- 職場での人間関係が悪い
- 上司からつらく当たられている
- 飲み会など社内の付き合いが多い
- 長時間残業や休日出勤が当たり前になっている
- 仕事内容が自分に合っていない
- いつまでも成果が出ない
- 給料が少なく生活が厳しい
- 通勤時間が長い・満員電車に毎日乗る
「翌日の仕事のことを考えると眠れなくなる夜が増えた…」
「仕事に行く直前、お腹が痛くなったり吐き気がしたりと体調が悪くなる…」
「今の職場をやめた方がいいのだろうか?」
仕事のストレスが積み重なると心身に悪影響を及ぼす場合があります。このような状態が続くと、仕事をやめたいという気持ちが強まるものです。
そこで本記事では、「仕事をやめたい」と感じてしまう原因とその対処法、仕事をやめたいストレスの発散方法について紹介します。
また状況次第ではストレス解消だけでなく、転職した方がいい場合もあるでしょう。そのため、転職のポイントや転職の成功例などもまとめました。
仕事をやめようか悩んでいる方は、現状と今後の生活・働き方を見直すためのヒントにしてください。
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この記事の目次
「仕事をやめたい」と感じる8つの理由
仕事をやめたくなるほど大きなストレスがかかる原因として、以下の8つが考えられます。あなたにも当てはまる部分があるはずです。
それぞれ解説します。
職場での人間関係が悪い
「同僚からいじめのような扱いを受けている」
「仕事の悩みを相談できる上司や同期がいない」
これらは、職場で良好な人間関係が築けているとは言えない状況の例です。
関係が悪化した理由がなんであれ、周囲の人とうまくやれない状況は精神的に重くのしかかってきます。しかも職場の人は1日の半分以上顔を合わせる存在であり、働き続ける限りはその生活が何年も続くでしょう。
毎日のように周囲の顔色を伺いながら働くことは強いストレスを生みます。やがて「仕事をやめたい」という気持ちにつながりがちです。
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上司からつらく当たられている
いわゆる、上司からの「パワハラ・モラハラ」が常習化している状態です。先程の人間関係の悪化とも関連します。
上司は部下に仕事を教えたり、フォローをしたりする立場。部下からしたら、頼れる存在であるべきです。しかし全ての上司と部下が、このような理想の関係を築けているわけではないのが実情。
上司が立場を利用し、部下へ当たり散らすのような接し方をしているケースも少なくありません。
もちろん、時には上司として部下を厳しく指導することは大切です。しかしその指導がやりすぎているなら、部下としては上司が「ただ怖い存在」になり、ストレスの大きな原因になりかねません。
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飲み会など社内の付き合いが多い
ここまでは「社内での関係がうまくいっていない」という状況を紹介しました。
その反対に、社内の付き合いが深すぎることがストレスの原因になるケースもあります。
例えば仕事終わりの飲み会の多さ。企業、職種によっては毎日のように飲み会があるという場合も。飲んでいる間は楽しくても、頻度が多いと徐々に嫌気がさしてくる人もいるはずです。
また気持ちの面だけでなく、飲み会が続いて睡眠時間が短くなり、生活バランスが崩れてしまうというリスクも考えられます。
その結果、仕事でミスが増えたり、体調を崩したりしてしまうということも。職場の付き合いがあまりに多いことも、仕事をやめたくなる原因の1つです。
長時間残業や休日出勤が当たり前になっている
劣悪な労働環境で働き続けていると、ストレスはどんどん高まります。
「長時間の残業が毎日続いている」「休日出勤が当たり前となっていて、何週間も休まずに働いている」という状況だとストレスがたまるのはもちろん、健康にも影響が出てしまうでしょう。
近年は「働き方改革」が掲げられてあらゆる企業で労働環境の見直しが行われています。しかし、まだまだ改善に至っていない職場も多いのが現状です。
仕事内容が自分に合っていない
今やっている仕事はあなたのタイプや能力に合っているでしょうか。
「仕事のやる気が起きない日が多い」「ミスが何回も続いている」という場合、仕事があなたに合っていない可能性が高いです。
「仕事はお金を稼ぐためにやっている」と割り切れていれば気にならないかもしれません。
しかし、仕事が自分に合っていないという懸念が段々と不安やストレスにつながり「仕事をやめたほうがいいのでは」という気持ちへと変わっていきがちです。
いつまでも成果が出ない
先程の「仕事内容が自分に合っていない」に近いですが、仕事の適性は基本的に成果として現れます。
何年も働いているのに目立った成果が出せていないという場合、あなたはその仕事に適性がない可能性も。
長く続けていればある程度の成果が生まれるかもしれませんが、手応えがないまま働くのは精神的につらいものです。やがて他の仕事を求め、やめたいという気持ちが強くなっていきます。
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給料が少なく生活が厳しい
ストレスを感じる原因は職場環境や仕事内容だけとは限りません。あまりにも給料が低いと、それがストレスにつながります。
食事や衣服の買い物などを我慢せねばならず、極端な節約生活を強いられることも。そのような生活が何年も続くと、次第にストレスになっていきます。
何年かすれば昇給する可能性もあるでしょうが、それまではつらい生活が続きがち。
このケースでは無理に働き続けるのではなく、スキル・キャリアアップをして転職に踏み切るべきでしょう。
通勤時間が長い・満員電車に毎日乗る
毎日数時間かけて会社に通っていたり、満員電車に乗っていたりすることも大きなストレスの要因に。
通勤のために睡眠時間を減らし、人と人とが密着している電車に乗ることが好きという人はまずいないでしょう。
実際に朝、駅でケンカしている人を見かけることも少なくありません。ストレスが溜まっている証拠。このような生活が毎日続けば、我慢できず感情が爆発してしまっても不思議ではありません。
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「仕事をやめたい」と感じやすい人の3つの特徴
同じ仕事をしていても、ストレスを感じやすい人と感じにくい人がいます。この記事にたどり着いたあなたは、ストレスを感じやすいタイプかもしれません。
だから悪い、というわけではなく自分のことを理解し、ストレスにうまく対処する必要があるのです。
「自分は精神的に強いから大丈夫」と思っていても、今は問題がないだけでいつ心身がつらくなるかわかりません。
特にここで紹介する3つのポイントに当てはまる人は、今後強いストレスを感じる場面にぶつかる可能性があります。改めて自分自身を理解するために、以下の内容を参考にしてください。
- 仕事に対して真面目な人
- 周りに気を遣う人
- 人間関係が苦手な人
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仕事に対して真面目な人
仕事を真面目に取り組む人は、その強い責任感からストレスをためてしまいがち。
「ミスがないように」「納期を必ず守る」という意識は非常に大切で、ビジネスパーソンは誰しも持つことが理想とされています。
しかしこういった考え方が自身を縛りつけ、心の余裕を失わせてしまうのも事実です。
そして仕事を頑張りすぎるあまり労働時間も増え、体にも影響が出てしまう。このような悪循環を生み出すリスクが考えられます。
能天気とまでは言いませんが、仕事に対して楽観的な人の方がストレスを感じにくい傾向があり、仕事も長く続けられるケースが多めです。
周りに気を遣う人
会社で働くということは、さまざまな年代・考え方の人と長い時間を共にするということです。
自分とは異なる属性の人との関係を作るのはいい意味で刺激になります。しかし、周りに対して気を遣うタイプの人からすると、その関係がストレスになってしまうことも。
「〇〇さんは怒りっぽいから丁寧な対応を心がけないと」「××さんは役職が上の人だから気に入られるようにしないと」などと考えるあまり、自分らしい行動ができずストレスの原因になりがちです。
周りに対して気を遣わないタイプの人ならストレスを感じないかもしれません。しかし、そういった人は割合として少ないでしょう。
人間関係が苦手な人
「そもそも人と一緒に何かしたり、多くの人と関係を築くことが苦手で疲れてしまう」というタイプの人もいます。そのような人にとって、組織の中で働くこと自体がストレスになってしまいがち。
人と関係を築き、維持していくということだけで多くのエネルギーを使うので、苦手な人にとっては些細な関係でも負担になってしまうのです。
自分一人でできる仕事があればいいのですが、人との関係を完全に絶って働くことは難しいでしょう。
ストレスを感じないためにはどうすればいいのか、考えたり工夫したりすることが肝心です。
「仕事をやめたい」と感じたら試してほしい5つのこと
ストレスから解放されない毎日は「仕事をやめたい」という気持ちを強めていきます。
しかし、うかつに退職に踏み切るのは禁物。対応の仕方によっては退職せずとも仕事のストレスを解消できる場合があります。
ここからは、仕事をやめる前に試して欲しいことを解説。以下の5つを検討してみてください。
- 身近な人に相談する
- 有給休暇を使って休息日を作る
- 部署移動は可能か相談する
- 心療内科に通う
- 休職する
身近な人に相談する
現在感じている仕事の悩み、問題点を身近な人に相談してみましょう。
同じ職場で働いている人であれば、あなたの置かれている状況についてよくわかってくれるかもしれません。
相談するだけで心が軽くなることがありますし、相談相手があなたのことを理解して、最適な改善策をくれることもあるでしょう。
自分一人で抱えすぎるとパンクしてしまいます。まずは話しやすい人に心の中を打ち明けてみてください。
有給休暇を使って休息日を作る
頭の中が仕事でいっぱいな時は、少し仕事から離れる時間が必要です。有給休暇を使って休息日を作りましょう。
1〜2日休むだけなら問題ありません。1人の社員が1〜2日休んだだけで問題が生じる職場だとしたら、そもそもの労働環境を会社側が見直す必要があります。決してあなたの責任ではないので、安心してください。
仕事から離れて趣味や休憩の時間を作ることで、ストレスが軽減します。
それによってまた仕事と向き合えることもあるので「休む」ことも長く働き続けるためには重要なのです。
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部署移動は可能か相談する
ストレスがピークに達すると「退職しよう」という気持ちでいっぱいになってきます。
しかし退職は最終手段とするべきです。次の仕事が決まっていないまま辞めてしまうと、生活が困窮してしまう恐れも。
その前にできることとして、部署移動は可能か上司や人事担当に相談してみましょう。部署が変われば仕事内容も人間関係も変わり、今のストレスから解放される可能性があります。
心療内科に通う
「精神的につらくて何もできない」「体にも異変が起きている」という方は、心療内科の受診をおすすめします。
すでに限界を迎えている可能性があるため、専門家に相談してどう行動するべきかアドバイスをもらうべきです。
薬を処方してもらったり、最適な治療法を教えてもらえたりします。困った際はその道のプロを頼るのが確かな方法です。
心療内科と聞くとハードルが高く感じたり、周りの目が気になったりするかもしれません。そのような方は、心療内科は「心の風邪を治す場所」と考えるといいでしょう。
風邪を引いた時は病院に行くはず。その時に周りの人の目は気にならないと思います。
心療内科も普通の病院と基本は同じ。ただ診断してもらう症状が心か体かの違いだけです。
休職する
心療内科の先生の判断で、休職を勧められる場合があります。その際は診断書をもらって休職し、しばらく仕事から離れるのがいいでしょう。
「休職しただけでストレスがなくなるのか」と疑問に思うかもしれません。しかし、仕事のことを考えず、しっかり休むというのは思った以上に効果的。
体が休まることで気力が出てきて「また仕事に向き合ってみよう」という感情も湧いてきます。
休職中「早く職場に戻らないと同僚に迷惑がかかる」とあせるあまり休息が十分ではないまま復帰してしまい、また休職になってしまうということも。
先述の通り、あなた1人いないだけで仕事が回らなくなる職場なら、根本的な問題があります。それは会社側が解決しなければならないことです。
また収入がなくなることの恐怖から復帰をあせってしまいがち。休職期間中は会社に傷病手当金を申請しましょう。申請が通れば最長1年6ヶ月間、手当金が振り込まれます。
しばらくは傷病手当金を生活費に充て、ゆっくりと休息をとりましょう。
あせる気持ちはわかりますが、休職中は自分のことだけを考え、充分な休息をとってください。それが復帰までの最短ルートです。
「仕事をやめたい」と感じた時のストレス発散方法4選
ここでストレス発散のためにおすすめの方法を紹介します。「最近ストレスを感じることが増えた」という方は、今日から試してみてください。誰でも簡単にできるもののみをまとめました。
- 散歩・ウォーキング
- 旅行・お出かけ
- 好きなアニメ・ドラマ・映画を観る
- 気の合う友人と話す
散歩・ウォーキング
ストレス発散につながることとして、運動が挙げられます。体を動かすことに集中できれば、その間はストレスの要因を忘れられるでしょう。
おすすめの運動は散歩(ウォーキング)です。運動習慣がない方でもすぐに始められ、無理なく続けやすいでしょう。道具を必要としない分、金もかかりません。
徐々に歩く距離を伸ばしていくとそれが達成感につながり、のしかかっていた不安が自信へと変わっていきます。歩くほど体が引き締まっていき、ダイエットにもなるというメリットつきです。
旅行・お出かけ
休日をずっと家で過ごしていると、労働日と生活環境が変わらないため、職場のことが頭から離れない状態に陥りがち。
特に新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増えた昨今。家で仕事をする機会が多く、職場と家との区別がきづらくなっていることもストレスを加速させる要因になります。
気分転換のために旅行やお出かけをするといいでしょう。
ただ、コロナ禍では遠出できないため、長距離の旅行は我慢し、近くのお出かけスポットをめぐるのがおすすめです。
仕事と生活が結びつきすぎると、ストレスも私生活に持ち込んでしまいます。そうならないよう環境を変えてみましょう。
好きなアニメ・ドラマ・映画を観る
アニメや映画では、現実とかけ離れた世界が描かれています。魅力的なキャラクターや世界観はあなたを現実から引き離すことに役立ってくれるでしょう。
いわゆる「現実逃避」です。「現実逃避」と聞くと、あまりいい印象は抱かないかもしれません。しかし、時には現実から離れることもストレスと向き合うためには重要なのです。
どんな生き方をしていても、ストレスをゼロにすることはまず不可能。何らかの対処をするか、時には逃げるという選択を取る必要があります。
そんな時、ファンタジーの世界に没頭することがストレスのリセットになり、また大変な現実に向き合う準備へとつながるのです。
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気の合う友人と話す
仕事をやめる前に身近な人と話すことが大切だと、前の項目で紹介しました。
この時に、仕事のことだけでなく私生活での変化や遊びのことなど、仕事から離れた話をすることもおすすめします。
仕事の話だけだと愚痴っぽくなってしまい、お互い嫌な気持ちになってしまうことも。
それだとせっかくの機会がマイナスになってしまうため、明るく前向きになれるような話をたくさんするべきです。
仕事から離れるためには、今やっている仕事とは直接関係がない、気の許せる友人を誘うといいでしょう。仕事での共通項がなければ、自然と仕事以外の話で盛り上がれます。
どうしても仕事をやめたい時は我慢せず退職を検討しよう
「在職しながらやれそうなことは全てやった。それでも状況はよくならない。悪化している気さえする」そのような場合は、無理することなく退職を検討しましょう。
退職は悪い判断ではありません。自分の生活、もとい人生を好転させるための選択肢の一つ。決して恥ずかしいことでも、逃げたわけでもないのです。あなたが幸せになるための生き方を優先しましょう。
- 耐えていれば状況が変わるとは限らない
- 心身が壊れてからでは手遅れ
- 退職代行の利用も検討する
耐えていれば状況が変わるとは限らない
ただ我慢して、現状に耐えていれば状況が変わるとは限りません。
「給料が低いけど何年かして役職につければ昇給する」
「ジョブローテーションを行っている会社のため、人間関係が悪化した今の部署からはやがて離れることになる」
このようなケースであれば、我慢して働き続けるという判断もありでしょう。しかし時間が解決してくれる問題でない場合、あなた自身が行動を起こすほかありません。
有効な手段が見つからない場合は、退職・転職を決めましょう。近年は一つの企業に定年まで勤め上げるという考え方は薄くなり、転職が一般的になっています。
心身が壊れてからでは手遅れ
精神的に負担がかかるような人間関係。プライベートの時間が一切取れないほどの長時間労働。これらがいつまでも続くようであれば、退職を検討するべきです。
心身が壊れてから行動を起こすのは手遅れ。治療に何年もかかる場合があり、次の仕事をするまでに空白期間が生まれ、仕事が見つかりにくくなってしまうことも。
退職という判断をしたほうが、結果としていい状況につながるケースがあります。
ギリギリまで判断を引き伸ばさないことがおすすめです。
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退職代行の利用も検討する
「職場に行ったり、上司と顔を合わせたりすることすらできない」という場合は、退職代行の利用も検討しましょう。
退職代行とは、依頼者に代わって代理人が退職のための手続きを行うというサービスです。
できれば最後は直接会社に出向き、自分自身で退職の手続きをするのが理想。しかしそれが難しいというケースも考えられます。
社内の人に暴言を吐かれたり、騒動になったりするくらいなら職場に行かないほうが吉です。
「仕事をやめたい」を繰り返さない!転職のポイント5つ
現職で感じているストレスを解消するために転職することは、有効な手段と言えます。しかし、転職すれば何もかも解決するかというと、100%そうとは言い切れないのも事実。
仕事を変えても以前と同じような状況に陥り、ストレスを感じる生活を繰り返してしまう可能性は充分にあります。
そうならないために、ストレスから逃れるための転職として次のポイントを踏まえましょう。
- ストレスを感じた問題点を振り返る
- 面接では正直に自分の状況・心情を伝える
- 身近な人に仕事を紹介してもらう
- 副業やアルバイトから始める
- 休息期間を作る
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ストレスを感じた問題点を振り返る
現職でどんな点にストレスを感じているのか、何が問題となっているのかを振り返りましょう。それを明確にし、次の仕事探しの方針としてください。
例えば、
- 仕事内容が自分に合っていない→どんな仕事なら続けられそうか考える
- 人間関係が負担になっている→個人でできる仕事はないか探す
- 労働時間が長すぎる→週4日や1日6時間などで働ける仕事はないか探す
といった形です。問題が明らかになれば、それを避けた仕事探しができます。
一方、問題がわからないままやみくもに転職してしまうと、現職と同じ状況を繰り返してしまう可能性も。転職によって環境を変えるためにも、現状の振り返りが重要です。
面接では正直に自分の状況・心情を伝える
採用面接の場面では、自分の置かれている状況や心情を正直に伝えるよう心がけてください。
採用されたいと思うあまり、会社側の要望に合わせ過ぎたり、自分の気持ちを偽って伝えたりするのはややリスクがあります。
採用されても働きにくい環境で、またストレスの原因が生まれてしまうという悪循環に陥る恐れも。理想の環境で働くためには、あなたの要望を正直に伝えるべきでしょう。
自分に合致する職場を見つけるまで時間がかかるかもしれませんが、つらい環境で何年も働くことを考えたら少しの辛抱です。譲らない姿勢を忘れず、強気で面接に挑みましょう。
身近な人に仕事を紹介してもらう
もし身近に仕事を紹介してくれそうな人がいれば、相談してみるのもおすすめです。
特にあなたのことをよく知っている人であれば、あなたの性格や能力に沿った仕事を紹介してくれるかもしれません。
また知り合いであれば「こういう環境で働きたい」という要望も伝えやすいはず。意外な人が仕事を紹介してくれる可能性もあるので、家族や知人を当たってみるのもいいでしょう。
副業やアルバイトから始める
いきなりフルタイムで仕事をしようとするとストレスが溜まりがち。
特に新しい職場では、例えそれがいい環境であったとしても、変化によって精神的な負担を感じてしまうものです。
「最初からフルタイムで、正社員として責任のある仕事をこなしていくのは不安」という方は、副業やアルバイトなどから始めてみるのもいいでしょう。
作業時間が短く、重い責任が伴わない仕事を任される環境であれば、精神的な負担も軽くなるはず。
職場によってはアルバイトから正社員登用というケースもあるので、徐々に仕事を慣らしながらフルタイムで働くという選択もありです。
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休息期間を作る
ストレスで心身の負担が大きすぎる場合、仕事を辞めてから転職することになるでしょう。その場合、いきなり転職活動に移らず少し休息期間を作ることをおすすめします。
転職は数十社応募して、内定になるのが1~3社程度。確率は高いとは言えません。
そのような厳しい状況になる可能性が高いため、心身に余裕がない状態で転職活動を始めるべきではないでしょう。
退職後、数ヶ月〜半年程度の空白期間であれば、採用において不利に働くことは稀です。もし質問された場合は「転職活動中でした」と伝えれば、基本的に問題ないでしょう。
ベストなコンディションの方が採用になる確率も上がります。つらい状態から抜け出せていないという方は、まず体調を整えることから始めてみましょう。
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【成功例】エンジニア転職を実現した方のインタビュー3選
ここでは、実際に転職をした方の事例を紹介します。
特に「前職の仕事内容や労働環境に悩み転職を決意。エンジニアになったことで悩みが改善できた」という方のケースをピックアップしました。
「転職したいけど、どうするべきか迷っている」という方は、ここで紹介する3名の事例をぜひ参考にしてください。
- エンジニア転職によって家族との時間が取れるようになった
- 業務で忙殺される毎日に不安を感じエンジニア転職
- 肉体的・精神的にもハードな看護師からエンジニアへ
エンジニア転職によって家族との時間が取れるようになった
建築業界で働いていた青木さん。当時は多忙で、家に帰れない日もあったそう。結婚を機に、転職を決意。家族と過ごす時間がないことが前職で働くことの大きな悩みとなりました。
テックキャンプでプログラミングを学び、ITエンジニアに転職した青木さん。
現在はリモートワークで残業もなく、家族と過ごす時間が取れるようになったと語っています。
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業務で忙殺される毎日に不安を感じエンジニア転職
新卒で大手セキュリティ会社の営業職に就職した水野さん。
営業で取引先を回りながら現地で作業員としても稼働しており、非常に忙しい毎日を送っていました。
忙しいことに加え、仕事をする中で汎用的なスキルが身についているのかなどの不安も感じ、転職を決意。転職活動をしながらITスキルの重要性に気づき、エンジニアを目指しました。
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肉体的・精神的にもハードな看護師からエンジニアへ
看護師として働いていた春日さん。
憧れの仕事でしたが、ハードな仕事から体調を崩してしまい転職を考えました。
病院で働く中で興味を持っていたIT業界を目指し、テックキャンプを受講。
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仕事をやめたい時は無理のない判断を
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