あなたは、30代でフリーターを続けていくことに不安を感じていませんか?
現在がフリーターでも、正社員の経験がある人も多いのではないでしょうか。
フリーターでもそれなりの収入があり職場の居心地が良かったりすると「このままフリーターでも生活できるのでは?」と考えたりするでしょう。
しかし、将来結婚して世帯を持つことを考えると、自らの不安定さに不安になることもあるのではないでしょうか。
この記事では、30代職歴なしのフリーターから正社員になる方法を紹介。30代フリーターの転職活動のポイントや仕事のおすすめなども紹介しています。
30代フリーターからの正社員転職のヒントとして、ぜひ活用してください。
この記事の目次
フリーターとは
内閣府の資料を参考にすると、フリーターは以下のように定義しています。
15~34歳で、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者のうち、
- 雇用者のうち勤め先における呼称が「パート」か「アルバイト」の者
- 完全失業者のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
- 非労働力人口で家事も通学もしていない「その他」の者のうち、就業内定しておらず、希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
引用元:内閣府
上記の通りで、学生や主婦を除く若年者(15歳〜34歳)のうち、パート・アルバイトで働いている人やパート・アルバイトで働く意志のある無職の者を指すようです。
したがって、フリーターと呼ばれるのは若年者(15歳〜34歳)の次のような人たちです。
- アルバイト・パート
- 派遣社員
- 無職(現在無職であっても働く意思はある人)
ちなみに、「フリーター」という言葉は、1980年代頃から使われ始めました。
一説によると名付け親はある求人雑誌で、この雑誌が定職に就かない若者を「フリーアルバイター」と呼び始めたそうです。
ここから、フリーターという言葉が一般的になったといわれています。
一方でフリーターは「フリーランス・アルバイターを略したもの」との説も。
ちなみに内閣府によると、平成26年の15~34歳までのフリーターの数は約179万人。15〜34歳の全人口のうち、約6.8%がフリーターということになります。
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「30代フリーター」になってしまう4つの理由
30代という年齢でフリーターでいるには何かしらの理由があるでしょう。
20代のうちは「ポテンシャル採用」といわれるように、若さは成長性がウリとなって就職しやすい期間です。それでも、彼らはなぜ20代での就職を選ばなかったのでしょうか。
本章では、「30代フリーター」になってしまう4つの理由を紹介します。
- 新卒での就職活動に失敗した
- フリーターの働き方が合っていると感じる
- 20代のうちは正社員と給与の差が小さい
- やりたい仕事が見つからなかった
新卒での就職活動に失敗した
まずは、新卒での就職活動に失敗してしまったという理由が考えられます。企業によっては、数百倍もの倍率になる就職。希望の企業・職種に必ず就けるとは限りません。
人気の高い企業の採用試験ばかり受けていると、一つも内定がもらえないまま就職活動期間を終えてしまうこともあるでしょう。
このような事態になり、就職できずフリーターを道を選んだという理由があるでしょう。
あるいは、第二新卒採用を狙って、一時的にアルバイトなどをしているということも考えられます。
フリーターの働き方が合っていると感じる
一般的に、フリーターの方が正社員よりも働き方に自由が生まれます。
正社員の場合、週5日8時間勤務をベースにみなし残業も発生するなど、労働時間が固定されているケースが多いです。
そのため、仕事以外のことをやるならば、就業後か休日などでないと難しいでしょう。
フリーターの場合、勤務日はシフトなどで決められており固定でないケースがあります。事前に連絡しておけば休みも取りやすいので、比較的自由な働き方ができるでしょう。
また、フリーターと正社員の仕事内容を比較してみます。正社員は仕事の根幹に関わる責任の大きな仕事を任されますが、フリーターだとそのようなケースは少なめです。
仕事に対して責任感・プレッシャーを感じやすい人などにとっては、フリーターは働きやすく感じるでしょう。
このようなフリーターの働き方が自分には合っていると感じている人は、30代になってもフリーターとして仕事をしている傾向があります。
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20代のうちは正社員と給与の差が小さい
20代のうちは、フリーターと正社員は給与の差があまりありません。これが、20代のフリーターが正社員登用を目指さない大きな理由であるといえます。
20代正社員の給与の平均値は、だいたい手取りで月20万程度でしょう。
フリーターがフルタイムでシフトに入れば、給与において正社員の月給と同じくらいの金額を稼ぐことはできます。
そうすると「正社員もフリーターもさほど変わらない」と感じることでしょう。
さらに、フリーターは仕事を掛け持ちでき、収入を増やすことも可能です。すると、これから就職活動をして正社員になろうという意欲は削がれてしまいがちです。
しかし、正社員とフリーターの収入差は30代以降から顕著になります。
正社員の場合、年1〜2回昇給の制度を設けている企業で働いていれば、毎年給料が上がっていきます。さらにキャリアが積み上がれば役職に就き、手当などももらえるでしょう。
一方フリーターの場合、給料は固定か、時給が数十〜数百円上がる程度。正社員に比べると、昇給金額、ペースともに劣ります。
このような理由から、30代以降は収入の差が大きく開いていくのです。
やりたい仕事が見つからなかった
10代後半〜20代のタイミングでやりたい仕事が見つからず、就職先も決まらなかった場合、フリーターになり30代以降も続けているというケースがあるでしょう。
10〜20代は心も体も若く、将来の選択肢が豊富に用意されている時期です。
しかし同時に、まだ人生経験の少ない時期でもあります。そのうちから将来的に自分がやりたい仕事を見つけるのは難しく感じることでしょう。
一時的に就職し、時間をかけてやりたいことを見つけるという道もあります。
ただ、先ほども説明した通り企業に正社員として就職すると、仕事の時間に縛られてやりたいことを見つける時間が限られてしまいがちです。
そのような理由もあり、フリーターとして働いているという人もいます。
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30代以降の正社員とフリーターの年収差
ここでは、30代以降の正社員とフリーターの年収差について見ていきましょう。
フリーターの年収
まずは、正社員とフリーターの年収のモデルケースを見て、収入を比較してみましょう。
以下は、30代フリーターの収入のモデルケースです。
- 時給:1,300円
- 勤務時間:9時〜18時(昼1時間休憩)×週5日
- 月収:208,000円(額面)
- 年収:2,496,000円
大まかにこのような計算になります。月収は20万円前後、年収は250万円ほどで、この水準は20代の会社員と同じくらいでしょう。
決して裕福な暮らしはできませんが、家賃の安い物件に住んだり、実家に暮らしたりなどすれば生活は可能です。
ちなみに、国税庁の『令和3年分 民間給与実態統計調査』によると、令和3年度の正社員以外の平均給与は約198万円という結果でした。
これは大学生のアルバイトなども含まれた数値だと思われますので、やや低めに出ています。フリーター全体の平均年収は200〜300万円ほどとなるでしょう。
正社員の年収
対して正社員の年収はどうなっているのでしょうか。
同じく国税局の『令和3年分 民間給与実態統計調査』によると、令和3年度の正社員の平均給与(正社員以外は含まない)は約508万円でした。
非正規社員を含まず30代の正社員のみで、平均400万〜500万円ほどです。
30代になると、フリーターとの年収に2倍以上の差が生まれることがわかるでしょう。
正社員として働く場合、働いた年数、役職に応じて年収も上がっていきます。キャリアとともにフリーターとの収入差は大きくなっていくのです。
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やばい?30代以降もフリーターを続けるリスク
生活ができるレベルに収入が確保できているのであれば、30代以降もフリーターを続けること自体に問題はありません。
しかし、年齢の経過とともにフリーターとして働くことのリスクが大きくなるのも事実。ここからは、30代以降のフリーターにのしかかるリスクを3つ説明します。
- 20代と同じ働き方はきつくなる
- 就職の可能性が低くなっていく
- 結婚、子育て、老後の蓄えなどが厳しくなっていく
20代と同じ働き方はきつくなる
20代の頃は、深夜のバイトを続けたり掛け持ちしたりといった無理がきいたでしょう。しかし30代になると、身体的衰えがあらわれてきます。年齢を重ねるごとに、体を使う仕事をこなし続けるのは難しく感じてくるでしょう。
また、健康状態が悪くなり働けなくなった時も大変です。
会社員は、体調を崩したり怪我をした場合、有給休暇が使えます。これにより仕事を休んでもその分もらえるはずだった給料を受け取ることが可能です。しかし、フリーターの場合、職場の制度によっては有給休暇が取得できないこともあります。
すると、医療費がかさむ上に収入がないという状態になってしまうかもしれません。
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就職の可能性が低くなっていく
20代なら「ポテンシャル採用」で将来性を買われて採用されます。30代でもバイト経験が就職先の業務と繋がっていれば、経験値を買われて採用されることもあるでしょう。
しかし、20代後半以降が対象となる中途採用ではスキルや資格・実務経験などが評価の対象となります。この評価は「正社員としての経験」が大きなウェイトを占めるでしょう。
転職活動において、アルバイトの経験は基本的に職歴としてカウントされません。アピールポイントとして不十分なケースも考えられるのです。
また、中途採用は「ポテンシャル採用」ではないとはいえど、少なからず成長性に関しても評価されます。
30代、40代の人材と20代の人材を比較した時、成長が期待できるのは20代の人材です。その場合、採用する側としてはより若い人材を欲するでしょう。
年齢の経過とともに就職して正社員に転職しにくくなる恐れがあります。
結婚、子育て、老後の蓄えなどが厳しくなっていく
フリーターの収入では、結婚、子育てといった人生のライフイベントを乗り切るのも難しく感じるでしょう。
結婚式をあげたり、子育てをするのにもお金がかかりません。少ない収入の中でやりくりするならば、自分たちの生活費を蹴らなければならなくなるでしょう。
また、家や車のローンを組む場合も、会社員でないと審査に通過しにくいという傾向があります。
さらに将来的なことを考えると、老後の蓄えに回す分のお金がないという状況にも陥る可能性があります。
会社員と違って昇給の機会が少ないフリーターは、多額の費用がかかるタイミングで苦労することが考えられるのです。
30代職歴なしのフリーターから正社員になる6つの方法
これまで30代フリーターの前途は厳しいものになることをまとめてきました。
しかし、あなたがまだ30代ならば、正社員になれる可能性は残っています。然るべき努力をすることで正社員を目指せるでしょう。
ここでは、30代職歴なしのフリーターから正社員になる6つの方法を紹介します。
- 正社員登用制度がある企業で働く
- 紹介予定派遣で働く
- ハローワークの職業訓練校に通う
- 「未経験可」の正社員募集に応募する
- 「フリーター転職」に強い転職エージェントを利用する
- 転職サポート付きのプログラミングスクールに通う
正社員登用制度がある企業で働く
まずは「正社員登用制度」のある会社でアルバイトや準社員として働くことです。
正社員登用制度とは、一定期間アルバイトや契約社員として働いた後に、一定の評価を受ければ正社員になれる制度のことです。
例えば、契約社員として1年間勤務したあとに、昇格試験などを受けて合格したら正社員になれるというケースがあります。
このような制度を採用しているアルバイトの求人を見つけて応募。正社員登用の声がかかるまで働いてみるといいでしょう。
ただし、評価基準は企業によって異なりますから、必ずしも全員が正社員になれるということではありません。
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紹介予定派遣で働く
2つめは「紹介予定派遣」で働くという選択です。
この制度は、まず派遣として一定期間(最長6ヶ月)働き、契約終了後に本人と派遣先の合意があれば社員になれるというものです。
この制度で正社員になるメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- あなたの希望する仕事かどうか、派遣として働いて判断できる
- 派遣として働きながら実力を会社にアピールできる
- 会社側も実力を把握している人材を採用したいので、採用となる確率が高い
もし働いてみて自分に合わなそうな仕事だと思えば、正社員にならないという選択も可能。
その間も派遣として働くことで収入が確保できるので、余裕を持った選択ができるでしょう。
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ハローワークの職業訓練校に通う
3つめは職業訓練校に通うことです。申し込みはハローワークで行います。
対象者は「失業保険を受給している求職者」かそれ以外に分類されます。フリーターであれば「求職者支援訓練」を受けることになります。(失業保険の受給者も対象)
訓練は無料で、就職に必要な知識・スキルを得ることが目的です。これらのスキルは転職の際にアピールポイントとなるでしょう。
求職者支援訓練を受けるにはつぎのような要件があります。
- 雇用保険被保険者・雇用保険受給資格者ではない
- 就労の意思と能力がある
- ハローワークに求職の申し込みをしている
- 職業訓練が必要だとハローワークが認めた
訓練内容は「基礎コース」と「実践コース」があり、どちらもは3~6ヶ月です。内容はPC、簿記、営業、介護、医療事務、ITなどがあります。
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「未経験可」の正社員募集に応募する
4つめは「未経験可」の正社員募集に応募するという方法です。
中途採用の求人の中には、年齢や経験問わず採用となる求人があります。このような求人であれば、30才以降でも採用となる確率は高いです。
「未経験可」の求人募集は人材不足で悩んでいる企業・業界に多く見られます。
例えば、IT業界のエンジニア職が代表的な職種。IT化が進む昨今、どの企業でもITスキルを持つ人材は必要不可欠です。
特に、ITスキル(プログラミング)を使ったシステム開発を行えるエンジニアは喉から手が出るほど欲しい存在。
エンジニアの需要が高まる一方、エンジニア全体の数は不足気味。そのため、企業は、未経験でもエンジニア職として採用する求人を打ち出しているのです。
未経験可の求人ならば、プログラミングスキルがない状態でも採用は考えられます。しかしその場合、実務に入った後、仕事の内容がわからず苦戦することもあるでしょう。
未経験可のエンジニア求人に応募するのであれば、その前にプログラミングスクールに通ってプログラミングの基礎スキルを身につけることをおすすめします。
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「フリーター転職」に強い転職エージェントを利用する
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30代職歴なしのフリーターが転職活動で意識するべき3つのこと
これまで、職歴なしの30代フリーターの転職をサポートしてくれる施設や制度をまとめてきました。ここでは、転職活動に挑むあなた自身が意識しておきたい点を3つ挙げていきます。
- フットワークを軽くする
- 自分で可能性を狭めない
- これまでのフリーター経験を活かすことを考える
フットワークを軽くする
まずは、とにかく「行動すること」を意識しましょう。採用試験は積極的に受けてください。
2〜3社選考に通らなかっただけで、諦めてはいけません。落ちてもそれを引きずらず前進を続けましょう。
数社受けただけではあなたにどのような仕事が合っているのかはわかりにくいです。時間をお金が許す限り転職活動を続けましょう。
落選しても、それはあなたと企業がマッチングしなかったというだけです。企業があなたのキャリアを否定したというわけではありません。このような意識も持ち続けてください。
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自分で可能性を狭めない
年齢や経歴にハンデがあるからと、自分で可能性を狭めないようにしましょう。
確かに30才を過ぎてからの正社員転職は、難航することが想定されます。20代の時のようにはいかないでしょう。
しかし、可能生が0というわけではありません。諦めずに転職活動を続けることでうまくマッチする会社が見つかります。
特に30代以降は即戦力になる人材が求められる傾向があるため、スキルアップなどに励むことが就職成功のポイントになるでしょう。
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これまでのフリーター経験を活かすことを考える
フリーターとしての経験は正社員への転職において職歴になれないと説明しました。しかし、フリーターとして働く中で培ったスキルはアピールポイントとなるはずです。
例えば、正社員のエンジニアに転職したいとします。そしてあなたがパソコンを使うアルバイトをしていた場合、以下のようなアピールができるでしょう。
- パソコンの基本的な操作はできる
- タイピングが速い
- パソコンの機種やOSなどにも詳しい
プログラミングスキルはなくとも、このような点はエンジニアとして働く上でも欲しいスキル・知識です。採用の決定打にはならなくとも、プラスのポイントとして評価されるでしょう。
エンジニアを例にあげましたが、その他の職種の場合も、現在のあなたの仕事の中でアピールになる材料はないかリストアップすることをおすすめします。
30代フリーターの就職におすすめな仕事4選
具体的にどのような仕事であれば30代フリーターの方でも採用になりやすく、働き続けやすいでしょうか。4つの職種を紹介します。
- 営業職
- ITエンジニア
- 事務職
- カスタマーサポート
営業職
営業職はプレゼン力、リサーチ力、礼儀正しさ、コミュニケーション能力も求められる仕事です。フリーター経験の中で、これらが磨かれたという人は是非自己PRの材料にしてみましょう。
営業職自体、求人数が多く未経験者歓迎である場合も多いです。営業の経験がなくても採用されやすいというメリットもあります。
ただし、業種が自分の適性や興味と合うかの見極めは大事です。
ITエンジニア
人手不足が深刻で、未経験者にも活発な採用をしているIT業界。30代未経験の方でも、十分にエンジニアに採用される機会があります。
ただし、完全に未経験の状態だと、プログラミングを使ってのシステム開発や設計書の作成などは難しく感じます。
いきなり仕事をはじめても、右も左も分からない状態だと苦しい思いをするでしょう。
現在のアルバイトがパソコンを使ったり、プログラミングスキルを使ったりする仕事であればこなせると思われます。
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事務職
タイピングやオフィスソフトのスキルがあれば、事務職の転職においてアピールポイントになります。
アルバイトでタイピングなどをしない人でも、日常的にパソコンを使っているのであれば、面接時にアピールして問題ないでしょう。
ちなみに、事務職というと女性が担当するというイメージがあるかもしれません。
しかし、男性でも転職可能です。男性の方で事務職への転職を目指すのであれば、以下の記事もお読みください。
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まとめ:30代フリーターで手遅れになる前に。今すぐ行動しよう!
30代職歴なしのフリーターから正社員になる方法、30代フリーターの転職活動のポイント、仕事のおすすめなどを紹介しました。
30代以降のフリーターから正社員への転職は、20代の頃と比べて難易度が上がります。正社員への道を考えるのであれば、早めに行動を開始しましょう。
ただし、行き当たりばったりの行動では、転職失敗が続く可能性も。自分の適性やスキルを判断した上で、有効な職場探しが大切です。
一人での転職活動が難しいという場合は、フリーターの転職に強い転職エージェントも活用しながら、確実な方法で進めていきましょう。
実際に行動を起こす際には、この記事で紹介した内容を、ぜひお役立てください。
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