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ソフトウェアエンジニアとは?年収・将来性・必要なスキルを解説

更新: 2021.08.24

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「ソフトウェアエンジニアはどういった職種なのだろう」
「システムエンジニアやWebエンジニアとはどう違うの?」

このように考えている方に向けて、ソフトウェアエンジニアの仕事内容・年収・将来性などを解説します。また記事後半では、これからソフトウェアエンジニアへの就職・転職を考えている方に向けて、ソフトウェアエンジニアに必要なスキルや、未経験からでも目指せるのか? ということについて紹介します。

ソフトウェアエンジニアに興味のある方、ソフトウェアエンジニアになりたいという方はぜひ参考にしてください。

ソフトウェアエンジニアとは

ソフトウェアエンジニアとはその名の通り、ソフトウェアの開発に携わる職種です。

ソフトウェアを設計・開発

ソフトウェアエンジニアは、スマートフォンやパソコンのアプリケーション・家電や自動車を制御するソフトウェアなどを開発する職種です。

各種機器にどのような機能を持たせるのか、操作画面はどういったものにするかなどを設計し、プログラミンングで実装します。

システムエンジニア(SE)との違い

システムエンジニアはコンピュータシステム開発に携わる職種です。一般的に以下のような工程を担当します。

  • 要件分析・要件定義
  • 外部設計
  • 内部設計
  • テスト

ソフトウェアエンジニアとの違いは、システムエンジニアのほうがより上流の工程を担当する点。

例えば要件分析・要件定義はクライアントへのヒアリングによって行う工程であり、システム開発全体のもととなる重要な工程です。さらに開発プロジェクトチームのマネジメントを担当することも。

一方でソフトウェアエンジニアは基本的に設計やプログラミングなど、システムエンジニアよりも「技術者寄り」の工程を担当します。

Webエンジニアとの違い

WebエンジニアはWebに特化したシステム開発を専門的に行うSEの1つ。WebサイトやWebアプリケーションなど、Web上で操作するシステム開発を主に行います。

またWebエンジニアの中でも大きく以下2つに分類されます。

  • フロントエンドエンジニア:ユーザーからわかる範囲(見た目)の開発に携わる
  • バックエンドエンジニア:ユーザーから見えない範囲(機能)の開発に携わる

Webエンジニアがデザインを除くWeb制作全般の開発に携わる人のことを指す一方で、ソフトウェアエンジニアはWebアプリケーションのみならず、家電や自動車を制御するソフトウェアまで携わるものは多岐に渡ります。

プログラマとの違い

ソフトウェアエンジニアもプログラマも、ソフトウェア開発に携わる点は共通します。

プログラマの中でもソフトウェア開発を行うエンジニアを「ソフトウェアエンジニア」と呼ぶこともあります。

ただしプログラマはあくまでもプログラムを書くのが専門。

一方でソフトウェアエンジニアはプログラマよりも担当する工程が広く、考え方としては「ソフトウェアエンジニア=ソフトウェア開発に携わる人の中でもエンジニア寄りの業務を担当する人」で良いでしょう。

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ソフトウェアエンジニアの年収

これからソフトウェアエンジニアを目指す場合、気になるのが年収でしょう。

IT業界全体の中では高水準

リクナビNEXTTech総研が30代前半エンジニア2180人に対して行ったアンケートによると、ソフト系職種の30歳時点の平均年収は465万円

これはハード系職種(478万円)よりも低い結果でしたが、35歳時点では562万円となハード系職種(553万円)を上回ります。

また30代前半全体のソフト系エンジニアの平均年収は525万円で、IT/通信業界全体の30代の平均年収492万円よりも高い水準です。

職種や業務形態によって差が出る

先述の調査結果によると、ソフト系職種の30歳の最高年収が800万円なのに対し、最低年収は250万円。35歳になると最高年収が1,350万円、最低150万円とその差は1,200万円にまで広がります。

その原因として一つ挙がるのが、業務形態による年収差です。ソフトウェアエンジニアは業務形態によって年収に差が出やすく、例えば業務請負の場合は年収が低い傾向があります。

一方、「自社開発のエンジニアであれば年収が高い」と一概に言えるわけではありません。なぜなら業務形態のほか、開発規模・内容などによっても給与が異なるためです。

海外のエンジニアの年収は高水準

そもそも海外のエンジニアの年収が国内よりも高水準であることも知っておくべきでしょう。

例えば米国労働統計局(BLS)によると、アメリカのエンジニアの年間賃金の中央値は91,010ドル(記事執筆時点で約975万円)とされています。

参照:2020 Engineering Salary Statistics | College of Engineering

なぜここまで年収が高いのかというと、アメリカでエンジニアになるには大学でデータサイエンスを学ぶ必要があるためです。またアメリカは実力主義であり、スキルがあればあるほど年収を上げられるのも影響しています。

アメリカ以外のエンジニアの年収は以下のようになっています。

ソフトウェアエンジニアの現状・将来性

「これからソフトエンジニアを目指しても大丈夫?」「ソフトウェアエンジニアの将来性は?」といった点を解説します。

IT人材不足は今後も続く見通し

国内のIT人材不足は深刻で、この状況は当分続くと見られています。その理由は超後期高齢化社会に突入し産業人口は右肩下がりであるのに対し、目覚ましいIT化が起こっているため。

実際に求人情報で検索すると「未経験可」としているIT系企業の求人も多くあります。

一方、未経験可とされている求人に、知識ゼロの状態で応募しても採用される可能性は低いでしょう。間口を広げるために「未経験可」としていたとしても、実際は即戦力となるエンジニアを求める企業は多数あります。

スキルを高められるかどうかがカギ

将来性のあるソフトウェアエンジニアを目指すために重要なのはスキルの高さです。IT技術の進歩は目覚しく、ソフトウェアエンジニアになった後も、スキルを高めるために努力をしないといけません。

また、コーディングを担当するプログラマは、AIに代替される仕事として挙がることも。

ソフトウェアエンジニアも専門性がないと将来性を高められない可能性があります。

しかし裏を返すと、スキルを高めれば次の項で紹介するような職種への道も開けるでしょう。

ソフトウェアエンジニアのキャリアパス

ソフトウェアエンジニアの将来性を考える上では、代表的なキャリアパスを把握するのも重要です。

プロジェクトリーダー

プロジェクトリーダーはソフトウェアやシステムの開発プロジェクトを管理する職種。

メンバーのアサイン・進捗管理などを行い、次に紹介するプロジェクトマネージャーの補佐的役割を担います。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーはプロジェクト遂行の要となる職種。

プロジェクトリーダーと混同されがちですが、携わる業務がより多岐にわたるのがプロジェクトマネージャーです。開発プロジェクトの予算決定や作業計画の立案などを行います。

プロジェクトマネージャーに関して、詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてください。

プロジェクトマネージャーとは?仕事内容や年収、必要なスキルについて解説

ITコンサルタント

企業の経営課題に対してIT技術を活用した解決策を提案する職種です。

企業へのヒアリングをもとにシステムを最適化したり、新しいシステム開発などの解決策を提案したりします。

ITコンサルタントについては、以下の記事でも解説しているので参考にしてください。

ITコンサルタントになるには?年収から資格、仕事内容まで解説

ITアーキテクト

企業の経営戦略に基づき課題を整理・分析し、最適なシステムを企画・立案する職種です。

システムの設計・開発にも携わる重要なポジションです。

ITスペシャリスト

ITアーキテクトが企画・設計したものを基に、システムの開発・運用・保守をメインに行う職種です。

ソリューション設計では構築や計画を担います。

フリーランスエンジニア

ソフトウェアエンジニアとして開発スキルを高められれば、フリーランスとして独立する道もあります。

一方でフリーランスとして生計を立てるには、開発スキルだけでなく案件を獲得する営業力なども必要です。

ソフトウェアエンジニアに必要なスキル

ソフトウェアエンジニアになるにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。

ITの基礎知識

まず、ベースとしてIT技術者に共通して必要な知識を身につけるべきです。

具体的にはソフトウェア・ハードウェア・データベース・ネットワーク・セキュリティに関する知識が求められます。

コミュニケーションスキル

クライアントへのヒアリングで求められるスキルです。クライアントが求める要件をうまく聞き出せるかが重要です。

プログラミングスキル

ソフトウェアエンジニアに必須のスキルです。

ソフトウェア開発に用いられる言語にはJava・C言語・C++などさまざまなものがあります。

以下の記事で、C言語について詳しく解説していますので参考にしてください。

C言語の特徴やできることをプログラミング初心者向けに解説

ドキュメント作成スキル

システム開発におけるドキュメントには、要件定義書・基本設計書・開発計画書・単体テスト仕様書といったものがあります。

IT技術者であれば必要とされるスキルですが、苦手意識を持つ人が多いのが現状。

例えば設計書にミスがあればプログラム作成やテスト作業といった工程に影響を及ぼすため、しっかり身につけておくべきスキルでしょう。

英語力はあったほうがいい?

ソフトウェアエンジニアをはじめとしたエンジニアを目指す際によく挙がるのが、「エンジニアに英語力は必要か?」という疑問です。

結論は「必須ではないがあったほうがいい」でしょう。

なぜなら一般的に最新技術の情報は英語で出されるため。ITトレンドをキャッチできるエンジニアになるためには、英語力は必要と言えます。

ソフトウェアエンジニアになる方法

ソフトウェアエンジニアになるには、基本的なITスキルを身につけるほかプログラミングスキルの習得も必要です。

未経験でも目指せる

日本には、アメリカのようにエンジニアになるための大学の専攻があるわけではありません。

なので未経験でもスキルさえあればソフトウェアエンジニアを目指せます

ただし、未経験からプログラミングスキルなどを習得するのは容易ではないことを理解しておきましょう。

ITの基礎知識を身につける

IT業界未経験からの転職、あるいは新卒でソフトウエアエンジニアを目指すのであれば、まずは土台となるIT基礎知識を身につける必要があります。

次項で解説するプログラミングスキルを習得しながら身につける方法もありますが、ITに関する基本的な専門用語が理解できていないと、プログラミング学習が早々に挫折する可能性もあります。

ITの基礎知識を体系的に学ぶのに役立つ資格も存在します。

例えば国家資格である「基本情報技術者試験」はエンジニアの登竜門といわれる資格。このような資格取得で土台となる知識を身につけるのも良いでしょう。

プログラミングスキルを習得する

ソフトウェアエンジニアにプログラミングスキルは欠かせません。プログラミングスキルを学ぶ方法には独学や専門スクール通学があります。

プログラミングスキルの独学

プログラミングスキルを独学する方法はいくつかあります。

近年はさまざまなプログラミング学習サービスがあるため独学がしやすくなりました。例えば代表的なプログラミング学習サービスに「Progate(プロゲート)」があります。以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

Progate(プロゲート)とは?評判・無料と有料の違い・使い方や意味ないと言われる理由を解説

このほかにも以下のような学習サービスがあります。

このようなサービスを活用して開発言語を独学すれば、費用を抑えてスキルを得られるメリットがあります。

専門スクールでプログラミングスキルを習得

一方、プログラミングスキルの独学は挫折率が高いことで知られます。

特に就職・転職活動とプログラミングの独学を並行するのは容易ではありません。そこでおすすめしたいのが専門スクールでのプログラミング習得です。

専門スクールの中には就職・転職活動のサポートをしてくれるものも存在します。

ソフトウェアエンジニアになるための就職・転職活動

ソフトウェアエンジニアを目指すには、以下のような流れで就職・転職活動を行いましょう。

企業分析

「IT業界はブラック企業が多い」と耳にしたことはありませんか。

3K(キツい・厳しい・帰れない)という言葉が使われるように、エンジニアに対して過酷な労働環境を強いる企業があるのは事実です。

しかしIT業界全てがブラック企業には当てはまりません。就職・転職活動では企業分析を念入りに行い「ブラックかホワイトか」を見極めましょう。

ポイントとしては、人事評価制度・福利厚生・3年後の離職率などが挙がります。

ホワイト企業を見極めるポイントは以下の記事でも解説しています。

IT業界はブラック企業ばかりなのか。転職時にホワイト企業を見分けるポイントも解説

エントリーシート対策

エントリーシートは「ソフトウェアエンジニアに必要とされるスキル」を意識して作成しましょう。

例えばITの知識を得るために資格を取得したのであれば必ず記載すべきです。またプログラミングスクール通学あるいはプログラミングを独学していることや、学ぶ中で得たこともアピールしましょう。

これらの他には、コミュニケーションスキルや課題解決力をアピールできると良いでしょう。

エントリーシート対策を詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

内定を勝ち取るエントリーシートの書き方。履歴書との違いや記入時のポイントも解説

筆記試験対策

筆記試験対策も忘れずに行いましょう。

新卒採用だけでなく、中途採用でも筆記試験が行われるケースがあります。代表的なものはSPIや玉手箱など。対策本も市販されているので、スピーディーに問題を解けるよう練習しておきましょう。

筆記試験の対策に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

【転職の筆記試験対策】中途採用での目的を理解して対策しよう

面接対策

面接は基本的にエントリーシートなどをもとに進められるので、書類に書いたことを面接で説明できるようにしておきましょう。

また面接は限られた時間で行われるため、第一印象が大きく影響します。

身だしなみを整えるのはもちろん、受け答えをする際の態度にも気をつけましょう。以下の記事ではIT転職における面接対策を解説していますので参考にしてください。

IT転職に向けた面接対策は何をすればいい?質問事例やよくある疑問を解説

ポートフォリオはあると理想的

ポートフォリオとはいわゆる「作品集」

自分のスキルや実績をアピールするために提示するもので、IT転職・就職の際にはポートフォリオがあると理想的です。

例えばプログラミングスクール通学や独学でWebアプリなどを制作したのであれば、これをポートフォリオとして提示すると良いでしょう。

ソフトウェアエンジニアは努力次第で誰でも目指せる職業

ソフトウェアエンジニアは特別な資格が不要な職種です。

さらに現在はIT人材不足で未経験者への間口も広がっています。

しかし未経験からソフトウェアエンジニアを目指すには、必要なスキルを理解して就職・転職選考を有利に進める努力が必要でしょう。

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フリーランスのWebライターです。小学生の娘と一緒にプログラミングを学習中です。テックキャンプブログではITの最先端を学びつつ記事を書いています。

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