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「第二新卒はやめとけ」の理由とは?転職失敗しない5つのコツを解説

更新: 2021.04.17

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「新卒で入社した会社で働き始めたが、どうも仕事が合わない気がする」「今の会社でキャリアを積む意味を感じない」……このような悩みを持つ人が考えるのが、第二新卒での転職です。しかし、周囲から「第二新卒はやめとけ」と言われ、困惑している人も多いのではないでしょうか。

なぜ「第二新卒はやめとけ」と言われるのでしょうか。この記事では、第二新卒の転職事情や転職失敗しないためのコツを解説します。

第二新卒の意味とは

第二新卒とは、大学などを卒業後に就職した企業を数年以内に離職し、転職活動を行う求職者を指します。


一般的には卒業して3年以内の人が「第二新卒」にあたるので、4年制大学を卒業して、就職・離職した場合、25歳前後ということです。

しかし、第二新卒に明確な定義はなく、企業によっては3年以上であっても第二新卒枠として採用するケースもあります。

第二新卒とよく似た言葉に「既卒」がありますが、これは大学、短大、専門学校、高校などを卒業後、正社員として勤務した経験がない人を意味しています。

「第二新卒の転職はやめとけ」と言われる理由

第二新卒として転職活動をしようとしたが、同僚や先輩から「やめた方がいい」「もう少し頑張ってみたら」と言われた人もいるでしょう。


このように言われる背景には、第二新卒ならではの事情があります。詳しく解説していきましょう。

スキル・経験が少ない

第二新卒の転職活動が、20代後半や30代よりも不利と言われる理由の1つに、スキル・経験が少ないことがあります。

新卒入社して1年、2年働いただけで身につけられるスキルは、多くはありません。ポテンシャル採用である新卒の就職活動と違い、学生時代の成果をアピールすることもできないため、第二新卒の人は職務経歴書や自己PRの内容が薄くなってしまうのです。

マイナスイメージを持たれやすい

第二新卒自体にあまり良くないイメージを持っている企業や担当者もいます。

一度入社した会社をたった数年で辞めたことで、相手は「またすぐに辞めるのではないか」「性格や人間性に問題があるのではないか」といった疑いを持ってしまうのです。

このようなマイナスイメージを持たれないための方法は、記事の後半で解説します。

嫌なことから逃げる癖がつく

明確なキャリアビジョンや目的を持って第二新卒として転職活動をする人もいれば、人間関係や仕事の辛さから逃げるように転職をしようとする人もいます。

このような人は「上手くいかなかったらまた転職すれば良い」といった考えになることも多く、将来的に何回も転職を繰り返してしまうことも。

「本当に転職すべきか」「今の会社でも学べることはないか」は離職前にしっかりと考えることが大切です。

企業の選択肢が少ない

多くの企業は、新卒の学生を大量に採用することで、その年や前年の退職者の穴埋めを行います。

そのため、第二新卒は中途採用と同じく、異動や転勤などによる「欠員補充」として募集するケースが多く、採用人数が少なかったり、募集が不定期であったりします。

第二新卒として転職をする際には、新卒のように企業の選択肢が豊富ではない点、希望する企業がそもそも第二新卒を募集していない可能性がある点を理解しておきましょう。

次の会社は失敗できないというプレッシャーがある

最近では多くの社会人が人生で1,2回の転職を経験します。数回程度の転職であればキャリアに悪いイメージをもたらす可能性は低いですが、5,6回と転職が繰り返されれば話は別。

企業としても、採用コストを回収するために入社した人には最低3年は働いてもらいたい、という気持ちがあります。そのため、3年以内の離職・転職を繰り返すことは大きなマイナスイメージに繋がります。

将来の転職で不利にならないためにも、第二新卒で転職をする際には「次の企業では最低3年働く」などの強い意思が必要です。

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企業から見た第二新卒採用のメリット

即戦力になりえるスキルや経験がないなど、不利になりがちな第二新卒の転職活動。


しかし、第二新卒ならではのアピールポイントもあります。企業にとっての第二新卒採用のメリットを紹介するので、ぜひ面接や履歴書での自己PRの参考にしてください。

意欲・やる気が高い

頑張って就職活動を行い、入社した企業を数年以内で離職・転職することは、自発的な行動や強い意思があるとも捉えられます。

実際、会社や仕事に不満を言いながらも辞めずに留まっている人の中には「転職するのが面倒」「このままなんとなく仕事をしていた方が楽」という人も。

対して、自身のキャリアや将来をしっかり考えた上で、リスクを承知で転職を試みる第二新卒の意欲の高さに期待する企業も多いのです。

柔軟性がある

社会に出て数年以内の第二新卒は、まだ社会や組織に染まりきっていない、いわゆるフレッシュな社会人。

社会人経験が長い中途入社の人にありがちな「前の会社ではこうやっていた」「会社(上司)はこうあるべき」といった固定観念がないため、社風や自社の風土・文化にも馴染みやすいというメリットがあります。

仕事・企業へのミスマッチが少ない

一度社会に出て働いていた経験から、自身の能力や適正を理解している人が多いのも、第二新卒の魅力の1つ。

なんとなくのイメージで応募する学生よりも、明確なビジョンを持って就職活動をしている人が多いため、業務や企業へのミスマッチが少なく、企業にとっても安心して採用できるのです。

最低限のビジネスマナーを持っている

新卒で入社した企業で一通りの教育は受けているため、改めて教育するコストを削減できる点も、第二新卒が好まれる背景にあります。

企業にとって新社会人の教育コストは大きな負担になるため、それらをカットして、実業務に関する研修のみで戦力化できる第二新卒は「コスパのよい」人材というわけです。

第二新卒の転職を成功させるポイント

「新卒」という言葉は入っていますが、新卒と第二新卒は全くの別物。


学生時代と同じ感覚で就職活動をすると、転職失敗となってしまうかもしれません。第二新卒の転職を成功させるためのポイントを解説していきましょう。

アピールできる成果を持つ

在職期間は短いながらも、経験やスキルを身に着けたことを証明するため、何かアピールできる成果を持ちましょう。

「前の会社は大した業務を任せてもらえなかった」という人も、毎日仕事をやっていたということは、何かしら学んだことはあるはずです。仕事を通してどのように自己成長できたか、チームや会社にどのように貢献できたかを振り返って考えてみましょう。

自己分析をする

社会人を数年経験してから行う自己分析は、学生時代のそれと違った結果になるはずです。

仕事に対してどのように考えているか、大切にしていることは何か、キャリア・人生観などを掘り下げて考えていくと、次に就職する企業や組織に求めるもの(転職活動の軸)が見えてくるでしょう。

キャリアビジョンを明確にする

これからの社会人人生をどのようなものにしていきたいか、キャリアプラン・キャリアビジョンを明確にしましょう。

「専門スキルを身につけて独立したい」「チームで協力しながら何か大きなことを成し遂げたい」「海外で働きたい」など、目標や夢によって今あなたがやるべきことが変わってきます。

また、転職活動前にキャリアビジョンをしっかりと持つことで、転職後のミスマッチを避けられるでしょう。

前向きな退職理由を持つ

転職の理由は人それぞれですが、ネガティブな理由はポジティブな理由に変換しておくことをおすすめします。

例えば、後ろ向きな理由は次のように前向きな理由に言い換えることができるでしょう。

・希望の部署・職種に配属されなかった
→希望通りとは行かなかったとは言え、配属部署(職種)では◯◯などのスキル・経験を積むことができた。しかし、今後のキャリアを考えた結果、やはり若いうちから希望の部署(職種)で経験を積み、その道を極めていきたいと思った。

・仕事がつまらなかった
→配属された部署での仕事が雑用や先輩のサポート業務が中心で、1年経っても自分自身の成長を感じられなかった。雑用も誰かがやらなければいけない仕事ではあるが、より早く1人の社会人として成長・自立したいと思った。

このように前向きに考えることで、転職に対して自分自身でもポジティブに捉えられ、面接などの場でも自信を持って答えられるようになります。

とにかく行動する

第二新卒の採用プロセスは、新卒採用のように各企業が足並みを揃えて行われるものではありません。

採用予定人数に達したらすぐに応募受付を終了してしまうケースも多いため、とにかくフットワークを軽く、行動することが求められます。

ある企業の選考が進んでいる間も情報収集を継続的に行い、不採用であった場合もすぐ気持ちを切り替えて次に行くことができるようにしておくと良いでしょう。

要注意!第二新卒の転職失敗事例

悩み「第二新卒はやめとけ」と言われるだけあり、第二新卒の転職に失敗して後悔した経験がある人が多いのも事実。


先輩たちと同じような失敗を経験しないよう、転職失敗事例から学びましょう。

退職理由を他責している

「上司が無能だった」「職場の雰囲気が合わなかった」など、退職理由に会社や他人を挙げる人は、会社や職場を変えてもまた同じような状況に陥りがち。

そうやって何度も転職を繰り返していくうちに、面接官にも他責の思考が見抜かれてしまい、だんだんと転職するのが難しくなっていく可能性があります。

明確なキャリアビジョン・プランがない

「転職はゴールではなくスタート」と言う人も多いように、転職はこれからのキャリア・社会人人生の通過点でしかありません。

しかし、明確なキャリアビジョンや人生設計がなく、とりあえず転職することをゴールとしている人は、企業選びを間違ったり、はっきりとした志望動機が言えずに不採用になったりするのです。

大手企業しか見ない

新卒の就職活動と同じように大手や有名企業しか見ないような人は、転職活動がスムーズにいかない傾向があります。

誰もが知っている大手企業・有名企業は、当然競争率が高い上に、数人の欠員募集枠に何十人、何百人が応募することも珍しくありません。よほどのアピールポイントがない限り、その競争を勝ち抜くのは難しいでしょう。

世の中には、認知度こそ低くても業績がよく、従業員の満足度も高い優良企業はたくさんあります。ネームバリューにこだわらずに幅広く企業を見ることが大切です。

退職後に転職活動を始める

「まずは今の会社を辞めて、少しゆっくりしてから転職活動をしよう」と考えている人もいるかもしれませんが、転職活動はできるだけ在職中に行うことをおすすめします。

会社を退職すると収入がなくなるため、だんだんと気持ちに余裕がなくなってきます。「どこでもいいから早く就職したい」という焦りから、希望していない企業に入社することになってしまう人も。

働きながらの転職活動は簡単ではありませんが、金銭的、精神的な余裕を考えると、次の会社が決まってから辞める方が良いでしょう。

「第二新卒の転職活動が難しい」と感じたらやること

自己分析を行い、キャリアビジョンをしっかりと持った上で転職活動を始めても、なかなか上手くいかないことはあります。


「なかなか決まらない」「転職が難しい」と感じたら、次のことを試してみましょう。

春・秋を狙う

転職のタイミングは、春と秋を狙いましょう。

春(4月)は、1年以内に退職した新卒者や定年退職を迎えた社員の補充などで、第二新卒向けにも募集が出やすい時期です。4月に入社した新卒社員と一緒に研修を行うことができるため、企業としてもこのタイミングで募集をかけることが多いです。

秋(10月)は、異動や転勤などの欠員補充のために第二新卒の募集が増える傾向があります。夏のボーナスや夏休み・有給休暇を消化してから退職する社員も多く、需要と共に供給も増加して転職市場が盛んになる時期と言えます。

希望する業界を見直す

第二新卒で異業種、異業界に転職することは可能ですが、業界によっては経験者でないと転職が難しいケースも。

一般的に以下の業界は、転職の難易度が高いと言われています。

  • 金融・コンサルティング業界(銀行、証券会社、保険会社など)
  • 医療業界(医師、看護師、薬剤師)
  • 教育業界(教師、キャリアコンサルタント)
  • 美容業界(ネイリスト、化粧品メーカー)
  • 観光業界(ツアーコンダクター、キャビンアテンダント)
  • クリエイティブ業界(デザイナー、ディレクター)

このような業界を希望している場合は、専門学校やスクールなどでスキルを身に着けてからの方がスムーズに就職できるかもしれません。

転職エージェントを利用する

転職活動は転職サイトなどを使って1人でもできますが、転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントとは、転職を希望する人と企業の間に立ち、キャリアコンサルティング、求人紹介、面接日程の調整、給与・年収などの条件交渉など行ってくれる転職のプロ。履歴書の添削や模擬面接などの細かいサービスを提供してくれるものもあります。

転職エージェントは企業と独自のコネクションを持っているため、エージェントを通すことで、採用プロセスが一部簡略化されたり、スムーズに行ったりすることも。

転職エージェントは総合型、業界特化型など様々なサービスがあるので、複数利用してみて1つに絞ると良いでしょう。

まとめ

第二新卒は難しいとも言われますが、しっかりポイントを抑えて、計画的・戦略的に転職活動を行えば、より良い条件の企業に就職することもできます。

これから社会人としてどのような道を歩んでいきたいか」「自分の強み・アピールポイントは何か」を考え、積極的に行動していきましょう。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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