで会場に一体感を出させること
・自分の発表内容に興味を持たせられること

があります。

質問されればその答えを知るためにプレゼンを聞きたくなります。

そして、いつ自分に質問が飛んでくるかわからないので、プレゼンを注意して聞くようもなります。

一つの質問で聞き手の注目を集めることができます。聞き手にずっとプレゼンを聞き続けるのも難しいことです。少し変化をもたせて集中してもらう意味でも質問は役に立ちます。

質問は、プレゼンの冒頭で行うことが多いです。自分のプレゼンに興味を持ち集中してもらうためのテクニックとして使われます。

例えば、

「突然ですが皆さん、今日は何の日かご存知でしょうか?」
「皆さんの中に、『本当は私の話など聞きたくない』と感じている人はいませんか?」
「あなたの人生で一番感動したことは何ですか?」

意外な質問を投げかけると、さらに聴衆の興味を引ける傾向があります。

感情を込めて話す

プレゼンは、発表中のテクニックもさることながら、いかに感情を伝えるかも大切です。
たとえ発表の文章が拙かったり、作った資料やスライドが見にくかったとしても、一生懸命に発表すれば、聞き手の心には大きく響きます。

伝えたい部分は言葉を強くして、聞き手に感動してもらいたいところは言葉を弱くするなど、感情表現を意識してみましょう。このような違いを作るのもポイントです。

自分が伝えたい内容について熱意を持って話すだけでも効果はあります。
テクニックの練習するのと同じくらい、心を込めて話すイメージを持つことも大切です。

プレゼンテーション中の表情や目線

表情は明るく笑顔で

話し手は、常に明るい表情で、笑顔でプレゼンすることが理想的とされています。

話し手が暗い顔をしていると、聞き手に感情が伝わりません。
むしろ「態度が悪い」「嫌々やっている」というマイナスの印象を与えてしまうかもしれません。

これではせっかく準備をしてきたプレゼンも失敗に終わってしまうでしょう。

やはり聞き手としては、明るく前向きな表情の話し手から情報を聞きたいと考えています。
本番は緊張しているので、ついつい暗い表情になってしまう気持ちはわかります。
しかし、それ以上に自分が自信を持って発表していること自体を楽しみましょう。

そしてお客様にとって、退屈しないスピーチとは何かを忘れないようにしてください。

目線は聞き手の方に向ける

目線は必ず聞き手の方に向けて発表しましょう。

プレゼンは話し手の伝えたい情報を聞き手に向けて発信することです。
意識して視線を聞き手の方に向けましょう。

相手が1人の時も、話すときは相手に視線を向け、目を見て話をしますよね。

大勢を相手にプレゼンをしている時も同じです。
言葉を投げかけるように、一人ひとりと会話をするようなイメージで発表しましょう。

目線があった相手にとっても印象に残り、特別なプレゼンだと感じてもらえるかもしれません。
目線ひとつを取っても、大きな役割を果たしてくれます。

聴衆を八の字に見るようにする

一般的に、プレゼンテーション中の視線の動きとしては、聴衆を八の字に見ると良いとされています。
こうすることで、客席全体を満遍なく見回すことができ、聞き手一人一人に「自分に向かって発表しているんだ」という意識を持たせることができるのです。

もし可能であれば、ある特定の聞き手に向かってアイコンタクトをとってみる方法も効果があります。

その聞き手はアイコンタクトを取られたことで緊張感を持ってプレゼンを聞くようになります。
周りの人も、「自分にもアイコンアクトが飛んでくるかもしれない」と緊張感を持つようになります。

プレゼンが長くなるほど、聞き手の集中力は切れやすいです。
リラックスして聴いてもらいたいところですが、適度な緊張感を持ってもらう方が、最後までプレゼンに集中してもらえます。

プレゼンテーション中のたたずまい

話し方の次は、プレゼンテーション中のたたずまいについても意識してみましょう。

あなたの姿勢も、より良いプレゼンテーションを形作ります。

胸を張って堂々と話す

プレゼンテーション中は、胸を張って姿勢を正し、堂々と話すようにしましょう。
背中が丸まったまま発表すると、聞き手としては、自身のないプレゼンという印象を受けます。

発表者本人も、背中が丸まってしまうと気分までうつむきやすいです。
すると、声が小さくなったり、突然緊張や不安を感じてしまったりしてしまいます。
せっかく準備をしてきたプレゼンが失敗してしまうかもしれません。
心と体は、本当に密接なのです。

胸を張ることで自身も出ますし、聞き手からすると自身のあるプレゼンはそれだけ説得力も感じられます。
背筋を伸ばし、姿勢を正したプレゼンを心がけましょう。

本番中は台本を読みすぎない

プレゼンテーション中は手元に、発表用の台本を用意していると思います。
数分から十数分に及ぶプレゼンテーション全てを頭に入れるのは難しいです。

しかし、台本をまるまる読むような発表はしないようにしましょう。
ただ台本を読むだけのプレゼンでは、聞き手に感情が伝わってきません。

聞き手の心を揺さぶる熱い感情を伝えることでプレゼンの内容を理解してもらいやすくなります。
先ほどの説得力の面でも、聞き手が納得してくれるプレゼンになるかというと難しいでしょう。

台本に視線を落とし続けることで背中も丸まってしまいがちです。
堂々と話せなくなってしまうでしょう。姿勢を正すためにも台本の読みすぎは禁物です。
プレゼン中、台本は確認程度に見るだけにしましょう。

できればプレゼンの準備段階で何度も読み込み、発表の直前までに大まかな流れや伝えたいことは把握しておいてください。
台本を一字一句間違えずに発表する必要はありません。多少言葉は違っても、内容さえ同じであれば台本通りでなくても聞き手に伝わります。

プレゼンテーションでは第一印象も重要

プレゼンテーションは第一印象が非常に重要となります。つまり自分の格好です。

例えば、Tシャツにジーパン姿で出てきた人がプレゼンを始めた時に、その人の言葉に説得力感じるでしょうか。奇抜ではありますが、その状態では発表内容を信じる人は少なくなってしまうでしょう。

Apple社の創業者であるスティーブ・ジョブズのように、ラフな格好をしてプレゼンするのがその人のキャラクターとなっているのならば話は別です。しかし多くの場合、プレゼンの場では、場の雰囲気にあった格好をしていくのがベストと言えるでしょう。

基本的にはスーツでプレゼンをするのが望ましいと思います。印象次第で発表の受け取り方も変わってきてしまいます。注意が必要です。

その他に注意するポイント

話し方やたたずまいなどと合わせて、以下のポイントについてもチェックしておくことで、プレゼンテーションの質は上がります。

難しい表現を避け、専門用語には解説を入れる

どれだけ詳しい内容のプレゼンをしたとしても、難しい表現や専門用語ばかりだと、聞き手が理解できない可能性があります。

中にはわからない言葉の意味をスマートフォンで調べ始めてしまい、せっかくのプレゼンを聞き逃してしまうかもしれません。

聴衆全員が自分と同じレベルの知識を持っているとは限りません。できるだけ簡単な表現を使い、専門用語を使うときは、簡単な解説を入れると丁寧な発表になります。

聞き手も理解しやすく、集中してプレゼンを聴けます。

間違いは気にしない

プレゼン中は緊張してしまい、言葉に詰まってしまったり、発表に使うスライドを飛ばしてしまうなどの間違いをしてしまうことも考えられます。

しかし、それは気にしなくていいです。ひとつのミスを気にしすぎてプレゼンがぎこちなくなってしまうのは非常にもったいないです。

テレビなどを見ていると、お笑い芸人さんなどが番組の司会をしたり、まさに持論をプレゼンしていることがあります。編集でカットされている部分もあるとは思いますが、間違えてしまった部分も笑いに変えてごまかしています。

少し高度な技術だとは思います。しかし、プレゼン中はミスしても「笑ってごまかす」くらいの大きな気持ちでいましょう。
その気持ちが余裕を生み、意外とミスを減らすことにもつながるのです。

会話の目的を明確にしてから話す

簡単に言うと、「結論を先に言う」ということです。

聞き手がもっとも知りたいことは結論の部分です。話し手として、ステップを踏みながら結論に持って行きたい気持ちは十分理解できます。
しかし多くの場合、「結論→その理由や根拠を示す」という順番が好まれています。

特に、商談や社内での報告をする際には、会話の目的を明確にすることが大切です。
商談や報告は、短い時間で簡潔に内容を伝えなければならない状況です。

話の順番にも気を付けましょう。

具体的な事例を交えた文章の構成にする

発表の文章を考える際には、具体的な事例を交えるようにしましょう。
すると聞き手にとって話のイメージがわきやすく、聞き入ってもらいやすくなります。

また、多少話が脱線してもいいので、自分の体験談などを話すのもおすすめです。
体験談はその人しかできない貴重なお話です。同時に具体例にもなるので、聞き手の興味をより引くことができるでしょう。

自然体で落ち着きを大切にする

先ほどは、感情を伝えるように話すことが大切と伝えました。
一方で、普段の自然なあなたのまま、落ち着きを持ってプレゼンする方が効果のある場面もあります。

例えば、自分が書いた論文や、研究、調査結果など、論理的な発表が求められる場面です。
大学の講義や会社での数字を使ったプレゼンなどでは、落ち着きが求められるでしょう。

事実を述べる場面では、感情的に話すよりも落ち着いた物腰で話した方が、より説得力が高まります。

プレゼンテーションの練習方法

プレゼンテーションを成功させるには、本番で使えるテクニックだけでは不十分です。
事前に練習をしておく必要があります。

練習は面倒かもしれません。しかししっかり練習しておく事で、プレゼンテーションの成功率も高くなります。

ここからは、プレゼンテーション本番までに行う練習について紹介していきます。

台本は繰り返し読み込む

まず基本的な練習として、プレゼンテーションに使う台本は、事前に繰り返し読み込みましょう。

できれば本番は、台本を見なくても発表できるくらい頭に入れて臨むようにしてください。ぶっつけ本番で成功するほどプレゼンは甘くないです。

台本が頭に入っていれば、堂々と聞き手の方を向いて、自信を持って発表することができます。

発表している自分の様子を撮影する

スマートフォンやビデオなどで、自分がプレゼンしている時の様子を撮影してみましょう。撮影中は、プレゼン本番のように、聴衆がいることを想定して行ってください。

撮影ができたら、聞き手の立場になったつもりで、自分で映像を見てください。反省点を見つけてみましょう。

声の大きさは適切か、自信のある発表ができているか、台本を見すぎず、目線を聞き手の方に向けているか、姿勢はまっすぐか、メッセージや情熱は伝わってくるかなどを分析してください。
自分が納得いくまで撮影と分析を繰り返してみましょう。大変かもしれませんが、ここまですれば非常にクオリティの高いプレゼンができます。

身近な人から感想をもらう

自分では完璧なプレゼンができたと思っても、実際のプレゼンを聴くのは自分以外の人たちです。主観的な評価と客観的な評価が同じとは限りません。

撮影したプレゼンを自分で見るだけでなく、身近な人にも見てもらいしょう
仕事での発表ならば、同僚に聞いてもらうと良いアドバイスをもらえるでしょう。家族や友人でもいいと思います。その場で実演してもいいです。

プレゼンの様子を見てもらい、感想をもらってください。それが客観的な評価になります。

自分では問題ないと思っていた部分が、他の人にとっては聴きにくいと感じていた、ということはたくさんあります。
自分のプレゼンの問題がわかったら、改めて声の大きさや姿勢、クセなどを直してみましょう。

プレゼンの上手な人を参考にする

自分で練習するだけでなく、プレゼンが上手な人の真似をするのもトレーニングになります。

NHKなどのテレビでも、大学教授が生徒に対してプレゼンに近い授業をしている様子を放送していることがあります。まさに大学教授は、大勢の人の前で話すことを仕事にしているプロです。
セミナーの講師などのやる方を参考にするのもいいでしょう。
YouTubeでも無料で見て学べるプレゼンのお手本のような動画がたくさんあります。
また、「TED」では、世界のいたるところにいるオリジナルアイデアを持つ人が、自分のアイデアをアピールする様子が動画で見られます。
話し手となる人々は、身振り手振りを交えながら情熱的にメッセージを伝えてます。

海外の番組ではありますが、日本でのプレゼンにも役に立つ要素がたくさんあります。商談などの小さなプレゼンでも話を魅力的に伝えるコツを学ぶことができるでしょう。

参照:TED

自分以外の人のプレゼンを見たり聞いたりすることも、大切な価値のある練習です。
真似できるところはできるだけたくさん吸収し、成功している自分をイメージしてみましょう。

プレゼンテーションスキルはビジネススキル

「自分は大勢の前でプレゼンテーションをする機会がないから、スキルも必要ない。」

そう考えてはいませんか。

プレゼンテーションスキルは、ビジネススキルとして、社会人全員が持ち合わせておくべきスキルとされています。

自分が話し手となる場面では、プレゼンテーションのスキルは大いに役に立つのです。

採用の面接、上司への仕事の報告、1対1での商談など。
規模は小さいかもしれませんが、このような場も全てプレゼンテーションとなります。

これらの場においても自分の印象良くし、考えを明確に伝えることで成功につながります。
ビジネスの場において、プレゼンのスキルを使わないということはまずありません。

エンジニアもプレゼンテーションの機会がある

例えば会社でプレゼンテーションを行う機会がある社員といえば、どの職種を思い浮かべるでしょうか?

・客先に出向いて自社製品をアピールする営業
・新卒採用のために説明会で自社の説明をする人事
・入社後の研修でオリジナルサービスを考えて発表する新入社員

などなど。

この時に「エンジニア」を挙げる人は少ないかもしれません。
エンジニアには、「システム開発に使う仕様書を作ったりソースコードを書いたりする」というような、個人で作業するイメージがあるのではないでしょうか。

実は「エンジニア」にもプレゼンテーションをする機会があります。

エンジニアも客先に出向くことがある

エンジニアは営業に同行して客先へ出向くことがあります。
その際に、システムの詳細説明など営業ではわからない部分に関するプレゼンを、営業に代わって行うことがあるのです。

商談相手を説得するには、営業スキルだけでは足りません。エンジニアの持つ専門的なスキルも大切です。
何も社内で個人の作業を進めるだけがエンジニアではありません。

客先で対人の仕事を行うこともあり、コミュニケーション能力やプレゼンのスキルも求められる職種なのです。

セールスエンジニアは営業と一体化したエンジニア

エンジニアの中には、客先でIT知識を駆使した説明を行う「セールスエンジニア」と呼ばれる職種もあります。
セールスエンジニアは、営業とエンジニアが一体化したような職種です。

自社のサービス、製品をITの観点から客先に提案し、契約を取ってくることが大きな仕事となります。
自社サービス、商品の魅力をいかにお伝えするかがセールスエンジニアの腕の見せ所です。

セールスエンジニアは、エンジニアとしてのITスキル・知識に加えて、営業さながらのプレゼンテクニック、コミュニケーションの力が求められます。

エンジニアとプレゼンテーションは無縁ではないのです。

プレゼンテーションスキルを持たないエンジニアが多い

エンジニアにも求められるプレゼンテーションスキル、そしてコミュニケーションスキル。
しかし、こういった対人での仕事で役に立つスキルを持ち合わせていないエンジニアが、IT業界全体を見渡しても多いです。

プログラミングのスキルは一級品。しかし、客先に出向かないため、会社からの評価がいまいち上がりにくいエンジニアはたくさんいます。

プレゼンスキル、コミュニケーションスキルがあることで、エンジニアとしてのキャリアアップが図りやすいのです。
いわゆる上流工程と呼ばれる、クライアントの要望を聞いて提案をする要件定義や仕様書作成は、大手企業のエンジニアやプロジェクトマネージャーなどが行います。

クライアントと直接商談をする以上、プレゼンの機会も出てくるでしょう。
そこでプレゼンスキルを持っていると、仕事はうまくいき、会社からの評価も上がり、上流工程の作業を任せてもらいやすくなります。

エンジニアとしてのキャリアアップを目指すのであれば、コードを書けるだけでなく、対人スキルも磨かなければなりません。

 

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さいごに

プレゼンテーションスキルは、働く上で必須のスキルです。
大きな舞台で発表する時にも、日常の社内でのコミュニケーションの時にも役に立ちます。
プレゼンテーションを含め、人前で話すことが苦手だと感じている方は、この記事でお伝えしたコツを一つずつ実践してみてください。

最初のうちは失敗してしまうかもしれませんが少しずつでも確実にステップアップしていきましょう。

特にこれからエンジニアを目指す方、エンジニアとしてのスキルアップを目指す方は、プレゼンスキルを磨いてみてください。
採用につながりやすくなったり、キャリアアップにもつながったりすることでしょう。

聞き手を魅了するプレゼンを目指して練習してみてください。

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この記事を書いた人

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新卒でベンチャー企業の営業に就職。残業がほぼない会社だったため、仕事が終わったら趣味のブログを書く毎日を送っていました。3年ほど勤めて退職し、ブログをきっかけにテックキャンプ ブログでライターデビュー。好きなものはマンガ、テニス、イラスト、サメです。

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