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ネット弁慶ってどんな人?攻撃的な発言を繰り返す人の性格や特徴、心理を解説

作成: 2018.07.04 更新: 2018.12.19

 

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あなたは「ネット弁慶」という言葉を聞いたことがありますか?

インターネットの普及により誰でも簡単に発信できるようになり、顔も知らない遠く離れた場所にいる人と交流することもできるようになりました。

しかしその匿名性を盾に他人を傷つける発言を繰り返すような人もいます。

ネット空間は、直接顔を合わせて交流するわけではないので、相手との関係性が軽視されやすく、普段の現実世界と異なった振る舞いをしてしまいやすいのです。

この記事では、現実世界のトラブルにも発展しかねない「ネット弁慶」と呼ばれる人の特徴を紹介します。

ネット弁慶とは

ネット弁慶の定義

まずはネット弁慶の言葉の意味を紹介します。

ネット弁慶とは、発言がネット上でのみ強気な性格の人を指すネットスラング(俗語)です。普段の会話で用いられることは少ないので、あまり耳馴染みがないかもしれませんが、匿名投稿サイトなどではよく使われている言葉です。

ネット弁慶の言葉の由来

ネット弁慶の語源は「内弁慶、外地蔵」ということわざにあります。これは、家の中では武蔵坊弁慶のように強そうな振る舞いをしているのに、外に出ると地蔵のように大人しくなる小心者を意味します。

そして、この内弁慶に引っ掛けて表現したのが「ネット弁慶」という言葉です。

匿名性を利用してネット上では強そうな振る舞いや発言をするが、一歩現実の世界に出ると強気ではいられない小心者を半ば揶揄する形で使われる言葉なのです。

ネット弁慶の実生活

ネット弁慶は、実生活では他人を威圧するような態度をとることはありません。

現実の世界では大人しく、人見知りだったり、あまり注目されなかったりすることが多いです。

自分を誇張して表現したり、他人を理屈つけて批判したりなどは、現実の世界ではすることができないでしょう。ネット弁慶と呼ばれる人は、もしかすると身近に存在しているかもしれません。

ネット弁慶の特徴

活動の範囲が狭い

ネット弁慶の特徴としては、実生活での交友関係やつながりがあまりなく、ネット上のつながりが強いことが挙げられます。

会社や友人との関わりがないと、飲みに行ったりなどの交流もなくなります。すると必然的に一人の時間が多くなり、ネット上の滞在時間も増える人もいるでしょう。

視野が狭い

情報をえる手段としてネットを活用する人は多いでしょう。大手メディアに対し偏った報道であると考える人もいると思います。実際、ネットをうまく活用すれば、様々な意見や考えに触れる機会になり、大手メディアでは報道されない情報を得ることもできるでしょう。

しかし、ネット上に流れている情報はあまりにも膨大であるため、どうしても自分好みの意見のものを優先的に見てしまいがちです。

例えば、ツイッターなどは、自分と同じ価値観の人ばかりをフォローし、自分と意見の合わない人は「フォローしない」「ミュート・ブロックする」などの手段をとることもできます。

するとそこから得られる情報や意見は自分の価値観に沿ったものばかりになってしまい、「みんなこう考えている」「だから自分の考え方は正しい」と錯覚してしまう危険性もあります。

またネットニュースサイトの多くは、自分の閲覧したトピックに関連するニュースがレコメンドされる仕様になっているため、情報を偏りなく得ることは限りなく難しいと言えるでしょう。

ネット弁慶と呼ばれる人は、自分の価値観に合う意見しか取り入れない傾向にあります。偏った思考のまま自分の考えを疑わず、納得のいかない意見やニュースには徹底的に反論、批判をし、相手の立場で考えるようなことはしないのです。

正義感が強い

炎上とは、ある物事に対し非難や誹謗中傷が殺到する現象です。

不祥事を起こした企業や倫理に反する行動をとった著名人などが主に対象となりますが、一般人であってもツイッターの投稿などから炎上に巻き込まれることはあります。

炎上はなぜ起きるのでしょうか。原因は様々ではありますが、1つに炎上に加担する人々が正義感に駆られているという要因が考えられるでしょう。

実際ツイッターの炎上のコメントや、ニュースサイトのコメント欄などは、自分の価値観からみて間違った行動をした人を倫理や常識の観点から非難しているコメントが多いです。

前述した「自分の価値観を正しいと確信している」人々が他者の立場に立って考えることをせず、納得のいかない事象に対して非難をしているのです。

ネット弁慶は、普段の生活では人を威圧するような言動することはあまりありません。普段の生活ではうまく自分を主張できなかったり、意見を言えなかったりします。

そういった人たちが、他人に配慮することなく、自分が正しいと妄信する正義の意見を自由に述べることのできるのが、ニュースサイトのコメント欄や投稿サイトなのです。

博識である

ネット弁慶と呼ばれる人は、博識であったり、ある専門分野について詳しい傾向にあります。

実生活では、知識を披露したり持論を展開する機会はあまりない一方で、ネット上にはニュースサイトや掲示板など常に何かしらのトピックがあります。そこに少しでも詳しい分野のトピックがあり、自分にとって間違っている情報やコメントをみると直ちに批判するのです。

また、粘着質に批判コメントをするネット弁慶は、「批判している」のではなく「指摘してあげている」という感覚の人も多いと考えられます。

本人は論理的に話しているつもりだが、主張や価値観が大きく偏っているため、周囲からは理屈っぽい、屁理屈を言っているように見えることもしばしばです。

実生活で不遇な扱いを受けている

望むものは全て手に入れて、満足のいく生活を送っている人。こういった人が他人の足を引っ張ったり、見ず知らずの人の意見を否定することに執着するとは考えにくいでしょう。

ネット弁慶と呼ばれる人は、実生活で不遇な扱いを受けていると感じている人が多いです。それはお金かもしれませんし、地位や社会制度に対する不満かもしれません。

いずれにせよ、自分の能力に周囲の評価が見合っていない現状、社会における境遇に理不尽さを感じている人の鬱積の向かう先が、匿名の罵詈雑言飛び交うネット空間になっているのではないでしょうか。

集団より孤独を好む

現実の世界において、集団行動は他人の意見を聞いたり配慮する必要があるものです。

一方、ネット上では他者への配慮は要らず、自分の好きなように意見を述べることが出来ます。

周囲との関係性をうまく築けない人は、集団行動よりも個人行動を好みます。自分の都合でコミュニケーションを取れるネット上で自分を表現するようになるのです。

ネット弁慶の心理

妬み・嫉み

ネット弁慶の攻撃的なコメントは、有名人やインフルエンサーなど人気者・大勢の注目を集めている人に頻繁に向けられます。

妬みや嫉みから、発表している作品や行動を、何かと理屈をつけて否定するのです。

しかし、自らが何かを発表したり、行動を起こすことはありません。

17世紀のフランスの名門貴族・文学者のラ・ロシュフコーは「羨望というのは、他人の幸福が我慢できない怒りなのだ」と述べています。
もしかするとネット弁慶には、攻撃の対象者のことを羨ましく思う気持ちがあるのかもしれません。

過剰な自己投影

ネット上には、テレビのワイドショーなどで取り上げられるトピックなどの、自身とはまったく関係ないことに過剰に反応する人がいます。

芸能人の不倫のニュースなどの当事者間で解決すべき問題に対し、「許せない」と断罪する行為は、冷静に考えれば当人にとっては全くメリットのない話です。

これに関して、ニュースの事象を過剰に自己投影している、自分に照らし合わせている傾向があると考えられます。無意識に過去の自分に起きた似た出来事などを投影し、自分がまるで被害者のように感じ、テレビやパソコンの向こうの人間を許せないと感じる。つまり、当人にしてみれば他人事ではないのです。

そう考えれば、赤の他人の事情に対し、過剰に反応する非合理的な行動も少しは理にかなっていると言えるでしょう。

承認欲求が強い

承認欲求とは、他人から認められたいとする感情のことです。ネット弁慶と呼ばれる人は、この承認欲求が強い傾向にあります。

例えば、ヤフーニュースのコメントやツイッターの投稿などは、自分の意見への支持や共感が可視化されるように作られています。自分の投稿に「いいね」がついたり「リツイート」されるのは誰しも嬉しいものです。

ネット弁慶は他者への批判や否定、攻撃を繰り返しますが、次第にそれに同調する人が現れるようになります。これは長年社会問題になっているいじめと構造が酷似しています。

SNSは一対一の関係に止まらず、顔の見えない不特定多数のユーザーがに加担しやすいものです。

他者を貶める発言や偏見的な意見に「いいね」や「そう思う」などの「共感」が示されることによって、誰かから認められたような気持ちになるのです。

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ネット弁慶に関わるトラブル

個人情報を晒される

ネット弁慶は正義感や義憤に駆られて過剰な行動をとることがあります。

例えば、学生の内輪の悪ふざけなどを吊るし上げ、袋叩きにするようなケースです。以前、学生がバイト先で冷蔵庫に入ったという旨のツイートが炎上した事件がありました。「会社としてどんな指導をしているのか」などの批判の声が相次いだ結果、店は閉店に追い込まれ、学生は個人情報などを特定されました。

該当のツイートを削除しても『魚拓』と呼ばれるスクリーンショットを撮られているため、ネット上から永遠に消えることはありません。

もちろん学生の行為は常識の範疇を超えたものであるという意見は往々にしてあるでしょうが、過剰な炎上に巻き込まれては、今後の人生を大きく変えてしまうことにもなりかねません。

現実世界でのトラブルに発展する

福岡で講演を行っていたブロガーが、講演後に刺殺されるという事件がありました。逮捕された犯人は「ネット上のやりとりで恨みがあった」と述べています。

ネット空間では、その匿名性ゆえに画面の向こうにどんな人がいるのかを知ることができません。思いもよらぬ逆恨みをされたり、現実世界でのトラブルに発展するケースもあるのです。

ネットで人格が変わることは特別なことではなくなった

SNSとリアルは別人格

トレンド総研が実施した「ネット人格」に関する調査では、SNSと現実で人格を使い分けている人の割合は全体の4割以上という結果が出ています。

その内「意識的に使い分けている」が25.3%、「無意識のうちに変わっている」が16.3%。

またSNSとリアルで人格が変わることについては「普通だと思う」という意見が最多となっています。もはや、現実とネット上で人格を切り替えることは、特別なことではなくなっているのかもしれません。

悪意の投稿をしたことがある人の割合

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のネット利用者の意識調査ではネットを通じてブログやツイッターなどへ投稿した人のおよそ25%が、他人や企業の悪口などの「悪意のある投稿」をした経験があると回答しています。

4人に1人というのは、意外にも多い方なのではないでしょうか。

投稿の内容は「他人や企業の悪口」や「人格を否定」など。投稿の理由は「反論したかった」「投稿やコメントを見て不快になった」「非難・批評するため」などでした。

さいごに

ネット弁慶はネット上で横暴な振る舞いをする、現実の世界ではおとなしい人のことを指します。一般的にはネガティブな意味合いで使われます。

しかし、普段と違う自分でいることは悪いことばかりではありません。

作曲家のヒャダイン(前山田健一)氏はインタビューで、「自分を変えたい」と悩む相談者へのアドバイスとして「まずはネット弁慶になってみては」と回答しています。これは、理想の自分になるために、まずはネット上で普段と違う振る舞いをしてみてはということを意味しています。

ネットはポジティブな方向に活用すれば、自分の可能性を引き出してくれるツールです。ネットをうまく活用すれば、普段の生活では関わらないような人と交流することができます。これは自分の経験や価値観を広げてくれるものになるでしょう。

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