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【基礎】転職の履歴書の書き方!学歴・職歴はどこから書くのか解説

更新: 2022.10.11

転職活動をする際には、名前や住所などの基本情報、学歴、職歴、資格などの記載した履歴書を準備します。

しかし、「新卒の就職活動以来書いていないため、書き方を忘れてしまった」「学歴や職歴はどこから、どれくらい詳しく書くべきかわからない」という人も多いでしょう。

そこでこの記事では、履歴書の学歴欄と職歴欄の基本の書き方を解説します。履歴書はあなたのこれまでの経験や成果を正しく伝えるための重要な書類なので、ミスがないように書き方を確認しておきましょう。

転職活動の履歴書の学歴はどこから書く?

一般的に履歴書には、高校や大学の入学・卒業年を記載する「学歴欄」があります。

転職活動用の履歴書を作成する場合、学歴は中学校などの義務教育は省略し、「高等学校卒業」や「専門学校卒業」などから書きましょう。

高校から4年制大学に進み、卒業後に就職した場合、上の画像のように「高校卒業」「大学入学」「大学卒業」の順番で記載します。浪人、留年はあえて書く必要はありません。

この時の注意点は、西暦や元号(昭和・平成・令和など)の表記を統一することです。職歴も含めて、履歴書全体で西暦と元号が混ざってしまわないようにしましょう。

学校・学部・学科の名前は省略しない

学校名を記載する場合は、省略せず正式名称で書きましょう。具体的には、次のように記載します。

  • ◯◯高校→◯◯高等学校
  • ◯◯大→◯◯大学
  • ◯◯短大→◯◯短期大学

正式名称があっているか不安な場合は、学校のHPなどで確認してみてください。大学名を書いたら、その横に学部、学科、専攻まで記入します。

もし大学での専攻や研究テーマに関連する仕事に応募する場合は、さらに詳しく書くことで学問的な経歴をアピールできるでしょう。

中卒・高校中退の場合は?

中学校卒業と同時に働き始めた人や、高校を中退して就職した人は、履歴書に中学校卒業も記載しましょう。

中退した場合には、以下のように学校名の横に「中途退学」と書きます。

学歴
平成16 3 ◯◯中学校 卒業
平成16 4 ◯◯高等学校 普通科 入学
平成18 12 ◯◯高等学校 普通科 中途退学
平成19 12 高等学校卒業程度認定試験合格

中退した後に大検(大学入学資格検定)や高等学校卒業程度認定試験に合格した場合、中途退学と書いた行の下に合格年を記載します。

中退の理由などは履歴書に書く必要はありません。しかし、企業によっては中退の理由や事情を聞かれることもあるので、回答を用意しておくとよいでしょう。

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履歴書の職歴の書き方

履歴書にはこれまで働いた会社や所属部署などを記載する職歴欄もあります。基本的な書き方は学歴と同じで、入社・異動・退職の年月と詳細を書いていきます。

年月を書く際の元号・西暦は、学歴欄など履歴書全体で揃える点に気をつけましょう。その他のポイントについて、職歴欄の書き方について解説していきます。

時系列ですべて正確に書く

職歴にはこれまでの経歴を時系列ですべて正確に書きましょう。「株式会社」を「(株)」などと省略せず、会社名は正式名称で記入します。

会社の合併・買収・社名変更などで名前が変わった場合は、◯◯株式会社(現△△株式会社)と書きます。

在職中の場合は、最終行に「現在に至る」と記入しましょう。もし現在の企業の退職日が決まっている場合は、「現在に至る(令和◯年 ◯月 退職予定)」と記載します。

すべて書き終わったら、さらにその下の行に右寄せで「以上」と記入すれば、完了です。

部署・職務内容も記載する

職歴は、これまであなたがどのような業務に従事してきたのかを伝える役割もあります。そのため、会社名だけではなく、所属支社、部署、役職なども詳しく書くのが一般的です。

在職中に部署異動や昇格があった場合には、入社や退職と同じく職歴の1行を使い、年月とともに記入します。

応募する職種や業種に関連する経歴があれば、「◯◯系システムの開発に従事」といったように、さらに詳しく書くのも良いでしょう。

正社員以外の場合は雇用形態も併記する

雇用形態が正社員以外の場合は、入社年月と会社名の後に「契約社員」といったように追記します。派遣社員として働いた場合は、「◯◯(派遣会社名)よりXX(派遣先企業名)に派遣」といったように、派遣元と派遣先の会社を記載しましょう。

アルバイトについては、短期間の勤務は記入する必要はありません。長期間働いた場合や、アルバイトで経験した業務が応募する職種に関連する場合は、履歴書に書いても良いでしょう。その際には、アルバイトであることがわかるように、会社名の後に「アルバイト」と忘れずに記載します。

空白期間の記載は個別に判断する

職歴に空白期間(ブランク)がある場合に、その詳細を書くかどうかは個別に判断する必要があります。基本的に書く必要はなく、面接で聞かれた時にその期間中何をしていたのかをしっかりと答えられれば問題ありません。

キャリアアップやスキルアップのために留学や勉強をしていた場合は、「令和〇年◯月  XXに1年間留学」のように記載することで、企業にアピールできるケースもあります。

職歴が多くて書ききれない場合の対応

部署異動や転勤などが多かったり、転職を何度か経験していたりすると、職歴欄に書ききれないこともあるでしょう。

職歴に書くことが多い場合は、あらかじめ職歴欄の多い履歴書を使う方法があります。それ以外には、応募に関係のない経歴は省略したり、入社・退社を同じ行に書いたりすることもできます。

転職活動では、履歴書にあわせて「職務経歴書」も提出するのが一般的です。このため、履歴書では概要のみを記載し、「詳細は職務経歴書に記載しております」と書いても良いでしょう。

転職活動時の履歴書作成のポイント

転職活動では、提出する書類一つ一つに細部まで気を使うことが重要です。特に履歴書は企業の採用担当者が最初に見るあなたの情報であるため、書類の完成度があなたの第一印象に大きく影響します。

ここからは、転職活動における履歴書の作成ポイントを解説しましょう。

読みやすさと正しさを重視する

求人を出す企業の採用担当者の元には、転職サイトやエージェント、採用ページなどを経由してたくさんの応募者から書類が届きます。大企業や条件のよい求人であれば、数人の採用枠に対して何十人、何百人といった応募があるでしょう。

担当者は限られた時間の中で、応募者の中から誰を次の選考プロセスに招待するかを決めなければいけません。そこで重要になるのが、書類の読みやすさと正しさです。

文字サイズは適切か、誤字脱字はないか、内容はわかりやすく簡潔にまとめられているかなど、読む相手のことを考えた書類になっているかが、通過・不通過に大きく影響するのです。

短時間で履歴書を見る上では、これまで学んだことや業務で経験してきたことがまとめられている「学歴」と「職歴」は特に重要な要素となります。

担当者に「この人は求める人物像に近いかもしれない」と思ってもらえるよう、正確な情報を漏れなく記入するようにしましょう。

自分にあったフォーマットを選ぶ

履歴書には様々なサイズやフォーマットがあります。企業から指定がある場合にはそれに従いますが、指定がない場合にはより自分のスキルや経歴をアピールしやすい履歴書を選ぶのもポイントです。

例えば転職や異動・転勤などを多く経験している人は、職歴欄のスペースが大きいものを選びます。反対に、転職経験がない人や就業経験が短い人は、職歴欄よりも特技や自己PR、志望動機などの項目が設けられているものを選ぶと良いでしょう。

「書く内容がないから」といって履歴書にたくさんの空白や空行を残したままにすると、「真面目に作成に取り組んでいない」というマイナスイメージにつながる可能性も。できるだけすべての項目をしっかりと埋められる履歴書のフォーマットで書くようにしましょう。

応募企業にあわせて作る

履歴書は複数の企業で使い回すのではなく、応募する企業や職種にあわせて作るのもポイントです。

例えば、応募するポジションがチームで協力しながら仕事を進めるようなものの場合は、これまでのチームでの業務経験などを記載します。募集要項に「コミュニケーションスキル」や「マネジメント経験者」とある場合は、そのスキルをアピールできるような経歴を職歴欄に追加しましょう。

書類を作成する時点から、選考は始まっています。「自分の良さやスキルは面接でアピールすればいい」と書類作成を怠ると、そもそも面接にすら呼ばれないかもしれません。

そのようなことにならないよう、応募する企業やポジションについてしっかりと理解した上で書類を作成しましょう。

転職活動の履歴書の学歴・職歴の書き方まとめ

転職活動の履歴書では、学歴は高校卒業から、職歴は入社・異動・昇進・退職などを古い順にすべて書くのが基本です。最終学歴が中学校の場合や、転職や異動の回数が多くて職歴欄に書ききれない場合などは、個別に判断するようにしましょう。

履歴書は採用選考の最初の難関です。書類である程度の数に絞ってから面接を行う企業も多いため、細かい部分にまで気を配り、完成度の高い書類作成を目指しましょう。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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