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目的と目標の違いとは?設定の重要性と得られるメリットについて解説

更新: 2022.03.31

「目的と目標は何が違うのだろうか」と考えていませんか?

ビジネスにおいて、チーム・個人で目標を設定する機会は非常に多いのではないでしょうか。

適切な目標を設定することで、チーム全体の意識を高めたり、業務を効率的に進めていくことができるようになります。目標を立てる必要性をしっかり理解しておくことも、とても大切です。

ですが、目標と目的の言葉の意味を正しく把握していないと、適切な目標設定を行うことはできません。目的・目標・ビジョンはどれも同じような意味だと認識している方も多いでしょう。

また、目標設定については以下のような悩みを抱えている方も多いと思われます。

「会社で上司に言われたから設定している目標は意味があるのだろうか」
「自分の目標の立て方はなにか間違っているのではと不安」

そこでこの記事では、目標の重要性や目的との違いについて、詳しく解説します。

目標と目的の違いとは

目標と目的の違いについて例を交えながら解説します。端的にいうと、目的とは「何のために、なぜ」などのゴールです。目標とは「何を、どのようにする」などの過程を指します。

目的は最終的な到達地点

目的とはゴール、つまり最終的な到達地点です。

一般的に長期的にみて達成されることをか掲げることが多いです。そしてそのゴールまでの通過点として設定される目安を目標と言います。

目標は目的までの指標

目的に到達するまでの目安として設定されるのが目標です。目標は比較的短期で達成されるものであることが多いです。

例えば「上場している一流の会社に入って仕事をしたい」という目的がある場合、そのためには「業界の専門知識を勉強する」「就職・転職活動の準備を周到に行う」などの目標を設定することができます。

「どうすれば目的を達成できるのだろうか」と考えることで、最適な目標設定ができるようになるのです。

もちろん、設定した目標(課題)がすべて目標達成に直結するわけではありません。随時PDCAを回しながら、最適な目標を設定していきましょう。

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目的が手段に変わらないように注意

目的を考える際に、目的と手段がすり替わるという落とし穴があります。

本来目的を達成するための手段だったものが、いつの間にかその手段を行うことが目的となってしまうという状況です。

個人だけでなく企業も陥りやすい部分なので、気をつけておきましょう。以下の勇者と魔王の例えがとてもわかりやすいです。

企業の目的は様々ですが、多くの企業は、よいサービス・商品を世の中に提供し、顧客・ユーザーに利用してもらい、喜んでもらうことを目的の一つとしています。

その目的を達成するために、企業は様々な目標を設定します。例えば企業は売り上げを伸ばし続けなければ、サービスを提供し続けることはできなくなります。

そのため「XX円の利益を上げよう」「XX円の利益を出そう」といった目標を立てます。ここでいう目標とは、言い換えると「手段」となります。

サービスを世の中に提供し続けていき、顧客に喜んでもらうための手段なのです。

ところが、多くの企業では、この手段と目的が入れ替わってしまっていることも珍しくありません。要するに手段だったはずの「XX円の利益を上げること」が目的となってしまうのです。

結果として、顧客の満足度よりも自社の売り上げの数字のことばかり考えるようになってしまい、本末転倒です。

顧客第一の実践を目的にできるかどうか、それを実践し続けられるかどうかが、企業を継続的に成長させていけるかどうかの分岐点です。

これは企業だけに限らず個人にも言えることです。手段に固執するあまり、目的を見失ってしまわないように心がけましょう。

目標設定が重要な理由

目的を達成するための目標が決まれば、具体的な行動に落とし込めるなどさまざまなメリットがあります。

以下で、目標設定が重要な理由について解説します。

目標が決まれば具体的な行動につながる

目標を決めることで、自分がこれから何をすれば良いのか、具体的な行動が明確になります。

目標がないと、自分がどんな行動を取れば良いか分からなくなってしまいます。ですが目的に対して具体的な目標があれば、実際に行動につなげることができるでしょう。

例えばTOEICで前回の点数を超えたいと考えているのであれば、「英単語の復習を毎晩行う」などの具体的なアクションプランを立てることで、行動に移すことができるようになります。

目的から目標を設定し、具体的な行動へと落とし込む際には、ロジックツリーなどのフレームワークを活用すると考えやすいでしょう。

目標があればPDCAのサイクルが回せる

目標があればPDCAサイクルを回して改善し、目的に効率よく近づくことができます。

目標が明確に定まっていれば、進捗が遅れたり、達成できなかったりした時にどうすればよいのかというPDCAのサイクルが回せます。

立てた目標がうまく行ってないなと感じたら、その原因を検討して新たな目標を立てることで、より現状に寄り添った明確な指標となるでしょう。

まずは目的を明らかにして、そこから適切な目標を立てることを意識しましょう。その際に、通過点である目標はがんばれば達成できるというレベルに設定することが大切です。

あまりにも目標が高すぎると途中で挫折してしまいやすくなりますし、目標が低すぎると目的にたどり着くまでに時間がかかってしまいます。

やることが明確になりモチベーションがアップする

目標を適切に設定すると、上述のようにやることが明確になります。迷わずにやるべきことに取り組めるので、モチベーションがアップするでしょう。

反対に、自分が何をすれば良いのかが分からなければ、やる気を保つのは難しくなってしまいます。

目標が達成できれば、目的に近づいていることが実感できるので、さらに楽しめるようになるという好循環が生まれるでしょう。

具体的な目的・目標の正しい立て方について

目的と目標の大切さがわかり、さっそく自分にあった形で考えてみたいという方もいらっしゃるでしょう。

目的や目標を立てるには、「自分がワクワクできるか」「正しく道筋を考えているか」といったポイントがあります。

目的・目標の正しい立て方は、以下の記事をご参考ください。

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この記事を書いた人

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