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「長所はコミュニケーション能力」とする自己PRの言い換えや例文を紹介!

更新: 2023.08.23

コミュニケーション能力には自信がある
就職活動ではコミュ力の高さをうまくアピールしたい
『長所はコミュ力』を自己PRでうまく伝える方法を教えてほしい

長所のコミュニケーション能力を就職に活かしたいと考える就活生は多いでしょう。

実際、就職活動ではいかに自分をうまくアピールするかが重要ですから、面接官に伝わる形で長所をアピールしたいところです。

そこで本記事では、就職・転職を控える方向けに「長所はコミュニケーション能力」とする自己PRの考え方として、言い換えや例文などを紹介します。

そもそも「コミュニケーション能力」とは?

コミュニケーション能力とは、そもそもどんな能力なのでしょうか。

日本コミュニケーション能力認定協会によれば、コミュニケーション能力とは、人と意思疎通するための力。さらに突き詰めると「人と理解しあうための力」と定義しています。

コミュニケーション能力を構成する要素としては、おもに以下があります。

  • 話す力(対話力)
  • 聞く力(傾聴力)
  • 書く力(文章力)
  • 読解力・非言語コミュニケーション(言葉以外の手段で伝える能力)
  • 共感力

「おしゃべりな人やトーク力がある人=コミュニケーション能力が高い」というイメージを持つ方もいるかもしれません。

しかし実際は間違いで、コミュニケーション能力を構成する要素は、上記の通りさまざま。

これらの複数要素をうまく組み合わせ、巧みに利用して人間関係を構築できる人こそが、コミュニケーション能力が高い人なのです。

日常生活を送る上で、人と関わらずして生きていくことはできません。「自分は1人でも生きていける」と思っていても、実際はどんな物事にも人の手は少なからず介在しています。

コミュニケーション能力は、生きる上で必要不可欠な能力といっても過言ではありません。

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「長所はコミュニケーション能力」とする自己PRの4つの考え方

就職活動でコミュニケーション能力をアピールする際の4つの考え方を紹介します。

  • 結論から伝える
  • 伝わりやすい表現に言い換える
  • 具体的なエピソードを盛り込む
  • どのように仕事に活かせるか伝える

結論をはじめに伝える

何かを伝える際、結論からはじめると相手に伝わりやすいです。これはコミュニケーション能力を自己PRで長所としてアピールする際も有効。

エントリーシートなどの応募書類と面接の両面において役立つでしょう。

ここで参考にしてほしいのが、「PREP法」というフレームワークです。

PREPとは、以下の4つの頭文字を取ったもの。

  • Point:結論
  • Reason:理由
  • Example:事例
  • Point:結論

上記の4つに当てはめて文章を考えると、話が伝わりやすくなるでしょう。

例えば、初めに「私の強みは顧客の潜在ニーズを引き出すことです」と伝えます。続いてその強みが鍛えられた理由および根拠となる事例を提示。

最後に改めて顧客の潜在ニーズがアピールポイントであることを話すと、相手に説得力もって、伝えたいことを伝えられるようになります。

PREP法の詳細は「わかりやすい文章構成にはPREP法がおすすめ!伝わる文章の書き方も解説」で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

伝わりやすい表現に言い換える

「コミュニケーション能力」をもっと相手に伝わりやすい表現に変えましょう。

なぜなら採用側としては「コミュ力が高い」は抽象的であり、同じような自己PRを何度も見ているから。言い換えによるアピールはマストです。

例えば「話を聞くのが得意」に言い換えると、以下の通り。

「会話を通して相手が本当に思っていることを引き出せる」
「言いづらいことをざっくばらんに話せる空気が作れる」

また「伝えるのが得意」に言い換えると、以下の通り。

「話を論理的に誰にでもわかりやすく伝えられる」
「思いや情熱を言語化できる」

このように、「コミュニケーション能力」から一歩踏みこみ、より掘り下げてあなたの強みを伝えましょう。

具体的なエピソードを盛り込む

自己PRでは、具体的なエピソードがないと説得力に欠けます。

日常生活のエピソードの中で、コミュニケーション能力の高さをアピールできるポイントを探してみましょう。

これはエ応募書類でコミュニケーション能力をアピールする際にも有効。

書類は時間を取って読みますから、あなたの魅力を簡潔かつ具体的に説明してください。

前職でのエピソードを盛り込む

転職活動でコミュニケーション能力をアピールするなら、前職で評価されたポイントと関連付けて説明しましょう。例えば以下の通り。

  • クライアントから伝えたいことをよく汲み取ってくれる
  • 理想を反映したサービスを提供してくれた

ニーズを聞き出す能力」は、ビジネスコミュニケーションで重要視されます。

仕事以外でのエピソードも探す

企業が求めるコミュニケーション能力は、仕事以外で発揮されることもあります。

例えば以下の通り。

  • 社会人サークルでメンバーと連絡を取りながらイベントを開催した
  • 学生時代に就活の意見交換の場を幹事として取りまとめた

学生時代の文化祭や社会人サークルでのイベント運営の経験があれば、企業においてもコミュニケーションを円滑に行えるアピールになるでしょう。

周囲の人に自分のコミュニケーション上の強みを尋ねるのもおすすめ。

どのように仕事に活かせるか伝える

コミュニケーション能力を仕事でどのように活かせるかも伝えましょう。

すると企業はあなたが会社で働いているイメージを持てます。実際の業務は入社後にしかわからない面も多く、「役に立ちたい」という意欲を示すことも可能です。

例えば、前職でクライアントから「話をよく汲み取ってくれて、言う前にこちらが求めていることを提案してくれた」と評価されたことを伝えます。

そして「貴社でもお客様の言葉に耳を傾け、気持ちに寄り添いながら、お悩みを解決できるようにサービスを提供して参ります」と締めるとうまく話がつながります。

「長所はコミュニケーション能力」をアピールする例文

コミュニケーション能力を長所としてアピールする例文を紹介します。

レストランのスタッフとして、お客様の対応や案内をを担当していました。店内が混み合いますと、どうしてもお客様をお待たせしてしまうことがあります。そのような場合には、席にご案内してからも積極的なお声掛けを心がけました。

オーダーの傾向や召し上がった感想を伺って、お客様のニーズに合った提案も行いました。その結果、「おいしいごはんと快適なサービスが楽しめたよ」といっていただき、常連になっていただけました。

貴社でも相手の要望に答える誠実な対応で、お客様の信頼を獲得したいです。

このように、まずアピールしたいポイントを書き、次に実際のエピソードを盛り込み、アピールポイントの根拠とします。最後は、入社後のイメージが持てるような文で締めます。

面接でコミュニケーション能力をアピールするポイント

書類ではうまくアピールできたとしても、面接で「実際会ってみたらコミュニケーション能力はさほど高くないな…」と思われるのは避けたいです。

そこで本章では、面接でコミュニケーション能力をアピールするポイントを3つ紹介。

  • 笑顔は最大の武器
  • 質問の意図を正しく汲み取る
  • 質問の答えを分かりやすく伝える

笑顔は最大の武器

面接では、好感が持てる笑顔は最大の武器。

気持ちの良い笑顔でやりとりができると、採用担当者は書類の内容だけではなく、実際に人当たりのよい方なのだと理解してもらえるはずです。

緊張で表情が固くなるのは仕方がありません。その中で自然な笑顔を相手に向けられるように、模擬面接などを通して練習しておきましょう。

質問の意図を正しく汲み取る

面接官は「受け取る力」と「伝える力」を重要視しています。

まず、面接での「受け取る力」とは、「質問の意図を正しく理解すること」です。

自分をアピールしようとすると、自分に意識が向きがちです。そうすると、面接官が意図することを正しく理解できなくなり、受け答えがちぐはぐになる場合も。

質問の意図を汲んで、面接官が求める答えを冷静に導き出す必要があります。

質問の答えを分かりやすく伝える

面接での「伝える力」とは、「質問に対して的確に答えること」です。

面接官は、質問に答えてもらう際、PREP法のように構造的に物事を説明できるかを見ています。

面接対策をする場合は、周囲の人にも答え方を聞いてもらい、論理的に説明できているかを客観的に判断してもらいましょう。

あなたと面接官とのコミュニケーションの場」であることを忘れないように。

「長所はコミュニケーション能力」を深掘りして伝えよう

就職・転職を控える方向けに「長所はコミュニケーション能力」とする自己PRの考え方として、言い換えや例文などを紹介しました。

コミュニケーション能力を転職・就職でアピールするのは間違いではありません。問題なのは、「漠然としたアピール」に留まることです。

「コミュニケーション能力の高さ」は誰もが書きそうな強みなので、いかに深掘りして具体的に伝えられるかが鍵となります。

また、エントリーシートでアピールするだけでなく、面接でも面接官の話を「まず聴く姿勢」を心がけ、面接官が聞きたいことを的確に答えられるように工夫しましょう。

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フリーランスのWebライターです。小学生の娘と一緒にプログラミングを学習中です。テックキャンプブログではITの最先端を学びつつ記事を書いています。

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