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【学部別】理系の就職先おすすめ19選!理系女子の就職先も紹介

更新: 2021.09.22

理系出身の大学生だけど、就職先はどこがよいだろう?
理系の大学院で研究しようと思ったけど、やっぱり就職したい!
理系の就職先のおすすめが知りたい!

大学で学んだ専門分野の知識・スキルは貴重ですから、できれば就職先で活かしたいです。

そこで本記事では、これから就職活動を控える理系の大学生に向けて、理系の就職先のおすすめを学部別で紹介します。

また、理系女子におすすめの就職先も合わせて紹介します。

理系の就職先のおすすめ【理学部】

理学部は、「数学・物理学・化学・生物学・地学」など、学科ごとに細分化されるため、就職先も学科により大きく異なります。

その中でも、特に理学部におすすめの就職先は以下の通りです。

  • 化学系メーカー
  • 保険・金融業界
  • インフラ業界
  • コンサルティング業界

化学系メーカー

化学系メーカーとは、化学製品の研究・開発を行うメーカーのことです。

ひとくちに化学製品といっても多種多様で、石油製品・プラスチック製品・紙製品・医薬品・洗剤など、数えきれません。

化学系メーカーでは、研究職・営業職・品質管理などの職種が多いです。

具体的には、臨床開発モニター(CRA)・MR(医薬情報担当者)・危険物取扱者・臨床検査技師などで、化学科や生物学科の知識が活かせるでしょう。

保険・金融業界

保険・金融業界も、理学部出身の方におすすめです。

特に、保険数理士(アクチュアリー)や金融証券アナリスト(クォンツアナリスト)などの職種は、数学科や物理学科で養った、数字を読み解く力や分析力を活かせるでしょう。

アクチュアリーは、統計学や確率論に基づいた保険料の算出などを行う職種で、医師と並ぶほどの高収入も期待できます。

インフラ業界

インフラ業界とは、電気・ガス・水道・エネルギーなどのライフラインに関わる業界です。

具体的な職種としては、地盤調査・環境分析技術者・測量士・気象予報士などがあります。

また、公務員関連として、建設局・都市整備局・水道局・国土地理院・自然保護官なども就職先として選べるでしょう。

地学科で養った、土木・建設・環境・エネルギー関連の専門知識を活かせます。

コンサルティング業界

理学部出身ならば、コンサルティング業界との相性もよいです。

コンサル業務では、理論に基づいた情報収集や仮説検証などの能力が求められます。

つまり、数学・物理学科などで養った、データ分析や仮説検証プロセスの能力などをコンサル業務でいかんなく発揮できるでしょう。

そのほか、IT業界でのアルゴリズム開発やデータサイエンティストといった職種でも専門知識を活かせるかもしれません。

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理系の就職先のおすすめ【工学部】

工学部は、機械や設計に関する仕事が多く、理系の中でも特に就職に強い学部です。

その中でも、特に工学部におすすめの就職先は以下の通りです。

  • 機械業界
  • 自動車業界
  • 半導体業界
  • IT業界

機械業界

機械業界は、農業機械・建設機械・電気機械・情報通信機・精密機械などを扱う業界です。

機械工学系学科で開発設計を学んだ方ならば、専門知識が活かせる機械の開発・設計エンジニアを目指せるでしょう。

また、専門知識を活かした金型設計・品質管理・生産技術・生産設備設計にも携われます。

さらに、公務員関連として、機械系研究職・公営交通車両のメンテナンス・機械設備の建設保全といった仕事も可能です。

自動車業界

人気企業ランキングで上位のくることも多い、自動車業界とも相性がよいです。

具体的には、自動車の開発・設計・デザインを行うエンジニア職、自動車の整備士、機械工学科の知識を活かした販売・営業などを目指せるでしょう。

また、近年の自動車業界はグローバルで電気自動車(EV)へのシフトが進んでおり、EVシフトの状況を踏まえた専門知識があると、なおよいでしょう。

半導体業界

半導体は、家電製品・スマートフォン・パソコン・電車・ATMなど、あらゆるデジタル製品に欠かせない部品です。

そのため、半導体業界は非常にニーズの高い分野として注目されています。

半導体業界で多い職種は、電子回路技術者・電気設備設計・発電設備の維持管理・電気工事施工管理・サービスエンジニアなどです。

また、生産技術・プロセス開発・電気系プラントエンジニアなど、大きな仕事もあります。

電気電子工学系学科にて、エレクトロニクスや物性デバイスなどを研究した実績のある方ならば、半導体業界でも十分に活躍できるでしょう。

IT業界

IT業界は、テクノロジーの発達による需要が多く、就職先や転職先も多い狙い目の分野です。

情報通信系学科でプログラミングを学んだ方ならば、システムエンジニア(SE)やインフラエンジニアといった、システム開発を担うエンジニア職を目指せます。

また、社内向けのエンジニアでは、システム管理者・社内SE・ヘルプデスクなどもあります。

理系の就職先のおすすめ【農学部】

農学部では、環境・食料生産・生物・バイオなどの幅広い分野を扱います。

その中でも、特に農学部におすすめの就職先は以下の通りです。

  • 食品メーカー
  • 種苗メーカー
  • ファーム(大規模農家)
  • 水族館・動物園

食品メーカー

食品メーカーは、食料品・飲料品・嗜好品(酒・タバコなど)などを取り扱うメーカーです。

「食」の需要がなくなることはないので、景気に左右されにくい安定した業界として、人気の就職先です。

農学や畜産学など、農学部を通して得た食品の知識を活かして開発研究職や品質管理などに携われるでしょう。

また、近年では昆虫食や代替肉の登場で、昆虫学や生物学などを活かせる場面もあるでしょう。

種苗メーカー

種苗メーカーとは、野菜・穀物・草花・牧草などの種子を取り扱うメーカーのことです。

「食」を根本から支える業界であり、業界団体の「一般社団法人 日本種苗業界」に加入している国内企業は、約1,100社ほどです。

農学・園芸学・農業工学などの専門知識を活かして、品種改良の研究や自社ファームでのフィールドワークなどに携われるでしょう。

ファーム(大規模農家)

農家は全国各地にある中、組織化された大規模農家も就職先の1つです。

大規模農家での仕事内容は、農業機械による耕作・田植え・収穫作業などのほか、農作物の販売管理・農園見学者に対する接客など、多種多様です。

また、畜産学を活かすならば、大規模な酪農家や畜産業社なども該当します。

公務員関連では、JA・保健所・家畜保健衛生所でも専門知識を活かせるでしょう。

水族館・動物園

水族館や動物園などの動物と触れ合える観光施設も就職先の1つです。

具体的な職種として、飼育員や学芸員で、おもに動物の世話・施設内の清掃・イベント企画などを行います。

ただし、こうした博物館の仕事は全体的に収入が低い傾向にあるため、動物を世話するのが好きだったり、やりがいを見出せないと続けるのは難しいかもしれません。

理系の就職先のおすすめ【建築学部】

建築学部は、大きく分けると建築学科と土木学科があります。

その中で、特に建築学部におすすめの就職先は以下の通りです。

  • 総合建設業(ゼネコン)
  • 不動産業界
  • 建材・資材メーカー

総合建設業(ゼネコン)

建築業界の仕事をざっくりと分けると、「設計」「施工」「研究開発」の3つです。

総合建設業(ゼネコン)とは、これら3つをすべて自社で行う企業を指します。

建築・土木学科で建築の基礎を学んだ方は、ゼネコンで高層ビル・道路・陸橋・水道など、巨大な建造物やインフラ作りに関われるかもしれません。

具体的な職種としては、土木設計技術者・建設コンサルタント・土木施工管理・測量士などが挙げられます。

不動産業界

建築学部ならば、不動産業界への就職もおすすめです。

建築・土木学に関する専門知識に加えて、宅建士(宅地建物取引士)に関する知識があれば、不動産業界への就職を有利に進められるでしょう。

また、不動産の営業職は歩合制を採用する企業も多く、成果次第では年収1,000万円超えも目指せるかもしれません。

建材・資材メーカー

建材・資材メーカーとは、建築資材(石材・木材・ガラス材など)や住宅設備機器(キッチン・バス・トイレなど)を取り扱うメーカーのことです。

建材・資材メーカーの仕事内容は、建築材料の研究開発・設計に基づく建材の製造・自社製品の営業などです。

具体的な職種としては、設計士・意匠設計・構造設計・建設施工管理などがあります。

理系の就職先のおすすめ【医学・薬学部】

医学・薬学部の場合、大学院へ進学して臨床医師や薬剤師になる人が多いです。

しかし、進学せずに一般企業へ就職する方もいます。

その中で、特に医学・薬学部におすすめの就職先は以下の通りです。

  • 医療機関
  • 調剤薬局
  • 医薬品業界
  • 介護業界

医療機関

医学・薬学部の就職先で一般的なのは、医療機関です。

具体的な職種としては、医師・看護師・歯科医・薬剤師・理学療法士などです。

また、医学部の場合、国家資格を取って医師になっても、臨床の現場ではなく研究医として働く方もいます。

さらに、公務員関連では、厚生労働省の医系技官・防衛省の防衛医官・地方公務員の公衆衛生医師・監察医などの仕事もあります。

調剤薬局

薬剤師の資格をお持ちならば、医療機関のほか、調剤薬局やドラッグストアなどの医薬品の販売店で働けます。

また、薬剤師の資格がない場合も、登録販売者の資格をお持ちならば、一般用医薬品(第2類・第3類)の販売が可能です。

医薬品業界

医薬品業界は、内服薬・外用薬・注射薬などの医薬品の研究開発や販売などを行う業界です。

具体的な職種としては、創薬研究・CRA(臨床開発モニター)・MR(医薬情報担当者)・MD(メディカルドクター)などがあります。

また、近年は医療系ベンチャー企業や医療経営コンサルタントなどの職種も登場しています。

介護業界

医学・薬学の専門知識を活用し、介護業界で働く方もいます。

介護・福祉業界では、高齢者や身体が不自由な方の支援がおもな仕事です。

具体的な職種としては、介護職員(ホームヘルパー)・ケアマネージャー ・生活相談員・相談支援専門員などがあります。

介護業界は、少子高齢化に伴う人材不足の業界であり、介護ロボットやICT導入が進んでいるものの、依然として需要は高いです。

理系女子の就職先のおすすめ

理系女子の就職先のおすすめ

理系女子(リケジョ)の就職先のおすすめは、以下の通りです。

  • 化粧品業界
  • 食品業界
  • IT業界
  • 建築業界

女性が活躍している具体的な職種としては、研究開発職・システムエンジニア・セールスエンジニア・マーケティング・インテリアデザイナーなどです。

理系のメリット・デメリット

理系のメリットは、専門分野がはっきりしていて文系よりも就職先が選びやすいことです。

もちろん、実際に学んだ分野の職業につく人ばかりではありませんが、専門分野を活かせる就職先ならば、就職活動を有利に進められるでしょう。

一方で、理系のデメリットは、専門分野に特化している以上、「職種が限定されやすい」側面があります。

そのため、「なんとなく」や「人気企業だから」といった安易な選択をすると、大学で学んだ専門分野を活かせないでしょう。

したがって、理系の就職先選びは慎重に行いましょう。

将来性がある理系の職種

理系の職業の中でも、将来性が注目されるのが、「ITエンジニア」です。

そこで本章では、ITエンジニアの中でも代表的な職種を紹介します。

システムエンジニア

システムエンジニア(SE)は、クライアントの要望をもとにシステムの仕様を設計し、プロジェクトの全体を取りまとめます。

SEには、社外からの受注でシステム開発を行うシステムインテグレーター(SIer)やソフトウェアベンダー、社内開発を行うインハウスSEなどがあります。

インハウスSEは、アプリメーカー・Web制作会社・自動車メーカー・電機メーカー・家電メーカーなどの業種に多いです。

プログラマー

プログラマー(PG)は、システムエンジニアが作成した仕様に基づきプログラミングを行います。

プログラミング言語はC/Java/C++/C#/JavaScript/Rubyなど多種多様で、複数言語を扱えるプログラマーも多いです。

スキルアップ次第では、システムエンジニアに昇格したり、フリーランスとして独立するプログラマーも多く、実力で上を目指せる職種ともいえます。

理系の就職先を参考に就職活動を進めよう

理系の就職先のおすすめを学部別で紹介しました。

理系出身で学んだ知識やスキルを活かすならば、得意分野と合致する業界・職種を見極めるのがポイントです。

ご紹介した理系の就職先を参考に、就職活動を有利に進めましょう。

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