「人生に目標がなく、毎日がつまらない…」
「目指すべき目標がなく、何となく仕事を決めてしまった」
「人生の目標を見つけて、つまらない人生から抜け出したい!」
人生の目標が見つからず、漠然とした将来への不安を抱えている方は多いでしょう。
そこで本記事では、「人生の目標がない」と悩む方に向けて、人生の目標を見つける13の方法や目標の具体例などを紹介します。
読み進めることで、きっと「人生の目標」のヒントが見つかるはずです。
この記事の目次
あなたに「人生の目標がない」5つの理由
どうして人生の目標がない状態に陥っているのか。
考えられる理由としては、以下の5つが挙げられます。
- 人生に目標がなくても良いと思っている
- 人生の目標を考える余裕がない
- 自分の気持ちに蓋をしている
- そもそも人生の目標とはどんなものかを理解していない
- 視野が狭い
自分に当てはまるものがあるかどうか、考えてみましょう。
人生に目標がなくても良いと思っている
大きな目標がなくても人は生活できます。もっとも今の生活に満足しているならば「別に人生の目標がなくてもいい」思うはずです。
しかし現状に満足するのは時に大きな落とし穴になることも。例えば、10年前には安泰といわれていた仕事でも、機械に代替される事例が出てきています。
つまり、常に目標を持って5〜10年先を見据えた行動を取らなければ、10年後には安定した生活は続けられない可能性があるのです。
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人生の目標を考える余裕がない
あなたに人生の目標がないのは、忙しくて自分を省みる時間がないからかもしれません。
こうした場合は、自分と向き合う時間を1日数分でも設けることをおすすめします。
具体的には自己分析や日記をつけてみる、いつもの飲み会の時に仲間と未来の話をしてみるといったように、将来について考える機会を作ってみてください。
自分の気持ちに蓋をしている
本当はやりたいことや人生の目標があるのに、世間体や周りの意見を気にして行動に移せないケースもよくありがち。
該当する場合は、一度自分の気持ちに蓋をしてしまうような要素を忘れて、「本当にやりたいこと」を紙に書き出してみましょう。
すると、「今からでもできる」と思えることが見つかるかもしれません。
周囲の目が気になるならば、あえて「目標を周りの人に言わない」のも一つの手。自分の中で目標を定めて粛々と努力していくと、着実に夢に近づける可能性も高まります。
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そもそも人生の目標とはどんなものかを理解していない
あなたの人生の目標が見つからないのは、そもそもどのようなものを目標とすればいいのか分からないからかもしれません。
イメージが掴めないと、自分で感じたことも目標として抽出できないのです。
こうした場合は、実例を参考にするのがおすすめ。実例については後述する「人生の目標の具体例」を参考にしてみてください。
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視野が狭い
あなたが人生の目標が見つからないのは、視野が狭いからかもしれません。
こうした場合は、未来の自分を少し想像してみてください。
例えば1年後の自分は、誰もが想像しやすいでしょう。あるいは1年前の自分と現在の自分を比べてみて、成長できた部分を考えてみるのもよいです。
広い範囲で物事を捉えられると、おのずと目標が見えてくることもあります。
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人生の目標を持つメリット3つ
人生の目標を持つと、以下のような3つのメリットが得られます。
- 充実した人生を送ることができる
- 様々な経験を積むことができる
- 心身ともに健康になる
充実した人生を送ることができる
人生の目標を持つと、人は自然と未来志向になれます。一方で目標がないと「その日暮らし」のような感覚に陥りがちです。
先の目標があれば、「そのためにどう過ごすか」「何をするか」と考えるきっかけになります。目的意識を持って過ごすのは、充実した日々を送ることにつながるでしょう。
様々な経験を積むことができる
人生の目標が決まれば、それを達成するためのプランを練ることになります。
様々なプランを立ててそれを実行し、うまくいけばその方法をブラッシュアップし、うまくいかなければ改善したり、別の方法にトライしたり、試行錯誤することになるでしょう。
つまり人生の目標が見つかると、様々なことを経験できるのです。もし目標を達成できなかったとしても、経験はあなたの資産になります。
心身ともに健康になる
人生の目標を持つと、心身ともに健康になります。目標に向かって行動することで気持ちも前向きになっていくでしょう。部屋の外にでる機会も増えるかもしれません。
人生の目標がないと、休日はだらだらと過ごし、後ろ向きな気持ちになりがち。
人生を充実させるためには、目標が必要です。
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人生の目標の見つけ方13選
人生の目標は、考え方を少し変えるだけで見つかるケースもあります。
あなたも以下の13の方法で、人生の目標を見つけてみてください。
- 「理想の状態」を考える
- じっくり考える時間を作る
- 目標を持って頑張っている人の話を聞く
- 思いついたことを全て紙に書き出す
- 最新の情報に積極的に触れる
- 「好きなこと」ではなく「嫌いなこと」を考える
- 小さな目標を立てる
- 興味があることをまずやってみる
- 子どもの頃に夢中になったものを思い出す
- あらゆる制約を取り払ってみる
- カウンセリングを受ける
- 読書・映画鑑賞をする
- 今の環境を変える
すべてに取り組む必要はないので、できることからチャレンジしてみましょう。
「理想の状態」を考える
あなたがなりたい5年後の自分の姿を想像してみてください。
5年後が想像できない場合は、3年後・1年後と短くしてみてもいいでしょう。
「こうありたい」という自分の未来の姿が見えれば、そこから逆算して今やらなければならないことも見えてきます。なりたい自分に足りないものを補うための目標を立てるきっかけになるでしょう。
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じっくり考える時間を作る
あなたがやりたいことや目標が見つからないのは、単純に自分と向き合う時間が不足しているからかもしれません。
そのような時は1日数分でもいいので、自身と向き合う定期的な機会を作りましょう。
1日の終わりに日記をつけてみるのもおすすめです。その日の中で自分がワクワクしたことや楽しかったこと、逆に苦手なことや嫌なことも記録していきましょう。
それを元に自己分析すると、次第に自分が進みたい道が見えてくるかもしれません。
日記ほどしっかり記録しなくても、1日を振り返って感じたことを一言メモで残しておくしておくだけでもOK。
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目標を持って頑張っている人の話を聞く
あなたの周りには目標を持って頑張っている人がいませんか。
もしそのような人がいれば、どのように頑張っているのか、また現在の目標をどうやって見出したのか聞いてみるといいでしょう。
中には「行動するうちに目標が見えてきた」という人もいるはずです。身近な人から聞くことで、あなたに合ったアドバイスがもらえるかもしれません。
家族や友人、恋人など話を聞きやすい人に相談してみるのがおすすめ。あるいはSNSなどで目標に向かって行っている活動を発信している人を探して、コンタクトをとってみるのも効果的でしょう。
思いついたことを全て紙に書き出す
目標を見つけるためには、今の自分の状態をとりあえず書き出してみるのもおすすめ。
例えば「以前あった目標はどうなったのか?」「達成できたのか?」「今まで見つけてきた目標はどうやって決めていたのか?」など、思いつく限り書き出してみてください。
紙ではなく、スマートフォンのメモ機能などを使うと手軽にできるのでおすすめです。
あるいは「自分はどういう時にワクワクするのか?」「逆にどういうことは苦手・嫌なのか?」など、自己分析のように書いてもいいでしょう。
書き出したことを客観的に見つめてみると、あなたがこれからやりたいことや目標とすべきことが自然と浮かび上がってくるかもしれません。
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最新の情報に積極的に触れる
人生の目標が見つけられないのは、未来にワクワクできていないからかもしれません。
そのような時は、最新の情報や技術に積極的に触れてみるのがおすすめ。
例えば近年のIT市場は伸び盛りです。VR技術もどんどん進歩しています。VRを身近に体験できる施設も増えているので、休日に試してみてもいいでしょう。
各方面の最先端の技術や情報に触れると未来志向になり、「自分も関わってみたい」と自然と目標が見えてくるかもしれません。
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「好きなこと」ではなく「嫌いなこと」を考える
「人生の目標=自分の好きなこと」と考える人は多いでしょう。しかしいきなり「好きなこと」を見つけるのはハードルが高いのです。
こうした場合は、あなたの嫌いなことから考えてみてください。
嫌いなことを考えることで、自分の価値観に気づくことができます。
「これは絶対にやりたくない」ということはありませんか。周りに「こうなりたくはないな」「こうところが嫌いだな」と感じる人はいないでしょうか。
すると「それをしないためにどうあるべきか」を考えるきっかけになります。具体的にどういうところが「苦手だ」「嫌いだ」と感じるかを書き出してみましょう。
ここからあなたの理想とする姿や、人生の目標のヒントが見つかるかもしれません。
小さな目標を立てる
壮大すぎる目標を立ててしまうと、挫折してしまう危険があります。例えばいきなり「車を買う」と大きな目標を立てても、そのモチベーションを維持するのは大変です。
なのでまずは「月に3万円貯金する」のように小さな目標を立ててみましょう。
そして目標が問題なくクリアできれば、次第にハードルを上げていくことで、挫折することなく大きな目標を達成できます。
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興味があることをまずやってみる
「人生の目標」と考えると身構えてしまう人も。それならばあなたの「興味のあること」「やりたいこと」についてまず考えてみましょう。
例えばYouTubeが趣味で自分でも動画配信をしてみたいと考えているのであれば、まずはチャレンジしてみるのをおすすめします。
動画配信はアプリを使えばスマホで誰でも簡単に配信可能。
現代は誰もが情報発信できる時代です。自分の好きなことややりたいことを発信していくうちに仲間が増え、それがきっかけで夢や目標を追う人に出会える可能性も高まります。
興味があることをとにかく色々とやってみることで、あなたに本当に合っているものや突き詰めたい目標が見えてくるでしょう。
この際も、いきなり大きな目標を立てないことが非常に重要。理想が大きすぎると、現実とのギャップから意欲がなくなり、継続が難しくなってしまう可能性があります。まずは「発信できればOK」「1人でも自分の発信した内容に反応してくれる人が見つかればOK」など小さなステップからはじめ、少しずつ目標を大きくしていきましょう。
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子どもの頃に夢中になったものを思い出す
子供の頃は誰でも、プラモデル・ミニ四駆・テレビゲーム・漫画など、何かしら好きなことにトコトン没頭したと思います。
もし思いつくものがあれば、なぜそれに夢中になっていたのか、どのようなところが好きだったのかを考えてみましょう。
今も趣味で続けているならば、それをベースに人生の目標を考えてみるのもよいです。
自分が夢中になれることが分かると、自分が何にワクワクするのかが分かってきます。人生でやりたいことを見つけるヒントが隠されているかもしれません。
あらゆる制約を取り払ってみる
やりたいことや目標が見つかっても、制約を理由に自分の感情を抑えてしまう人も多いです。例えば「時間がない」「お金がない」「失敗が怖い」「周りに何か言われるかも」など。
一度そのような制約を取り払い、自分が素直に「やりたい」ことを考えてみましょう。
今からでも少しずつできることが見つかるかもしれません。まずは深く考え過ぎす、「やりたい」と思えることを紙に書き出してみてください。
カウンセリングを受ける
「カウンセリング」と聞くと、「精神的なストレスを軽減するために受けるもの」とイメージする人が多いでしょう。
しかし仕事やこれからの生き方についても相談は可能です。
カウンセリングを受けるメリットは大きく分けて3つ。
- あなたの話にしっかり耳を傾けてくれる
- 自分の考えを整理する機会が得られる
- 的確なアドバイスを受けられる
オンラインでカウンセラーに相談できる「cotree(コトリー)」「MENTA(メンタ)」などのサービスも存在しますから、ぜひ活用してみてください。
読書・映画鑑賞をする
読書や映画鑑賞で人生のヒントを見つけるのもおすすめ。
映画を通して感情が動けば、未来を想像する力も湧いてくるかもしれません。自己啓発本や経営者・実業家の書籍を読んでみるのもよいです。
そこで、人生の目標を見つけるヒントになる、映画・書籍のおすすめをいくつか紹介。
最高の人生の見つけ方
余命宣告を受けた老年の男性2人が、残りわずかな人生をやりたいことをやり尽くしてまっとうしようというヒューマンドラマ。
新しいことにチャレンジする勇気を与えてくれる作品です。
きっと、うまくいく
インドの難関理系大学に進学した青年3人が、成績重視の内情や社会のレールといったしがらみに負けず、自分のやりたいことを追究していく学園ドラマ。
特に人生の目標に悩む学生は必見の一本です。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
「人生100年時代」といわれる現代社会を生きるために必要な考え方・行動を解説している、人生の指南書ともいえる本書。
人生の目標を立てるのに役立つ情報が満載なので、まさに必読です。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)
世間の常識だと思っていたことが実は単なる思い込みであり、思い込みから解放されることで人生を生きやすく変えられる。
本書を通してデータと正しく向き合うことで、人生の目標が見つかるかもしれません。
今の環境を変える
自分が置かれている環境を変えることで、新たな出会いや体験を通して刺激を受け、人生の目標が見つかる可能性があります。
具体的には、社内異動(転勤)・転職・移住・引っ越しなどです。
現在の職場が居住地域に制限がない・テレワークで在宅勤務が主体などの状況ならば、思い切って行ったことがない場所に移住してみるのもあり。
人生の目標の具体例7つ
本章では、人生の具体例7つと、達成するための行動を紹介します。
あなたの人生の目標のヒントになれば幸いです。
- 結婚・家庭を作る
- 収入アップ
- ダイエット
- 起業
- 不労所得を得て悠々自適に暮らす
- 長生きする
- スポーツなどで結果を出す
結婚・家庭を作る
結婚して幸せな家庭を作るというのも、立派な人生の目標。
結婚をするための行動である「婚活」にも様々なアプローチがあります。
カジュアルに出会いたいなら婚活パーティーや婚活アプリ、真剣に相手を探したいのであれば結婚相談所を利用するのがよいでしょう。
できれば「いつまでに」結婚して家庭を作りたいのかを明らかにしておくべきです。
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収入アップ
「収入をアップさせたい」というのも人生の目標となります。
まずは何年後にどのくらいの収入を得たいのか明確にしてみましょう。
例えば30代に年収1,000万円を目指したいのであれば、その年代の平均年収が高い職種を調べてその業界への就職を目指す。
あるいは、歩合給の割合が高い職種への就職を目指したりする方法もあります。
またすでに勤めている会社で30代で期待する年収を目指せないのであれば、副業で稼ぐことを考えるのも一つの手です。
例えばITエンジニアであれば、副業でアプリ開発の案件に携わる方法もあります。副業を通してスキルアップも果たせますから、本業にもプラスになるでしょう。
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ダイエット
ダイエットを目標にするならば、いつまでに何キロ痩せるのかをまず決めましょう。
例えば「半年後に5キロ痩せたい」「3ヶ月後に友人の結婚式があるからそれまでに3キロ痩せる」など、目標とする数値や期間は人それぞれです。
目標が定まったら、達成するためには1ヶ月あたり何キロ減らさなければならないのか、また自分の基礎代謝を計算して1日の摂取カロリーを把握しましょう。
このように1日あたりの目標値まで刻んでいくと、計画的にダイエットを行えます。
起業
起業してサービスを立ち上げたい場合、開発・運用スキルはもちろん必要です。
またサービス立ち上げに必要な書類を準備したり、サービス運営かかるお金を準備したり、サービスをどのように売り出していくのか、戦略も立てなければなりません。
つまり起業には事務作業・経理・マーケティングなど、様々なスキルが必要です。
もし「大学を卒業して会社に2・3年勤めた後に自分で起業したい」と考えているのであれば、起業に役立つ知識も踏まえて就職先を決めてもいいでしょう。
また近年は大学生で起業するケースも見られます。学生起業のメリットについては、「大学生で起業するやり方まとめ!起業するメリット・デメリットや資金調達の方法も紹介」で解説しています。
不労所得を得て悠々自適に暮らす
毎日必死に働かなくても収入を得られるようにしたいのであれば、自動的にお金が生み出されるような方法を見つけなければなりません。
中でもブログアフィリエイトは初期費用が安く、学生でも始めやすいビジネス。
しかし収入が得られるようになるまでには最短でも3ヶ月はかかると言われており、根気のいるビジネスとも言われます。
ブログ記事作成には時間がかかるため、比較的時間のある学生におすすめできる方法です。
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長生きする
長生きが人生の目標であれば、健康習慣を身につける必要があるでしょう。
ちなみに、厚生労働省が示す「健康日本21」では、健康的な生活のためには1日1万歩歩くことを推奨しています。
日本人の平均は、1日平均で男性8,202歩、女性7,282歩とのこと。よって、健康的な生活のためには、今よりもプラス20分から30分多く歩くことを意識するといいでしょう。
まずは、一駅分歩く・昼休憩に散歩するなどの軽い目標から始めてみてください。
スポーツなどで結果を出す
スポーツで結果を出すのも、人生の目標になります。
例えばフルマラソンの場合、いきなり出場するのはハードルが高いので、なんとか完走できそうな10km程度のマラソンからエントリーしてみるのがよいでしょう。
ちなみに東京マラソンのエントリー資格は「フルマラソンを6時間40分以内で完走できる人」。そして本レースの制限時間は7時間です。
つまり1kmあたり10分以内のペースで走らないと完走できない計算。
初めは20分走るのもつらいはず。しかし継続しつつ走る時間や距離を伸ばしていくと、確実にステップアップします。
一人で頑張るのが辛いのであれば、ランニング仲間を作ったり、アプリを活用して記録するのがおすすめです。
人生の目標を立てる際のコツ4つ
人生の目標を立てる時は、4つのポイントを押さえましょう。
- 他人に依存しない
- 「ワクワク」を意識する
- 目的と手段を混同しない
- 「SMARTの法則」を活用する
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他人に依存しない
他人を意識して自分にない部分を補うための目標はおすすめできません。
他人に依存してしまうと、達成してもあなたの幸せには繋がらない可能性があります。
目標設定のために「憧れの人」をロールモデルにするのはよくあるケースです。
しかし憧れの人自身になれるわけではありません。あくまで参考程度にとどめて、「自分がどうありたいか」を一番に目標を設定してください。
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「ワクワク」を意識する
目標が見つかったら、その目標を達成した時の姿を想像してみましょう。
想像するとワクワクするでしょうか。もし達成した姿を想像してもそこまで感情が動かないのであれば、それは本当に達成したい目標ではないのかもしれません。
特に他人の影響で設定した目標はこのような状況に陥りやすいです。
目的と手段を混同しない
例えば「お金を稼いで車を買う」のを目標にするとします。目標としては問題ありませんが、「燃え尽き症候群」のような状態に陥ってしまうことも考えられます。
車はあくまで「家族と遠出する」「子供の送り迎えをする」など、手段にすぎません。手に入れたいものがあれば、それを手にした結果、何をしたいのかを考えることが大切です。
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「SMARTの法則」を活用する
人生の目標を立てる際に役立つ考え方が「SMARTの法則」です。
SMARTとは、以下の5つの言葉の略語です。
- specific:明確な
- measurable:測定可能な
- achievable:達成可能な
- relevant:関連性がある
- time-bound:期限のある
これらの5つの項目を意識すると、最適な目標設定に近づくはずです。
以下で、言葉の意味を深掘りします。
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specific:明確な目標
明確な目標設定をするためには、曖昧な部分をなくし、なるべく数値化することが大切。
例えば「去年よりも営業成績を伸ばす」よりも「今年は去年の150%の売り上げを出す」とした方が、目標値が明確になります。
数値化した目標の方がそれを達成するための細かな目標値を算出しやすく、達成できたかどうかも明確になります。着実に目標に向かって頑張るモチベーションも保ちやすいでしょう。
measurable:測定可能な目標
明確な目標を立て、かつその達成度合いが測定可能になっていることが重要。
例えば3ヶ月後にマイナス5キロを達成したいということは、1ヶ月あたり約1.7キロの減量を目指さなければなりません。1日30日で計算すると、約56グラムずつの減量が必要です。
これが達成できているかどうかは体重を測っていけば明らかでしょう。測定した体重を管理しておけば、家族が見ても目標に近づいているかどうかが判断できます。
このように測定可能な目標設定は、周りからサポートを受けるきっかけになります。
achievable:達成可能な目標
あなたが立てようとしている目標は、現実的に達成できそうなものでしょうか。前述したように他人を羨んで目標設定した場合、自分に合わないものを目標として選びがちです。
例えば入社5年目の先輩でいい業績を出している人がいるとします。その先輩と同じ業績を入社2年目のあなたが出すのは難しいでしょう。
最終的な目標がそうであっても、まずは現実的に達成可能な目標に分解することが大切です。単なる憧れや希望のような目標を立てるのはおすすめできません。
relevant:関連性がある目標
例えばあなたが会社で仕事をする上で目標を設定する場合、その目標がプロジェクトチームや会社全体で達成したい目標につながるかどうかを考えてみましょう。
そこに関係がなく独りよがりな目標設定だと、周りからの指示も得られにくいですし、孤独な戦いになり結局達成できずに終わる可能性が高まります。
目標は、他のチームメンバーと励まし合いながら達成できるものがいいでしょう。
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time-bound:期限のある目標
いきなり長いスパンの大きな目標を設定しても挫折する可能性が高まります。
「独立して自分でサービスを開発したい」という目標設定ではなく、「この3ヶ月で簡単なアプリを作る」という目標設定の方が、達成できる可能性は高まるでしょう。
最終的には大きな目標だとしても、その間にいくつかのポイントを設けて、期限のある小さな目標を設定していった方が、目標を達成する喜びを得やすいです。
人生に目標があると毎日が豊かになる
人生の目標を見つける13の方法を紹介しました。
1日数分でも振り返りの時間を設け、ご紹介した方法で人生の目標を見つけてみてください。
やりたいことが見つかったら、まずは障壁となることは考えずに、期間を限定してチャレンジすることをおすすめします。
最初から大きな目標でなく、すぐに始められる小さなもので構いません。
小さな成功体験を積み重ねるうちに、大きな目標に少しずつ近づけるはずです。
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