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「社内SEはやめとけ」といわれる理由8つ!必要なスキルや向いている人も解説

更新: 2024.11.19

社内SEに興味があるけど、上司や周囲の人に相談したら「やめとけ」といわれ、不安に感じた経験をお持ちの方は多いかもしれません。

そこで本記事では、「社内SEはやめとけ」といわれる理由、社内SEに必要なスキル、向き不向きなどを解説します。

この記事の目次

「社内SEはやめとけ」といわれる理由とは?

「社内SEはやめとけ」といわれる理由10選

本章では、「社内SEはやめとけ」といわれる理由を紹介します。

理由①「仕事が楽」は間違い

一般的なシステムエンジニアと比較して、社内SEは「やることがシンプルで仕事が楽そう」と感じる方が多いかもしれません。

しかし、実際の仕事内容は社内ITインフラ全般の管理、システム開発業務、ヘルプデスクなど、やるべきことは多いです。

そのため、仕事が楽という理由なら社内SEを目指すのはやめておきましょう。

理由②社内調整が苦手な人はストレスを感じやすい

外出が少ない社内SEという立場上、快適に仕事を進めるには、社内調整力が必要です。

具体的には、関連部署に協力をスムーズに仰いだり、上司と良好な関係を築いたり、部下をうまくコントロールするなどの能力が求められるでしょう。

そのため、人付き合いが苦手な方にとっては、人間関係に少し疲弊してしまうかもしれません。

理由③ものづくりに携われない可能性がある

社内SEとして働く場合、ものづくりができない可能性を考慮しなければなりません。

例えば、開発業務を外注している企業の場合、社内SEは顧客との打ち合わせやマネジメントといった範囲でしか開発業務に携われないことがあります。

したがって、プログラミングをガシガシやりたい方は、企業に仕事内容をしっかり確認したほうがよいでしょう。

理由④幅広い業務を担当する「何でも屋さん」となる

社内SEの仕事内容は、各企業により異なるものの、業務システムの運用保守・社内ネットワークの管理・ヘルプデスクなど、社内のITインフラ全般を担当します。

また、社内プロジェクトで欠員が発生したときのサポート要員として、開発・テストなどを担当することもあります。

そのため、1つの仕事だけを行いたいという方はギャップが生まれるかもしれません。

理由⑤業務の属人化を生みやすい

社内SEは、職種の中でもとりわけ特殊な技術職のため、「自分にしかできない仕事」としてやりがいを持って働く方が多いです。

一方で、自分にしかできない仕事が増えると、本人の負担が増えることもあります。

したがって、技術共有や引継ぎマニュアルの整備など、属人化を防ぐ対策をとる必要があります。

理由⑥わかりやすい成果を出しづらい

社内SEは、システム開発から社内のインフラ整備まで、非常に業務範囲が広いです。

しかし、売上に直結しない業務が多いため、わかりやすく昇給につながる成果を出しにくいと感じる人もいます。

理由⑦企業によって社内SEの立場や評価が違うため

社内SEの業務は成果が見えづらく、適切に評価されにくいというのも「やめとけ」と言われる理由の一つです。

社内SEは、社内システムの開発や保守、運用などが主な仕事なので、成果を数値で示せないことが多々あります。
また、ITに対して理解が乏しい会社だと、社内SEの評価はいい加減になりがちです。
その結果、給与などに不満をもってしまい、仕事へのモチベーションの低下につながります。

社内SEとして転職する際は、その会社が何を求めていて、どういった基準で評価してくれるのかを事前に調べておくと安心です。

理由⑧エンジニアとしてスキルアップしにくいため

社内SEは、自社のシステム管理やヘルプデスクなどといった業務が多くを占めます。
そのため、エンジニアとしてスキルアップしていくのは難しい職種といえるでしょう。

また、通常のSEと比較すると最新の技術動向やITスキルに触れる機会がないため、実務を通じて経験を積みにくい環境にあります。

ただし、社内SEは特定の社内システムやプロセスに関するスキルを学べるため、一概にスキルアップできないとはいえません。

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「やめとけ」は本当?社内SEの魅力・やりがい

「やめとけ」は本当?社内SEの魅力・やりがい

本章では、社内SEとして働く魅力ややりがいを紹介します。

幅広い知識・経験を得られる

社内SEは、システム開発・ITインフラ整備・ヘルプデスクなど、とにかく業務範囲が広いです。

そのため、関係部署の業務知識がついたり、社員のサポートを通してIT業務に数多く携わることで、幅広い知識・経験を得られるでしょう。

また、システム導入によるコスト削減や業務プロセスの改善などを提案する、ITコンサルタントのような仕事も経験できる可能性もあります。

コンピュータ全般に強くなる

社員のパソコン設定やインターネット管理などを通して、コンピュータ全般に強くなるのも、社内SEの魅力です。

インターネットやサーバーの知識が身につくと、システム開発プロジェクトのシステム設計で重宝されたり、転職活動でアピールできるなどのメリットがあります。

1つのプロジェクトを最初から最後まで携われる

受託開発や客先常駐型のシステムエンジニアは、プロジェクトの途中から参加したり、特定の工程だけ担当するケースが多いです。

しかし、社内SEの場合、システム開発の企画・開発・リリースまでを一貫して担当できる可能性が高いです。

そのため、1つのプロジェクトに対する責任感は強くなり、プロジェクトが成功したときの達成感は大きいでしょう。

感謝される機会が多い

ヘルプデスクやカスタマーサポートなどの業務を通して、感謝されたり頼りにされることが多いのも、社内SEの魅力です。

感謝される機会が多いと、人のためになる仕事をしていると実感でき、仕事のモチベーションも上がるでしょう。

平均年収は比較的高い

求人ボックス 給料ナビの『社内SEの仕事の年収・時給・給料情報』によると、社内SEの平均年収は約498万円で、日本の平均年収よりも高い傾向にあります。

経営が安定している大企業ならば、給与・雇用ともに安定して働けるでしょう。

クライアント常駐型のSEに比べて休暇の調整がしやすい

クライアント常駐型のシステムエンジニアは、プロジェクト状況に左右されるため、自分の裁量で勤務時間や有給休暇を調整するのが難しい場合があります。

しかし、社内SEは外出が少なく社員間でコミュニケーションを取りやすいため、就業時間や納期を調整しやすいでしょう。

自社の成長に直接貢献できる

社内SEは、システムの開発など、自社に直接貢献できる業務に携わります。
そのため、自分が開発したシステムで業務効率が改善したり、コストが大幅に削減できたりした際は、会社全体に良い影響を与えることができます。

また、それらの仕事の成果が自分の評価につながり、給与を上げられるため、モチベーションも維持できるでしょう。

上流工程に携われる

システムを開発する際、基本設計や要件定義といった上流工程に携われる点も、社内SEの魅力といえます。

また、社内の経営層にITシステムを導入してもらえるか交渉することもあるため、上層部との関係を築けるのもメリットです。
企画規模によってはプロジェクトの全体に関わるため、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーのような役割も担当します。

マネジメントや問題解決のスキルを磨きたい人にとって、社内SEは非常にやりがいのある仕事です。

顧客の要望や納期などのプレッシャーが少ない

社内SEは、自社の社員がシステムを使用するユーザーにあたるため、社外の顧客からクレームを受けにくいのもメリットの一つです。
ほかのエンジニアと違い、緊急で社外の顧客からの変更に対応する必要もないため、納期にも余裕があり、落ち着いて仕事に取り組むことができます。

また、仕事を依頼してきた社内の人と、普段から積極的にコミュニケーションがとれているのであれば、多少の融通が利くかもしれません。

社内SEに向いている人

社内SEに向いている人

本章では、社内SEに向いている人の特徴を3つ紹介します。

人当たりがいい人

社内SEは、社内にいるさまざまな方々と部署をまたいで仕事をする機会が多いです。

そのため、物腰が柔らかい、言葉遣いが丁寧、周囲に気を配れるといった人に向いています。

人当たりがいいと、話しかけられる機会も増えて、多くの社員と良好な関係を築けるでしょう。

マルチタスクができる人

社内SEは、業務範囲が広くマルチタスクになりやすい職種です。

そのため、業務の優先順位をつけて、要領よくこなせる人に向いています。

要領がいいと、テキパキ行動できる貴重な人材として、評価されることもあるでしょう。

勤務地を固定して働きたい人

子育て・家族の看病・介護などの理由により、出張が難しい方にとっても、社内SEは向いている仕事です。

ただし、自社製品のシステム導入などにより、短期間の出張が発生するケースはあります。

ITや情報処理の知見がある人

社内SEになるためには幅広い知識が必要で、特にITや情報処理に関する知見があると、即戦力として活躍できます。

また、新しいIT知識や技術に興味をもち、積極的に学べる人も社内SEに向いています。
社内SEは、より使いやすいシステムを開発するため、日頃からITに関する情報をインプットしなければなりません。
そして、その情報をもとに要件定義を行い、仕様を決めていくので、ITに関して知識や興味がある人は、モチベーションを維持しながら働くことができます。
3>コミュニケーション能力がある人

社内SEは、部署をまたいでさまざまな人と仕事する機会が多いため、コミュニケーション能力がないと、相手に自分の要望をうまく伝えられません。

コミュニケーションが必要な業務は、以下の通りです。

コミュニケーションが求められる仕事内容

  • IT戦略について経営層との打ち合わせ
  • 外部のベンダーとの調整や管理
  • 他部署との打ち合わせ

コミュニケーションを求められる仕事が多いため、一人で黙々と仕事を進めるのが好きな人にとって、社内SEの仕事は向いていないといえるでしょう。
反対に、視野が広く周囲に気を配れる人は、社内SEに向いています。

柔軟性や忍耐力がある人

社内SEは、ヘルプデスクのような役割を任せられることも多いため、忍耐力や柔軟性がある人が適しています。
また、サイバー攻撃などから自社を守るためのインシデント対応を行うこともあり、臨機応変にトラブルを解決する力も求められます。
たとえば、開発したシステムが動作不良を起こした場合、原因がどこにあるのかを見極めなければなりません。
ハードウェアやネットワークなどで起こったトラブルの原因を細分化し、一つずつ対処します。

このように、目の前の問題に対して柔軟に動ける人は、社内SEとしての適性があります。

ワークライフバランスを重視したい人

社内SEは基本的に定時で仕事が終わるため、ワークライフバランスを重視したい人には、うってつけの職種です。
所属する会社によりますが、長時間の残業や休日出勤が発生することはほとんどありません。

そのため、「自分の時間を大切にしたい」「休日出勤は避けたい」とお思いの人にとっては、非常に働きやすい環境といえます。

社内SEに向いていない人

社内SEに向いていない人

本章では、社内SEに向いていない人の特徴を3つ紹介します。

システム開発に専念したい人

社内SEは、システム開発に専念したい人にはあまり向いていません。

システム設計やプログラミングを軸に活躍したいならば、受託開発や客先常駐型のシステムエンジニアのほうがマッチするでしょう。

コミュニケーションがストレスとなる人

社内SEは、業務を円滑に進めるために、周囲の人を巻き込んだり社内調整をしながらうまく立ち回らなければなりません。

そのため、人とのコミュニケーションでストレスを感じる人は向かないでしょう。

ITやエンジニアのスキルを磨きたい人

社内SEの仕事には、システムの開発以外に社内の打ち合わせや既存システムの運用保守も含まれます。
それらの業務に時間を割かれることが多いため、エンジニアとしてIT関連の新しい知識や、経験を吸収する機会がなかなか訪れないことも少なくありません。

そのため、業務を通じてITやエンジニアのスキルを積極的に伸ばしていきたい人は、社内SEを避けたほうがよいでしょう。
ただし、学べる機会や経験が十分に得られる組織も存在するため、すべての会社がそうだとは限りません。

マルチタスクが苦手な人

社内SEはシステムの企画や開発、運用など幅広い業務を並行して進めていく必要があるため、マルチタスクが苦手な人は向いていません。
システムの開発に集中したい人や、シングルタスクで仕事を進めたい人には、社内SEの仕事は難しいでしょう。

ITやエンジニアのスキルを磨きたい人

社内SEの仕事には、システムの開発以外に社内の打ち合わせや既存システムの運用保守も含まれます。
それらの業務に時間を割かれることが多いため、エンジニアとしてIT関連の新しい知識や、経験を吸収する機会がなかなか訪れないことも少なくありません。

そのため、業務を通じてITやエンジニアのスキルを積極的に伸ばしていきたい人は、社内SEを避けたほうがよいでしょう。
ただし、学べる機会や経験が十分に得られる組織も存在するため、すべての会社がそうだとは限りません。

マルチタスクが苦手な人

社内SEはシステムの企画や開発、運用など幅広い業務を並行して進めていく必要があるため、マルチタスクが苦手な人は向いていません。
システムの開発に集中したい人や、シングルタスクで仕事を進めたい人には、社内SEの仕事は難しいでしょう。

 

【業界別】社内SEの仕事内容

【業界別】社内SEの仕事内容

本章では、社内SEの仕事内容を業界別で解説します。

IT・通信業界

IT・通信業界で働く社内SEのおもな仕事内容は、以下の通りです。

  • 開発業務:プロジェクトの上流工程やプロジェクト全体の取りまとめなど
  • 運用管理業務:業務システムの運用管理、開発グループとの調整、ヘルプデスクなど
  • インフラ整備:サーバー・ネットワーク整備、IT資産の管理、RPAの導入・運用など

上記の通りで、SIer(エスアイヤー)・開発ベンダー・ITコンサルティングなど、業種によって担当する業務は大きく変わります。

メーカー系

メーカー系で働く社内SEのおもな仕事内容は、以下の通りです。

  • 開発業務:自社製品の品質改善、開発プロセスの改善、ITエンジニア教育など
  • 運用管理業務:社内ITシステムの運用管理、PC関連のサポート、ヘルプデスクなど
  • インフラ整備:サーバー・ネットワーク整備、社内ITの企画推進、IT資産の管理など

上記の通りで、メーカー系では社内システムの運用管理やインフラ周りの整備に加えて、DX推進に伴うシステム導入の企画・立案なども増えています。

金融業界

金融業界で働く社内SEのおもな仕事内容は、以下の通りです。

  • マネジメント業務:行内の基幹システム開発におけるプロジェクト管理、ベンダーとの調整など
  • セキュリティ管理:サイバーセキュリティ対策の立案、サイバー攻撃発生時の対応、情報管理など
  • インフラ整備:ネットワーク・サーバー・データベース周りの運用保守、IT資産の管理など

上記の通りで、「Fintech」がトレンド化したことで、金融サービスが急速に普及していることを踏まえると、金融業界における社内SEの需要はさらに増すでしょう。

医療機関

医療機関で働く社内SEのおもな仕事内容は、以下の通りです。

  • 運用管理業務:電子カルテや部門システムなどの医療情報システムの運用管理
  • 業務支援:ICTやAIを活用したデータ収集・解析、診療データ活用の提案など
  • インフラ整備:サーバー・ネットワーク整備、IT資産の管理、ホームページ管理など

上記の通りで、医療機関では「院内SE」として、医療情報システムやITインフラの運用・保守を担当するケースが多いです。

公共機関

公共機関で働く社内SEのおもな仕事内容は、以下の通りです。

  • システム導入:基幹システムの企画・開発・導入など
  • セキュリティ管理:個人情報や機密情報のアクセス管理、サイバーセキュリティ対策の立案など
  • インフラ整備:サーバー・ネットワーク整備、IT資産の管理、ホームページ管理など

上記の通りで、2021年9月1日にデジタル庁が新設されることに伴い、官公庁のIT人材として、行政手続きのデジタル化や社会課題の解決に貢献できるかもしれません。

社内SEに必要な知識・スキル

社内SEに必要な知識・スキル

本章では、社内SEに必要な知識やスキルを5つ紹介します。

プログラミングスキル

プログラミングスキルは、社内SEにとって大切なスキルの一つです。

社内SEは自社システムの構築や運用保守、社員からの問い合わせ対応など、エンジニア職として幅広い業務を担当します。
最近では、自社で使用するシステムの開発を外部ベンダーに頼む企業も多いため、社内SEでもコードが書けない人は多くいらっしゃいます。
しかし、自社で開発を行う際は、設計やプログラミング、テストなど各フェーズをやり遂げるためのプログラミングスキルが必須です。

社内向けの基幹システムを構築するJavaやC言語などのプログラミング言語は、使用頻度も高いため、最低限押さえておくと安心です。

転職に際して、基本情報技術者などの国家資格や各種ベンダー資格を取得していると、優遇されやすくなります。

ITインフラ系の知識

社内SEは、自社のインターネットやサーバー、セキュリティ周りの運用保守を担当するため、ITインフラ系の知識が備わっていると即戦力として活躍できます。

サーバーやネットワークの設計・構築などを手がけるインフラエンジニアと同等のスキルがあると、幅広い業務を担当することができ、自身の評価にもつながります。

UI/UXデザインの知識

UI/UXデザインに関する知識もあると、より幅広い業務を担うことができます。
UI/UXは、Webデザイナー以外の方にとって、あまり馴染みがない言葉かもしれません。
UI(User Interface)とは、ユーザーと製品・サービスをつなぐ接点のことを指し、UX(User Experience)は商品やサービスを通して得られる体験のことを表します。

UI/UXデザインを設計・改善するうえでは、読み込み速度が速く、欲しい情報にすぐたどり着けるものが良いとされています。
理由として、Webサイトの利便性や提供するコンテンツの質が良ければ離脱率も下がり、
より良い体験を提供できるためです。

社内の人々がどういった設計のシステムを求めているのか、スムーズに使えるデザインになっているかを見極める能力は、社内SEにも必要です。
Webデザインに関する知識や、デザインソフトの操作スキルを身につけておくと、転職の際も有利にはたらきます。

他業種の業務知識

社内システムを導入する目的は、社内の経営課題や業務課題を解決することです。
そのためには、エンジニアとしての知識以外に他部署の業務の知識も、頭に入れておかなければなりません。

部署の垣根を越えた業務の知識があれば、システムを設計する際にどこを改善すればよいのか適切に判断できます。
たとえば、会計システムを作成する場合は簿記の知識など、そのシステムが違和感なく使えるように、最低限の知識はもっておくと安心です。

社内SEとして、エンジニア以外の業務知識を保有している方は、非常に重宝されます。

コミュニケーションスキル

社内SEは一人で黙々と仕事を進めるよりも、社員やベンダーとやり取りする機会のほうが多いため、必然的にコミュニケーション能力の高さが求められます。
コミュニケーション能力を向上させるためには、トーク能力だけでなく、ヒアリング能力を鍛えることも大切です。

経営層に対してシステム導入の提案を行うこともあるため、プレゼンテーション能力も磨いておきましょう。

社内SE以外でおすすめのエンジニア職

社内SE以外でおすすめのエンジニア職

社内SE以外でおすすめのエンジニア職は、以下の通りです。

  • Webエンジニア:Webアプリ開発をメインに行うシステムエンジニア
  • AIエンジニア:機械学習プログラムやAIデータ解析ツールを開発するエンジニア
  • インフラエンジニア:ネットワークやサーバーの設計・運用を担当するエンジニア
  • セールスエンジニア:技術的アプローチから営業活動や営業支援を行うエンジニア

このように、開発業務をメインにしたい方は、WebエンジニアやAIエンジニアなどを目指してみるのもよいでしょう。

関連記事にて、ITエンジニアの種類と仕事内容をまとめているので、気になる方は参考にしてみてください。

「社内SEはやめとけばよかった」とならないためには?

社内SEとして転職したあとにミスマッチが発生し、「やめとけばよかった……」とならないための対策を3つ紹介します。

自己分析してキャリアビジョンを明確にする

せっかく転職できたのに、「社内SEとしてのキャリアは自分に合っていなかった……」と後悔したくありませんよね。
ミスマッチを避けるために、まずは自己分析を行って今後のキャリアプランを明確にしましょう。
自己分析で確認するべき項目は、以下の3つです。

自己分析で確認するべき項目

  • 本当に社内SEとしてのキャリアを築いていきたいか
  • 自分の性格や価値観
  • 現在のスキル

自己分析を行い、キャリアビジョンを明確にすることで、今後身につけるべきスキルや、現在やるべきことが見えてきます。

業界・企業研究を綿密に行う

同じ社内SEでも、企業によって仕事内容や待遇、残業時間などが異なるため、事前の業界・企業研究は怠らずに行いましょう。
業界・企業研究する際におすすめの方法は以下の5つです。

業界・企業研究する際におすすめの方法

  • 書籍や新聞、ニュースなどから情報を集める
  • 転職サイトが発信する情報を確認する
  • 企業のホームページを確認する
  • 口コミサイトを活用する
  • 転職エージェントに相談する

業界・企業の特徴を知ることで、現在より広い視野で転職先を選ぶことができます。

スキルを磨いて資格を取得する

社内SEとして活躍しつづけたい人は、スキルを磨いて資格を取得しましょう。
資格をもっていることで、できる仕事の幅が広がるほか、転職の際に有利になるため、取得しておいて損はありません。
社内SEにおすすめの資格を、以下の表にまとめました。

試験・資格名 試験・資格の概要
応用情報技術者試験 IT戦略の立案や上流工程の知識などが求められる
情報セキュリティマネジメント試験 組織・企業の情報を不正アクセスやヒューマンエラーなどから守るための知識が求められる
ITストラテジスト試験 IT戦略の立案や実行に必要な知識が求められる
プロジェクトマネージャ試験 進行管理やリソース管理、品質管理などを行う際に必要な知識が求められる
CCNA ネットワークの構築・管理に必要な知識が求められる
システムアーキテクト試験 上流工程に関する知識が求められる

システム開発だけでなく、IT戦略やセキュリティなどの知識・スキルが求められることもあるため、必要に応じて勉強し、自身のスキルを磨いてください。

一概に「社内SEはやめとけ」とは言えない

「社内SEはやめとけ」といわれる理由、社内SEに必要なスキル、向き不向きを解説しました。

どんな仕事にも、メリット・デメリットの両方が存在します。社内SEという職種が向かない人やキャリアプランと一致しない人はいますが、一概に「社内SEはやめとけ」とはいえません。

社内SEへの転職を考える際は、仕事内容・自分の性格・キャリアパスなど、適性があるかどうかを総合的に判断した上で検討することをおすすめします。

ちなみに、関連記事でIT転職の進め方を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

ダイスケ@
元ITエンジニアの会社員です。得意ジャンルは、ビジネス, スポーツ, エンタメ系。個人ブログでSEOライティングも行っています。

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