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プレゼンはつかみが重要!出だしの話し方やセリフの例文を紹介

更新: 2023.08.14

プレゼンが苦手で聞き手の心をうまくつかめない
プレゼンは出だしの話し方が大事だというけど、何か難しそう…
スキルアップしたいから、プレゼンにおける出だしの話し方のコツを教えて!

プレゼンにおいては、冒頭でいかに相手の心をつかむかが重要です。

実際「プレゼンがうまくいくかどうかは最初の30秒で決まる」といわれており、プレゼンの最重要ポイントといっても過言ではありません。

にも関わらず、多くの人は「つかみ」を軽視しがち。そのため言葉選びに失敗し、結果的にプレゼン全体としてのクオリティが下がってしまいます。

そこで本記事では、プレゼンの最重要ポイントである出だしの話し方を紹介。例文・NG例・練習方法なども紹介するので、プレゼン初心者の方は参考にしてみてください。

プレゼンにおける出だしの話し方

プレゼンの出だしで聞き手の心をつかむには、以下の3つを意識したつかみが基本です。

  • インパクトを与える
  • 疑問を持たせる
  • 共感を抱かせる

これらの内容について解説します。

インパクトを与える

聞き手に対してインパクトを与える内容とは、例えば以下のようなものです。

  • これまでの常識を否定する
  • 場の雰囲気に合わない言葉を入れる
  • 海外の言葉で話し始める

このようなつかみをプレゼンの冒頭に入れると、相手の心を刺激できます。そして、その後に続くプレゼンに関心を与えられるでしょう。

疑問を持たせる

プレゼンのつかみを考えるときは、聞き手が考えそうなことを想像してみましょう。

そのうえで、「こんな疑問や質問が挙がるのでは?」と予測し、その疑問をつかみに取り入れてみてください。

そして、つかみ部分の最後に「あなたが抱いている疑問は、わたしのプレゼンが終わった時にはすっきり解決できます」と付け加えてみましょう。

そうすると、聞き手のプレゼンに対する注目度や集中力を高められます。

共感を抱かせる

つかみを考える上では、「誰をターゲットとしたプレゼンなのか」を考えることも重要。そして、その聞き手のいわば「代表者」となった気持ちで、つかみを考えると効果的です。

聞き手の悩みや意見を想像し、その内容を冒頭に入れてみてください。

すると「私はあなた(聞き手)を理解していますよ」というメッセージになります。

メッセージを受け取った相手は「自分も同じことを経験した」「この話し手は自分のことを代弁してくれている」と考えるはずです。

このような共感を抱かせるつかみを巧みに利用すれば、相手はあなたのプレゼンに真剣に耳を傾けてくれるでしょう。

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プレゼンにおける出だしの例文

プレゼンで効果的なつかみを考える3つのコツは、「インパクトを与える」「疑問を持たせる」「共感を抱かせる」でした。

本章では、これらの3つのコツを元につかみの例文をセリフとともに紹介します。

インパクトを与えるつかみの例

インパクトを与えるつかみの例

インパクトを与えるつかみの例として、「相手の考えを否定する」「数字を使う」「自分の秘密や正直な感想を打ち明ける」の3つを紹介します。

相手の考えを否定する

世の中における「固定観念」や「当然」と思い込んでいるものごとに異を唱えることで、相手の心を刺激できます。話にインパクトを与え、一気に自分の話に引き込むことができるでしょう。

聴衆の考えを否定するつかみの具体例は、以下の3つです。

【具体例①】
「皆さんのお手元に資料が配られていると思います。このプレゼン中は一切資料を見ないでください。家に帰った時に見てください」

このつかみを入れると、「資料が配られたら目を通すべき」という常識が打ち破られます。そして「資料を見る必要がないとはどういうことなのか?」という疑問が生まれます。

【具体例②】
「まずはじめにお伝えします。私は皆さんからの質問にはお答えしません。なぜなら、皆さんが今抱えている不安は、私のプレゼンですべて解消できるからです」

プレゼンの後は、質疑応答の時間があるでしょう。しかし、それを否定されると、「質問が必要ないプレゼントとは何だろう?」と、興味を引くことができます。

【具体例③】
「携帯電話の電源を切って頂いてる皆さんは、良識ある方々ばかりです。でも、私のプレゼン中はどうか電源をオンにしてください。わからないことはどんどん調べていただいて構いません」

一般常識とされるマナーを否定することで、聴衆に「何か面白い話が聞けそうだ」という期待感を持たせることも。

数字を使う

数字・データをうまく使える人は優秀です。明確な数字を示すことで、根拠や具体的な効果を表現できます。これを冒頭のつかみに活かしましょう。

数字を使ったつかみの具体例は、以下の3つです。

【具体例①】
「本日のプレゼンテーションをぜひ御社の営業担当者さまにご共有ください。営業効率が図られ、売り上げが3倍にアップすることでしょう」

「売り上げが3倍」という具体的数字を示すことで説得力が増すでしょう。「このプレゼンには有益な情報が詰まっていますよ」というメッセージを送り、期待感もアップ。

【具体例②】
「私に3分だけ時間をください。3分で皆さんのプログラミングを学びたいという気持ちにさせます」

「3分だけなら聴いてみようかな」という気持ちになります。中には「退屈だから帰りたい」と思う人もいるので、そうした方を引き込むのにも有効です。

【具体例③】
「私はこれまでに2,000人のエンジニア転職を成功させました。これまでに私が実践してきた転職サポートのコツをこのプレゼンですべてお話しいたします」

「2,000人」という具体的な数字を見せることで、信頼性を高められます。そして、その実績を生み出したノウハウを聴きたいがために、相手の集中力も高まるのです。

自分の秘密や正直な感想を打ち明ける

うわべだけの理論や建前だけで話しているプレゼンでは、心をつかめません。

相手が聞きたいのは、ネットに転がっている情報ではなく「あなたの感情や本音」であり、ありのままの自分を打ち明けるのがポイントです。

具体例は以下の2つです。

【具体例①】
「実をいうと、私はこのプレゼンの機会を頂いた時、断るつもりでいました」

このつかみでは、「実をいうと」がポイントです。聞き手が「正直な気持ちを打ち明けてくれている」と感じることができ、一気に興味を引くきっかけとなります。

【具体例②】
「1年ほど前まで、私はプレゼンが非常に苦手でした。人前に出ると脇の下が汗でびっしょりと濡れ、心臓の鼓動はマイクで拾えるくらいに鳴ったものです。でも今ではこうして堂々とこの場に立っています」

1年前の自分の状態を素直に打ち明けることで、相手の思いや感情を追体験してもらえるので、プレゼンに対する期待感を与えてくれます。

また、思わずクスッと笑みがこぼれるような比喩表現を使えると、「この人は1年前の悩みを笑いに変えられるまでに克服できたのだ」と思ってもらえるはずです。

疑問を持たせるつかみの例

疑問を持たせるつかみの例

「疑問を持たせる」つかみの例として、「質問を投げかける」「海外の言葉で話す」という2つの方法を紹介します。

質問を投げかける

聞き手に疑問を持たせるのに、最もシンプルで有効な方法があります。それは、つかみで質問を投げかけることです。

具体例を3つ紹介します。

「皆さんはエンジニアになるためにはどんな能力が必要かご存知ですか?」
「コミュ力を必要とする仕事といえば何でしょう?実は営業だけではないんですよ」
「プログラミング未経験者がたった3ヶ月でエンジニア転職、可能ですか?」

このような質問を冒頭で投げかけることで、聞き手は答えを知るためにプレゼンに集中します。あるいはクイズやアンケートを仕掛けるのもよいでしょう。

特にアンケートを取ると、相手の意識は「聞き手」から「参加者」に変化。相手を自分のプレゼンに巻き込むことで、「記憶に残る素晴らしいプレゼンだった」と思わせられるでしょう。

海外の言葉で話す

人は、普段聞き慣れない言葉を聞くと、つい反応してしまうもの。プレゼンの冒頭で一言だけ海外の言葉を使うと、相手の興味を引くきっかけとなるでしょう。

ただし長文や難しい単語を使うと逆効果です。簡単で簡潔な英文を使ってください。

以下に具体例を示しますので、参考にしてみてください。

「I have a dream」(キング牧師の名言)
「Stay hungry,stay foolish」(スティーブ・ジョブズの名言)
「If you can dream it, you can do it.」(ウォルト・ディズニーの名言)

こうした言葉を使うことで、相手は「なぜこの言葉を冒頭に示したのだろう?」と感じます。そのあとに続くプレゼンにも興味が湧き、集中して聴いてくれるでしょう。

共感を抱かせるつかみの例

共感を抱かせるつかみの例

「共感を抱かせる」つかみの例として、「自分の体験したストーリーを伝える」「ペルソナ(ターゲット)を明らかにする」という2つの方法を紹介します。

自分の体験したストーリーを話す

プレゼンのつかみとして、自分の実体験を話してみるのもいいでしょう。そうすることで共感が得られ、一気に話に引き込むことができます。

「自分の体験なんて話して意味があるのか?」と思われる方も多いでしょう。しかし、あなたの体験は意外とほかの人にも共通していることが多いのです。

つまり、自分に関係することだと思いあなたのプレゼンに集中し始めるのです。

具体例は以下の3つです。

「私は営業として働いていた時、会社の社長や上司から『相手にもっと興味を持て』と叱られたことがあります。皆さんの中にも同じような経験がある方がいらっしゃるのではないでしょうか?」
「会社員時代は、資料作成や会議などで作業時間を取られ、1週間毎日残業なんてこともよくありました」
「ビジネスに使えるスキルを身につけたいのに、平日は仕事、休日は家族サービスで勉強する時間がない。私もそう悩むビジネスパーソンの一人でした」

その上で、冒頭の最後に「こんな私でも、これから話す方法でビジネススキルを手に入れられました」というゴールを示してみましょう。

すると「これを聴けば変われるかもしれない」という期待感が出るはずです。

ペルソナ(ターゲット)を明らかにする

ペルソナとは、話し手が想定する、プレゼンを聴いてほしいターゲットのことで、魅力的なつかみを考えるための大切な要素です。

プレゼンのつかみを考えるときは、このペルソナを明確化してみてください。

ペルソナに当てはまると「自分のことではないか?」という気持ちになり、プレゼンに対して興味を抱きます。

ペルソナの設定は年齢・性別・経歴のほか、家族構成・趣味・生活リズム・収入・将来の目標・住まいなど、可能な限り詳細まで深掘りするのが一般的。

しかし、プレゼンではここまで詳しく伝える必要はありません。以下に具体例を3つ紹介しますので、参考にしてください。

「営業で成果が出せず毎日上司から叱られてばかりという方はいませんか?」
「3ヶ月持たずに辞めてしまう新卒社員が多いことに悩む経営者は多いです」
「いろんなダイエットに挑戦したけど全然痩せない、むしろリバウンドして10kg増量…なんて経験のある方は多いでしょう」

具体的な数字も挙げることで「自分に関するプレゼンテーションをしてくれるのだ」という期待を抱きます。しかし、ペルソナが的外れならば、効果は半減。

プレゼンの目的や聴衆の属性から、慎重に設定していきましょう。

プレゼンにおける出だしのNG例

プレゼンにおける出だしのNG例

プレゼンにおける出だしの話し方のNG例は、以下の4つです。

  • 挨拶が長い
  • 自己紹介が長い
  • 謝罪から始める
  • 長時間かかることを伝える

これらのNG例について解説します。

挨拶が長い

プレゼンの冒頭で長々と挨拶をしてしまうと、一気に興味がなくなるきっかけとなるでしょう。挨拶をすることは大切ですが、ありきたりな印象はNGです。

どうしても挨拶をしたいのであれば、少し思考を変えて意外性があって笑いをとれる内容にすれば、相手の心をつかめるかもしれません。

自己紹介が長い

簡単な自己紹介は、話し手の人物像が垣間見えるため効果的。自己紹介とともにこれまでの実績を説明すれば、プレゼンに説得力を持たせられるでしょう。

しかし、長々と自己紹介や経歴を述べることは、逆に相手の興味を損ないます。配布資料やスライドを活用し、口頭で伝える内容は最小限にしてください。

謝罪から始める

「拙い発表でお聞き苦しいことをあるかもしれませんが、ご了承ください」
「お忙しいところお時間を割いていただき、申し訳ございません」

このように、プレゼンの冒頭で謝罪するのはNG。これは聞き手に弱気な印象を抱かせる可能性があります。相手の心をつかむには、堂々とした姿勢で挑むことが大切です。

大勢の人を前にすると、気後れしたり、申し訳ない気持ちになるかもしれません。しかし「自分のプレゼンは聞く価値がある」という自信を持つべきです。

長時間かかることを伝える

「冒頭にプレゼンの時間を伝える」のは効果的です。

これは短い時間であれば伝えるのは効果的ですが、2~3時間という長丁場なのであれば、冒頭で時間を示すのは逆効果。

「プレゼンが終わるのは3時間後ですが、それでもみなさんを満足させる自信があります」といわれても、長時間拘束されることは精神的・肉体的に苦痛です。

「長時間拘束してでも満足させる内容はどのようなものだろう」という興味を抱かせたとしても、プレゼンとしてのハードルは非常に高いでしょう。

プレゼンの内容に余程の自信があるときを除いて、長時間のプレゼンでは冒頭で時間を伝えるのは控えることをおすすめします。

プレゼンにおけるつかみの練習方法・コツ

プレゼンでつかみをうまく活用するには、練習あるのみです。

そこで本章では、つかみの練習方法やつかみをうまく使うコツを解説します。

  • とにかく場数を踏む
  • プレゼンがうまい人を真似する
  • フィードバックをもらう
  • 声の大きさを意識する
  • 身だしなみを整える
  • 情報感度を高める

とにかく場数を踏む

プレゼンの冒頭で相手の心をつかむためには、やはり経験値が必要です。様々な状況でプレゼンを行い、少しずつステップアップしていきましょう。

ただ場数を踏むだけではいけません。プレゼンをしたときは、聞き手の反応をよく観察することが大切です。

可能であればプレゼンを誰かに録画してもらい、後から確認してみるのもおすすめ。そして、反応がよかったつかみを確認し、まとめていくのです。

この方法は、相手の興味をひく表現が分かるとともに、「上手いつかみができるようになってきた」という実感が得られやすいメリットがあります。

データを取って試行錯誤し次のプレゼンに活かす。経験値を増やすことで、上手いつかみを身に付けられるようになるでしょう。

プレゼンがうまい人を真似する

プレゼンを上達させる方法として、「プレゼンのうまい人を真似る」という方法があります。プレゼンのプロは、つかみの内容も秀逸で、相手の心を一気にひきつけます。

もし、身近にロールモデルにできる人がいるのであれば、積極的に真似してみてください。あるいは世界中の人々がプレゼンを行う番組「TED」を参考にするのもおすすめです。

TEDで面白いと感じたつかみを全部真似する形でも構いません。徐々に自分らしさを出していき、オリジナリティのあるつかみを見つけていきましょう。

TEDの名プレゼン

日本人でおすすめのプレゼン動画は、以下の5つです。

つかみの内容はさまざまです。しかしどれも魅力的で、自然と「もっと聴いてみたい」と思えるプレゼンばかりです。

このようなつかみを1つでも真似てみることで、プレゼンスキルを上げていきましょう。

フィードバックをもらう

聴いてもらった人に、あなたのプレゼンを聴いた率直な感想を聞き、問題や課題を割り出しましょう。ビジネスシーンならば、上司や同僚から改善点を指摘してもらうのもおすすめ。

プレゼンを身近な人に聴いてもらうと、本番前のいい練習にもなります。事前にプレゼン全体としての問題や課題が分かれば、本番で失敗する確率も下げられるでしょう。

声の大きさを意識する

プレゼンの冒頭で聴衆の心をつかむためには、話し方や声の大きさも大切なポイント。話し方に緩急を付けるほか、伝えたい部分を意識的に大きな声で話すのがコツ。

またつかみの部分は堂々と話しましょう。堂々とした姿は、話し手の自信の現れです。

「このプレゼンは自信のある内容なのだ」という期待感を与えられます。

身だしなみを整える

話し手が明らかに場違いな身なりで現れたら、反応に困ってしまいます。

しわしわのTシャツが目立つと話し手のいい加減な性格が垣間見え、「プレゼンの内容もどうせ大したことがないのだろう」と思ってしまうことも。

すると自分が伝えたいメッセージが届かないかもしれません。

このような身なりは、「セルフメンテナンスができない人間」という印象を持たれ、プレゼンテーションの内容の信憑性を疑われる可能性があります。

プレゼンの前は一度鏡の前に立ち、清潔感のある身なりにして挑んでください。

「あえて」不釣り合いな格好をするのは難易度が高い

スティーブ・ジョブズ氏は、一見プレゼンの場には不釣り合いな「黒のタートルネック・ジーンズ・スニーカー」のスタイルを崩しませんでした。

しかし、彼のスピーチは今でも世界中のAppleファンの心をつかんで離しません。

この手法をあなたのプレゼンに活かすのであれば、自分の立場を再確認する必要があります。意外性で押し通すにも、プレゼン自体がつまらなければすべてが水の泡です。

ハイリスク・ハイリターンな方法ともいえるので、まずはプレゼンの場にふさわしい身だしなみで臨むのがベストです。

情報感度を高める

世間のホットな話題やSNS・YouTubeを賑わす現在のトレンドなどを紐付けてプレゼンに活用すると、注目を一気に集められます。

つまり、情報感度を高めることもプレゼンにおいて重要な要素です。

新聞やニュースアプリを利用して世の中の動向を把握する、得た情報をブログやSNSで発信するといった行動も積極的に行うとよいでしょう。

プレゼンスキルは全ビジネスパーソンに必須

プレゼンスキルはビジネスパーソンに必須

ビジネスパーソンであれば、仮に仕事と直結しなくてもプレゼンスキルは必須。会社によっては、新卒採用後の研修に、プレゼンを取り入れているところもあります。

仕事ではさまざまな人と関わる以上、連絡や意思の伝達は必ず発生します。そういった場面でも、プレゼンスキルは役に立つのです。

エンジニアにも必要なスキル

一見して関係のない「エンジニア」にも、プレゼンスキルが求められるケースも。

例えば会社によってはエンジニアが営業に同行し、クライアントと打ち合わせを行うこともあります。その中で、クライアントに向けてプレゼンを行うケースもあるでしょう。

つまり営業が把握しきれないシステム分野の説明の部分は、エンジニアがプレゼンするのです。システム開発のプロが自ら説明することで、プレゼン全体の説得力も上がるでしょう。

したがってエンジニアであっても、話し方のテクニック・スライド・資料の作成など、プレゼン全般のスキルがあると仕事を有利に進められるはずです。

日常生活から意識してみよう

報連相や打ち合わせの中でも、プレゼンスキルは工夫次第で活用できます。

日常の業務の中でプレゼンスキルが必要なシーンが出てきた場合は、自分の能力を上げるチャンス。ぜひ、以下のような話し方のコツを押さえてみましょう。

  • 結論を先に伝える
  • ハッキリと聞き取りやすい声の大きさで話す
  • 具体的な事例を交えて話す

これらのポイントは、相手に自分の考えを伝えやすくする大切な要素です。

話し方・伝え方が上手になると、仕事がスムーズに進んだり、上司をはじめとする周りの人たちからの評価も上がりやすくなります。

自分のアイディアを提案する場合も、採用される可能性が高まるかもしれません。

プレゼンは出だしの話し方で決まる

プレゼンにおける出だしの話し方・セリフの例文・NG例・練習方法なども紹介しました。

プレゼンスキルはすべてのビジネスパーソンに重要なスキルであり、打ち合わせや日々の連絡・報告でも活用シーンは多々あります。

もしプレゼンの機会があるならば、つかみで相手の心をつかみ自分が伝えたいメッセージを効果的に届けましょう。

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フリーランスのWebライターです。小学生の娘と一緒にプログラミングを学習中です。テックキャンプブログではITの最先端を学びつつ記事を書いています。

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