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フリーランスプログラマ・エンジニアの単価相場は?収入を上げるポイントも解説

更新: 2023.08.31

フリーランスプログラマ・システムエンジニアに興味はありますか。

将来的に独立してフリーランスになりたいと考えている一方で、フリーランスとして充分な収入が得られるのか、仕事の単価や相場については多くの人にとって気になる点でしょう。

この記事では、フリーランスプログラマ・システムエンジニアの単価相場や独立するメリット・デメリット、未経験からでも稼げるフリーランスになる方法などについて解説します。

フリーランスプログラマの単価相場

フリーランスプログラマとして仕事を行う場合、その単価は実績やスキル、また利用するプログラミング言語によって変動します。

月単価基準は40~60万円と言われており、継続的な仕事を受注することができれば企業に勤めるプログラマよりも高い年収を得ることも可能です。

これだけの金額になるのは、フリーランスプログラマはクライアントと直接契約を結ぶことで、クライアントとの契約金額がそのまま収入になることが背景にあります。

その一方で、案件の受注、顧客との価格交渉、書類や請求書の作成など企業に勤めているプログラマであると一般的に行わないこともフリーランスの仕事内容となります。このような作業を含めた収入であることも理解しておきましょう。

企業で働くプログラマの平均収入

厚生労働省によって発表された賃金構造基本統計調査(平成28年)を参考に算出した全国のプログラマの平均年収は、414.6万円となっています。

フリーランスプログラマと同様、企業で働く場合においても仕事内容や経験によって年収は変動します。その変動幅はおよそ300万円~500万円と言われており、年収は年齢と共に上昇する傾向があります。

企業で働くプログラマよりも、フリーランスプログラマの収入の方が、相場の上では高くなると言う結果です。もちろん、個人単位で見れば収入には幅があります。特にフリーランスの場合は、確実にこの相場と同じくらいの収入になるとは限りません。詳しくは記事の後半で解説します。

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フリーランスシステムエンジニアの単価相場

フリーランスエンジニアの単価相場は月60万円~90万円とされており、こちらもフリーランスプログラマと同様、経験や案件によって左右します。

また、フリーランスの案件は顧客と結ぶ契約によって収入に差が出ます。開発期間にかかわらず、成果物に対して報酬を受取るタイプや開発にかかる時間分を時給で計算するタイプ、また超過分(残業代)がつくケースもあります。

フリーランスエンジニア・プログラマとして仕事を行う場合は、これらの条件をしっかりと確認し、適切な価格で受注することが重要です。

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企業で働くシステムエンジニアの平均収入

厚生労働省の調査を参考に算出されたシステムエンジニアの平均年収は550.8万円と、プログラマよりも高い水準となっています。

これは、システムエンジニアはシステム開発の中でも重要な上流工程(システムの設計や仕様の決定)を担当をするため、その仕事の重要度・難易度の高さからの金額です。

プログラマと同様、システムエンジニアの平均年収も年齢と共に上昇する傾向にあり、経験豊富なシステムエンジニアの中には年収が1,000万円を超える人もいます。

単価の高いフリーランスプログラマ・システムエンジニアになるには

能力次第で年収アップが期待できるフリーランスエンジニアですが、実際にフリーランスになるためには収入や将来性の面で不安に感じる方もいらっしゃることでしょう。

単価の高いフリーランスになるためにはどのようなことをすればよいのか、ポイントをいくつか紹介します。

スキルアップをする

組織の一員としてサービスを提供する会社員と違い、フリーランスは自分の能力で勝負をしなければいけません。

言い換えると、質の低いサービスしか提供できないのであれば続けることはできませんし、質の高いサービスや他の人が持っていないような特殊な技術を持っていると、それが武器となります。

フリーランスのプログラマ・システムエンジニアにおいても、高度な技術を持っている人の方が貴重な存在として価値が高く、高額の案件を受注しやすいです。特殊なスキルを持っている人で年収換算で1,000万円以上の案件を手に入れるケースもあります。
まだ扱える人が少ない新しい言語や習得が難しいと言われる言語を極める、あるいは簿記や専門資格などをある業界に特化した知識を身に着けるなど、方法はたくさんあります。

これからフリーランスになることを考えている人は、あなたの武器は何かについて一度考えてみましょう。

実績を積み重ねる

フリーランスは、会社員のように企業のブランドや信頼度で仕事が受注できるわけではありません。

フリーランスはあなた自身が会社の顔であり、代表であり、主戦力となるため、より単価の高い案件を手に入れるためにはスキルを身に着け、実績を積み重ねてあなた自身の「ブランド力」を強化する必要があります。

そのため、フリーランスとして活動を開始した当初は、単価が多少低くても取れる仕事は積極的に取り、案件数を稼ぐ方がよい場合もあります。

あるいはある業界や専門を絞って実績を積み重ねるという方法もあります。

いずれにしても、フリーランスプログラマ・システムエンジニアとしてどのようなことを売りにするのか、といったことを明確に定める必要があるでしょう。

習得するプログラミング言語を選ぶ

フリーランス・会社員にかかわらず、システムエンジニア・プログラマの年収は扱えるプログラミング言語によっても変わります。

2018年のプログラミング言語言語別年収ランキングでは、1位はGo、2位はScala、3位はPythonという結果になっています。年収の高さは需要の高さとも言うことができ、企業は将来的な需要の上昇を見据えて高いコストを払っても人材を確保しておきたい、と考えています。

もちろん、他の言語であっても実績次第で単価の高い案件の受注は可能ですが、これからフリーランスを見据えて言語を学習する人は、平均年収や求人数なども参考にすると良いでしょう。

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単価の交渉をする

顧客と条件交渉を行い、単価をアップさせることもできます。

「お金の話をするなんて・・・」と遠慮していると、いつまで経っても低い報酬で仕事をし続けることになりますし、納得のいかない報酬で仕事をするのは気分が乗らないでしょう。

金額交渉が出来るのはフリーランスの醍醐味です。自分の能力に応じた適切な金額で、納得した上で仕事を進められるようにしましょう。

一方で、実績や経験があまりないうちから高い条件を提示すると、案件を取り逃がす可能性もあります。謙虚になりすぎず、かつ自分の価値を自らで低く設定しすぎないラインを見極めましょう。

また、単価交渉をする場合は案件の難易度や作業時間などから金額の妥当性を説明すると、顧客にとっても交渉がやりやすいでしょう。

オリジナルサービスを開発してみる

開発経験を積む、という面では、自分でオリジナルサービスを開発してみる方法もあります。

アプリを開発してストアで売り出してみたり、自分でWebサイト・サービスを立ち上げて利用料や広告収入を得たりなど収入に繋がる可能性もあります。

また、開発したサービスにはあなたの技術だけでなくアイデアや考え方、デザインセンスなども表れます。あなたのスキルを証明する「作品」ともなるため、これらを元に営業を行うことも可能です。

フリーランスプログラマ・システムエンジニアとして独立するメリット

ここまでの解説で、フリーランスとして独立することで収入が向上する可能性があることは理解して頂けたでしょう。

しかし、フリーランスになるメリットは収入面だけではありません。ここからはそれ以外のメリットについて解説します。

  • 仕事のスケジュール・仕事量を自分で決めやすい
  • 定年退職がなくなる
  • 自由に副業ができる
  • 働く時間・場所にとらわれない

仕事のスケジュール・仕事量を自分で決めやすい

仕事を自分で受注するフリーランスは、スケジュールや仕事量を自分で決定することができます。

家庭や個人的な都合で仕事を減らしたい場合には新規の案件受注を抑えたり、手が空いた時には短期案件を追加受注することも可能です。

スケジュールについても、顧客と交渉することで調整することが出来るため、会社員よりも自由度が高く仕事が出来るというメリットがあります。

しかし、自己管理ができないと自由度の高すぎるフリーランスという働き方がむしろデメリットになってしまうことも考えられるでしょう。自己管理の重要性については、次の「フリーランスプログラマ・システムエンジニアとして独立するデメリット」の項目で説明します。

定年退職がなくなる

フリーランスは自営業者となるため、定年退職はありません。早期リタイアや一般的な定年退職の年齢よりも長く働くことも可能です。

ただし、一つ注意点としてIT業界は現在も日々進化しており、トレンドや最新技術は常に変化しています。今フリーランスとして安定した収入を得ている場合であっても、10年後・20年後にも同じ水準が保てるかどうかは定かではありません。

そのため、長く働き続けたいと思った場合はその時々に合わせて新しいスキルを身に着けたり、需要の高い言語を習得したりと、時代と流れに乗るための努力は必要と言えます。

自由に副業ができる

副業禁止、となっている会社もある一方で、そのような制約なく好きなことができるのはフリーランスの大きなメリットの一つです。

副業としてアプリ開発をやってみたり、あるいは全く異なる仕事と併行して行う事もできます。

仕事量を調整することで家事や育児と両立させることも不可能ではありません。フリーランスプログラマ・システムエンジニアは、パソコンがあれば在宅で仕事が出来るケースが多いため、家庭と仕事を両立させたい女性にも適した仕事でしょう。

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働く時間・場所にとらわれない

パソコン一つあれば仕事ができるフリーランスは、働く時間や場所も自由度を持って決定することができます。オンラインで仕事が完了するようにすれば、地方や海外に住みながら仕事をすることもできます。

また、作業時間についても自分で決められ、会社員のようにオフィスに出勤する必要もありません。通勤時間などをカットすることができるため、朝早くから昼過ぎまで仕事を行い、午後は趣味に費やす、といった生活も可能です。

フリーランスプログラマ・システムエンジニアとして独立するデメリット

高い自由度といったメリットがある一方で、デメリットももちろんあります。自由や高い収入だけを求めてフリーランスになってしまうと、後で後悔することもあり得るため、注意が必要です。

  • 収入面が不安定になりやすい
  • 企業の福利厚生が受けられない
  • 自己管理が必要
  • 事務作業も自分で行う

収入面が不安定になりやすい

フリーランスは会社員のように給与が保証されているわけではありません。仕事がたくさんあれば収入が増え、なければ減ります。

額面としては高い収入を得ていた場合でも、そこから保険料や年金、税金などは自分で支払う必要があります。得た報酬全てが収入になるわけではない点も理解しておきましょう。

また、変化が常にあるIT業界では数年前に最新とされた技術がすでに旧世代の技術として扱われることも起こりえます。つまり、せっかく身につけたスキルが使えない(仕事に繋がらない)可能性もあるため、将来を見据えた営業戦略は必要です。

企業の福利厚生が受けられない

企業が提供する保険への加入や娯楽施設の利用など、福利厚生が受けられない点も注意しておくべき点です。

有給休暇もないため、体調不良や旅行などで仕事を休みたい場合、その間は無給となる可能性も考慮しておく必要があります。

自己管理が必要

決められた就業時間や仕事など、企業のルールに縛られない一方で、徹底した自己管理が求められることも理解しておきましょう。

スケジュール管理を怠り、納期に遅延してしまうと顧客からの信頼を失うことにもなりかねません。また、体調を崩して仕事ができない状態になったとしても、組織のようにカバーしてくれる人がいないため、体調管理も仕事の一つとして行う必要があります。

事務作業も自分で行う

クライアントとの交渉、契約内容の確認、書類や請求書の作成など、仕事に関するものは事務作業も含めて全て自分で行う必要があります。

会計・経理関係を管理できるWebサービスや文書管理システムなどを活用することでそれらに割く労力を削減することができるでしょう。しかし、細かな事務作業が苦手、純粋にプログラミングだけをしたい、という方にとってはフリーランスとして働くと苦労する点が増えてしまう可能性があります。

未経験からフリーランスを目指すには

フリーランスプログラマ・システムエンジニアになるための方法として、企業で一定期間働いて経験を積んだ後に独立する、という方法が一般的ですが、未経験者からフリーランスを目指すケースもあります。

繰り返しになりますが、フリーランスは実力と実績が大変重要です。そのため、未経験がフリーランスとして一定の収入を得るためには、独立時点でライバルと勝負ができるスキルを身に着けていることが条件になります。

プログラミングスクールでスキルを習得

プログラミングは書籍やオンラインサービスなどを利用して独学でも行えますが、短期間でより確実にスキルを身につけたいのであればプログラミングスクールに通うことがおすすめです。

スクールでは、未経験者にとって学習が進めやすいカリキュラムやテキストが用意されており、またわからないことを質問できる環境も整っています。

プログラミングスクールでは、フリーランスサポートを行っている所もあります。フリーランスとしてどのようなスキルを身につけるべきか、習得するプログラミング言語や案件のとり方などのアドバイスももらえるため、一人では不安という方におすすめです。

関連記事:【初心者OK】社会人におすすめ プログラミング教室 15校比較

さいごに

フリーランスは、自分自身の能力で勝負をしなければいけないため、誰にでもできることではありません。

しかし、適切に準備を行い、独立後もスキルアップや実績を着実に積み重ねていくことで安定した収入だけでなく、仕事へのやりがいやプライベートの充実も手に入れることができるでしょう。

この記事で紹介した単価はあくまで目安になるため、これからフリーランスになる人やフリーランスとして独立したばかりの人は、より高い案件が受注できるように毎日少しずつでも努力していきましょう。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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