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ノンバーバルコミュニケーションとは?意味やメリット・デメリット、具体例を解説

更新: 2024.03.08

「ノンバーバルコミュニケーションとは?」
「非言語コミュニケーションの意味や例を知りたい」

このように考えていませんか?

他者とのコミュニケーションを取る上では、話している内容だけでなく、話し方や表情、ジェスチャーなども重要な意味を持ちます。そしてこのような言葉以外を通して行うコミュニケーションのことをノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)といいます。

この記事では、ノンバーバルコミュニケーションの意味やメリット・デメリット、具体例などを解説します。ノンバーバル表現やバーバル表現について知り、コミュニケーションスキルを高めたい方はぜひ参考にしてください。

ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)とは

「バーバル(英:Verbal)」とは「言語」という意味を持ちます。

ノンバーバルコミュニケーション(Non-Verbal Communication)とは「非言語コミュニケーション」と訳される言葉です。

コミュニケーションには、「バーバルコミュニケーション」「ノンバーバルコミュニケーション」と呼ばれるの二つの方法があり、それぞれ以下のようなものを指します。

言語以外の情報を用いたコミュニケーションのこと

ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)とは、言語以外の情報を用いたコミュニケーションのことです。具体的な例としては以下のようなものが挙げられます。

  • 表情
  • 声のトーン
  • ジェスチャー
  • スキンシップ
  • 見た目

人間の五感によって「感じる」コミュニケーション方法であり、第一印象にも大きく影響すると言われています。

「メラビアンの法則」ではコミュニケーションの93%を非言語表現が占める

以前「人は見た目が9割」という本が出版され、大きな話題を読んだように、私達はコミュニケーションを取る上で言葉以外の要素から多くのことを読み取ります。

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1970年代に行った実験によると、「話し手」が「聞き手」に与える印象の中で、話している言葉そのものが影響している部分は全体のわずか7%であり、その他93%はノンバーバル(非言語)の要素であるということでした。(メラビアンの法則

・視覚情報:見た目、身だしなみ、表情(視線)など…55%
・聴覚情報:声の質・大きさ・速さ(テンポ)…38%
・言語情報:話す言葉そのものの意味…7%

つまり、ビジネスや日々の生活において円滑なコミュニケーションを取るためには、話す内容はもちろん、それ以上に「視線」や「話し方」なども重要であることが言えます。

バーバルコミュニケーションとは

「バーバルコミュニケーション(言語的コミュニケーション)」とは、言語を用いたコミュニケーションのことです。

ノンバーバルコミュニケーションとの大きな違いは文法を用いて行う点であり、手紙やメールといった対面以外のコミュニケーションも含まれます。

ノンバーバルコミュニケーションを用いるメリット

人との対話の中でノンバーバルコミュニケーションを意識することのメリットについて見ていきましょう。おもに以下のようなメリットがあります。

  • 情報を補完できる:言葉だけでなく身振り手振りや表情などを加えることで、情報をより鮮明かつ具体的に伝えられる
  • 相手に理解してもらいやすくなる:相手に感情や意図をより深く理解してもらえる
  • 相手との関係構築につながる:相手に対する興味や共感も示せるので、信頼関係を築いたり協力関係の促進などにつながる

ノンバーバルコミュニケーションを意識することで、情報を保管したりと理解の向上につながる、また相手との関係構築にも役立つのです。

ノンバーバルコミュニケーションのデメリットとは

メリットがある一方で、ノンバーバルコミュニケーションのデメリットについても言及しましょう。具体的なデメリットとしては、以下のようなものがあります。

  • 不自然な印象を与える可能性:過度に意識すると不自然な動作や表情が出てしまう。これによりコミュニケーションを妨げる可能性がある
  • 誤解を生む可能性:ノンバーバルの意図が相手に伝わっていない場合、内容に関して誤解や認識のそごが生じる可能性がある。文化や個人の背景によって解釈が異なることも
  • 本質や本来の内容を見失う可能性:過度なノンバーバルは本来の対話の目的や内容をぼかし、話の内容が伝わらなくなる可能性も

このように、過度なノンバーバルコミュニケーションは禁物。相手とのコミュニケーションを円滑に行うためには、適切なバランスを保つことが重要です。

ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)の例

同じ内容のことを話しているのに、Aさんが言うよりもBさんが言ったほうが説得力がある、聞きやすい」といった経験はないでしょうか。

それはもしかしたらAさんよりもBさんのほうが優れた「ノンバーバルコミュニケーション力」を持っていたのかもしれません。

では、具体的に「ノンバーバルコミュニケーション」とはどのようなものであるかを以下で確認していきましょう。

  • 声について
  • 動作について
  • 顔について
  • その他

声について

実際に「声が怖い」「喜んでいるのが声でわかる」といった表現もあります。

「声」は会話の中で時に言葉以上の意味を持ち、その変化を私達は無意識レベルで詳細まで感じることができます。

例えば、声の質や声色で「喜んでいる」「興奮している」という相手の精神状態を読み取ることができます。あるいはいきなり声の大きさやトーンが変わると「今から大事なことを話そうとしている」と会話の流れを予想したりもします。

話すスピードも重要な要素です。早口に話していることで「興奮している」と読み取ったり、言葉と言葉の「間」を微妙に変えるだけで、同じ内容でもまた違った印象を与えることが出来ます。

動作について

旅先で現地の人と身振り手振りで会話したことがある、という経験はありませんか。

動作は言葉が通じない相手とコミュニケーションに取るだけなく、「言葉」と「動作」を適切に組み合わせることでより相手に詳細な情報・印象を与えることができます。

例えば、大きなことを説明する時に腕を大きく広げたり、「あそこ」という言葉を使う時にその方向を指で示したりと、私達は日々無意識レベルで言葉に合わせたジェスチャーを取っています。

聞き手の場合、話の合間でうなずいたり相槌を打つことで、話を聞いていること・理解していることを話し手に伝えたり、腕を組みながら聞いていると話を聞きながら考えているような印象を与えることが出来ます。

動作には「姿勢」も含まれ、肘をついたり椅子にのけぞった姿勢は「だらしない」「不誠実」な印象を与え、背筋をピンと伸ばした姿勢は「真面目」で「真剣」な印象を与えるのです。

顔について

顔の表情はその人の感情が見えやすいところであり、相手の表情を見ながら会話をしたい人の中には声だけで会話する電話が苦手、という人もいます。

黙っているのに「幸せそう」「怒っていそう」といった相手の感情を読み取ることが出来るように、私達の顔には20種類以上の表情筋があり、それらによって作られる表情は60種類以上あるとも言われています。

アイコンタクトという言葉があるように、顔の中でも「目」は特に重要な役割を持っており、視線や目の大きさ(例:驚いている時に目を見開く)で話している人・聞いている人の印象は大きく変わります。

その他

ノンバーバルコミュニケーションには声、動作、顔以外にも様々な要素があり、私達の印象に影響を与えています。例えば「服装」と「パーソナルスペース」です。

服装

TPOに合わせた服装はよい印象づくりに重要です。

面接や重要な会議の場面などで真面目で誠実なことを印象づけたいなら、男性はジャケットやネクタイなどを着用します。

女性が女子会と男性とのデートで着る服を使い分けるのにも、見る相手に違う印象を与えたいという心理があります。

パーソナルスペース

パーソナルスペースとは相手との物理的な距離のことを指し、人にはそれぞれ快適な他人との距離感があります。

「テリトリー」とも言えるとの範囲を超えて接近してきた相手には不快感を持つこともあり、関係が親密ではない相手とのコミュニケーションにおいては特に注意する必要があります。

ノンバーバルコミュニケーションで仕事を円滑に進めよう

ノンバーバルコミュニケーションの意味やメリット・デメリット、具体例を解説しました。

言葉以外の方法でコミュニケーションを図ることは、仕事やプライベートを問わず重要な役割を果たします。一つ一つの作業を言葉で説明するよりも、ジェスチャーや声色を変えて説明した方が相手に伝わりやすいこともあるでしょう。

以下の記事では、ノンバーバルコミュニケーションによって得られる効果や、よりスムーズにコミュニケーションをとるコツを解説しています。あわせてご覧ください。

▶️ノンバーバルコミュニケーションによって得られる効果と円滑化のコツ

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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