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内定を勝ち取るエントリーシート(ES)の書き方11のポイント!履歴書との違いも解説

更新: 2024.03.12

就活が始まると、まず戸惑うのがエントリーシートの書き方

一体何を書けばいいのか分からない」「学生時代にバイトしかしていなかったから書く話がない」「志望動機って何を書いたら正解なの」という人もきっと多いはずです。

そこで本記事では、内定に近づくためのエントリーシートの書き方のポイントをまとめました。これから就職活動を控えている方や就活中の方はぜひ参考にしてみてください。

エントリーシート(ES)とは

エントリーシートとはそもそも何でしょうか。エントリーシートとは、書類選考における課題として企業から提出を求められる採用書類のことを言います。

企業によってエントリーシートのフォーマットや設問は異なります。企業は、独自の設問で学生が社風やビジョンに適しているかどうか見極めようとしているのです。

またエントリーシートを通して学生の人柄を見ようとしています。学生時代に取り組んだこと、熱中してきたこと、長所短所などからそれは判断されます。

  • 履歴書とはどう違うの?
  • エントリーシートは3月初めまでには作成を
  • エントリーシート通過率

履歴書とはどう違うの?

エントリーシートはおもに新卒採用に利用され、履歴書は採用後も公的な書類として保存される場合もあるという点が違います。ただし、エントリーシートと履歴書はどちらも選考に必要な書類であることは変わりません。

履歴書は個人の基本情報を記入するもの。内容は氏名、学歴、持っている資格、趣味や特技などが中心です。また、記入欄がエントリーシートに比べてとても少ないです。正確かつ簡潔に記載することが大切になります。

またエントリーシートは企業が配布するのに対して、履歴書は市販されているという違いも。

エントリーシートにも履歴書にも「自己PR」「志望動機」の欄があります。エントリーシートに記入したものの要約を書けばいいので、内容が重複しても気にすることはありません。

エントリーシートは3月初めまでには作成を

エントリーシートはいつから準備、記入していけばいいのでしょうか。就活が始まり提出期限ギリギリになって準備するとなると、採用担当者に響くエントリーシートは作成できません。

ちなみに2025年度卒の就活は、2024年3月頃から本格化。政府主導の採用スケジュールでは、来年度以降も同じスケジュール感になると考えられます。

企業のエントリー受付が始まると、就活生はそれぞれの志望度や関心が高い企業へエントリーをします。その後、「ここでなら働きたい」と思える企業にエントリーシートを送ります。提出期限は通常、4年生の3月〜5月頃となります。

エントリー後は、筆記試験、適性検査、OB・OG訪問などで忙しくなるので、エントリーシートに記入する内容や企業研究などは2月中までには済ませましょう。

エントリーシート通過率

「就活の未来」によると、エントリーシートの平均通過率は全業界の平均で約50%とあります。

大手企業は応募者も多く人気が高いため、平均よりも低い数字になります。

もちろん個々人によって差はあるのですが、競争率が高い企業を中心にばかりにエントリーシートを出している学生の通過率は30%ほどで、平均よりも低いです。中小企業は比較的通過率が高いでしょう。

参考元:【ES通過率ランキング】書類選考を通過するためのポイントを解説 | 就活の未来

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エントリーシートで問われる基本的な内容と書き方

エントリーシートで問われることに何があるのか見ていきましょう。当たり前ですが、どんな質問も企業があなた自身を知るために設けられています。

企業としては応募者の個性や人柄を知りたいのです。その上で、自社の採用基準に合っているかどうかを見極めます。だからこそ様々な質問を通して、多角的にあなたのことを企業は把握しようしています。

嘘はつかず、正直に書くことが大切です。内定したものの、入社後に社風が合わなくて退職するということにならないようにするためです。もし、そうなれば学生、企業どちらにとっても不幸なことになります。

  • 自己PR
  • 志望動機
  • 長所・短所
  • 趣味・特技
  • 学生時代に最も打ち込んだこと
  • 地頭や発想力を問う質問

自己PR

自己PRは企業があなたがどんな人物を見極めるために設けた質問です。学生にとっては自分をアピールするいい機会です。

「これまで何をやってきたか」「何ができるか」「社会人になり今後どうしていきたいか」の3点をしっかり伝えられるかどうかが鍵になります。書類通過基準の中でもかなりのウェイトをしめているので、何度も文章を推敲しましょう。

志望動機

志望動機も就活の運命を決める重要な質問。

企業はこの志望動機の内容から、学生の志望度の高さや入社後に活躍してくれそうかなどを見極めます。行きたい企業の理念やビジョン、サービスや商品などをしっかりと調べておきましょう。志望動機は相手のことを理解できているかどうかです。

例えばいくつかある製薬会社でなぜそこに入りたいのか。実際に生活に欠かせない歯磨き粉などを使用してみて、感じたことや課題などを伝えるのもいいでしょう。

ただし、企業の一ファンにならないようにすることが大切です。

長所・短所

長所・短所も企業が学生を見極める項目になります。

意図としては自己理解ができているかどうかを確認するということです。普段、長所短所について考える機会はそうありません。自分を客観的に把握できるということは社会人としてとても大切な要素になります。

また、企業が求める人物像に合っているかどうかを知るための質問でもあります。企業が求める人物像と違えば、入社後に齟齬が出るためです。

地頭や発想力を問う質問

学生の素を見るために、企業は地頭や発想力を問う質問を設けています。

自己PRも志望動機もある程度、他の企業でも使いまわしがきくため対策が可能です。

企業独自の項目は企業研究や、社会に対して日頃から自分ごととして考えているかを見られます。入社後に様々な企画を立てられる人かどうかを企業は知りたいのです。

エントリーシートで企業が見ているポイント

企業はどんなところをポイントに書類選考の合否を決めているのでしょうか。内容はもちろんですが、熱意やその人らしさが出ていたり、企業や業界への理解度なども大切になります。

  • 熱意
  • 論理的思考力
  • 企業・業界への理解度
  • その人らしさが出ているか

熱意

ありきたりの言葉を羅列してもエントリーシートは通過しません。

企業は、なぜその企業をなぜ受けるのか、具体的なことが書かれているかどうかを見ています。「やりたいこと」を明確に書き、採用担当者をうならせましょう。

論理的思考力

論理的思考力を確かめる上で、文章作成力は大切な要素です。

企業としては学生が論理性や物事を順序立てて見られるか、計画性や考え方がどうかなどを文章の構成から見極めようとします。

そのため、エントリーシート提出まで文章は何度も推敲することが大切です。「これで大丈夫」と思わずに、客観的に文章を確認しましょう。

企業・業界への理解度

当然ですが、受ける企業・業界に対してどれだけ理解度があるかは大切です。

なぜその企業じゃなきゃいけないのかを明確にしましょう。そのために応募する企業だけでなく、競合他社なども含めて研究が必要。ームページを調べるだけでなく、店舗がある企業なら実際に足を運んでみることをおすすめします。

自分自身がその企業で働いているイメージが浮かぶようになるといいでしょう。

その人らしさが出ているか

テクニックばかりに走って、その人らしさが見えなくなるエントリーシートがあります。

見せ方の工夫も必要かもしれませんが、それ以上に中身が大切です。多くの企業は「人物重視」で新卒採用をしています。

自分の人柄が読み手に伝わるように具体的に表現してみてください。

エントリーシートの書き方11のポイント

それでは、エントリーシート記入の際は何がポイントになるのでしょうか。

自分自身のやってきたことや志望動機や思いや熱意が伝わるには分かりやすく書かなくてはいけません。いざ書こうとしても文章が苦手な人はエントリーシートを前にフリーズしてしまうかもしれません。

あるいは書いたものの自分でも何が伝えたいのか分からないという人もいるのではないでしょうか。ここではエントリーシートの書き方のポイントを11点紹介します。

  1. 具体的なエピソードを書く
  2. 伝えたいことを絞る
  3. 簡潔に分かりやすく書く
  4. 結論を最初に書く
  5. 5W1Hをまずはしっかり書く
  6. 字を丁寧に書く
  7. 主語を明確にする
  8. 誤字脱字は論外
  9. 余計な形容詞は削る
  10. あいまいな表現は使わない
  11. 接続詞を多用しない

具体的なエピソードを書く

具体的なエピソードを書くことで読み手が情景をイメージできるようにしましょう。抽象的な文章では途中で飽きられてしまいます。

興味関心を引くために、「お、これは読んでみたい」と思わせるように誘導する必要があります。そのためには数字などの具体的データを入れるといいでしょう。

例えば、「バックパッカーとして世界一周しました」という文章と、「バックパッカーとして40カ国2万キロを旅しました」という文章があります。数字が入っている後者の文章を書いた学生の方に採用担当者は会いたいと思うでしょう。

伝えたいことを絞る

学生時代に様々な経験をしてきた学生にとっては、エントリーシートには色々と書きたいと思います。

旅に行った経験、サークルでリーダーとしてメンバーをまとめたこと、バイト先で売上目標を達成したこと、ボランティアをした体験など。でも、どれも書こうとよくばると、情報量も文字数も多くなり、あなたの魅力が逆に伝わりづらくなります。

企業が応募者に求めていることを読み取り、マッチすることを伝えるようにしましょう。それを踏まえて自分自身が学生時代に一番記憶に残った経験を一つに絞り、その中の印象に残っている事を深堀りして書きましょう。

簡潔に分かりやすく書く

文章をダラダラ書くと、相手に伝えたいことは届きません。一文一文はなるべく短く書くことを心がけましょう。

長い文章と短い文章で内容が同じなら、短く要領よくまとまっていた方が好印象です。

企業の採用担当は何百、何千というエントリーシートに目を通しています。長くてまとまりのない文章は最後まで読んでもらえない可能性があります。

結論を最初に書く

文章全体が何を言いたいか伝わるように、まず結論から書きましょう。それから具体的なエピソードを持ってきて、「なぜそうなるのか」を補足すると読み手は理解しやすくなります。

1〜2行目で何が言いたいか分かるように書きましょう。簡潔に結論を書くことによって、相手に印象が残しやすくなります。

極端に言えば、1〜2行目で読む読まれないを判断されると考えた方がいいでしょう。

5W1Hをしっかり書く

文章を構成するには必要な条件があります。「5W1H」です。

5W1Hとはwho(だれが)、what(なにを)、when(いつ)、where(どこで)、 why (なぜ)、how(どのように)の6つの単語の頭文字をとったものです。

この構成で具体的なエピソードを伝えると、相手に伝わりやすくなります。

字を丁寧に書く

相手に誠意が伝わるように丁寧に字を書きましょう。

大切な人に伝えるという気持ちで書くことを意識してください。自分自身が読んでも理解できるように書いた後は確認しましょう。家族や友人に読んでもらうのもおすすめです。

字が汚くて自信がないという人もいると思います。誠実に気持ちを込めて書けば、相手にも伝わるので、丁寧に書くという気持ちでエントリーシートを書いてみてください。

主語を明確にする

文章が長くなり主語が分からなくなることがあるかもしれません。「私は〜〜〜、また、〜〜という風に思い、〜〜〜と考えました」と言う文章だと、どれが主語か分からなくなります。

長くなる場合は文章を分けましょう。そうするとスッキリ読めますし、読み手に伝わりやすくなります。

誤字脱字は論外

誤字脱字は論外です。いくら内容がよくても、相手に伝わりにくくなります。せっかく努力して自己分析や企業研究して一生懸命書いたものであったとしても台無しになります。

誤字脱字はエントリーシート提出前に確認をすれば防げるミスです。提出前に落ち着いてエントリーシートを確認するようにしてください。

余計な形容詞は削る

余計な形容詞は省きましょう。

「しんどい仕事」という言葉は、「しんどい」というだけでは読み手に具体的な仕事のイメージが浮かびません。しかし、「炎天下の中汗だくでする仕事」となるとイメージがわきやすいでしょう。

避けた方がいい形容詞には「すごい」「とんでもない」「ひどい」などがあります。意識して使わないようにしましょう。

あいまいな表現は使わない

「〜と思います」「〜という感じでした」「〜のようです」というようなあいまいな言い回しは避けましょう。

エントリーシートは自分の思いや意志、考えなどを記入するものです。断定表現でしっかりと書いて問題ありません。

接続詞を多用しない

「でも」「しかし」「だが」「また」「さらに」「なぜなら」などの接続詞の多用に気をつけてください。

接続詞が多いと、文章がごちゃっとして伝わりにくくなります。また、文章が冗長にもなるので、なるべく接続詞は避けてスッキリとした言い回しにしましょう。

内定を勝ち取るエントリーシートを書こう

内定に近づくためのエントリーシートの書き方のポイントについて解説しました。

採用活動が本格化すると、企業分析や自分自身のことを振り返る余裕はなくなるでしょう。

そこで、余裕がある今からどんな企業なら働いてもいいのか考えてみてください。家族や友人など身近な人に自分自身の人柄やキャラクターについて聞いてみましょう。これまでの人生を振り返り、やりとげたことや達成したことを思い出してください。

エントリーシートに書ける内容が出てきたら、拙くてもいいのでまずは相手に伝わるように文章を具体的に書いてみましょう。そして、何度も練り直してください。

エントリーシートはラブレターと同じです。あなたの思いを行きたいと思える企業にぶつけてみてください。後悔が残らないように。

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この記事を書いた人

Fujiwara
立教大学卒業後、神戸新聞社入社。2018年に退職し、写真家に転身。テックキャンプブログ編集者の傍ら作品作りに励んでいます。週刊文春に「東京オアシス」の写真、原稿を発表しています。

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