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データベースエンジニアはきつい?年収・仕事内容・将来性・やめとけと言われる理由などを解説

更新: 2024.01.17

エンジニアに興味がある方の中には「データベースエンジニア」という種類のエンジニアを聞いたことがあるかもしれません。

しかし、データベースエンジニアは具体的に何をするか知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、初心者向けにデータベースエンジニアの仕事内容、年収、将来性、必要なスキルなどを解説します。

またデータベースエンジニアが一般的にきつい・やめとけと言われている理由も紹介するので、データベースエンジニアへの就職・転職を検討している方はぜひ参考にしてください。

この記事は現役エンジニアによって監修済みです。

データベースエンジニアとは?

仕事

データベースエンジニアとは、データベースの設計・開発・管理・運用を行うエンジニアを指します。

システム開発では、ビッグデータを扱うことがあるため、データベースエンジニアは重要な役割です。エンジニアといってもシステム開発のためプログラミングをすることはあまりありません。

他のエンジニアとの違い

エンジニアの職種はほかにも、システムエンジニア、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニアなどがあります。主に以下のような業務をします。

  • システムエンジニア:システムの設計・開発・テストまでの計画の立案や、お客様とのやり取り、プロジェクト管理などを行う
  • サーバーエンジニア:サーバーの設計・構築・運用保守・セキュリティ対策を行う
  • ネットワークエンジニア:ネットワークの設計・構築・運用・保守をする

各エンジニアの仕事内容を詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。

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データベースエンジニアの年収

dodaの調査(2023年12月時点)によれば、データベースエンジニア全体の平均年収は約412万円です。男女別では男性が約414万円、女性が約407万円という結果。

ちなみに国税庁の『令和4年分 民間給与実態統計調査』によれば、日本の全職種の平均年収が約458万円なので、データベースエンジニアの平均年収は日本の平均年収よりも低め。

一方で、求人ボックス 給料ナビのデータを参考にすると、データベースエンジニアの平均年収は約588万円で、正社員の給料分布でボリュームが多いのは528〜612万円

平均年収よりも低い調査もあるものの、会社・経験・スキル次第では、平均年収以上の給与を稼げるチャンスがあるといえるでしょう。

※年収の情報は2024年1月執筆時点の内容です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

年代別データベースエンジニアの平均年収

同じくdodaの調査を参考に、データベースエンジニアの平均年収を年代別に見てみましょう。20代の平均年収は約375万円。これは日本の平均年収よりもだいぶ低い水準です。

そして30代の平均年収は約471万円20代でスキルを身につけ経験を積むことで、30代になると難易度の業務に携わることが多くなります。それにより平均年収は高くなる傾向になります。

他のIT職種の年収は?

データベースエンジニアの平均年収は、そのほかのIT職種と比べるとどうなのでしょうか。それぞれ以下の記事で紹介しているので、気になる方は読んでみてください。

データベースエンジニアの仕事内容

データベースエンジニアの主な仕事は以下の3つです。

  • データベースの設計・開発
  • データベースの管理
  • データベースの運用

データベースの設計・開発

Oracle(オラクル)やMicrosoft SQL Server(マイクロソフト エスキューエル サーバー)といったデータベース管理システムを使って、設計と開発を行う仕事です。

最適なデータベースの開発をするため、顧客やシステム開発担当へのヒアリングの機会も多いです。

データベースの管理

開発したデータベースを円滑に使えるよう、データベースサーバーの効率化や最適化をします。データの流出や不正侵入の対策をするのもデータベースエンジニアの仕事です。

データベースの運用

データベースの運用というのは、具体的には稼働しているデータベースへのアクセス権の管理やバックアップを行うことを指します。

データベースエンジニアの面白さとやりがい

データベースエンジニアの面白さとやりがいについて解説します。

  • データを使う人の業務効率化や企業経営に直接貢献できる
  • 業務の幅が広い
  • 開発プロジェクトの主要メンバーになることが多い

データを使う人の業務効率化や企業経営に直接貢献できる

企業はユーザー分析や顧客管理など、データを活用する機会が多くあります。

業務効率やセキュリティに関わるデータベースを設計・開発するデータベースエンジニアは、自分の業務はデータ利用者や企業経営に大きく貢献していると感じながら仕事ができます。

業務の幅が広い

業務の幅が広いので、どんどん新しいことに挑戦することになるのもデータベースエンジニアの面白いところです。経営やマーケティングの知識もつくため、今後のキャリアが広がるのも魅力となります。

開発プロジェクトの主要メンバーになることが多い

システム開発にもデータベースを利用するため、開発プロジェクトのメンバーとやり取りが多くなります。そんななか、データベースの専門家であるデータベースエンジニアは開発プロジェクトの主要メンバーとなることが多くなります。

データベースエンジニアはきつい?やめとけと言われる理由

「データベースエンジニア」と調べると「きつい」や「やめとけ」と検索候補に表示されます。果たして、なぜなのでしょうか。これは、おもに2つの理由が考えられます。

  • 業務過多になることがある
  • 責任が重い

業務過多になることがある

データベースエンジニアはプロジェクトやチームに基本的に1人のため、データベースに関する業務は全て集中します。そのため他のエンジニア職種と比べて業務が多くなり、労働時間が長くなることもあります。

責任が重い

データベースは、セキュリティ観点などから企業の中で非常に重要になります。企業のデータを守る重大な責任があるため、時にはプレッシャーが負担に感じることもあるかもしれません。

データベースエンジニアの将来性

データベースは重要性は高まっていますが、じつは「データベースエンジニア」の求人は少なくなってきています。

理由は、現在システムのデータベースはシステム導入時からパッケージとして設定されていることが多いからです。これにより個別にデータベースを設計することが少なくなり、企業は自社でデータベースエンジニアを採用する必要がなくなってきてしまいました。

また、近年IT業界は横断的に業務を行える人材が求められています。データベースエンジニアはデータベース以外の知識を持っていないと、エンジニアとしての市場価値は上がりにくくなりました。

データベースエンジニアに必要なスキル

データベースエンジニアとして働くのに必要なスキルは何でしょうか。

基本的なものを以下で紹介します。

  • コミュニケーション能力
  • 全体を俯瞰してみる力
  • 論理的思考力
  • データベースや情報システムに関する全般知識

コミュニケーション能力

データベースエンジニアにコミュニケーション能力は大切です。開発・設計顧客へのヒアリングや開発メンバーとの情報交換が多く発生するためです。

全体を俯瞰してみる力

データを企業の戦略に活かすためには、システムを機能面、セキュリティ面、コスト面など様々な角度から評価して最適なデータベースを設計する必要があります。

そのためデータだけではなく経営やマーケティングの知識を持ち、ビジネスを全体的に俯瞰する力があると、データベースエンジニアとして活躍できるでしょう。

論理的思考力

データベースの容量には限りがあります。そのためビッグデータをどのように収めるのが最適か考える、論理的思考もデータベースエンジニアには重要なスキルです。

データベースや情報システムに関する全般知識

データベースの専門家として、データベースや情報システムに関する全般の知識が必要なのは言うまでもありません。特にデータベースを扱うための言語であるSQL(エスキューエル)は、設計・開発・管理・運用すべてにおいて必須となります。

データベースエンジニアに向いている人

データベースエンジニアの適性がある人の特徴について紹介します。

  • 緻密な計画を立てて仕事を進められる人
  • 冷静な人
  • 向上心がある人
  • 周囲を巻き込むのが上手い人

緻密な計画を立てて仕事を進められる人

データベースが正常に稼働しないと、関連するシステムにも影響があります。そうするとトラブルが解決するまでの間、システムを利用する全ての人に多大な迷惑をかけてしまうでしょう。そのためデータベースエンジニアは不具合が起きないよう、緻密に計画を立てて業務をしなくてはいけません。

冷静な人

データベースになにかトラブルがあった際、速やかに原因を突き止めなければなりません。そのため、トラブル時にも冷静に対応できる人はデータベースエンジニアに向いています。

向上心がある人

進化が目覚ましいIT業界の中心にいるのがエンジニアです。最新技術を取り入れて仕事を進めるために、知識のインプットを続けられる向上心がある人はデータベースエンジニアに向いているといえます。

周囲を巻き込むのが上手い人

データベースエンジニアは開発チームと一緒に仕事をします。そこで最適なデータベースの構築・運用のために自分の意見をわかりやすく伝え、周囲を巻き込みながら仕事をする必要があります。

未経験からデータベースエンジニアに就職・転職する方法

サラリーマン

結論からいうと、未経験からすぐにデータベースエンジニアになるのは難しいです。

データベースエンジニアは細かい専門知識が多く、エンジニア未経験の方では対応するのが難しい場面が多いためです。

幅広い知識を持つIT人材が求められる昨今、未経験からデータベースエンジニアを目指すなら、まずはシステムエンジニアなど別業種で経験を積むのがよいでしょう。

別業種で開発に関わる業務をしながら、データベースの知識をつけていきます。データベースエンジニアがいる職場なら、なるべく近くで業務のやり方などを見ておくといいでしょう。

データベースエンジニアに必要な知識を身につけるには、エンジニアの実務と並行して資格の勉強をするのが効果的です。

前述のように、データベーススペシャリストやORACLE MASTERといった資格の勉強で得られる知識は、データベースエンジニアの業務に直結しているので、転職にも役に立ちます。

まとめ:データベースエンジニアはIT社会に不可欠

データベースエンジニアの仕事内容、年収、将来性、必要なスキルなどの基本情報から、データベースエンジニアが一般的にきつい・やめとけと言われている理由なども解説しました。

データベースエンジニアは他のエンジニア職と比べ、求められるスキルや知識がより専門的になりますので、エンジニア未経験から転職をするのはかなり難しいともいえるでしょう。

その一方で、データベースはIT社会を支える主要技術の1つなので、経験やスキル次第で手に職を付けられる、貴重なIT人材の1人として活躍できるはずです。

データベースエンジニアに興味がある、転職を目指したいという方は、まずは関連資格の取得やプログラミング学習などから取り組んでみてください。

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この記事を書いた人

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3年間福祉業に従事後、IT業界へ。今はWEBライターをしています。 なんにでも興味を持つ性格で、趣味はゲーム、ドライブ、心理学、WEBデザインの勉強、その他多数です。

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