「20代で転職するのは厳しい?」
「20代で初めて転職するので不安」
このような悩みをお持ちですか?
20代での転職は、その後の人生を大きく左右する重要な決断である一方、人生初の転職でわからないことも多いはずです。
そこで本記事では、20代で転職をする方向けに、初めて転職する前に知っておくべきことを紹介。事前に考えることや注意すべきこと、おすすめの業界などを解説します。
この記事をご覧頂ければ、転職の手順がわかり、20代の転職で理解すべきことが分かるようになります。ぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
20代の転職で事前に考えるべきこと
20代の転職において、事前に考えることはおもに3つです。
- 自分が人生や仕事で重視する価値観について考える
- 今の自分の状況を見つめ直す
- 本当に転職がベストなのか考える
転職は人生における重要な決断なので、焦らずじっくりと考えた上で動きましょう。
自分が人生や仕事で重視する価値観について考える
転職を考え始めたら、まずは自分が人生において、仕事において、何を重視しているかを客観的に分析することをオススメします。
当たり前のことですが、自分が仕事に求めるものがお金なのか、経験なのか、ワークライフバランスなのか、それによって転職の行方も変わってきます。
もしかしたら、あなたの求めるものは今の会社にいても手に入るかもしれません。
新卒の就職活動をした時はお金を重視していたけど、実際に働いてみたらお金よりもやりがいが重視するようになるなど、時間の経過とともに変化もあるでしょう。
転職を考え始めたら一度じっくり考えるいい機会です。
今の自分の状況を見つめ直す
自分が重視する価値観を整理したら、今度は今の自分の状況について見つめ直しましょう。
転職を望むということは、自分が求める姿と今の仕事にギャップがあり、それを解消したいと思っているはずです。
そのギャップが何なのかを明確にしないまま転職をしても悩みは解決しないかもしれません。
今の自分の状況を見つめ直し、そのギャップをはっきりさせた上で転職活動を開始しましょう。
人は今の環境で得られているものに気づかず、隣の芝は青く見えるものです。
今の仕事は不満ばかりで、他の仕事は良いところばかりが目立つかもしれません。
しかし、きちんと今の状況を分析すれば、今の職場にも良いところが見つかることも。
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本当に転職がベストなのか考える
転職を考え出すと、転職先では全て上手く行くような気がして、早く転職したいと思うようになり、今の職場に不満があればその傾向はより強くなりがちです。
しかし、自分の抱いている不満は、転職したからといって必ずしも無くなるとは限りません。
今の職場で抱いている不満は、実は職場の問題ではなく自分の問題で、転職しても結局同じことで悩むというのはよく聞く話です。
転職は人生における重要な決断なので、転職がベストな決断かどうか、じっくりと考えた上で動きましょう。
転職の基本についておさらい
ここでは、転職における基礎知識についておさらいします。
- 転職時の手順・流れ
- 転職にかかる期間
- 転職サービス毎の違い
転職時の手順・流れ
まず、転職活動を始めるにあたって、基本的な流れは以下の通りです。
- 転職サービスへ登録
- 書類の作成・提出
- 面接
- 内定・内定承諾
- 退職手続
それぞれ、見ていきましょう
①転職サービスへ登録
転職をすることに決めたら、転職サイトや転職エージェントに登録するのが一般的です。
そういったサービスを使わず転職することも可能ですが、うまく利用した方がチャンスは間違いなく広がります。
順番としては次の「②書類の作成・提出」が先でもかまいません。
ただし、初めてで書類の書き方がわからない方は、キャリアカウンセラーと相談しながら書類を作成すればいいので、先に転職サービスに登録すべきです。
サイト登録時に履歴書や職務経歴書の提出を求められる場合もありますが、これらは「まだ準備できていない」と伝えれば問題はありません。
転職エージェントは転職意思が固まっていなくても、そもそも転職すべきかどうかという相談にものってくれる場合も。
転職を考え始めたら、まずキャリアカウンセラーに相談してみるのも1つの手です。
費用がかからないところがほとんどですので、気軽に利用してみましょう。
②書類の作成・提出
転職にあたって必要な書類はいくつかありますが、履歴書や職務経歴書はほとんど必須。
履歴書は学歴、職歴等の自分の経歴を簡単にまとめる書類です。
職務経歴書は自分の過去の仕事における経験を書く書類で、「自分はこんな経験をしてきた」「過去に仕事でこんな成果を出してきた」などを書きます。
どんな内容を書いていいかわからない場合は、転職エージェントに相談すると記載例などを提供してくれるので、それを参考にしてみるのもいいでしょう。
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③面接
書類選考が通過すればいよいよ面接です。
面接は平均2〜3回行われます。面接に進むとやり直しがきかないので、しっかり準備をしてのぞみましょう。
企業によっては筆記試験等で能力を判定するところもあります。
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④内定・内定承諾
選考を通過すれば、企業から内定をもらえます。
内定時に提示された条件に納得したら内定承諾をし、基本的にこれで入社が確定。
内定を提示されてから承諾可否の意思表示をするまでの期限は、数週間から長くて1ヶ月程度が上限になることが多いです。
複数の企業を受けている場合は、他の企業の結果が出るまでに内定承諾を連絡すべきケースも。面接のタイミングは気をつける必要があります。
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⑤退職手続
内定承諾をしたら、転職するにあたって現在の職場での退職手続きを進める必要があります。
法的には、最低2週間前に退職の意思表示をすればOK。しかし、会社のルールで1ヶ月前までに意思表示することが求められる場合もあります。
業務の引き継ぎがあるなら、転職が決まったらなるべく早く会社にその旨を伝えましょう。
転職にかかる期間
転職にかかる期間は人によってかなり異なるものの、3ヶ月前後かかるのが一般的です。
転職先を明確に決めていて短期集中で転職活動をする方もいれば、比較的長期間をかけて色々な企業を受けてみる方もいます。
面接を毎週1回受けるとすると3回面接があるとすれば3週間を要します。
準備の時間を考えると週に受けられる回数にも限界はあるので、複数の会社を受けるとなると面接だけで数ヶ月かかることも少なくありません。
内定承諾をしてから会社に退職の意思表示をして、そこから引き継ぎをして退職するまでに1ヶ月程度かかる可能性があります。
それらを加味すると最低でも3ヶ月はかかると思っておいた方が良いでしょう。
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転職サービス毎の違い
世の中には色々な転職サービスがあり、どんなサービスを使うべきなのか迷ってしまったり、サービスごとの違いが分かりにくいでしょう。
以下で、転職サービスごとの違いを簡単にご紹介します。
- 求人情報(転職情報)サイト
- 転職エージェント
- スカウトサービス
- 転職クチコミサイト
- その他
①求人情報(転職情報)サイト
大手の求人情報サイトとしては、リクナビNEXTやDODAが有名です。
企業(求人側・採用側)は、広告費を払って求人情報サイトに求人情報を掲載し、ユーザー(転職希望者)はサイトを利用して求人情報を検索し応募する仕組みです。
転職希望者は、膨大な求人情報を自由に見ることができるので、幅広く求人情報を収集したい方にオススメです。
転職意思がそこまで強くない段階で登録だけしておいて、気になった求人があったら問い合わせてみるというような使い方もできます。
情報量が多いのはメリットである一方で、情報量が多すぎてなかなか自分の求める求人を見つけられないというデメリットもあります。
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②転職エージェント
転職エージェントは、企業とユーザー(転職希望者)の間にエージェント企業のキャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)が入り、マッチングをしてくれるサービスです。
大手では、リクナビエージェント、マイナビエージェントなどが有名。
キャリアカウンセラーは自分にあった求人の紹介だけでなく、必要な書類の書き方や面接対策、さらには内定後のフォローまでサポートしてくれるところも多いです。
手数料は企業からもらうので、ほとんどの場合ユーザーはお金がかかりません。
また、ユーザーは無料でキャリアカウンセラーの転職コンサルタントを利用でき、転職のプロであるコンサルタントからの様々なアドバイスやサポートを受けられます。
転職希望者にとっては、メリットの大きいサービスです。
デメリットとしては、担当のキャリアカウンセラーの能力に左右される可能性があります。
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③スカウトサービス
スカウトサービスでは、転職希望者がサイト上に情報を登録し、スカウトサービス上に情報を公開します(匿名の場合が多い)。
求人企業はそれらの情報を見て、転職希望者にスカウトに連絡し、そこから実際の面接などに繋がります。
スカウトサービスは、求人情報サイトや転職エージェントなどのサービスと一体となっているものも多いです。
④転職クチコミサイト
転職クチコミサイトは、企業で実際に働いたことがある人のレビューや評価をまとめたサイトで、転職会議やOpenWorkなどが有名です。
企業からの情報ではなく、実際にそこで働いていた従業員の会社に対する評判を見ることができるので、転職先を選ぶ上で非常に役に立ちます。
転職しようと思っている企業が「ブラック」かどうかも見極められるかもしれません。
ただし、あくまでクチコミなので、その人の主観である以上、すべての情報が客観的に正しいわけではないということには注意です。
⑤その他
上記以外にもヘッドハンターやビジネスSNSなど色々なサービスがあります。
初めての転職であれば、まずは転職エージェントで気軽に色々話してみるのがおすすめです。
20代の転職における特徴
ここでは、20代の転職における特徴を3つのポイントで紹介していきます。
- 第二新卒という選択肢
- 最適な転職タイミングとは
- 20代前半で見られるポイント
- 20代後半で見られるポイント
第二新卒という選択肢
20代で転職を考えている人は、勤続年数によっては第二新卒のくくりになるでしょう。
第二新卒に明確な定義はないものの、新卒入社後3年以内の人を指すことが多いようです。
近年は新卒での就職売り手市場で、企業が十分な人員を採用することができず、第二新卒についても積極的に採用を進めているところも多いです。
第二新卒は社会人経験があるという点は評価しつつも、職務経験や具体的な業務スキルではなく、やる気や人柄などの人物面、ポテンシャル面を評価して採用することが多いです。
新卒で入った業界が気に入らなかった場合なども、未経験から転職できます。
こうした、第二新卒での転職は求人情報としても特別な枠を設けていることも多いので、就職してから2〜3年以内の方は第二新卒での転職を検討してみる価値はあります。
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最適な転職タイミングとは
20代で転職を考え出す頃は、転職のタイミングはとても気になるものです。
一般的に3年間は働いた方がいいとか、転職するなら若い内がいいなどといわれます。しかし、最適なタイミングというのは、人によって異なるでしょう。
例えば、第二新卒で転職するなら、新卒入社後3年以内を目安に転職をする必要があります。
また、第二新卒でなくても、年齢が若ければポテンシャル面を評価して積極的に採用してくれる会社もあります。
あるいは、そもそも募集に年齢制限を設けている場合もあります。
一方で、同業への転職についてはある程度今の会社で経験を積んだ方が有利になる場合や、リーダー経験やマネジメント経験が転職において評価される場合も。
また、あまりに短期間で転職を繰り返しているような方は、転職時に不利な場合もあるので注意が必要です。
自分の年齢、職務経験と転職したい企業が求めるものを分析した上で考えなければなりません。
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20代前半で見られるポイント
20代前半での転職は、第二新卒での転職のように業務の経験というよりは、人物面やポテンシャル面が重視される傾向にあります。
未経験者を対象とした求人も非常に多いので、自分の可能性を制限せず、やりたい業界にチャレンジするチャンスがあります。
逆にいうと、2〜3年での職務経験では高く評価されないことも。
若さを評価されるうちに転職をするか、もう少し今の会社にいて転職時に評価されるだけの経験を積むかを慎重に考える必要がありそうです。
転職を急いでいない場合でも転職サイトに登録して、世の中にどんな求人が出回っているのかに目を通しておくことで、今後自分のキャリアの戦略が練りやすくなります。
実際に転職するとなると、2〜3年の職務経歴書に書けることも多くないので、面接でいかにアピールするかが重要です。
20代後半で見られるポイント
20代後半での転職は、20代前半と比較すれば社会経験も評価の対象になりやすいです。
これまでに仕事でどんな経験をしてきたかを聞かれたり、チームマネジメント経験が有利に働いたりする場合も多いです。
必ずしも、仕事で大きな成果を出している必要はありません。
ただし、これまでの仕事の経験について職務経歴書にきちんと記載することや、面接でしっかり話せるように準備する必要があります。
業界内でのステップアップを狙うのであれば、転職時にどのような経験が評価されるのかを研究し、計画的にキャリアを積むことが重要になるでしょう。
一方で、20代は社会人としてまだまだ若手であり、未経験の採用も多いことから他業種へ転職するチャンスもまだまだあります。
30代に入ると他業種へ転職する機会が減るので、大きくキャリアチェンジを狙うのであれば20代後半はラストチャンスになる可能性もあります。
もし、本当にやりたいことが他にあるのであれば思い切って自分の行きたい業界への転職にチャレンジする価値はあります。
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20代の転職で気になる疑問
ここでは、20代の転職においてよく聞かれる6つの疑問についてお答えします。
- 1社目は3年間は勤めたほうが良い?
- 転職回数は多すぎない方がいい?
- 20代なら異業種・未経験でも転職できる?
- 転職すると給料は下がる?
- 転職サイトと転職エージェントってどっちがいいの?
- 女性と男性の転職の違いとは?
1社目は3年間は勤めたほうが良い?
入社3年間は頑張ってやりきったほうがいい、というのはよく耳にする言葉です。
確かに、どんな仕事も3年程度は腰を据えてやってみないと、その仕事の本質が見えてこないという面もあるでしょう。
一方で、転職においては、若さが高く評価されるというのも決して無視できない事実。
どうしても嫌な仕事を無理に3年間こなすぐらいなら、若いうちに転職してしまった方がいいという場合もあります。
3年以内に転職をする場合も、なぜ自分が短期間で今の仕事を辞めようと思っているのか、理由をきちんと説明できることが重要です。
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転職回数は多すぎない方がいい?
転職回数があまりに多いと、転職において不利に働く場合も少なくありません。
「うちの会社に入ってもすぐに辞めてしまうかも?」とか「つらい仕事からすぐ逃げてしまうかも?」という懸念を持たれることもあるでしょう。
もっとも、転職回数に上限はありません。ただし、20代で2回以上転職経験がある場合、次の転職には慎重になった方がいい可能性も。
転職経験が多い方は、理由を聞かれる可能性が高いので、ネガティブな印象をもたれないようにきちんと説明できるように準備する必要があるでしょう。
また、あまりにも短期に転職したくなる方は、真剣にその理由を考えてください。
短期に転職を繰り返しているということは、過去の転職が上手くいっていなかった可能性が高いので、その原因をきちんと分析しましょう。
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20代なら異業種・未経験でも転職できる?
業種にもよりますが、20代の転職では異業種への転職、未経験での転職もしやすいです。
もちろん、国家資格が必要な職種や特別専門性の高い職種については例外。
20代を対象とした求人では、必ずしも経験者を対象としておらず、未経験者でも積極的に採用している企業も多いです。
こうした求人は年齢とともに減少し、30代を対象とした求人では即戦力になる経験者を対象とした募集が多くなります。
他の業界や職種へチャレンジしたい場合は、20代のうちに転職する方が可能性は広がります。
とはいえ全ての求人で未経験がOKなわけではないので、気になる業界・職種について未経験での転職が可能かはキャリアカウンセラーに相談してみるといいでしょう。
場合によっては、希望する業界に入るために一旦別の企業で経験を付けてから段階的に転職するという選択もありえます。
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転職すると給料は下がる?
転職すると給料が上がるのか下がるのかは、転職において非常に気になるポイントです。
これは、転職の仕方によって大きく変わってきます。
20代の転職では異業種への転職のチャンスもあるため、業界を超えた転職では、そもそも平均給与の額も変わります。
そうなると、場合によっては下がる可能性もあるでしょう。
平均年収の高い業界を目指せば給料が上がる可能性もありますし、給料を下げてでもやりたい業界に転職するという選択も。
また、同業他社への転職であれば、高い給料を求めてステップアップを狙える場合もあります。
20代での転職は、選べる選択肢が多いです。
お金を重視するのか、やりがいを重視するのか、ワークライフバランスを重視するのかなど、自分の求めるものによって様々なチャンスがあります。
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転職サイトと転職エージェントってどっちがいいの?
転職サイトと転職エージェントは、結局どちらを使うべきでしょうか。
結論から言えば、どちらも一長一短あるものの、転職エージェントを利用するメリットの方が多いかもしれません。
転職サイトは、自分のペースで数多くの求人を閲覧できるので気軽に利用できます。
一方で転職エージェントに登録すると、キャリアカウンセラーから「ではまず面談しましょう」という連絡が届きます。
まだそこまで転職意欲が高くない方にとっては、ハードルが高いように感じるでしょう。
しかし、キャリアカウンセラーは「そもそも今転職すべきなのか迷っている」とか「数年後に転職したいけど今何をすべきなのか」という相談も受けてくれます。
少しでも転職意思があるのであれば、早めに相談して損はありません。
何より、キャリアカウンセラーは毎年何十人という転職者の相談にのっている転職のプロフェッショナル。
一人で悩むより、キャリアカウンセラーに相談した方がいいと言えます。
女性と男性の転職の違いとは?
男女の転職に極端な違いはありません。しかし、女性の方が出産や育児などのライフイベントの影響を受ける度合いが大きいでしょう。
特に出産時は一定期間は仕事を休まざるを得ないので、出産を考えている方は転職のタイミングには注意する必要があります。
出産の予定があるのであれば、転職はその前にするのか後でするのかでキャリアの描き方が変わってきます。
転職後に出産するのであれば、転職先が子育てのサポートが充実しているかなどもも気にする必要があるはずです。
20代が転職先を選ぶ上で見極めるべきこと
ここでは、20代が転職先を選ぶ上で見極めるべきことを3つ紹介。
- これから伸びる業界・縮小する業界
- 将来AI・ロボットに奪われる仕事
- 今後必要とされるスキル
これから伸びる業界・縮小する業界
近年は、誰もが知っているような超大企業が経営不振に陥ったり、倒産したりといったニュースも耳にするようになりました。
もはやどんな大企業であっても潰れないという保証はなく、安易にネームバリューで転職先を選ぶことはおすすめできません。
転職先を選ぶ上では、その業界がこれから伸びるのかどうかにも注意する必要があります。
では、将来性のある業界とはどんな業界なのでしょうか。
典型的に伸びている業界といえば、やはりIT業界と言えるでしょう。
世界の企業価値TOP10はアップル、アルファベット(google)、マイクロソフト、アマゾンドットコム、FacebookといったIT企業が名を連ねています。
日本においても、ソフトバンクが日本企業として初めて純利益1兆円を達成して、一時期話題になりました。
IT業界は、短期間で急速に市場を拡大しており、さらに高い利益率を武器にAIやロボットなどの先端技術にもどんどん投資をし、今後も巨大化していくことが予想されます。
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将来AI・ロボットに奪われる仕事
急速にAIが発達する今の世の中を見ると、会社として、業界としての成長性とは別に、職種単位での将来性というのも気にする必要がありそうです。
オックスフォード大学でAI研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授によれば、今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いそうです。
日本でもAI化、ロボット化によって仕事が機械に奪われていくことが予想され、これはもはやSFの世界の話ではなく、現実の話なのです。
20代で選ぶ仕事というのは、これから30年〜40年、平均寿命が伸びればさらに長い期間働くことになるかもしれません。
転職する上で、将来AIやロボットに置き換えられてしまう仕事かどうかを考えるのは重要になってくるでしょう。
ではどんな仕事が無くなっていくかというと、やはり生産性の低い単純作業はAIやロボットに置き換わりやすいと言えるでしょう。
単純作業はどんどん機械に任せてコストカットし、その分生産性の高いスキルを持った優秀な人材には積極的に投資するようになることが予想されます。
そのため生産性の高いスキルを持っているかどうかで、私達の将来は大きく変わってくると言えるでしょう。
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今後必要とされるスキル
これらを考えると、将来性のある業界で、生産性の高いスキルを持って働く人ほど経済的には有利になると考えられます。
その代表例がプログラミングスキルです。
世の中はどんどんIT化され、あらゆる業界がプログラムに置き換わっていくと考えられます。
例えばタクシーや運送業といった自動車を運転する仕事は、近い将来自動運転に置き換えられていくことが予想されます。
最近では高い精度で自動翻訳が行われ、グローバルに仕事が行いやすくなってきました。
あるいは農業はドローンの活用で人手が削減され、FinTechといった技術は金融機関の仕事を奪っていく可能性が高いです。
こうして世の中がどんどんプログラムに置き換わって人の仕事が減る一方で、プログラムを作る側の人材の需要はどんどん高まっていきます。
経済産業省によれば、IT人材の不足は2016年には13.2万人、2020年には36.9万人が不足するという調査結果も出ています。
これからの世の中はあらゆるものがIT化し、プログラム化されていきます。
こうした時代の中で、プログラミングはこれからの世の中で最も求められるスキルであり、一生モノのスキルといえるでしょう。
20代におすすめの転職サイト・転職エージェント
ここでは、20代の転職者におすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介します。
以下の流れで紹介するので、気になるものはぜひ登録してみてください。
- 大手転職エージェント
- 大手転職サイト
- 業界・職種特化型エージェント
- テックキャンプ エンジニア転職
大手転職エージェント
大手転職エージェントは求人数が多いのが特徴です。
とにかく可能性を広げて色々な求人を見てみたい場合は、大手の転職エージェントを利用してみるのも1つの手段です。
一方で、求人数が多すぎてなかなか的を絞った転職ができないということも。職種によっては、特化型のエージェントを利用した方がいい場合もあります。
以下、おすすめの大手転職エージェントです。
大手転職サイト
転職サイトについても、やはり大手は求人数が多いというメリットがあります。
基本的に転職サイト運営者は転職エージェントも運営しているため、転職サイトで見つけた求人にエージェントを使って応募するということも可能。
以下、おすすめの大手転職サイトです。
業界・職種特化型エージェント
特化型のエージェントは、得意領域については大手エージェントよりも、より深く精通していることが強みです。
担当のキャリアカウンセラーも、該当する業界の特徴や対策を熟知しています。
具体的には、経理・総務・法務といった管理部門専門のエージェントや、ベンチャー企業に強い転職エージェントなど。
あるいは、外資系企業に強い転職エージェント、女性専門の転職エージェントなど、各分野に強みのある色々な転職エージェントがあります。
また大手転職エージェント企業が職種別に専門のページを設けている場合もあります。
あるので自分の気になる業界があればその業界を得意とする転職エージェントを探してみるといいでしょう。
- MS-Japan:管理部門・士業の転職に強い
- Good find:ベンチャー・スタートアップ系の転職に強い
- JAC Recruitment:外資系企業の転職に強い
- とらばーゆ:女性の転職に特化
テックキャンプ エンジニア転職
最後に、弊社サービス「テックキャンプ エンジニア転職」について紹介します。
これまで繰り返し書いてきた通り、20代は未経験でも多くの求人があり、これまでのキャリアに囚われずやりたいことにチャンレジできます。
特にIT業界は人手が不足しており、IT人材は売り手市場です。もし今の仕事に満足していないなら、これまでと全く異なる業界・職種への転職を考えてみるのも一つの手段。
テックキャンプ エンジニア転職では、プログラミング未経験からプロのITエンジニアになれる養成サービスを展開しています。
未経験からエンジニア転職を目指す方は、ぜひ無料カウンセリングへの参加をご検討ください。
まとめ:20代の転職はさらなる飛躍のチャンス
いかがでしたでしょうか?
20代での転職はまだまだたくさんの可能性があるので、自分の可能性を狭めることなく、自分が本当にやりたいことにチャレンジするのも良いのではないでしょうか。
初めて転職される方は、しっかりと情報収集をし、ぜひ後悔のない転職をして下さい。
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。