「女性にとって楽しい仕事・女性に人気の職業が知りたい」
「女性の花形職業に就いて充実した仕事がしたい」
男性と同じように、仕事をバリバリ頑張って働きたいという女性も多いでしょう。
そこで本記事では、女性版の人気職業ランキングTOP11を発表します。
「人と関われる」「ワークライフバランスを実現しやすい」などの基準に沿ってランキングを作成しました。ぜひ参考にしてください。
ちなみに男性版のランキングは、「【男性版】人気職業ランキングTOP10!男性にとってやりがいのある仕事とは?」で紹介しています。
※記事内の年収等の情報は2023年5月執筆時点の内容です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
この記事の目次
女性に人気の職業ランキングの選定条件
今回のランキングは、以下4つの選定基準に沿って作成しました。
- クリエイティブな仕事
- 専門性を持って働ける
- 人と関われる
- ワークライフバランスが実現できる
クリエイティブな仕事
やり方が決まった仕事よりも、創造的な仕事は達成感ややりがいを感じやすいです。
顧客の課題に合わせて独自の解決策を提示し、実際に喜んでもらえたら満足感は大きいでしょう。そして、顧客の反応をダイレクトに実感しやすい仕事も、男女問わず人気。
専門性を持って働ける
専門性を持って働ける仕事は、ブランク期間に備えられるメリットがあります。
女性が働きやすい世の中になってきたとはいえ、やはりまだ結婚・出産で女性はキャリアに影響が生じやすいです。
しかし、専門性の高い仕事でキャリアを積んでおけば、ブランク後の復帰がスムーズにいく可能性があります。
専門性の高い仕事は、長期的にキャリアアップしていきたい女性に人気です。
人と関われる
女性ならではの柔らかいコミュニケーション能力を活かせる、人と関わる仕事も人気です。
例えばクライアントが抱える問題を引き出し、解決に向けてサポートを行う業務など。
今回のランキングでは、コミュニケーション能力を活かしてやりがいを感じやすい仕事もピックアップしています。
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ワークライフバランスが実現できる
ワークライフバランスとは、仕事とプライベートの調和が取れた状態です。ワークライフバランスが実現できる仕事は、具体的に以下のようなものと考えられるでしょう。
- 休みが取りやすくプライベートを充実させやすい
- 残業が少なく家事・育児との両立をしやすい
- 十分な給料が得られ趣味にもお金を使いやすい
- 結婚・出産など大きなライフイベント後も働き続けやすい
- 独立してフリーランスになりやすい
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【女性版】人気職業ランキングTOP11
ではさっそく人気職業ランキングTOP11を発表していきます。
- 第1位:MR(医療情報担当者)
- 第2位:Webデザイナー
- 第3位:広報・PR
- 第4位:コンサルタント
- 第5位:経理
- 第6位:Webマーケター
- 第7位:薬剤師
- 第8位:事務職
- 第9位:客室乗務員
- 第10位:システムエンジニア
- 第11位:公務員
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第1位:MR(医療情報担当者)
転職サイトdodaが発表した「女性の仕事満足度【総合】職種ランキング」(2019年時点)でTOPに輝いたこともあるMR(医療情報担当者)。
その理由として、以下の点が挙がっています。
- 自分の考えを業務に反映しやすい
- 労働時間や休暇が自由に調整できる
MRは医療業界の営業職。社会的意義の高い分野に携われるためやりがいを感じやすく、給料も高い水準にあります。
また比較的自由度が高い点も、ワークライフバランスを重視する女性から人気です。
平均年収(女性):約574万円(doda)
第2位:Webデザイナー
今回の職業ランキングの選定基準に「クリエイティブな仕事」を挙げていますが、このWebデザイナーはまさにその仕事といえます。
Webデザイナーはクライアントや他部署からの依頼を受け、Webサイトなどのデザインを担当します。Webデザインだけでなく、要望のヒアリングやマーケティングの視点も重要。
Webサイトのコーディングまで担当することも多いです。
人と関わりながらクリエイティブに働ける点が、女性から人気を集める理由でしょう。
まだまだ市場拡大するIT系の職種である点にも注目。経験を積めば、独立という選択肢もあります。在宅Webデザイナーとしてワークライフバランスを実現する道もあるでしょう。
平均年収(正社員):約458万円(求人ボックス)
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第3位:広報・PR
広報・PRは、自社の製品やサービスの価値を世の中に広める仕事。
メディアへの対応やプレスリリース、SNS運用など、発信することにやりがいを感じる女性から人気を集めています。
「会社の顔」であり華やかさもあるため、女性の憧れの職業として挙がることも多いです。
企業に属して一定の経験を積んだあと、フリーの広報・PRとして活躍する女性もいます。
広報の平均年収(正社員):約413万円(求人ボックス)
第4位:コンサルタント
顧客が抱える課題の解決をサポートするコンサルタントは、コミュニケーション能力やデータ分析に関する能力などが求められます。
実力主義の世界であり、性別に関係なく成果を上げれば評価されやすいです。「性別関係なくバリバリ働きたい」という女性におすすめの職業。
ただし、コンサルタントは未経験から目指すのは難しいでしょう。そのため、営業経験を積んだのちにコンサルタントになるのが一般的。
コンサルタントとして働いたのち、独立を目指すこともできます。
コンサルティングファーム/シンクタンクの平均年収(女性):約427 万円(doda)
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第5位:経理
会社のお金の管理を行う経理の仕事。どの会社でも必要とされる職業ですよね。経理の仕事は着実にコツコツ仕事をこなすのが好きな女性に人気。
関わる人が多いので、コミュニケーション能力が高いと仕事がスムーズに進むでしょう。
月末月初などの一定期間は忙しいことが多いですがイレギュラーな業務が発生しにくく、予定を読みやすいのでワークライフバランスを実現しやすい仕事といえます。
結婚・出産などのライフイベントを経験後も安定して働きたい女性に人気の仕事でしょう。
平均年収(正社員): 約403万円(求人ボックス)
第6位:Webマーケター
誰もがスマホでインターネットにアクセスできるようになった現代。企業にとって欠かせない存在といえるのがWebマーケターでしょう。
WebマーケターはWebを活用したマーケティングを行います。マーケティングとは商品・サービスを売るための仕組みを作ること。広告宣伝の他、市場調査や販売戦略なども実施。
具体的には、WebサイトのSEO対策・サービスの魅力を発信するためのコンテンツの企画・SNSの活用などを行います。
PV数や「いいね」の数など、顧客の反応を数字として実感しやすいため、やりがいを得られやすい仕事といえるでしょう。
Webマーケティング(SEO・SEM)の平均年収: 約434万円(転職会議)
第7位:薬剤師
薬剤師は、おもに医薬品の調剤・販売・情報提供などを行う職種で、薬剤師の7割が女性ともいわれています。
高齢者が多い日本において、調剤薬局やドラッグストアで処方箋を提供してくれる薬剤師の存在は非常に大きく、これからも需要が期待されます。
一方で、電子処方箋やオンライン服薬指導などの新たなサービスが導入されつつあるので、薬剤師の働き方も徐々に変化していくでしょう。
平均年収(女性):約540万円(令和4年 賃金構造基本統計調査)
第8位:事務職
事務職は、ワークライフバランスを実現しやすい仕事の代表格。
仕事内容は会社の書類作成・管理や電話応対などと思われがちですが、営業事務や社長秘書など専門的なスキルを磨くことも可能です。
残業が発生しにくく「家事や育児との両立がしやすい」「体力的にきつくない」などが女性に人気の理由でしょう。
一方で平均年収は低めで、キャリア志向の女性よりはプライベート重視派の女性に人気。
一般事務の平均年収(女性):約319万円(doda)
第9位:客室乗務員
華やかなイメージが強い客室乗務員(CA)。国際線であれば世界中を飛び回り、世界各国の人をお客様としてお出迎えできます。
高い語学スキルが必要で、実際に外国語を自由に使いこなしながら仕事をする客室乗務員を見て、「格好いい」と感じた経験のある人もいるのでは?
制服姿が素敵なのも人気の理由の1つでしょう。
平均年収:約446万円(令和4年 賃金構造基本統計調査)
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第10位:システムエンジニア
システム開発の上流工程を担当するシステムエンジニア。顧客から経営上の課題などをヒアリングし、その課題を解決するためのシステム要件を定義し、開発の道筋を立てます。
システムエンジニアはプログラミングスキルをはじめ、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルも求められる仕事です。
IT知識を駆使し、人と関わりながらできる仕事なのでやりがいを感じやすいでしょう。
将来的にはスキルアップして、フリーのシステムエンジニアとして独立する道もあります。
ソフトウェア作成者の平均年収(女性):約455万円(令和4年 賃金構造基本統計調査)
第11位:公務員
「安定した仕事」の代名詞ともいえる公務員。安定的に働き続けたい女性から根強い人気を集めています。
国や地方自治体で働くため、景気に左右されてリストラされる心配が少なく、さらに福利厚生が充実しているので結婚・出産後も働きやすい環境です。
職種によるものの、ワークライフバランスを実現しやすい仕事といえるでしょう。
平均年収:約680万円(令和4年 国家公務員給与等実態調査)
女性に人気の職業に就くポイント
人気職業に就くには、以下の3つのポイントをおさえる必要があります。
- 専門スキルを身につける
- 語学スキルを身につける
- 専門資格のための勉強をする
専門スキルを身につける
人気職業ランキングTOP11にランクインした職業の中には、専門スキルが必要なものが多くありました。専門スキルを身につけると、人材としての希少性が上がります。
女性の場合は結婚・出産をきっかけに一旦キャリアにブランクが生じることも。
しかし、専門性の高い分野でキャリアを積んだ経験が評価されると、仕事復帰がスムーズにいくこともあります。
語学スキルを身につける
ビジネスの相手はもちろん日本だけではありません。語学スキルはキャリア上有利に働くことが多いです。
例えばMRであれば医学論文をスムーズに調べられたり、PR・広報であれば海外のトレンドをキャッチしたりしやすくなるでしょう。
専門資格のための勉強をする
今回ランクインした職業の中に、国家資格が必須なものは薬剤師など少数でした。
一方で、資格は不要でも専門知識が必要な業務はあるので、専門知識を有していることの証明になる資格を取得するのも有効です。
例えばコンサルタントであれば中小企業診断士やMBAなど、それぞれの専門スキルの証明になる資格を提示できれば、転職活動も有利に進められるでしょう。
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女性の働き方はライフステージによって変容しやすいです。
独身時代は「稼げる」ことを重視している人も、結婚・出産後は「安定」や「プライベートとの両立」を重視するように変わる人もいるでしょう。
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人気職業なのか・楽しい仕事なのかどうかは重要な視点。しかしそれだけでなく、やりがいや満足度などの多角的な視点も持って探してみましょう。
ここまで読んでみて、「転職したいけれど、自分のスキルやキャリアで可能なのだろうか…」と不安な方もいると思います。
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