「毎日走ることにしたけど、体力が保たず3日も続かなかった…」
「一つの会社に長くいられず、何度も転職している…」
「何となくの人生を歩んできたせいで、何かを達成した記憶がない…」
このように、努力できない・努力が続かないことでお悩みの方は多いはずです。
そこで本記事では、努力ができない11の原因と解決方法を紹介します。努力できない自分を変えたい方・努力の仕方を学びたい方は、ぜひご参考ください。
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この記事の目次
「努力ができない」11の原因
努力ができない原因は、人それぞれ。そこで本章では、努力が苦手な方に共通する11の特徴や性格を紹介します。自分に当てはまるものは何か確認しながら見てみましょう。
- 今までは他人から目標を与えられていた
- 「努力すること」自体が目標になっている
- すぐに結果を求めてしまう
- 期待や理想が大きすぎる
- 過去に努力が報われなかった経験がある
- 完璧主義なタイプ
- 飽き性
- 物事を先延ばしにしがち
- 「努力する意味がない、無駄だ」と考えてしまう
- 他人と自分を比較してしまう
- 習慣化するまで続かない
自分がどのパターンに当てはまるのかチェックしてみてください。
今までは他人から目標を与えられていた
学生時代は目標となる中学、高校、大学などに進学するため受験勉強をしたり、部活動で大会に出たり作品を作ったりしていた方が多いと思います。
しかしそれらの子供の時の目標は自分で設定したものではなく、両親・学校の先生・仕事の上司から与えられた、受動的なものではなかったですか?
もしも当てはまるならば、努力ができない原因として、努力が自分で立てられない環境にあったことに起因しているかもしれません。
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「努力すること」自体が目標になっている
「毎日2時間勉強する」「月に5冊以上本を読む」など、努力することそのものが目標となっていませんか?
何のために毎日2時間勉強するのか?何のために月5冊の本を読むのか?努力の先にある未来の目標がないと継続することは難しいです。
行動することは素晴らしいですが、努力は目的の結果や効果を得るための過程である、と考え方を変えなければなりません。
すぐに結果を求めてしまう
努力することは日々少しずつ積み重ねていくからこそ大きな結果に繋がります。
その努力するという工程を頭の中から省いてしまい、すぐに結果を追い求めてしまう人は、努力が続かない傾向にあるようです。
なかなか思うように結果が出ず、努力するモチベーションがなくなってしまいがち。努力の後に結果があるという考え方をしなければなりません。
期待や理想が大きすぎる
設定した最終目標・努力した後の期待・理想があまりにも大きすぎると、並大抵の努力や行動では達成できなくなってしまいます。その結果、努力が続かずに挫折してしまうことも。
理想を大きく思い描くことは大切なのですが、あまりにもレベルが高すぎて現実とのギャップが大きすぎると、自分を追い詰めることになりかねません。
努力が失敗に繋がらないためにも、注意しましょう。
過去に努力が報われなかった経験がある
部活や勉強などで必死に頑張ったものの運動が下手なままだったり、受験に失敗してしまったりした過去はありませんか?
そうした経験から自己嫌悪を抱いたり、無気力な状態に陥ることも。
過去の経験から「努力しても結果は伴わない」と思い込み、自ら努力することをやめてしまっている可能性があります。
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完璧主義なタイプ
完璧主義の人は、物事を完璧に達成することを目指して努力しそうですが、実は努力が続かない状態に陥る側面もあります。
なぜなら、自分が立てた予定が少しでも狂ったり、思うような結果が出続けないと、不満を感じてそれまで一生懸命してきた努力も途中で投げ出してしまいがちだからです。
完成間際の作業が一つのミスが気になって壊してしまった経験はある方は、このパターンに近いかもしれません。
飽き性
目先のことに集中できず、興味の対象がすぐに変わってしまう飽き性な人も努力が続かないという特徴があります。色々なことをしようとしているので、怠け者というわけではないです。
「自分の可能性を探ろうと努力している」という見方もできますが、長続きしないので、結局スキルを習得する前にやめてしまいます。
すると、自分にその道を極められる可能性があったかもしれないのに、予測もできないままに終わってしまうことが多いです。
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物事を先延ばしにしがち
「明日やればいいや」「明日から本気出す!」などと、今日やるべき物事を先延ばしにしてしまう人も努力できない特徴があると言えます。
本当に明日以降にやればいいですが、明後日、明々後日と先延ばしする期間が長くなってしまったという経験はありませんか?
結果的に達成までに十分な時間が取れず、やっつけ仕事のようになってしまい、成果も残せず、自分の成長も出来ず終わってしまうでしょう。
「努力する意味がない、無駄だ」と考えてしまう
努力した結果、それが自分にとって何の意味があったか、自分の人生に何をもたらしたかを考えると、挫折につながったり、そもそも努力すらしない状態になることも。
努力した先にある成果を得られるかどうか不安になったり、自信がなくなったりすると、努力することの理由ばかり考えてしまいます。
成果があっての努力なので、努力そのものに意味を求めてしまうと、無駄ではないかという答えに行き着いてしまう可能性が高いです。
また何事も全て否定することから始めてしまう性格の人にも多い特徴です。行動を起こす前に自分からチャンスを捨ててしまうこともあります。
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他人と自分を比較してしまう
自分と他人とを比べることで、努力しないための言い訳を作ってしまう人も多いです。
「あの人は自分とは違い、努力できる特別な才能を持っている」「自分は努力できないダメな人間だ」と思い、自暴自棄になって努力をやめてしまうのがその一例。
また「あの人も努力していないから自分もしなくていい」と考え、現状に甘えてしまうケースもあるかもしれません。
他人を見習って自分も頑張ろうという気持ちになればいいのですが、努力しないための言い訳にしてしまうと、途端に頑張れなくなってしまいます。他人に対する自分の思いや考え方を変える必要があるでしょう。
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習慣化するまで続かない
努力が習慣化すれば、毎日やっても苦労を感じずにできるようになります。
しかし、努力が習慣化するまでの忍耐が続かず、放り出してしまう人も多いです。成功を手に入れるためには、まず努力が長続きする状態にならなければなりません。
努力は日々の積み重ねであるという考え方で挑みましょう。
努力できることは才能なのか?
一説には、「努力できる人とできない人は脳の仕組みや機能が異なる」とも。
しかし、努力は少しのコツがあれば誰でもできることです。努力をする分野によって向き不向きがあるだけで、才能や素質がなければできないということはありません。
努力は「努力した結果、何か能力を習得したり達成したりといった成功」を何度も実感することでより続くようになります。自分の思いが大きく影響するのです。
まずは最初の成功を得るために、努力できるきっかけを作る必要がありますね。
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「努力ができない」を解決する11の方法
ここからは努力できない原因を踏まえて、具体的な努力の仕方・解決策を紹介。
- 具体的な目標を決める
- 最初は自分の得意な分野に挑戦してみる
- 決めた目標を他人に言葉で伝える
- 全く知らない環境に身を置いてみる
- 毎日少しずつ続けて習慣にする
- 他人と自分を比較しない
- 一緒に努力してくれる人とやる
- 主人公が努力している漫画を読む
- 結果は後からついてくると考える
- 自己啓発本を読んでみる
- 同じ目標を持って達成した成功者の話を聴く
すべてやる必要はなく、簡単にできることから始めてみましょう。
具体的な目標を決める
努力するからには、その目的、目標がないと続きません。
「自分がどうなりたいのか」「どういう力を身につけたいのか」「何が欲しいのか」など、具体的な目標を決めて取り組んでみましょう。
「いつまでに達成する」という時間的な目標を決めて努力するのも大事な要素。
制限時間ができると、それだけ達成する義務感もわきますし、努力し続ける期間の設定もできるので、むしろ気分的には楽になります。
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最初は自分の得意な分野に挑戦してみる
努力は成功体験を積み重ねるのが継続のコツ。
最初は自分の得意な分野から挑戦してみて、何か一つでも成功体験を得られたら、次第に難易度をあげつつ自分の苦手な分野にも挑戦してみるといいでしょう。
取り組む前に、紙に自分の得意なことを書き出してみて、その中から一番継続でき、かつ成功しそうなことが見つかり次第、挑戦してみるといいでしょう。
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決めた目標を他人に言葉で伝える
「有言実行」なんて言われたりもしますね。目標が決まったら、その目標を友達や家族などに話してみましょう。
すると、言ってしまった以上は、成功したり達成したりできなければ恥ずかしいという気持ちが湧いてきて、努力できるようになります。
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全く知らない環境に身を置いてみる
近くに誘惑や逃げ道があると、やるべきことや目標から逃げたい欲求に駆られます。
一か八か、逃げ道をなくすという意味で、過去に自分が経験したことのない、全く知らない環境に身を置いてしまうのも方法です。
例えば、英語を学ぶなら思い切って海外に留学してホームステイすれば、毎日が英語漬けの逃げられない環境ができあがります。
あるいは新しい職場に転職したり、住んだことのない遠い場所に引っ越したりと、環境や状況が変われば適応しようと努力するはずです。とにかく、考える前に行動してしまうのもあり。
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毎日少しずつ続けて習慣にする
人間の集中力には限界があり、平均すると50分程度ともいわれています(15分おきに波が来て、集中力の高低を繰り返す)。
一度に大量の作業をしようと思うと、集中力が切れて負担に感じ始めて継続できません。すると今日やるべきことも明日、明後日と先送りしがち。
長く地道に続けていくためには、毎日計画を立て、少しずつ、無理なくこなしていくことが大切です。すると次第に習慣化し、「毎日やらないと気持ち悪い」感覚にすらなります。
この状態になれば、努力を努力と感じることもなく、自然と長続きし、気がついたときには成功を実感していることでしょう。
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他人と自分を比較しない
他人と自分とでは性格も能力も育ってきた環境も働いている職場も全く違います。
自分以外の人間と比べて不安になったり落ち込んだり、自分も同じように努力しなくても大丈夫だと考えたりするのは、意味のある行為とは言えません。
自分は自分、他人は他人と割り切って自分の目標だけを見て取り組みましょう。
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一緒に努力してくれる人とやる
「他人と自分を比較しないことで努力できるようになる」と書きましたが、それは「後ろ向きな気持ちになってしまうのならば」という前提がつきます。
同じ目標に向かっている友達などを見て、自分も頑張らなければとやる気になれるのならば、誰かと一緒に努力し、比較することはとても大切になります。
それに自分一人だと、苦しいことがあっても相談できる相手がいなかったり諦めたりしがちです。
自分と一緒に努力してくれる人がいることで、お互いに苦しいことがあった時は助け合え、心理的にも楽になるので、努力することも投げ出しにくくなります。
主人公が努力している漫画を読む
努力家な性格をしている主人公が登場する漫画を読んで、自分に還元するのもおすすめ。
主人公の頑張る姿を受け、「自分もこんな風に頑張りたい」とページをめくるたびにモチベーションも上がることでしょう。以下で、「主人公の努力を楽しめる漫画」を4冊紹介します。
- NARUTO
- HUNTER×HUNTER
- 宇宙兄弟
- ちはやふる
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NARUTO
出典元:テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝
落ちこぼれだった忍者の少年・うずまきナルトは、自身が住む木の葉隠れの里で一番偉く、一番強い忍者・火影になるため、毎日忍術の修行や任務に励む物語。
忍の世界の厳しさを目の当たりにし、いくつもの困難や失敗を乗り越えて精神的にも成長していく姿を垣間見るうちに「自分も成長したい」という気分にさせてくれます。
HUNTER×HUNTER
主人公・ゴンはプロハンターとして世界のどこかで活動している父を探すべく自分もプロハンターになる試験を受けます。
プロハンターになってからも険しい戦いは続き、多くの仲間たちに支えられながらゴンはハンターとして成長していくという物語。
HUNTER×HUNTERもゴンの修行シーンが多いのですが、ゴンはめげることなく明るく修行に取り組みます。その姿を見ると後ろ向きな気持ちも前向きになってきます。
宇宙兄弟
出典元:『宇宙兄弟』公式サイト
主人公・南波六太は弟・日々人と幼い頃に一緒に宇宙飛行士になる約束をしていました。日々人は宇宙飛行士なれたものの、六太は無難に企業へ就職する道を歩くことに。
ある事件をきっかけに退職した六太は30歳を過ぎてから、一度あきらめた宇宙飛行士を目指し試験を受けることに。果たして六太は宇宙飛行士になり宇宙に行けるのでしょうか?
主人公が30歳を超えているという遅咲きの設定ということもあり、目標に向けて挑戦する、努力することに年齢は関係ないんだと思わせてくれる作品です。
ちはやふる
出典元:ちはやふる 秀歌撰|日本テレビ
主人公・綾瀬千早の小学生時代から高校時代を描く作品です。千早は幼馴染の新、太一とともに「競技かるた」に打ち込み、勝利や敗北を経験。
学生時代に部活に打ち込んだり、好きなことに取り組んできた時間や感覚を思い出させてくれて、また若い頃を思い出して頑張ろうと奮起させてくれます。
結果は後からついてくると考える
努力した結果が1日2日で得られたら苦労しません。
何ヶ月、あるいは10年、20年という単位で頑張ったからこそ、大きな成果が得られます。
まず努力は長い期間ずっと続けることで効果を発揮するのだと理解した上で、結論を急がず取り組むことが大事。つらい時間は続くかもしれませんが、結果は後からついてきます。
自己啓発本を読んでみる
自己啓発本には、読むとやる気になれる内容が書かれていることが多いです。中には精神論のようで、嘘っぽい感じがしてしまう本もあるかもしれません。
その本の内容全てに影響を受ける必要はありませんし、読んだ本の内容全てを頭に入れるなんてことはまずできません。今の自分に必要な内容だけを選んで参考にすればいいです。
自己啓発につながる本を読み、努力するためのきっかけ作りに利用するのもおすすめ。
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同じ目標を持って達成した成功者の話を聴く
実際に成功した人の話を聞くと自分のモチベーションが上がりやすいです。
例えば、スポーツに打ち込むのであればそのスポーツのプロ選手。勉強に打ち込むのであれば学者や試験に受かった人の話が聞ければベストです。
直接話を伺えれば一番良いですが、インタビュー記事や本、テレビ番組などで話を読んだり聞いたりするだけでもモチベーションは上がります。
そういった成功者達を自分の最終目標にするのもいいかもしれません(その人の全てではなく部分的に目標とするなど現実的な範囲内で)。
「努力ができない=甘え」なのか?
世間的に、特に日本では古くから「一生懸命汗にまみれながら努力すること」が美徳とされており、現在もその価値観や風潮は根付いています。
そのため努力ができない人のことを、根性ナシや甘えた人間と捉える人も。
しかし、「努力できない」には大きく分けて2種類あることをおさえるべきです。
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2種類の「努力できない」
1つは、これまで特徴や性格として挙げてきた「サボる」こと。
ただ何も行動せず怠惰な生活を送りたいだけであるのならば、上記の努力ができるようになる方法を実践し、積極的に改善するための訓練を積まなければなりません。
まずは失敗してもいいので、挑戦し、今の状況と自分の考え方を変えてみることが大切。
もう1つは「作業を効率化させる」ことです。
自分以外の人に手伝ってもらったり、機械や専用のソフトに頼ったりすることですね。見方によってはこれも努力をせず、楽をしていると取られてしまいやすいです。
しかし最近は、同じ目標を達成するのであれば時間と労力はできるだけかけない方が良いと考えられることも増えてきました。
例えば、ITエンジニアは作業の効率化を求めてシステム開発を行うという特徴があります。
必ずしも「努力をしない=甘え」が成り立つわけではありません。むしろ努力せずとも目標を達成するために前向きに行動しているとさえ言えます。
努力ができない・苦手な人に向いている仕事
努力できない・苦手な人に向いている仕事の具体例を紹介します。
- 「仕事が楽」な職種
- 作業効率を上げて無駄な努力を減らせる職種
「仕事が楽」な職種
「仕事が楽」という観点でのおすすめを挙げると以下です。
- 警備員
- トラックの運転手
- ルート営業
上記の仕事は、ノルマや新規開拓といった、努力が求められる業務が少ないということから、選んでみました。
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作業効率を上げて無駄な努力を減らせる職種
「作業効率を上げられる」という観点でのおすすめを挙げると、以下の通り。
- ITエンジニア
- Webデザイナー
- Webライター
ツールやプログラミングを活用して努力する時間や労力を減らせることから、エンジニアやWebデザイナーなどのIT系職種も向いている仕事の1つ。
したくない努力ばかりしている、非効率な作業環境などと感じているのであれば、プログラミング言語を使って「努力しなくても済む仕組み」を自分で作ってしまいましょう。
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「努力ができない」は悪いことばかりじゃない
努力ができない11の原因と解決方法を紹介しました。紹介した原因と解決策が、努力できない自分を変えるサポートになれば幸いです。
また、努力できないは必ずしも悪いことばかりではありません。
例えば、しなくてもよい無駄な努力を探せる効率性があると捉えれば、それはあなたの個性であり強みに変わります。
努力できないをポジティブに考えてみると、生きやすくなるはずです。
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