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ノンバーバルコミュニケーションの意味や具体例をわかりやすく解説

作成: 2019.07.02 更新: 2019.07.01

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ノンバーバルコミュニケーションという言葉をご存知でしょうか。

他者とのコミュニケーションを取る上では、話している内容だけでなく、話し方や表情、ジェスチャーなども重要な意味を持ち、それらの言葉以外を通して行うコミュニケーションのことをノンバーバルコミュニケーションと言います。

この記事では、ノンバーバルコミュニケーションの効果や具体例を解説します。

ノンバーバルコミュニケーションとは

バーバル(英:Verbal)とは「言語」という意味を持ちます。

ノンバーバルコミュニケーション(Non-Verbal Communication)とは「非言語コミュニケーション」と訳される言葉です。

コミュニケーションには、「バーバルコミュニケーション」「ノンバーバルコミュニケーション」と呼ばれるの二つの方法があり、それぞれ以下のようなものを指します。

・バーバルコミュニケーション(言語的コミュニケーション)
「言語」を用いたコミュニケーション。ノンバーバルコミュニケーションと違い、文法を用いて行う。対面でのコミュニケーションだけでなく手紙やメールもバーバルコミュニケーションの一つ。

・ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)
表情や声のトーン、ジェスチャーなどの「言語」以外の情報を用いたコミュニケーション。人間の五感によって「感じる」コミュニケーション方法であり、第一印象も大きく影響すると言われている。

「メラビアンの法則」ではコミュニケーションの93%を占める

以前「人は見た目が9割」という本が出版され、大きな話題を読んだように、私達はコミュニケーションを取る上で言葉以外の要素から多くのことを読み取ります。

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1970年代に行った実験によると、「話し手」が「聞き手」に与える印象の中で、話している言葉そのものが影響している部分は全体のわずか7%であり、その他93%はノンバーバル(非言語)の要素であるということでした。(メラビアンの法則)

・視覚情報…見た目、身だしなみ、表情(視線)など…55%
・聴覚情報…声の質・大きさ・速さ(テンポ)…38%
・言語情報…話す言葉そのものの意味…7%

つまり、ビジネスや日々の生活において円滑なコミュニケーションを取るためには、話す内容はもちろん、それ以上に「視線」や「話し方」なども重要であることが言えます。

ノンバーバルコミュニケーションの具体例

同じ内容のことを話しているのに、Aさんが言うよりもBさんが言ったほうが説得力がある、聞きやすい、といった経験はないでしょうか。

それはもしかしたらAさんよりもBさんのほうが優れた「ノンバーバルコミュニケーション力」を持っていたのかもしれません。

では、具体的に「ノンバーバルコミュニケーション」とはどのようなものであるかを確認していきます。

声について

実際に「声が怖い」「喜んでいるのが声でわかる」といった表現もあります。

「声」は会話の中で時に言葉以上の意味を持ち、その変化を私達は無意識レベルで詳細まで感じることができます。

例えば、声の質や声色で「喜んでいる」「興奮している」という相手の精神状態を読み取ることができます。

あるいはいきなり声の大きさやトーンが変わると「今から大事なことを話そうとしている」と会話の流れを予想したりもします。

話すスピードも重要な要素です。早口に話していることで「興奮している」と読み取ったり、言葉と言葉の「間」を微妙に変えるだけで、同じ内容でもまた違った印象を与えることが出来ます。

動作について

旅先で現地の人と身振り手振りで会話したことがある、という経験はありませんか。

動作は言葉が通じない相手とコミュニケーションに取るだけなく、「言葉」と「動作」を適切に組み合わせることでより相手に詳細な情報・印象を与えることができます。

例えば、大きなことを説明する時に腕を大きく広げたり、「あそこ」という言葉を使う時にその方向を指で示したりと、私達は日々無意識レベルで言葉に合わせたジェスチャーを取っています。

聞き手の場合、話の合間でうなずいたり相槌を打つことで、話を聞いていること・理解していることを話し手に伝えたり、腕を組みながら聞いていると話を聞きながら考えているような印象を与えることが出来ます。

動作には「姿勢」も含まれ、肘をついたり椅子にのけぞった姿勢は「だらしない」「不誠実」な印象を与え、背筋をピンと伸ばした姿勢は「真面目」で「真剣」な印象を与えるのです。

顔について

顔の表情はその人の感情が見えやすいところであり、相手の表情を見ながら会話をしたい人の中には声だけで会話する電話が苦手、という人もいます。

黙っているのに「幸せそう」「怒っていそう」といった相手の感情を読み取ることが出来るように、私達の顔には20種類以上の表情筋があり、それらによって作られる表情は60種類以上あるとも言われています。

アイコンタクトという言葉があるように、顔の中でも「目」は特に重要な役割を持っており、視線や目の大きさ(例:驚いている時に目を見開く)で話している人・聞いている人の印象は大きく変わります。

その他

ノンバーバルコミュニケーションには声、動作、顔以外にも様々な要素があり、私達の印象に影響を与えています。

服装

TPOに合わせた服装はよい印象づくりに重要です。

面接や重要な会議の場面などで真面目で誠実なことを印象づけたいなら、男性はジャケットやネクタイなどを着用します。

女性が女子会と男性とのデートで着る服を使い分けるのにも、見る相手に違う印象を与えたいという心理があります。

パーソナルスペース

パーソナルスペースとは相手との物理的な距離のことを指し、人にはそれぞれ快適な他人との距離感があります。

「テリトリー」とも言えるとの範囲を超えて接近してきた相手には不快感を持つこともあり、関係が親密ではない相手とのコミュニケーションにおいては特に注意する必要があります。

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ノンバーバルコミュニケーションで仕事を円滑に進めよう

言葉以外の方法でコミュニケーションを図ることは仕事の場において重要な役割をします。

一つ一つの作業を言葉で説明するよりも、ジェスチャーや声色を変えて説明した方が相手に伝わりやすいこともあります。

次の記事では、ノンバーバルコミュニケーションによって得られる効果や、よりスムーズにコミュニケーションをとるコツを解説。あわせてご覧ください。

ノンバーバルコミュニケーションによって得られる効果と円滑化のコツ

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。