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これからの時代に大切なこと9つ!人工知能(AI)とどう向き合っていくべきか?

更新: 2024.04.17

「これからの時代に大切なことを知りたい」
「これからもっと人工知能(AI)が発展すると、私たちの仕事は奪われてしまうの?」
こう考えていませんか?

本記事では「AI時代」と呼ばれるこれからの時代に大切なことを解説します。またAI時代になくなる仕事や新たに生まれる仕事、人工知能とどう向き合っていくかを考えるのにおすすめの本なども紹介します。

この記事を読めば、AI時代に必要な能力を知る機会になり、人工知能との未来をイメージするのに役立ちます。AIに奪われない将来性のある仕事や、人工知能に負けないスキルを手に入れたい方は必見です。

これからの時代に大切なこと9つ

私たちは急速に発展するAI時代において、取り残されないために何をすべきでしょうか。

AI(人工知能)の記憶力やデータ分析力、単純な作業の正確性には人間は敵いません。AIと人間の棲み分けを考えた時に必要になるのは、対人関係力や創造力、感性など人間的な部分になると思われます。

これはAI時代に求められる人材になるための必要な能力を身につける上でも役立つでしょう。具体的には、以下のような取り組みをしてみてください。

  1. 副業を持つ
  2. 自分のキャリアプランを考え直す
  3. IT知識を身につける
  4. 対人関係力を身につける
  5. 創造力・企画力を養う
  6. 情報収集力を鍛える
  7. 主体性を身につける
  8. 課題解決力を養う
  9. 感性を磨く

副業を持つ

勤め先がコストカットのためにAIを導入する可能性もあります。昨今、画像生成ツールや文章生成ツールChatGPTなどが登場し、AIが代替できる仕事しかしていない人の場合は職を失う可能性が高いです。

副業を持っていると、失業した場合も収入を得られるでしょう。収入源を複数持っておくということはこれからの時代に求められます。

以下の記事ではスキルアップにもつながる副業を紹介しているのでぜひ参考にしてください。

▶️副業でスキルアップ!キャリアアップも目指せる副業の決め方

自分のキャリアプランを考え直す

終身雇用が終わりを迎えつつある日本。自分自身のキャリアプランを考えることも大切です。

3年、5年、10年後にどうなっていたいかを紙に書き出すことをおすすめします。自分がどうなりたいかが明確になればAIに代替されるという不安も軽減されるでしょう。

転職するのか、副業を始めるのか、AI時代に生まれるであろう新しい仕事に転身するのか。選択肢は色々とあるので、じっくり自分自身の将来と向き合ってみてください。

IT知識を身につける

IT知識を身につけるということも大切です。

これからの企業ではAIやロボットなどを駆使する仕事が増加することが予想されます。

ITの知識なしでは仕事をこなすことが難しくなります。IT知識を身につけていると、業務効率化をはかったり、新しいサービスを提供したりすることも可能になるでしょう。

また、IT知識があると、AIやロボットを使う側になることも可能になるため会社から求められる人材になれます。まだまだAIを扱える人材が少ないので、希少性の高い人材になれるでしょう。

対人関係力を身につける

人材サービスの「アデコ」が行った「AI時代に求められるスキル・能力」調査によると、「対人関係力」がいちばん重要なスキルだそうです。

業務上における細かな調整や、人間関係などはAIにできることではありません。人と人とのコミュニケーションはいつの時代でも求められるものです。

また、クライアントとの商談にしても人間同士の信頼関係で成り立つ部分もあるので、対人関係力が強い人はどんな時代でも求められる人材です。

以下の記事では会話力の改善方法について紹介しているのでぜひ参考にしてください。

▶️会話力は誰でも身に付けられるスキル!ビジネスシーンやプライベートでも役立つ

参考元:THE ADECO GROUP

創造力・企画力を養う

創造力・企画力はAI時代に最も求められるものかもしれません。創造力とは新しい価値を生み出すということです。それと伴い企画力も身につけることができます。

人工知能はデータを処理することは得意ですが、無から新しいものを想像したり、企画したりするのは出来ません。AI時代に備えて創造力・企画力を養いましょう。

創造力・企画力を養うためには先人たちの残した本を読む、物事を多角的に見るようにする、遊び心を持って日常を過ごすことが大切です。ぜひできることから実践してみてはどうでしょうか。

情報収集力を鍛える

情報過多時代において情報収集力を鍛えるということも大切です。情報収集力が高いと効率的に仕事ができたり、多様な知識を見つけたりすることが出来ます。

また目まぐるしく変化する社会の中で、確かな最新情報を得ることもにもつながるでしょう。

新しい仕事をする際に仮説をたてる場合、情報収集力があるとしっかりとした分析も可能になります。情報収集力を鍛えるためには、様々な分野のニュースサイトを比較検討しながら見るのがおすすめです。

▶️【IT系ニュースサイト22選】IT情報収集におすすめのサイトをジャンル別に紹介

主体性を身につける

主体性はこれから求められる人材に必要なものと言えます。

新しいことに挑戦できる、積極的に行動できるなどの主体性があることで、AIに代替されない唯一無二の存在になれるでしょう。

主体性とは他人の考えではなく自分の考えを持って選択を決めることです。自分の意志で選択ができると成長スピードもあがります。

以下の記事では主体性の意味や特徴について詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。

▶️主体性とは?言葉の意味と「主体性がある人」の特徴を解説

課題解決力を養う

日常生活や仕事上での様々な問題から課題を見つけ出し解決する糸口を見つける力も大切です。

問題に対して悩みを抱えたままにするのではなく、解決できるようになると人生自体を切り開いていける力も養えます。

想定外の物事出来事を判断し、適切に対応する力は人工知能にはまだありません。課題解決力は逃げずに考えたり、目標に向かって頑張ったりすることで養うことが出来ます。

感性を磨く

表現力やセンスなどの感性はAIにはありません。今から磨いていくことで今後求められる人材になれるでしょう。

感性とは「愛情」「感動」「創造力が豊か」「常識にとらわれない」など、様々あります。

感性を磨くためには、動植物などの自然に触れたり、音楽や絵画などの美術作品に触れたりすることがおすすめです。また、読書で様々な人々の考え方に触れることでも養えます。

感性が磨かれると新しいアイデアをひらめく、周囲に一目置かれるなどするでしょう。AI時代に生き残るために感性を磨きましょう。

AI時代に必要な能力については、以下の記事でも解説しています。あわせて参考にしてください。

▶️AIに取られない仕事の特徴4つ!人間がAIに勝てるものを見極めよう

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人工知能により雇用に影響が出始めている企業もある

徐々に人工知能を導入し始める企業が登場し始めました。

日本の企業では雇用にも影響が出ています。AI時代はまだまだ先というイメージを持っていましたが、すぐ目の前に迫っています。

AIの導入による生産性向上により、損保ジャパンは2020年度末までに4,000人の従業員を削減すると発表しました。今後、他の企業でも同様の流れが増えるかもしれません。

参考として「週刊ダイヤモンド」がAI導入でリストラが進みやすい上場企業ランキングを算出しているので、以下で紹介しましょう。

  • 1位.トヨタ自動車
  • 2位.ソフトバンクグループ
  • 3位.日本電信電話
  • 4位.ホンダ
  • 5位.日産自動車
  • 6位.日立製作所
  • 7位.オプティム
  • 8位.パナソニック
  • 9位.日本電産
  • 10位.インベスターズクラウド

1位にはトヨタ自動車が選ばれています。従業員数37万人以上のトヨタ自動車がAI化すると、かなりの失業者が出るということも予想されるでしょう。

また三菱総研が社内研究で出した試算では、2030年に240万人の雇用が減るそうです。近い将来、AIによるリストラは現実化するかもしれません。

参考元①:「週刊ダイヤモンド
参考元②:「三菱総研

AI時代になくなる仕事の特徴

AIはデータを反復的に機械学習し、人間のように言語を理解したり、作業をしたりすることが出来ます。まだ開発途上ではありますが、今後はさらに進化していくことが予想されます。

既存の仕事も代替されていくかもしれません。では、今後人工知能によってなくなる仕事にはどのような特徴があるのでしょうか。

  • 単純作業が多い
  • 技術的な作業
  • 語学力の必要な仕事

単純作業が多い

単純作業が多い仕事はなくなると言われています。

2013年にオックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が発表した論文では47%の単純労働がAIに代替される可能性が高いそうです。

指示された業務をこなす仕事、裁量が限られている仕事、マニュアルがあればできる仕事などが該当します。具体的には以下の様な仕事です。

  • レストランの案内
  • ホテルの受付
  • レジ
  • スポーツの審判
  • データ入力作業
  • 銀行の融資担当
  • 娯楽施設の案内係

参考元:「雇用の未来

技術的な作業

大工や工場作業員、歯科検査技師などの技術的な作業も消えるといわれています。

AIが人間並みの学習能力を得ると、技術的な面は人間以上に精密に再現できる可能性があります。

AIにより正確性や作業効率も向上し、複雑な作業もこなすでしょう。作業手順もプログラムしておけば、ヒューマンエラーを起こさずに確実に仕事をこなしてくれます。

蓄積したデータからより良い改善方法を見つけ、実践するAIの実現にはまだまだ時間がかかるでしょうが、将来これらの仕事に就いている人たちを脅かすかもしれません。

語学力の必要な仕事

通訳や翻訳の仕事も将来的にはなくなるかもしれません。

現在はPOCKETALK(ポケトーク)を始めとした高機能の音声翻訳機が一般的に普及しています。長い言葉も瞬時に正確性を持ってAIが翻訳してくれるようになりました。

みなさんがおそらく日常で使っているGoogle翻訳も日常会話程度なら難なく訳してくれます。

ビジネスレベルの英会話なども目前に迫っています。しかし、専門的な会話などになるとまだ不自然な翻訳になるのでまだ完全な翻訳には時間がかかるでしょう。

AI時代に新たに生まれる仕事

AI時代には多くの仕事がなくなると指摘されていますが、新しい仕事も生まれるといわれています。新しい仕事なので誰も未経験ということでやりがいがあるかもしれません。

ここではAI時代に生まれる仕事の事例を3つ紹介しますので、今後の仕事探しの参考にしてみてはいかがでしょうか。

  • 老人の会話相手
  • ロボットアドバイザー
  • バーチャル店舗の店員

老人の会話相手

医療の発達で今後ますます高齢化が進むことが予想されています。一人暮らしの老人などの話し相手をする仕事が生まれてくるといわれています。

人工知能でも最低限の会話を出来そうですが、人間の心の微妙な起伏を感じ取れるのは人間しかいません。コミュニケーション能力が強く求められる仕事でしょう。

ロボットアドバイザー

AI時代にはロボットも一般的に普及。すでに観光客のガイドや接客対応、飲食店での食品運搬などをロボットがサポートしています。今後はこれらの作業を全てロボットが行う時代が来るかもしれません。

バーチャル店舗の店員

現在多くの人がオンラインショッピングを楽しむ時代です。

将来的にはバーチャル店舗になり、仮想空間で買い物が出来るようになります。店員はバーチャル店舗内を案内し、客が求める商品が見つけられるようにアシストします。

人工知能とどう向き合っていくかを考えるのにおすすめの本

「AI時代と言われても、将来の話なので現実的に思えない」という方もいると思います。ここではAI時代と今後の仕事の未来について書かれた本を3冊紹介します。

  • 人工知能が変える仕事の未来
  • 10年後に食える仕事 食えない仕事:AI、ロボット化で変わる職のカタチ
  • 仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること

この本を読むと人工知能の社会に与える影響の大きさを実感できるかもしれません。今後の生き方を考える上で役立つ本なのでぜひ一読をおすすめします。

人工知能が変える仕事の未来

AIの活用で既存の仕事がどうなるのかをAI研究を続ける著者が今後の展望を掘り下げている一冊です。

AIを支えるディープラーニングの解説やAIを社会にどう活かせるかを考察しています。AIについて基本的なことから知りたいという人におすすめです。

10年後に食える仕事 食えない仕事:AI、ロボット化で変わる職のカタチ

AI時代に生き残る仕事、人間の力が発揮できる仕事にフォーカスした一冊です。近未来の職業像も図解を交えて解説しています。10〜60代ほとんどの世代に向けて書かれています。

これを読むと必要以上にAI時代を恐れる必要がないことが分かります。人間の強みをどのように活かして仕事をしていくかについて考えるきっかけになるでしょう。

仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること

2025年に世界中でAIによって仕事が奪われ始めることを指摘した一冊です。

経営戦略コンサルタントの視点からAI時代に警鐘を鳴らしており、どの仕事がいつなくなるかが年表で表記しているのが興味深いです。

著者によるとまずAIが知的労働者の仕事を奪い、その次にロボットが肉体労働を奪うそう。みなさんの仕事はAIに代替されないかぜひ一読して確認してみてはどうでしょうか。

人工知能ができないことを知るとこれからの時代に必要な力が分かる

AI時代はそんなに遠く未来にやってきます。実際、イラスト画像の自動生成やChatGPTなどの登場で、AIの存在感は日に日に増していることが実感できるはずです。

不安に思う方もいるかと思いますが、人工知能は私たち人間の生活を便利にするという意味では大きな恩恵をもたらしてくれます

仕事が代替されるかもしれないという点では安心は出来ませんが、ピンチはチャンス。これからAI時代を迎えるなら私たちは今から出来ることを準備し、備えましょう。

以下の記事を読むと、AI技術についての理解が深まり、AIによって奪われない仕事を知るのに役立ちます。あわせて参考にしてください。

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この記事を書いた人

Fujiwara
立教大学卒業後、神戸新聞社入社。2018年に退職し、写真家に転身。テックキャンプブログ編集者の傍ら作品作りに励んでいます。週刊文春に「東京オアシス」の写真、原稿を発表しています。

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