「今の仕事に対して、いまいちやりがいを持てない…」
「30代は転職のハードルが上がるというから、20代のうちに転職したい」
「就いてよかった仕事ランキングを参考に、転職先を考えたい!」
転職先を決める際、可能ならば「就いてよかった」と思える仕事に就きたいでしょう。
そこで本記事では、男性版の就いてよかった仕事ランキングTOP13を紹介します。
女性版の就いてよかった仕事ランキングは、「【女性版】就いてよかった仕事ランキングTOP15!女性にとってやりがいのある仕事とは?」で紹介しています。
※記事内の情報は2023年5月執筆時の内容です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
この記事の目次
【男性版】就いてよかった仕事ランキングTOP13
男性版の就いてよかった仕事ランキングTOP13は、以下の通りです。
1位 | コンサルタント |
2位 | セキュリティエンジニア |
3位 | 法人営業 |
4位 | データサイエンティスト・ データアナリスト |
5位 | 医療系専門職 |
6位 | 金融系専門職 |
7位 | 総務・経理・財務 |
8位 | 事業・経営企画 |
9位 | クラウドエンジニア |
10位 | AIエンジニア |
11位 | UI/UXデザイナー |
12位 | Webマーケター |
13位 | ソフトウェアエンジニア |
就いてよかった仕事ランキング作成における、参考記事は以下です。
- Best Jobs of 2023 | Indeed.com
- 2023年に高需要のIT職種トップ10、3位はデータ分析、2位はクラウドエンジニア、1位は?
- 就いてよかったと思う人が多い仕事は? 仕事満足度 職種ランキング最新版【総合】 |転職ならdoda(デューダ)
- 【LinkedIn独自調査】2023年版 人気急上昇中の仕事トップ10を発表|リンクトイン・ジャパン株式会社のプレスリリース
1位:コンサルタント
「コンサルタント」は、クライアントが抱える経営課題に対して、上層部へのヒアリングや社内資料などをもとに分析し、課題解決への具体的な提案や助言を行う職種です。
ひとくちにコンサルタントといっても領域は幅広く、金融・IT・人事・戦略・経営など、あらゆる分野に存在します。
仕事相手は役員や経営者が中心で、経営課題の解決策を提示する重要な仕事であることから、大きなやりがいと高収入で「就いてよかった」と感じる瞬間は多いでしょう。
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2位:セキュリティエンジニア
「セキュリティエンジニア」は、ITシステムの安全な運用を果たすためのセキュリティ管理を担当するエンジニア職です。
デジタル化が急速に進む中、サイバーセキュリティの専門家として業界を問わず活躍の場が広まっており、「就いてよかった」と思える機会に恵まれるでしょう。
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3位:法人営業
「法人営業」はtoB向けの営業職。顧客が法人の場合、大規模な取引を扱うことも多いです。
高い売上目標を設定されることが多い反面、大きなビジネスの動きに関われるので、責任感と大きなやりがいを持って仕事に取り組めます。
法人営業のほかにも、以下のような営業職もやりがいを感じやすいです。
- 商社営業
- 医療系:医薬品の営業・MR(医療情報担当者)
- フルコミッション型:金融・保険・不動産の営業職
上記の通りで、顧客の新規開拓や海外事業などの、ビジネスパーソンとして大きく成長できる機会のある営業職だと「就いてよかった」と感じる瞬間は多いでしょう。
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4位:データサイエンティスト・データアナリスト
「データサイエンティスト」は、データ分析に基づいて企業が抱えるビジネス課題を理論的・合理的に解決するのをサポートする職種です。
現在は、DX導入によるデータの見える化が進み、そのデータをいかにして活用するかという次の段階に進んだことで、データサイエンティストの需要がより一層増すと考えられます。
「データアナリスト」も同様に、データ分析を専門とする職種。
データサイエンティストとの違いは、データアナリストは得られた結果を実際のビジネスに反映するところまで担うことが多いです。
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5位:医療系専門職
「医療系専門職」は、医療業界に携わる以下のような職種を指します。
- 医師
- 看護師
- 薬剤師
- 臨床開発
- 機能訓練指導員
特に、少子高齢化が進む日本において、介護施設などでリハビリの指導を行う機能訓練指導員の需要は増すと予想されます。
医療系専門職は、患者の方々と接する機会が多いので、激務になりやすい反面、感謝される機会も多く、「就いてよかった」と思える瞬間も多いでしょう。
6位:金融系専門職
出典元:Prudential Financial, Inc.
「金融系専門職」とは、金融・保険業界で活躍する以下のような職種です。
- アクチュアリー(保険数理士)
- 金融・証券アナリスト
- 投資銀行部門(IBD)
- ファンドマネジャー
- 決済・計理・カストディ業務
上記の通りで、アクチュアリーのような難関資格の職種、IBDのような激務な反面、資金調達支援やM&A支援といった多額のお金を動かす機会が多い仕事などはやりがいを感じやすいです。
7位:総務・経理・財務
「総務」は、会社全体の経済活動が円滑に進むようにサポートする仕事で、業務の幅が非常に広く、部署をまたいで社員とやり取りする機会が多いです。
具体的な仕事内容を挙げると、人事・労務関連のしごと、契約書や知的財産権の管理などの法務関連、業務システムやセキュリティシステム導入、会計業務など。
近年は、コロナ後の人材採用の活発化から人事・採用担当を担う総務の存在は重要で、やりがいを持って働ける機会が増えるかもしれません。
「経理・財務」は、簡単にいうと企業のお金の流れを管理する仕事です。
具体的には、経理はお金の出入金管理や伝票の整理といった事務寄りの仕事、財務は資金調達や予算編成といった経営者寄りの仕事といえます。
経理・財務は、ワークライフバランスが取りやすく、億単位のお金の流れを管理する機会に恵まれると、やりがいも多く「就いてよかった」と感じられるでしょう。
8位:事業・経営企画
「事業・経営企画」は、自社の会社経営・事業計画を策定し、中長期的な業績目標の設定や経営管理を行う仕事です。
具体的には、事業計画は1つの事業に対する事業計画の設定、経営企画は会社全体の経営計画の設定を行うため、両者の意味合いは若干異なります。
経営者に近い観点から、企業の成長戦略を描き実行に移すという、大役といえるべきポジションなので、責任重大で大きなやりがいのある仕事といえるでしょう。
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9位:クラウドエンジニア
「クラウドエンジニア」は、クラウドコンピューティングを利用した技術開発を提供するITエンジニア。クラウドサービスの増加により、存在感が増しています。
具体的には、以下のような仕事を行います。
- クラウドシステムの設計・構築:AWS・Azure・GCPなどのクラウドサービスを利用したシステム開発設計および構築など
- クラウドシステムの運用保守:専用の監視ツールを使用した管理作業やバージョンアップ作業など
- クラウドシステムのセキュリティ対策:ウイルスソフトの導入や脆弱性テストなど
- 研究開発:最新のクラウド技術を使用したシミュレーションやツール開発など
これから確実に増えるクラウドシステムの設計開発に携われるので、将来性の高く「就いてよかった」と感じる瞬間も多いでしょう。
10位:AIエンジニア
「AIエンジニア」は、人工知能(AI)の開発、あるいはAI技術を用いたシステム開発を行うエンジニア職です。
現在は、ソフト・ハードに関わらずAI技術が活用され、AIエンジニアの活躍の場が増えているので、「就いてよかった」と感じる瞬間も多いでしょう。
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11位:UI/UXデザイナー
「UI/UXデザイナー」は、ユーザビリティーを意識したデジタルコンテンツの設計・構築を担うWebデザイナーです。
具体的には、ユーザー視点で使い勝手のよいデザインを構築するための調査、デザイン設計、プログラミング言語による実装などを行います。
現在は、動画コンテンツや3Dデザインの需要増なども相まって、UI/UXデザイナーの存在感は一層高まり、「就いてよかった」と思える機会も増えるでしょう。
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12位:Webマーケター
「Webマーケター」は、Webサイト・電子メール・SNSなどのデジタルコンテンツを活用したマーケティングを行う職種です。
Webマーケターは、テレワーク・業務委託・フリーランスといった柔軟な働き方がしやすく、グロースハッカーやSEOスペシャリストなどの関連する職種も存在する、魅力のある仕事。
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13位:ソフトウェアエンジニア
「ソフトウェアエンジニア」は、おもにソフトウェア開発を担当するエンジニア職です。
デジタル化の流れやAI・ビッグデータ・IoTといった先端技術に携わる機会も増えたことで、ソフトウェアエンジニアとして働くことでやりがいを感じる瞬間は多いでしょう。
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就いてよかったと思える仕事の特徴
本章では、就いてよかったと思える仕事の特徴を9つ紹介します。
- 十分な給与がもらえる
- 柔軟な働き方が可能
- キャリアアップが見込める
- 職場環境が良好
- コロナの影響を受けていない
- 業界をまたいで活躍できる
- 数値・データを扱う
- IT関連のスキルが必要
- 感謝される機会が多い
十分な給与がもらえる
1つ目は、十分な給与がもらえることで、基本給が高いことやインセンティブ(歩合給)がある仕事などが該当します。
社会人の平均年収に相当するかそれ以上の給与が期待できるならば、趣味や高級品などにお金を使えますから、「就いてよかった」と思えるでしょう。
柔軟な働き方が可能
2つ目は、柔軟な働き方が可能なことで、具体的には以下のような働き方が該当します。
- 勤務日・勤務時間・勤務場所が選べる
- 有給休暇・育児休暇・長期休暇が取りやすい
- テレワークが可能
上記の通りで、柔軟な働き方が可能ならば、ワークライフバランスが取りやすく、プライベートや家族との時間も大切にできます。
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キャリアアップが見込める
3つ目は、キャリアアップが見込めることで、具体的には以下のような特徴があります。
- 非正規雇用から正社員への登用制度がある
- 昇格・昇進がある
- 働きに応じた明確な評価制度
- キャリアパスのモデルケースとなる先輩・上司がいる
上記の通りで、成果次第でキャリアアップが見込める職場ならば、「就いてよかった」と感じるでしょう。
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職場環境が良好
4つ目は、職場環境が良好なことで、具体的には以下のような職場が該当します。
- 上司・同僚から評価される
- 部署・部門間の風通しがよい
- 人材育成(新人研修・スキルアップ研修)に力を入れている
- 公正かつ透明性の高い会社経営
上記の通りで、単純な職場関係だけでなく、他部署や上層部に対して意見をいいやすい企業風土やシステムがあるのもポイントです。
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コロナの影響を受けていない
5つ目は、コロナの影響を受けていないことです。
例えば、コロナ禍の外出自粛に伴い、店舗運営を主体とする飲食店やサービス業は大きな打撃を受けました。
一方で、自宅で過ごす時間が増えたことで、巣ごもり需要を満たせる製品やオンラインサービスを提供する企業は売上を伸ばしました。
このように、コロナ禍でもニーズのある業界・企業に転職できれば、「就いてよかった」と感じるはずです。
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業界をまたいで活躍できる
6つ目は、業界をまたいで活躍できることです。
例えば、システム開発を担うITエンジニアは、対象となる顧客が業務システムを持つ全業界なので、活躍の場はIT業界にとどまりません。
このように、取引先や活躍の場が特定の業界に限定されないならば、仕事に困ることはなく、さまざまな知見を得て成長できる機会も多いでしょう。
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数値・データを扱う
7つ目は、数値・データを扱う仕事であることです。
実際、「【男性版】就いてよかった仕事ランキングTOP13」から分かるように、ほとんどの仕事が数値・データに基づいて業務を遂行します。
また、数学・データ分析・統計学を用いると、根拠に基づいた行動が取れるので、失敗したときの振り返りや成功の要因を分析しやすく、自信を持って仕事に臨めるでしょう。
IT関連のスキルが必要
8つ目は、IT関連のスキルが必要なことです。
具体的には、RPAツールやプログラミングを活用した業務効率化が該当します。
業務効率化を通して労働生産性を向上すれば、重要な業務に集中できる環境を整えたり、残業を減らしてプライベートな時間を増やせるので、「就いてよかった」と思えるでしょう。
感謝される機会が多い
9つ目は、感謝される機会が多いことで、取引先と密接に関わる仕事や社会貢献を果たせる企業などが該当します。
顧客から直接感謝される機会があれば、自分の仕事が社会に必要とされている実感が持てるので、「就いてよかった」と思えるはずです。
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就いてよかったと思える仕事に転職するコツ
本章では、就いてよかったと思える仕事に転職するコツを8つ紹介します。
- 市場価値を高める行動をする
- 前職で培ったスキルを活かす
- ジョブ型雇用で転職する
- ポータブルスキルを身につける
- IT関連のスキルを身につける
- 業界・企業分析を行う
- 業界・企業経験者から話を聞く
- 不安なら副業・兼業から始める
市場価値を高める行動をする
1つ目は、市場価値を高める行動を積極的に取ることで、具体的には以下のような行動です。
- 現在の会社で実績を作る
- 転職先で使える資格を取る
- 人脈を広げる
上記の通りで、これまでの自分のキャリアを棚卸しして転職サイトに公開し、アドバイザーや企業の反応を通して自分の市場価値がどのくらいかを測ってみるのもよいでしょう。
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前職で培ったスキルを活かす
2つ目は、前職で培ったスキルを活かすことです。
採用担当者が見るポイントとしては、これまでの実績や経験を含めて、「それらを活かして自社で成果を出せそうか?」という再現性の高さにあります。
そのため、「前職で培ったスキルをどのように転職先で還元できるのか」をうまくアピールできれば、「就いてよかった」と思える仕事に転職できる可能性は上がるでしょう。
ジョブ型雇用で転職する
3つ目は、ジョブ型雇用を採用している企業に転職することです。
ジョブ型雇用とは、すでに用意されたジョブ(仕事)に対して人を割り当てる雇用制度です。
ジョブ型雇用で転職することで、明確な業務内容を持って取り組めるため、前職を得た経験を活かしながらスキルを伸ばせます。
ポータブルスキルを身につける
4つ目は、ポータブルスキルを身につけることです。
ポータブルスキルとは、業界をまたいで通用する汎用性の高いスキルのことで、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルなどが該当します。
どのような仕事でも人との関わりやタスク管理は発生するため、「ポータブルスキル+専門スキル」を活かせる職場に転職できれば、「就いてよかった」と思えるでしょう。
ポータブルスキルの詳細は、『“ポータブルスキル” 活用研修 – 厚生労働省』をご参考ください。
IT関連のスキルを身につける
5つ目は、IT関連のスキルを身につけることです。
現在は、DX導入による業務のオンライン化と効率化が進んだことで、より生産性の高い仕事が求められるようになりました。
そして、生産性の高い仕事をする上で、デジタル系スキルは避けて通れないため、ITスキルやITリテラシーはビジネスパーソンに必須といえます。
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業界・企業分析を行う
6つ目は、業界・企業分析を行うことです。
仮に転職に成功しても、入社前のイメージとかけ離れた業務内容だった場合、仕事にやりがいや誇りを見いだすのは難しいかもしれません。
そのため、転職したい業界・企業を細部まで調査することで、理想と現実のギャップを埋められるので、「就いてよかった」と思える仕事に転職できる可能性が上がります。
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業界・企業経験者から話を聞く
7つ目は、業界・企業経験者から話を聞くことで、具体的には以下の方法があります。
転職したい業界・企業で実際に働いた方の生の声を聞けると、入社後の働き方がより鮮明にイメージしやすいはずです。
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不安なら副業・兼業から始める
8つ目は、転職が不安なら副業・兼業からスタートしてみることです。
例えば、「IT業界でソフトウェアエンジニアに転職したいけど、プログラミング未経験だからついていけるか心配…」だとします。
その場合、転職前にプログラミングを勉強し、自分で1からアプリ開発を行い、アプリ開発案件を受注して副業をすると、不安は解消されるはずです。
このように、副業・兼業でスモールスタートしてから転職を考えると、「就いてよかった」と感じやすいでしょう。
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就いてよかったと思える仕事に転職して人生を豊かにしよう
男性版の就いてよかった仕事ランキングTOP13を紹介しました。
「就いてよかった」と思える仕事には、個人差があります。
実際、年収の高さにやりがいを感じる人もいれば、年収よりもワークライフバランスを重視する人もいます。
そのため、転職では「仕事選びの軸」や「譲れないもの」といった観点も重要です。
転職して後悔しないように、転職のコツも参考にしてもらい、就いてよかったと思える仕事で人生を豊かにしましょう。
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