- 女性社員と話すときは楽しそうなのに、他の男性社員と話すときはそっけない
- 自分より役職が上の人には媚びへつらい、同僚や部下には偉そう
- 周囲の人から好かれている人とだけコミュニケーションをとり、それ以外の人は無視する
「職場に嫌いな人がいる」
「苦手な人とどう接したらいいかわからない」
「嫌いな人との最低限の付き合い方を知りたい」
職場の嫌いな人や苦手な人との接し方で悩んでいませんか?
仕事仲間ともできれば友好な関係を築きたいけれど、どうしても好きになれずに困っている方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、嫌いな人との接し方や苦手な人を意識しない方法を紹介。また、嫌われやすい人の特徴や嫌いな人に対するNG行動なども解説します。
ぜひ本記事を参考に、無理のない人間関係を築きましょう。
この記事の目次
職場で嫌いな人ができてしまう理由
どんな人とも仲良く接して、良好な関係を築きたい。そして、できれば好きな人と一緒に時間を過ごしたいと思う方は多いはずです。
しかし、人間関係は複雑なので、そう簡単にはいきません。現実には誰でも「嫌いな人」は多かれ少なかれ存在します。
そもそも、なぜ嫌いな人ができてしまうのでしょうか?本章では、嫌いな人ができてしまう理由を以下の流れで考察します。
- どんな人にも「嫌いな人」「苦手な人」はいる
- 職場の嫌いな人、苦手な人との付き合い方を探るのは難しい
- 嫌な職場や人を「嫌ってはいけない」と思い詰めない方がいい
どんな人にも「嫌いな人」「苦手な人」はいる
あなたは2対6対2の法則を知っていますか?
企業などの集団心理として知っている方も多いでしょう。それとは異なり、人間関係においても2対6対2の法則は当てはまると言われています。
これは「どんな人でも2割の人に好かれ、6割の人は中間、残りの2割の人には嫌われる」という法則のことです。
あなたの過去を振り返ってみてください。あまり話したことがなくてもなんとなく好きだと感じる人に会ったことがあるでしょう。それとは反対に、なんとなく嫌いと感じる人もいたと思います。
スタートアップの50人の会社だとすると、10人が自分のことが好き、10人は自分のことが嫌い、30人がどうでもいいと思っている、なはずなので、そのくらいで、考えたほう一般的なわけです。
引用元:けんすう|The First Penguin
この割合は人によって違いはあると思いますので、目安として考えてください。
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職場の嫌いな人、苦手な人との付き合い方を探るのは難しい
2対6対2の法則を知ると、相手から自分が嫌われるのは避けられないことがお分かりいただけたと思います。
相手が自分に対して嫌いだと思うのと同じように、自分がどうしても相手のことが苦手に感じたり、嫌いだと感じたりする場合もあるでしょう。
嫌いな人・苦手な人との付き合い方は、誰にとっても難しいものです。無理をしてコミュニケーションを取ろうとすると逆にドギマギしてしまって、さらに関わりづらくなってしまうこともあります。
ここで大切なのは、同じ会社の人だからといって「その人を好きにならなければいけない」という理由はないということです。
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嫌な職場や人を「嫌ってはいけない」と思い詰めない方がいい
職場の人を「嫌ってはいけない」と考えれば考えるほど、それが負担になり、余計に相手を意識してしまうでしょう。
嫌いな人を好きにならなければいけないと考え続けるのは精神的な疲労を伴います。
あなたがそこで我慢をする必要はありません。素直に「この人は嫌いだ」と認めてしまい、嫌いな人に対してどう接していけばよいか考えていきましょう。
職場の嫌いな人・苦手な人との付き合い方で気をつけるポイント
ここでは、職場での嫌いな人・苦手な人との付き合い方や関係を少しでも改善していく上で気をつけるポイントを4つ紹介します。
- なぜ嫌いなのか原因を考える
- なぜその人が嫌な行動をとるのか考える
- その人の長所を探す
- 好きになるよう努力する
なぜ嫌いなのか原因を考える
なぜその人が嫌いなのか、感情を抑えて客観的な視点から原因を考えてみてください。
外見・言動・考え方など、さまざまな角度から分析を行います。そして原因について考えていくと、その人の些細な言葉など一部が気になるだけだったということもあるかもしれません。
あるいは、あなたは周りの人の話に同調していませんか?過去に人から聞いた話だけで、その人を嫌っていることも考えられます。
実際、何の実害もなく避けている場合、改めて自分の感情を見直す必要があります。
人は一度嫌いだと感じると、その人の「存在」を否定してしまうことが多いです。しかし、冷静に考えると自分がその人を本当に嫌いなのかが見えてくるでしょう。
なぜその人が嫌な行動をとるのか考える
あなたがその人を嫌いな原因は判明しましたでしょうか?
次に、なぜその人が嫌な行動をとるのか考えてみましょう。それは、自分にその行動の原因がなかったかを振り返ることでもあります。
上司から何度も怒られるのは、あなたが気にする様子もなく同じミスを繰り返していることが理由かもしれません。また、同僚から悪口を言われるのは、あなたが過去に悪口を言ったからではありませんか?
このように、嫌な行動をとられる原因は過去の自分の行いにある場合も考えられます。
もし、思い当たる部分があれば、それを直す努力をしましょう。それによって自分に対する嫌な行動がなくなり、その人と仲良くなれるかもしれません。
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その人の長所を探す
次に紹介する「好きになるように努力すること」と近いですが、嫌いな相手の長所を探すことも大切です。
どんな人にでも必ず長所と呼べる部分があります。あなたが目を背けて、その長所を見ないようにしているということはないでしょうか。
自分に似ている部分や仕事で自分の手本になるところが見つかるかもしれません。相手に敬意を持てれば、苦手意識も和らぐでしょう。
好きになるよう努力する
嫌いな人に我慢して愛想よく振る舞ったり、無理に好きになる必要はありません。しかし、嫌いな人の良いところに目を向けると、その人を好きになることも。
頭から嫌いだと決めつけずに、好きになるように少しだけでも努力することも大切です。
どんなに小さなことでも良いので、その人の好きなポイントを探してみてください。容姿・性格・仕事へのスタンスなど何でも構いません。
人は視界に入るものを目で見ているのではなく、脳で見ているという説があります。これは、「カラーバス効果」と呼ばれています。意識していない情報は目に入っても、認識していないということです。
あなたも嫌いな人の好ましくない部分ばかりが気になった経験はないでしょうか?それはあなたの潜在意識が、そのような嫌いな部分に焦点を当てさせている可能性があります。
些細なことでも好きなポイントを見つけて目を向ければ、その人の良いところに気付くきっかけになるかもしれません。
もしも、その人の好きな部分が見つかったのであれば、話しかけたり食事に誘ったりと自分から積極的に行動してみてください。
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職場の嫌いな人・苦手な人との接し方
これまでの内容を踏まえて、職場の嫌いな人・苦手な人との接し方としては、以下のようなスタンスがおすすめです。
- 挨拶など最低限のコミュニケーションから始める
- 逆に丁寧に接する
- 一定の距離を保つ
挨拶など最低限のコミュニケーションから始める
嫌いな人・苦手な人といきなり距離を縮めるのは難しいです。まずは、挨拶などの最低限のコミュニケーションを取ることからはじめましょう。
明るく挨拶されて気分が悪い人はいません。気持ちの良い挨拶を繰り返すうちに、自然と仲良くなれる可能性もあります。
また、挨拶や会釈を通して、少なくともあなたはコミュニケーションを取る気持ちがあることを相手に伝えられるでしょう。
「お互いに話しかけない」「関心を持たない」という状況では、友好な関係を築けません。まずは、一歩踏み出してみることが大切です。
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逆に丁寧に接する
嫌いな人だからといって邪険に扱ったり、あからさまな態度を取るのはNG。仲の悪い様子を露骨に出すと、まわりの雰囲気が悪くなります。
それによって「面倒な人」「子どもじみた態度を取る人」などとあなたが思われ、まわりからの評価を下げてしまう可能性も。
親しみを感じる態度で接するのは難しいので、取引先やお客さまだと考えて丁寧に接するとよいでしょう。
それに対して相手が嫌な態度を取ったとしても、まわりの人も理解してくれます。また、お客さまだと考えれば多少の嫌なことも気にならなくるものです。
一定の距離を保つ
好きになる努力や長所を探しても、どうしても嫌いなことが変わらない場合もあります。そのような時には、お互いに負担に感じない一定の距離を保つことが大切です。
話したくないのであれば、会話は最低限に留めましょう。また、それでも話しかけてくる相手とは、会話のきっかけとなる共通点を持つことを避けるようにします。
そのような工夫をすれば、接点を減らすことが可能です。自分から近づきすぎないようにすれば、嫌な思いを味わうことも必然的に少なくなります。
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嫌いな人・苦手な人を意識しない方法
嫌いな人との付き合い方を理解しても上手くいかない場合は、嫌いな人を意識しないことです。苦手な人を意識しない方法は、以下の5つ。
- 職場は仕事をする場だと考える
- 嫌いな相手より優秀な成績を残す
- 自分の目標だけを意識する
- 休みの日は趣味に打ち込む
- 味方を作る
職場は仕事をする場だと考える
職場では、嫌いな人と距離を取りたいと思っても、簡単にはいきません。
友好な関係を築けるならば良いものの、無理に仲良くしなくてもさほど問題ありません。なぜなら、会社はあくまでも仕事をする場所だからです。
チームや会社の目標が達成できれば、一緒に働いているからといって、それ以上深く関わる必要はありません。
嫌いな人でも仕事上の関係だと割り切ってしまえば、変に意識することも少なくなります。
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嫌いな相手より優秀な成績を残す
嫌いな相手より優秀な成績を目指すこともおすすめです。良い成果を残すための方法へ意識が向くので、嫌いな人を気にしないですむでしょう。
また、良い成績が残せれば周りの人からも評価されます。それにより、自分の心からネガティブな感情が減り、前向きに仕事に打ち込めます。
自分の目標だけを意識する
優秀な成績が残せなかったり、仕事の関係と割り切れなかったりする場合には、自分の目標だけに意識を向けてみましょう。
あくまでも、仕事において最も大切なことは「嫌いな人と仲良くする」ことではなく、「目標を達成する」ことです。その目標を達成するための方法をよく考えてみてください。
それを実現するために必要となる場合だけ、嫌いな人とコミュニケーションを取れば良いのです。そうすれば、最低限のコミュニケーションに抑えられるでしょう。
また、目標にフォーカスすると嫌いな人について考える時間も少なくなります。
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休みの日は趣味に打ち込む
休日であっても仕事のことが気になることもあると思います。
それに伴って、嫌いな人のことが頭に浮かぶかもしれません。それでは、せっかくの休みであってもリフッシュすることは難しいです。
そんな時には、自分の好きなことや趣味に打ち込むと良いでしょう。楽しいことをしていると時間を忘れてしまうので、嫌なことも思い出さずにすみます。
できれば、趣味を一緒に楽しめる人を見つけてみてください。趣味に打ち込んでいる間は、その仲間のことを最優先に考えることができます。
嫌いな人を意識しないために、趣味に没頭できる時間や環境づくりを行ってみてはいかがでしょうか。プライベートも充実するので一石二鳥です。
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味方を作る
自分の味方になって応援してくれる人を作れば、苦手な人の存在も気にならなくなります。嫌いな人ばかり気にせずに、自分と相性の良い2割の人に目を向けましょう。
周りの人と積極的にコミュニケーションをとり、打ち解けてみてください。また、誠実な態度で仕事を続けていれば、自然と味方は増えていきます。
業務連絡や与えられた仕事をきっちりこなすなど、小さな出来事を積み重ねることで周りの人からのあなたの信頼は高まるでしょう。
つらい時に味方がいれば、そのような苦しい状況もきっと乗り越えられるはずです。
職場で嫌われやすい人の特徴
そもそも、嫌われやすい人とは具体的にはどんな人なのか。本章では、職場で嫌われやすい人の11の特徴を紹介しましょう。
- いつもイライラしている
- 空気を読まない行動をする
- 何でも否定から入る
- 公平に接しない
- やる気がない
- 自分のミスを正当化する
- 自分で責任を持たず他人のせいにする
- 成果を独り占めする
- 悪口や嫌味を言う
- 言動に一貫性がない
- 自分の評価を上げようとばかりしている
自分と照らし合わせて考えてみてください。
いつもイライラしている
いつもイライラして不機嫌な人は嫌われやすいです。
ちょっとしたことで怒鳴り声を上げるような人には隣にいてほしくないと考える方は多いでしょう。仕事が忙しくて余裕がない時にストレスが溜まることは仕方のないことです。
しかし、そのストレスは多くの人が感じており、それぞれが我慢ししています。
その中で、ストレスを発散するように些細なことで怒る人は嫌われるでしょう。それは、怒られた当事者だけでなく、それを見ている周りの人にも不快感を与えます。
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空気を読まない行動をする
会社ではチームで働く機会が多く、チームとしての目標・方針に沿って業務を行います。
そのため、チームの状況や動きを考えず、空気を読まない行動をする人は嫌われやすいです。
過剰に周りに気を配る必要はありませんが、社会人として最低限の常識や思いやりを持った行動が望ましいでしょう。
何でも否定から入る
話しかけるとどんな内容であっても否定的な言葉から入る人は嫌われやすいです。「いや」「それは良くない」など、言っている本人はクセになっていて自覚がない場合も。
会社の会議などでは、賛成だけでなく反対意見を言える方はとても大切です。しかし、仕事の内容やチームの取り決めに対して何でも否定から入られると、一緒に仕事がやりづらい人と思われるでしょう。
そして、日常の会話において否定から入る人はさらに嫌われやすいです。
会話は議論ではなく、コミュニケーションです。相手の意見を否定し自分の意見を一方的に伝えるのでは、会話は成り立ちません。
相手の意見も尊重して建設的な対話に導いていくことが大切です。話しかけるたびに不快に感じる人とは関わりたくないと感じるでしょう。
公平に接しない
周囲の人に対して、公平に接しない人もあまり良い印象は持たれません。具体的には、以下のような態度を取る人です。
年齢・性別・学歴・経歴・役職・容姿など、安易な価値観で他人への接し方を変える人とは仕事はしたくないと感じるでしょう。
やる気がない
やる気が感じられない人は、一緒にいると不快に感じる方も多いと思います。だからといって、残業や休日出勤など、無理をしてやる気を見せる必要はありません。
しかし、仕事をする場所である会社でやる気がない人に敬意を抱くことは難しいでしょう。
ただし、心身の状況により仕事に打ち込めない方もいらっしゃいます。そのような方を責めるのはやめるべきです。
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自分のミスを正当化する
自分のミスを正当化する人は嫌われやすいです。
ミスに対して言い訳をしたり、自分の責任ではないと正当化しようとする人を信用できないでしょう。そのため、仕事を任せることも不安に感じてしまいます。
もちろん、ミスした人に100%責任があるケースばかりではないでしょうが、まずはお詫びの姿勢を示すことが、周囲の人から好印象を持たれる秘訣です。
自分で責任を持たず他人のせいにする
「自分のミスを正当化する」に近いですが、仕事に責任を持たずミスを他人のせいにする人も嫌われやすいです。「他責思考」などと呼ばれます。
与えられた仕事はその人を信頼して任せます。その責任を理解していない人とは一緒に働きたくないと思うでしょう。また、チームで仕事をしているのであれば、ミスはチーム全体でカバーします。
そこで、「自分は悪くない」「あいつの責任だ」と投げ出す人は、チームメンバーからの評価は低くなるでしょう。そして、ミスの責任を押し付けられた人も不快な気分になります。
成果を独り占めする
ミスを他人のせいにする人と同様に、成果を独り占めにする人も嫌われやすいです。
一人ですべての作業を行ったのであれば、それは一人の成果と誇って良いでしょう。
しかし、チームで仕事に取り組んだにも関わらず、あたかも自分一人で成し遂げたかのように振る舞い、成果を独り占めしてしまうのは好ましくありません。
チームのリーダーとしてプロジェクトを牽引したとしても、その成果は同僚の支えがなければ実現できなかったでしょう。
どのような役職であっても、周りの人に感謝の気持ちを持つことは大切です。
悪口や嫌味を言う
他人の悪口や嫌味を口にする人は嫌われやすいでしょう。
他人の悪口を平気であなたに話す人は、違う人にはあなたの悪口を言っているかもしれません。
もっとも、悪口を言って他人の評判を下げることに必死な人と仕事はしたくないでしょう。
言動に一貫性がない
言動に一貫性がない人は関わりづらいと思われ、他の人から苦手意識を持たれやすいです。
その日の気分などで昨日と今日で言っていることが違うと、それに従っていた部下は困り果ててしまいます。
そのような一貫性のなさが作業内容・待ち合わせ時間・集合場所など、取り決めにまで影響すると信用されることは難しいでしょう。
日常生活であれば、「そのような人」と割り切ってしまえば問題ないかもしれません。しかし、振り回れる周りの人は、「できれば関わりたくない」と思うでしょう。
自分の評価を上げようとばかりしている
自分の出世や昇給ばかりを意識して、上司にゴマばかりすっている人も苦手に感じる方は多いでしょう。上の立場の方に気に入られることも時には必要だと思います。
しかし、その行動があまりにも露骨だと良い印象を抱く人は少ないです。
上司と良好な関係を築くための努力は悪いことではありません。しかし、周りの目を意識した節度のある態度が望ましいです。
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嫌いな相手だとしてもやってはいけないこと
嫌いな相手がいたとしてもやってはいけないことがあります。
- 無視や冷たい態度をとる
- 悪口を言う
- 嫌がらせをする
- 自分がされたら嫌なことをする
感情が抑えきれず、ついやってしまうという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、一時的なストレスの発散になったとしても、あなたの評価を落とすだけなのでこのような行為はやめましょう。
無視や冷たい態度をとる
嫌いな相手だとしても、無視や冷たい態度をとることはやめましょう。
友達ではなく、同じ職場の人だということを忘れないでください。また、あなたのそのような態度は、周りの人に対して不快感を与える場合もあります。辞めさせるように仕向けていると思う人もいるでしょう。
今は別の仕事をしていても、いずれは一緒に働く機会があるかもしれません。そのような場合にあからさまな態度をとっていては、協力を得ることは難しいでしょう。
仲良くする必要はありませんが、仕事に支障が出ては問題があります。嫌いな相手だからこそ、丁寧な言葉づかいや程よい距離感を保つことを心がけましょう。
悪口を言う
嫌いな人に対して、悪口を言うのもやめましょう。相手に伝わらないと思っていても、悪口は人から人へと伝わるものです。
人に言うのではなく、SNSなどで悪口を書くのも同様です。それを見聞きした人があなたの味方であっても、気持ちの良いことではないでしょう。
その1つの行動によって、嫌いな相手だけでなく周囲の人との関係を悪くする場合も。また、悪口を言うのは、嫌われやすい人の特徴でもあります。
話しやすいからいって同僚や後輩に悪口や愚痴を言うと、その人たちからあなたが嫌われてしまうかもしれません。
一時的にストレスを発散できたとしても、あなたの評判を落とすだけなので悪口を言うのはやめた方が良いでしょう。
嫌がらせをする
無視や悪口も含まれますが、嫌いな人だからといって嫌がらせをするのはやめましょう。
「相手の所持品を隠す」「大切にしているものを壊す」などの行為は、相手をひどく傷つける恐れがあります。またあなたにその気がなくても、犯罪として扱われる可能性もあるでしょう。
自分がされたら嫌なことをする
自分がされたら嫌なことはしないのは、人付き合いの基本です。もちろん、嫌いな人であっても嫌がられる行為はやめましょう。
仮に、あなたが嫌いな相手から嫌がらせを受けたとします。しかし、あなたが仕返しをしても許されるわけではありません。
我慢できずに仕返しをすれば、あなたも相手と変わらないレベルと周りからは判断されます。
そのような争っている姿は周囲から見ても不快で、味方をする人はいないでしょう。自分と相手だけでなく、職場にとってもマイナスの影響しかありません。
嫌いな人・苦手な人に悩んでつらい時には
嫌いな人や苦手な人で悩み、自分だけでは解決できない時の対処法についてご説明します。
- 家族や同僚に相談する
- 転職を考える
- 上司に異動の相談をする
家族や同僚に相談する
嫌いな人のことで困っているのであれば一人で我慢せずに、家族・恋人・同僚など親しい人に相談しましょう。
悪口や愚痴をこぼすのではなく、事実とあなたの気持ちを伝えることが大切です。それにより、あなたが気付かなかった解決策が見つかる可能性があります。
もしも、嫌がらせを受けているのであれば、上司に相談してやめるように言ってもらいましょう。また、職場環境を変えるために異動を希望することも手段の一つ。
転職を考える
親しい人や上司に相談しても問題が解決しない場合は、転職もおすすめ。
今の職場で解決できるのが一番ですが、それにこだわりすぎる必要はありません。人間関係の問題で転職を考える方も多くいらっしゃいます。
転職エージェントなどに現状や希望を正直に話して、問題を解決できる転職を行いましょう。
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上司に異動の相談をする
いきなり転職するのは難しいという場合、上司に異動の相談をするのも1つの方法です。
特に同じ部署・チーム内に嫌いな人がいて、その人によって仕事をするのが難しくなっているケースで効果的な方法といえます。
異動することで仕事内容も変わり、慣れるまで忙しい状態が続くかもしれません。
それでも、今の部署よりも仕事がしやすいならば、積極的に考えてみてください。
まとめ:職場の嫌いな人とは無理に接する必要はない
嫌いな人との接し方、苦手な人を意識しない方法、嫌われやすい人の特徴、嫌いな人に対するNG行動などを解説しました。
職場の苦手な人とは、あくまで仕事上の関係を保ち、仕事に支障をきたすことのない最低限のコミュニケーションで関わるのが基本。
仕事は友人を作る場ではありませんから、割り切った関係性で問題はありません。
もし、嫌いな人から人格否定や嫌がらせなどの実害を受けているならば、速やかに信頼できる上司や労働基準監督署などに相談しましょう。
あるいは、あなたを必要としている職場へ転職するのも手。精神的に疲弊しながら仕事を続ける必要はありません。現在の状況に合わせた手を打ち、嫌いな人をうまく避けましょう。
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