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職場での人間関係が怖いと感じた時に試してほしい6つの対策

立場や年齢が異なる様々な人と接することになる職場。その中に苦手な人や嫌いな人が一人や二人いることは珍しいことではありません。

苦手意識を感じながらもそういった人々と会話をすることができれば仕事の上で問題は起きにくいでしょう。しかし、彼らと接することに恐怖やストレスを感じることが、結果として仕事へのモチベーションを下げてしまうこともあります。

この記事では、職場での人間関係が怖いと感じた時に試してほしい6つの対策を紹介します。

職場での人間関係が怖くなってしまう主なきっかけ

職場の人間関係にストレスや恐怖を感じている人の中には、「以前はそのように感じることはなかった(普通だった)」という方もいらっしゃることでしょう。職場の人間関係が怖くなってしまう背景にはどのような理由があるのでしょうか。

まず、きっかけとなりやすい主なケースを紹介します。

激しく怒られた

職場の人間関係が怖くなってしまうきっかけの一つに、「激しく怒られたこと」があります。

上司や先輩から怒られたとしても、その人との信頼関係が出来上がっているのであればさほど大きなダメージにはならないでしょう。

しかし、日々の業務ではあまり関わりがない上司や先輩から仕事のミスなどを怒鳴られたり、長々と説教されたりすることで、その経験がトラウマとなり「もう怒られたくない」という気持ちからその人に対して恐怖感を抱いてしまうことになります。

たとえ自分に落ち度がありそれを自覚していたとしても、怒られれば誰しもが萎縮してしまうものです。

セクハラ・パワハラ

セクハラ・パワハラがきっかけとなるケースもあります。

  • 残業を強要される
  • 雑用ばかりを押し付けられる
  • 処理できないほどの仕事を任される
  • 「男なのに」「女なのに」といったセクハラ発言をしてくる
  • 毎日飲みに付き合わされる

など、悩みの原因は人それぞれです。

パラハラ・セクハラは、それをやっている本人はそれがハラスメントにあたることを認識していないケースもあり、また受けた本人も我慢してしまうことで問題が顕在化せず、いつまで経っても解決されないという難しさがあります。

いじめ・悪口を言われている

パワハラやセクハラと同じく、いじめや悪口も直接仕事とは関係のない部分であることから本人が我慢をしてしまうことが多いです。

  • 自分にだけ口を聞いてくれない
  • 質問しても教えてくれない
  • 「あの人は仕事ができない」と陰口を叩かれている

など、大人が集まるビジネスの場においても子供レベルの嫌がらせをしてくる人がいます。

そういった人に対しては「気にしない」「流す」といった対応が取れれば良いですが、職場の規模が小さくてどうしても悪口が耳に入ってきてしまうでしょう。

周囲に助けてくれる人がいないような状況にある場合には、その職場で働き続ける以上は黙って我慢せざるをえないケースもあります。

職場の人間が怖いと感じる心理

怖い上司や意地悪な先輩、同僚からのいじめなど、ドラマや映画などでもそういったシーンを見ることがあることを考えると、日本中の職場で少なからずそのようなことが日々起きているということでしょう。

このストレスや恐怖心と対抗するためには、まずは「なぜ怖いと感じてしまうのか」と自分の感情を冷静に分析してみることが重要です。具体的にどのような心理が働いているのか解説していきます。

いつ起きるかわからないトラブルへの不安

人は「いつ起きるかわからないこと」に対して不安を持ちます。怒ると怖い上司を例に考えてみましょう。

あなたの職場の隣の部署に怒ると怖い上司がいたとします。その上司の怒鳴り声はほぼ毎日のように、隣の部署にいるあなたにまで聞こえてきます。しかし、その上司はあなたの上司ではなく、あなたは業務上その上司と関わることはありません。

この場合、あなたはその上司に対して恐怖心を抱くでしょうか。多くの方が恐怖心を抱かないでしょう。理由としては「業務上関わりのないその上司に怒られる可能性はない」という安心感があるからです。

一方で、その怒ると怖い上司があなたの直属の上司である場合、実際に怒られたことがなかったとしても「自分も他の人のようにいつ怒られるかわからない」と不安になることでしょう。

つまり、恐怖心の原因は「怒られること」だけでなく「怒られるかもしれない」という不安も含まれているのです。

いつ自分に火の粉が降りかかるかわからないことが、恐怖心を助長させます。

相手の気持ちがわからないことも恐怖の原因

相手が何を考えているかわからないことも恐怖を感じてしまう原因の一つです。

仮に怒ると怖い人がいたとしても、表情や言葉から感情を読み取ることができれば事前に心の準備や対処ができます。しかし、怒っていないと思っていたら急に怒り出す上司や優しい言葉でいじめてくる先輩など、表情や言葉に感情が表れていない場合、その人とのコミュニケーションに苦手意識を持ってしまう傾向があります。

「余計なことを言ったらまた怒らせてしまうのではないか」「偉そうなことを言うやつだと嫌われたくない」といった不安からその人との関係に恐怖を持ってしまう可能性もあるでしょう。

職場での人間関係から生まれる恐怖への対策6つ

職場に嫌いな人や苦手な人がいたとしても、すぐに職場を変えることができません。あるいは、人間関係以外の仕事には満足しているため仕事や業務内容を変えるつもりはない、という方もいることでしょう。

「人間関係が怖い、でも仕事は続けたい」という場合に取れる対策を6つ紹介します。

自分からコミュニケーションは取らない

最もシンプルな方法は、自分からコミュニケーションを取ることを極力減らすことです。

同じ職場であるからといって、職場の人と無理にコミュニケーションをとる必要はありません。仕事の連絡はチャットやメールで済ませたり、トイレやランチは被らないように時間をずらしたりと、苦手な人・嫌いな人とは積極的に距離を取りましょう。

もちろん、業務上でどうしても関わりを持たないといけないこともあるでしょうが、コミュニケーションの頻度を下げれば問題が起きる可能性も減らすことができます。

一人でも仕事ができる自分に誇りを持つ

社内でのグループや派閥が原因でいじめやパワハラなどを受けている場合は、どのグループからも距離を取りましょう。

会社は馴れ合いの場ではありません。グループや派閥に属さないことで、自分が攻撃の対象になったり、誰かから心無い言葉をかけられたとしても、一時的なものです。

無意味な人間関係はあなたのキャリアには必要ないので、「職場は仕事をする場」と割り切って一人で仕事をしましょう。その結果、職場でひとりぼっちになる可能性もありますが、無意味な人々とのコミュニケーションでストレスを抱えるよりもよほど気が楽になることでしょう。

相手の気持ちを考えすぎない

他人の気持ちはいくら考えても100%把握することは不可能です。同じように、他人があなたの感情を100%理解するのも不可能。不可能なことに労力を割いても、それは徒労に終わってしまいます。「相手の気持ちをすべて理解し、不快に思われないよう行動する」などと考えすぎなくて構いません。

上司だから、先輩だから、と相手に気を遣いすぎる必要もないでしょう。自分らしく振る舞った上で、あなたの素の性格を理解し、受け入れてくれる人と積極的にコミュニケーションをとるべきです。

また、社交辞令のようなコミュニケーションで時間を無駄にするくらいであれば、本当にあなたにとって大切な人(業務で困った時に助けてくれる人やあなたの力になってくれる人)との関わりに注力しましょう。

誰よりも高い成果をあげる

どの職場も少なからず実力主義的な風潮はあります。先輩よりも高い成果を出す若手社員や部内で一位の成績を出す人は、妬みや恨みの対象になることはある程度避けられません。

重要なのは、自分がそのような感情の対象になったとしても気にしないことです。会社としては、成果をあげる有能な社員は大切な財産であり、仮に業績不振などが原因に人員削減などが行われることになった場合、まず対象となるのは期待する成果を挙げられていない人です。

また、高い成果を上げることで周囲の態度が変わることがあります。いずれにしても成果を上げることは昇給や昇格にも繋がる可能性もあるため、人間関係に悩む時間があるならばその時間を仕事でより高い成果をあげるために使いましょう。

プライベートの時間を優先する

「仕事が嫌い」「職場の人間関係が苦手」と言っている人の中には、そう言いながらも長く仕事を続けている人もいます。

そういった人の特徴として、仕事よりもプライベートや趣味の時間、友人・家族との関係を最優先にしていることがあります。

職場で多少ストレスがあったとしても、仕事=人生ではないため、悩みや嫌なことを忘れられます。もし今、仕事や人間関係に大きな悩みやストレスを感じているのであれば、プライベートを充実させてみることを考えてみましょう。

人事・労務担当者に相談

パワハラやセクハラ、理不尽な上司などに悩んでいる場合は、会社の人事や労務に相談する方法もあります。人事や労務に相談しづらい場合は、他の部署の先輩や上司などでも良いでしょう。

相談相手を選ぶ注意点としては、その相手があなたにとってよい変化をもたらす可能性や権限を持っているかどうかです。配置換えや異動などの権限を持たない同僚や後輩に相談しても、相手はあなたの状況を理解し共感してくれる一方で、状況の改善には繋がる可能性は低いです。

問題を解決・改善するためには然るべき相手に相談するようにしましょう。

避けられない人間関係もある

世の中には自分を好きな人と嫌いな人が同じだけいる、と言われているように、性格や立場上合わない人がいること自体は当たり前なことです。

これまで「苦手な人とは積極的に関わる必要はない」と解説してきましたが、仕事で関わっている以上すべての関係性を避けられるわけではありません。

どうしても関わりを持たなければいけない場合は、「仕事上の関係」と割り切り、「気に入られたい」や「嫌われたくない」といった余計な感情は挟まないようにしましょう。

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無理せず転職も検討する

状況が改善せず、いよいよ耐えられない状況になった場合には我慢せずに転職を検討する方法もあります。しかし、転職は年収アップなどのチャンスである一方で、リスクでもあります。

実際に退職や転職を考えているのであれば、最終判断は慎重に行うべきでしょう。こちらの記事では、「仕事を辞めたい」と感じた時にすぐに転職すべき人とそうでない人のポイントをまとめています。合わせて御覧ください。

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フリーランスとして独立するのも方法

職場の人間関係がとにかく煩わしい、という方はフリーランスとして独立する手段もあります。フリーランスになることで、

  • 上司や先輩がいない
  • 仕事量やペースを自分で決められる
  • 関わる人が少なくなる(=人間関係がシンプルになる)
  • 嫌いな人と無理をして仕事をする必要がなくなる

といったメリットがあります。もともと一人で仕事をするのが好き、仕事で培ったスキルを活かして独立したい、という方にとってフリーランスはおすすめの働き方です。

独立に必要な準備

フリーランスになると、仕事の受注や請求書や契約書などの書類作成や経理・総務関連の事務手続きも一人でこなさなければいけません。またフリーランスとしての収入が一定金額を超えると、確定申告などの手続きも必要になります。

フリーランスになるための事前準備や独立後の流れについては、こちらの記事で詳しく解説しています。合わせて御覧ください。

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さいごに

実際に転職を行った人の転職理由の中で、「職場の人間関係」が大きな割合を占めていることを考慮すると、職場での人間関係によるストレスは、我慢することも少なからず必要でしょう。

しかし、悩んでいても状況は改善しません。「いつかわかってくれる」と相手の変化を期待することも有効な対策とは言えません。あなた自身の考え方や行動を少し変えるだけで状況を改善できる可能性もあるため、今日から早速始めてみましょう。

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石田ゆり 石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。
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